41. テルマエ・ロマエ
期待してた分、ガッカリ度高し。本場イタリアでの重厚なセットばかり派手で、古代ローマと日本の銭湯を行ったり来たりして話しを小出しにしているだけ。同じくタイムスリップを扱った「サマータイムマシン・ブルース」のせせこましくも軽やかな展開と比べると雲泥の差。 [映画館(邦画)] 4点(2012-05-14 16:59:17) |
42. 幸せの教室
ラブコメということだがほとんど笑えなかった。最後のスピーチは良かったが。 [映画館(字幕)] 4点(2012-05-14 13:35:15)(良:1票) |
43. ロボジー
ソニーのアシモなど人間型ロボットのスムーズな動きに「着ぐるみ!?」とつい間接部分を注目してしまうアトム世代には嬉しい出来栄え。ちょっと怪しい動きが気になりだした頃に行った大学でのロボット工学の講義シーンが一気にリアリティを生み出したし、何より「ニュー潮風」という、まるで洗濯機や冷蔵庫のような白物家電風なネーミングがキュート。「鉄腕アトム」じゃないけど、やっぱりロボットは人類を幸福にさせるものなんだと再認識。大いに楽しませてもらった。 [映画館(邦画)] 8点(2012-02-08 10:19:07)(良:1票) |
44. ステキな金縛り ONCE IN A BLUE MOON
三谷監督作品に共通するのが、観る者をちょっと戸惑わせる一風変わったシチュエーション、こじゃれた笑いの得意げな押し付け、芸達者な役者を集めての学芸会的小芝居。今回もそのパターン。あまり入っていなかった劇場だったけど、笑い声も起こらず、ラストの余計な感動シーンもみんな冷めて観ていた感じ。三谷作品、決して嫌いじゃないんだけど…。 [映画館(邦画)] 6点(2011-11-23 08:44:53)(良:1票) |
45. スマグラー おまえの未来を運べ
《ネタバレ》 アクションシーンは笑ってしまうようなところもあるが、結構見応えあり。何よりチャイニーズマフィアの殺し屋コンビである背骨と内蔵の存在感は圧倒的。ただ拷問シーンはちょっとやりすぎ。クワイ河マーチを口ずさみながらオムツ姿で行進するのははじけすぎかも。何より気弱な善人にしか思えない主人公がなんでそんなに拷問に耐えられるのかが説明不足。ただ原作漫画も読んでみたくなったのは確か。不思議な魅力はある。 [映画館(邦画)] 7点(2011-11-02 12:06:00) |
46. 一命
元ネタが良いのだからこれくらい出来て当たり前、というのが正直なところ。「十三人の刺客」に続き傑作時代劇をリメイクした三池監督の意図はどこにあるのだろうか。「自分ならあれよりもっと面白く描ける」とでも思い上がっているのだろうか。今度は「七人の侍」でも狙っているのでは…。とにかく後出しジャンケンはズルイっす。「12人の怒れる男」をパロディに焼き直した「12人の優しい日本人」をちっとは見習えば。それと3Dにした意味が分からない。風景シーン以外はほとんど3Dを感じられなかったし。 [映画館(邦画)] 6点(2011-10-24 14:09:32) |
47. 大鹿村騒動記
豪華俳優の目白押しでアッという間の93分。原田芳雄の遺作ということで、決して大爆笑コメディではないが美しい信州の映像にマッチしたハートフルな展開に大満足。景清と道柴に扮した二人の絡みも歌舞伎「六千両後日文章 重忠館の段」の内容を知っていればもっと楽しめるのだろう。それにしてもアルバイトの雷音君は最後まで男か女かわからなかったです。 [映画館(邦画)] 7点(2011-09-21 11:51:23) |
48. 大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇
《ネタバレ》 そこそこ楽しめる脱力系コメディー。地獄の一本道、ビーフシチュー温泉、地獄甘エビなど結構笑えたが、青鬼、赤鬼の設定はよく分からん。そもそもなぜ濡れた男は大木家の炊飯ジャーを盗んだのか。けどまぁ十分元は取れた感のある一本。新婚地獄篇と言うからにはフルムーン篇など続きもあるのだろうか。 [映画館(邦画)] 7点(2011-09-21 11:22:54) |
49. 探偵はBARにいる
ラストシーンの滅茶苦茶なバイオレンスシーンにドン引き。なにより探偵ものはそのキャラクターの魅力で決まる。大泉洋では役者不足だし、そもそもこの探偵自身にあまり魅力が感じられない。「アフタースクール」の大泉は良かったが…。ストーリー自体も思わせぶりでご都合主義。独白という手法も妙に説明的で意味をなしていない。シリーズ化という魂胆もありそうだが、たぶん無理だろうな。 [映画館(邦画)] 5点(2011-09-21 10:57:20) |
