41. ベトナムから遠く離れて
《ネタバレ》 ○観終わった時、この映画の構成がいかに散漫しているかがよくわかった。○NHKでやってそうなドキュメンタリーで、映画としては面白くない。ただ、ベトナム戦争というとアメリカの戦争映画などでしか映像はあまり見てこなかったので、一つ大きな勉強になったと思う。 [DVD(字幕)] 6点(2010-01-03 09:10:08) |
42. 砲艦サンパブロ
《ネタバレ》 ○かなり長い作品ではあったが、非常に丁寧に描かれていたし、見所もあるので退屈しなかった。○ベトナム戦争への皮肉がこれでもかと分かりやすく描かれている。○マックィーンもいつものアクション映画の時とは一味違う。 [DVD(字幕)] 7点(2010-01-03 09:00:34) |
43. 続・夕陽のガンマン/地獄の決斗
《ネタバレ》 ○前二作に比べると、面白さが増している。見せ方が洗練されている。この見せ方は後の「ウエスタン」に通じている。○さすがに三時間は少々長いか。 [DVD(字幕)] 7点(2009-11-29 16:27:47) |
44. いつも心に太陽を
《ネタバレ》 ○ベタな設定、ベタな展開、ベタなオチ。それをシドニー・ポワチエが盛り上げます。取って付けた様な人種問題付きで。○生徒が先生を認め、更正していく過程が少々物足りない。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-08-18 13:16:00) |
45. レマゲン鉄橋
《ネタバレ》 ○あまり抑揚がないため退屈に感じる部分もある映画。○アクションシーンは結構な迫力があり、時代を感じさせないものとなっている。○両軍が英語を話している時点で、映画としての見所をこの上なく削ってしまったように思う。 [DVD(字幕)] 5点(2009-08-18 13:10:55) |
46. アラバマ物語
《ネタバレ》 ○正義とは、真実とは、いろいろ考えさせられる映画である。ただ、グレゴリー・ペックの法廷モノという意識があったため、有罪になってからの展開や前半の展開は意外ではあった。○ブーがロバート・デュヴァルであるとは全然分からなかった。だって毛があるんですもん(笑) [DVD(字幕)] 7点(2009-08-17 12:03:09) |
47. ウエスタン
《ネタバレ》 ○3時間近い上映時間なのに、時間を忘れさせてくれる傑作西部劇。間の持たせ方、とにかく雰囲気が良い。もちろんのことE・モリコーネの音楽も良い。○ゆったりとした流れの中、徐々に分かってくるストーリーもなかなか面白い。○C・ブロンソン、H・フォンダ、C・カルディナーレ、J・ロバーズと主要キャストが素晴らしい。 [DVD(字幕)] 8点(2009-08-17 11:36:09) |
48. 悪い奴ほどよく眠る
《ネタバレ》 ○後のニューシネマを髣髴とさせるほどのバッドエンド。しかし見応えがあった。○構成が素晴らしい。後の「ゴッドファーザー」で参考にされた結婚式のシーン。マスコミがあんな所まで入るのを許可されていたかは不明だが、実に上手いシーンだった。○バッドエンドにすることで社会に対する訴えが倍増したように思える。普通の監督ならハッピーエンドにするよう言われているところだが、さすが黒沢監督。この映画のためにプロダクションを作ったとも取れるね。 [DVD(邦画)] 8点(2009-07-21 09:33:12)(良:1票) |
49. サウンド・オブ・ミュージック
《ネタバレ》 ○3時間と言う長さを感じさせないミュージカルと言うのはなかなか凄い。○ストーリー展開、歌、キャラ付けとも見事。○知ってる曲がたくさん流れ、非常に聞きやすい。 [DVD(字幕)] 9点(2009-06-20 11:42:54) |
50. 未知への飛行
《ネタバレ》 ○これぞ究極のサスペンス。鳥肌が立った。○徹底した訓練が招く破滅。○ただの電話シーンだがもの凄い緊張感。高音が鳴り響いた瞬間の空気感も凄い。○キャストの好演も光る。ヘンリー・フォンダはやはり名優。○序盤の冗長さがもったいなかった。 [DVD(字幕)] 9点(2009-06-20 11:33:08)(良:1票) |
