41. トウキョウソナタ
《ネタバレ》 転職経験者には切ないシーンもあり前半は結構のめり込めるが、強盗のエピソードがすべてを台無しにしている。それまでじっくりと描いていた日常が、唐突な展開とありきたりの説明過多なセリフでおじゃんになった。役所広司の出演シーンと長男の帰国する夢のシーンはすべてばっさり切るべき。 [映画館(邦画)] 5点(2008-10-15 10:33:21) |
42. おくりびと
荘厳なテーマの中にユーモアと涙、また差別など社会性も盛り込み、グランプリ受賞も納得の魅せる映画となっているが、2度見ようとは思わないかな。山崎努はさすが貫禄の演技、余貴美子、笹野高史、これが遺作となるかもしれない峰岸徹など脇も良し。チェロ演奏などモッくんの役者魂にも感心したが、どうにもこうにも広末涼子の演技だけは拒否反応。 [映画館(邦画)] 7点(2008-09-23 15:39:36) |
43. インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
それなりに面白かったがストーリーがスカスカ。これくらいのアクションシーンなら今は吐いて捨てるほどでは [映画館(字幕)] 6点(2008-09-18 15:47:51) |
44. 落語娘
これを観ると、鶴太郎やたけしなどのコメディアンがなかなかの役者ぶりなのも納得。「逆もまた真なり」で、俳優の演じる落語家もなかなかのもの。津川雅彦とミムラの落語も結構イイ線いってます。平成落語物三部作(?)でいうと、寝ずの番」ᐳ「落語娘」ᐳ「しゃべれども しゃべれども」、てな感じかな。 [映画館(邦画)] 7点(2008-09-18 15:19:47) |
45. ザ・マジックアワー
《ネタバレ》 少々無理やりな展開ながらも、とにかく前半は大いに笑った。しかし「これ映画の撮影じゃないな」と気付いてからは、ボスと情夫のロマンスや指鉄砲などしらけるシーンの連続。せっかくの三谷ワールドとも言うべき上質のコメディが、松竹喜劇とドリフのコントで尻すぼみに。 [映画館(邦画)] 7点(2008-06-21 18:22:54) |
46. 陽気なギャングが地球を回す
オープニングは面白くなりそうな予感がしたが…尻すぼみ。銀行強盗に役立ちそうな特技は運転テクニックくらいで、ギャングチームを組むというのには説得力が乏しい特技ばかり。小説では痛快な展開も、映像化した時には陳腐なものになりがちな典型例。 [DVD(邦画)] 4点(2008-05-29 15:33:33) |
47. アフタースクール
《ネタバレ》 甘く見てたわけじゃないけど、オープニングから見事にダマされちゃいました。それも二度、三度と。最初はやくざな探偵とお人好しな教師の珍道中にハラハラし、途中、陰惨な展開になるのかと心配したり、結局よくあるパンピーによる大掛かりなスティングかと納得しそうになったりしたが、最後は爽やかにきめてくれました。とにかく全編スリルと笑いで102分間楽しみました。内田監督のデビュー作「運命じゃない人」もぜひ観たいと思います。 [映画館(邦画)] 8点(2008-05-26 16:43:50) |
48. ワルボロ
はじけ方がいまひとつ。「ガキ帝国」「岸和田少年愚連隊」のような突き抜けた迫力がないのは、関西弁と東京弁の違いか。というよりも自分自身が年をとってしまったのだろう。ということで、大人が楽しめる青春映画には至らず。 [映画館(邦画)] 6点(2008-05-14 06:50:24) |
49. タイタンズを忘れない
実話をベースとした物語でそれなりに感動できるが、ディズニー映画らしい結構ありきたりな展開 [DVD(字幕)] 5点(2008-05-14 06:46:36) |
50. 隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS
《ネタバレ》 白ける武蔵と雪姫のロマンス、六郎太と刑部のぱっとしない殺陣、笑えない新八の演技。ご都合主義とあまりに陳腐な後半部の展開。オリジナル版で評判だった集団脱走シーン、馬を駆る六郎太、火祭りシーンも迫力に欠け、オリジナル版ではあれほど笑えたのにクスッともできなかった。何より名セリフ「裏切り御免」の中途半端な使われ方。見終わっての爽快感ゼロ。 [映画館(邦画)] 3点(2008-05-14 06:43:35) |
51. カポーティ