50. プリンセス トヨトミ
種明かしが早すぎる。せっかくワクワクした前半、もっと引っ張っても良かったのでは。もう少し工夫があればもっと面白くなったはず。せっかくの素材を生かしきれず、原作以上の結果を出せていない(…原作は読んでいないが)。役者陣の頑張りにちょっと甘めの7点献上。 [映画館(邦画)] 7点(2011-06-01 13:59:34) |
51. まほろ駅前多田便利軒
面白くなかったわけじゃなく、かといってすごい面白かったわけでもない。何か不思議なフワフワした感じの映画!?。バツイチ同士の二人だが、行天のシチュエーションは結構グッと来たが、啓介のそれはもうひとつかな。 [映画館(邦画)] 7点(2011-05-19 22:31:47) |
52. 英国王のスピーチ
数々の賞と高評価に期待して観たが、期待はずれ感の方が…。イギリス人やアメリカの白人はそれなりに感動するんだろうが、もうひとつ物足りない。そういえば先日はウィリアム王子の結婚式が中継されてたが、日本での視聴率はどうだったのかな? [映画館(字幕)] 5点(2011-05-01 15:49:04) |
53. 幸せの始まりは
ロマンチックコメディとの謳い文句だったが、クスリともできなかった。何より主人公たちに全然魅力がなく感情移入できなかった。 [映画館(字幕)] 2点(2011-03-06 21:37:39) |
54. アンストッパブル(2010)
事実を基にしてるということで突拍子もない展開にはできなかったんだろうが、全てが予定調和。CG全盛の現代じゃ、この程度のアクションシーンではスリルもスピードもイマイチ。昔、観た黒澤明原案のハリウッド映画「暴走機関車」が懐かしい。 [映画館(字幕)] 5点(2011-01-12 14:16:13) |
55. 悪人
「復習するは我にあり」の榎津は生まれながらの犯罪者だったが、祐一はどこにでもいる社会から落ちこぼれた感のある青年。きっかけというか、ちょっとしたボタンの掛け違いから誰でもそうなる可能性がある、いわゆる日常的な殺人事件のひとつ。 それだけに、それを演じ切った妻夫木聡の存在感に圧倒された。深津絵里はもちろん、樹木希林、柄本明もさすが。岡田将生も単なる二枚目役者じゃないことを確信。この映画の成功は、原作はもちろん、キャスティングの良さに尽きる。 [映画館(邦画)] 8点(2011-01-01 10:32:30) |
56. 武士の家計簿
お救い米、にらみ鯛、四文銭など面白みのないエピソードのほかは何のドラマもなし。何故こんな原作を映画にしようとしたのか不思議。 [映画館(邦画)] 2点(2010-12-18 22:00:28) |
57. 十三人の刺客(2010)
山越えしたとはいえよく先回りできたな、2~3日であれだけの仕掛けは無理だろ、何で最後まで鉄砲弓矢の飛び道具で攻めなかったの、爆弾まであるのに、など突っ込み処満載。相変わらずの松方弘樹のこゆい演技、伊勢谷友介の訳分からんキャラクター、全然剣客に見えない沢村一樹など、刺客たちのキャスティングにも難あり。唯一、稲垣五郎の狂気の殿様はお見事。それにつけてもオリジナル版の里見幸太郎の名台詞「遅くても来年のお盆には帰ってくるさ」、西村晃の無様な死に様の方がずっと格好良かった。 [映画館(邦画)] 6点(2010-10-26 18:00:20) |
58. ロストクライム -閃光-
最初はリアリティもあり緊張したが、中盤以降テンション下がりまくり。特にラストがひどい。 [映画館(邦画)] 4点(2010-10-12 08:49:22) |
59. ちょんまげぷりん
タイムスリップ物でよくあるタイムパラドックスのてんやわんやを描くのではなく、自然な淡々としたほのぼの感がなかなか良かった。ただ、ちょっと中だるみ感があったのも確か。原作の続編として発表された、友也が逆に江戸時代にタイムスリップするという「ちょんまげぷりん2」も見てみたい。 [映画館(邦画)] 6点(2010-10-12 08:46:24) |
60. インセプション
確かに映像はそれなりに面白いが、話の展開にいちいち自分で確認、納得しながらついていかなくてはならないので正直、疲れる。ここまで話しをこねくり回さないと目新しい映画、エンターテイメントな映画はできないのか。もっと単純なストーリーでもファンタジー映画はできるはず。それと上映時間も長すぎ。ダラダラと続く撃ち合いのシーンを詰めれば30分はカットできるはず。 [映画館(吹替)] 5点(2010-08-03 10:10:14)(良:2票) |