51. 007は二度死ぬ
《ネタバレ》 ○前作と同様原点からかなりかけ離れ、むしろ007シリーズとはいえないほどの出来である。○米ソの宇宙覇権争という設定を全く活かせておらず、緊張感の欠片もない。○あまりにも突っ込みどころ満載の脚本。友達と一緒に突っ込みながら観たいと思わせるほどの出来で、逆に笑えてくる。○シリーズとして変化をもたらすための日本の設定も、日本人として若き日の丹波哲郎、若林映子、浜美枝を見られた以外には、特に見所はなかった。 [DVD(字幕)] 3点(2009-06-20 09:50:14) |
52. 黄金の七人
《ネタバレ》 ○テンポの良い犯罪コメディ。ゴージャスなテーマ音楽も有名。○前半の盗みは予定調和が過ぎたかな。その中に、このキャラがもっと発揮されていればそこそこ見ごたえがあったのではないか。○後半の金塊争奪戦では、伏線なしで知らない男が登場するのだが、これは反則。これが認められると何でもありになってしまう。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-06-16 17:32:52) |
53. 猿の惑星
《ネタバレ》 ○SF映画の金字塔。それまでのものとは違い設定、キャスト共に安っぽくない。○猿が黒人として描かれていたとしても、日本人としてももの凄いインパクト。○何より衝撃のラスト。抜群のセンス。ただ、テイラーがそこに辿り着くまでにそこが地球だと気付いていても不自然ではなかった。○ジェリー・ゴールドスミスの音楽が秀逸。 [DVD(字幕)] 9点(2009-06-16 11:13:29) |
54. 夕陽のガンマン
《ネタバレ》 ○大人の男の渋い映画。クリント・イーストウッド、リー・ヴァン・クリーフがかなりいい味出してる。○エンニオ・モリコーネの音楽がやはり素晴らしい。 [DVD(字幕)] 7点(2009-06-16 10:26:11) |
55. チェブラーシカ(1969)
《ネタバレ》 NHK教育でやってそうなアニメ。ある目的を達成するためにしたことが、その過程で達成されていた、など教育的要素が存分に入っている。工具を盗むのはどうかと思ったが。にしても、チェブラーシカの魅力が一番。 [DVD(字幕)] 8点(2009-06-12 14:49:28) |
56. 気狂いピエロ
《ネタバレ》 ゴダールの中では分かりやすい方らしいが、それでもあまり分からない。でも最後まで観られた。にしてもエンディングのインパクトは半端ない。また観てみたい作品でもある。 [DVD(字幕)] 7点(2009-06-12 12:48:12) |
57. 座頭市物語
《ネタバレ》 座頭市の話も勝つ新太郎も全然知らなかったこともあり、非常に新鮮であった。多くを語らない序盤から、勝新太郎の魅力が全開でぐいぐい惹きつけられる。ストーリー展開も無理なく、要所をしっかり押さえている。続編のことはよく知らないが、座頭市が超人のようになっていくような気がしてしまう。 [DVD(字幕)] 8点(2009-06-12 11:57:27) |
58. 招かれざる客(1967)
《ネタバレ》 正直なところ、白人のリベラル派の作品という位の位置付けだろうが、なかなかの秀作。ストーリー展開も小気味良い。キャストもそれぞれ好演。また、これだけ邦題がきれいに決まる作品も観たことがない。 [DVD(字幕)] 8点(2009-06-12 11:04:23) |
59. 何がジェーンに起ったか?
《ネタバレ》 それにしてもベティ・デイビスの魔女っぷりは恐ろしいね。あんな嫌がらせ受けたら精神やられるよ。そして、ラストの告白は少し衝撃。 [DVD(字幕)] 7点(2009-05-10 23:25:49) |
60. 野のユリ
《ネタバレ》 ストーリー展開の中で説明不足は多少あるものの、なかなかの佳作。やはりシドニー・ポワチエの存在が大きい。黒人初のアカデミー賞を今作で取ったことも大きな意味がある。彼の歌は「手錠のままの脱獄」でもそうだったが、惹きつける力がある。 [DVD(字幕)] 7点(2009-05-10 22:48:24) |