繊細な冷血漢でありながら人間臭いペリー・スミスと、傲慢な情熱家でありながら人間嫌いのカポーティ。「何よりも君の死を恐れ、誰よりも君の死を望む」のキャッチコピー通りに、どこか重なりそうで結局はすれ違う二人。理不尽に殺されたクラター一家に合掌。 [映画館(字幕)] 7点(2008-04-03 14:21:40) |
52. ノーカントリー
《ネタバレ》 アカデミー賞受賞作であり、みんなのシネマレビューでも高評価だったので期待したが、自分は楽しめなかった。息苦しくなるような殺し屋の不気味さは凄かったが、なぜ通風孔でトランクを移動させたのか、モーテルで殺された3人組のメキシカンは何者なのか、ラストの保安官の夢の話など、よくわからないシーンも多かった。犬のシーン、牛の話でマイナス1点。同じようにアカデミー賞受賞作で高評価だったが自分にはピンとこなかったクリント・イーストウッドの「許されざる者」を思い出した。 [映画館(字幕)] 4点(2008-03-30 16:25:05) |
53. ガチ☆ボーイ
記憶生涯というハンデは観ていてつらいが、映画はストレートに感動が伝わってきた。若手俳優たちも良い味出してるし(サエコ以外)、プロレスシーンもかなりの迫力。自説の「舞台で評判の映画化にハズレなし」を再確認。ただ映画とは関係なくいつも思うのだが、スタッフの名前が延々と流されるだけのエンドロールはどうにかならないものか。せめてバックにエピローグやNGシーンを流して最後まで楽しませてほしい。 [映画館(邦画)] 8点(2008-03-16 17:31:27) |
54. 歓喜の歌
新作落語を映画化ということで落語風の演技やネタを高評価する向きもあるみたいだが、映画はあくまで映画的でないと。やはり小林薫の落語風演技、ランチュウと着物リフォームの噺はいただけない。コーラスシーンはよかったけどね。 [試写会(邦画)] 5点(2008-03-07 18:06:20) |
55. Sweet Rain 死神の精度
《ネタバレ》 オープニングは「シックスセンス」の雰囲気でちょっとドキリとさせられたが、"ミュージック"をこよなく愛する死神がなかなかとぼけていて、その後の展開はまずまず楽しめる。エピソードごとに違う死神のヘアスタイルもグッド。ただ、歌手から理容師への転職や、愛しすぎるのが怖いからと息子を捨てたり、ロボットのお手伝いさんの登場など、ちょっと展開に無理があるのは否めない。 [試写会(邦画)] 6点(2008-03-07 16:31:41) |
56. ラスト、コーション
《ネタバレ》 激しい性描写に驚かされるが、ストーリーは確かな展開で2時間半も長く感じず。けどやっぱり最期は薬を飲んでほしかったな。それにしてもトニー・レオンが「インファナル・アフェア」とはまるで別人のよう。 [映画館(字幕)] 8点(2008-02-18 17:35:25) |
57. ボーン・アルティメイタム
ブルース・ウィルスのマクレーン刑事(ダイハード)、トム・クルーズのイーサン・ハント(M:I)に匹敵するマット・デイモンのジェイソン・ボーン。パート4にも期待 [映画館(字幕)] 8点(2008-02-15 16:17:55) |
58. 陰日向に咲く
《ネタバレ》 いろんな話が最後につながるというのなら、売れないアイドルとオタク青年たちとの絡みもほしかった。あれが一番面白かったエピソードだったのに。それと宮崎あおいが弁護士っていうのは、ちょっと無理があるのでは。時代劇(花よりもなほ)ではかつらと着物のせいで気付かなかったが、岡田准一が意外にスタイル悪いことも発見。 [映画館(邦画)] 6点(2008-02-15 16:13:38) |
59. アメリカン・ギャングスター
マフィアを超えた黒人ギャングの実話ということで、迫力、重厚感もあり、アクションや家族愛もそれなりに充実し、2時間37分という長さも気にならず楽しめた。しかしながら、やはり「ゴッドファーザー」は超えられなかったというのが実感。それと「アメリカン・ギャングスター」というタイトルはどうなんだろう。もうちょっと工夫があったのでは…。 [映画館(字幕)] 8点(2008-02-15 16:00:32) |
60. サウスバウンド
《ネタバレ》 年金も払わず不法占有しながら権力と戦うと言われても感情移入できない。どうぞ国民やめちゃってください。また何の効果も挙げていない現地調達の素人芝居が鼻につく。 [映画館(邦画)] 3点(2008-02-15 15:42:51) |