41. フェイク シティ ある男のルール
監督がトレーニングデイの脚本家なので、作風はトレーニングデイっぽいんですが、何かがイマイチ足りない気がしました。一つはリアリティ志向なのかエンターテイメント志向なのかということ。どっちつかずでどうにも中途半端な印象です。あとキャストですが、このハードな内容にキアヌやフォレストじゃなんだか弱々しくて違和感がありました。全体的に少しボタンを掛け違えたような印象を受けた映画でした。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2009-06-27 23:27:46)(良:1票) |
42. おくりびと
《ネタバレ》 うーん。不思議な映画です。というか小粒ながらもこれは傑作なんじゃないでしょうか。主題は「ひょんなことから納棺師という変わった仕事に就いた主人公が、社長に天職と言われた通り、仕事を通して本人にとって最大のわだかまりであった父への思いが晴れることになる」といったところなので、あまり死の尊厳とかそういう難しいことを考える映画ではありません。あまりリアル志向の物語ではなく寓話的に作ってあり、映画全体が独特の浮遊感と穏やかさに包まれています。ですが寓話的に作ったからこそ、この映画は国境を越えても理解され評価されたのだと思います。おもしろかったですよ。 [DVD(邦画)] 9点(2009-05-24 00:04:22)(良:1票) |
43. スピード・レーサー
美術と映像技術は凄まじいものでした。話は子供向けのため随分甘口ですが、それをさしおいても魅せるだけの映像があります。新しい映像を見せてくれてありがとうと、兄弟監督に素直に感謝しましたよ。 [ブルーレイ(吹替)] 7点(2009-05-10 20:50:40) |
44. ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記
かなり甘口でバカバカしいストーリーなんだけど、なぜか出てくる役者はオスカークラスの名優がずらり。しかもみんな大袈裟な演技で謎だ黄金だと騒いで、何のために演技派を集めてあるのか…。子供だましもいいところなんだけど、今日び子供でもこんな内容じゃだまされるかな? [ブルーレイ(字幕)] 5点(2009-05-02 21:06:38) |
45. トレーニング デイ
主役二人のやりとりがとにかく魅力的。ストーリーも予想を裏切る展開でありながら、きちんと伏線を消化していき「そうきたか!」と納得してしまうものでした。中盤までは10点満点をつけようかと思ったのですが、終盤の話の展開が少々まわりくどかったので残念です。とはいえ久々にシビレる映画を見ましたよ。 [ブルーレイ(字幕)] 9点(2009-05-02 01:13:00) |
46. ダイアリー・オブ・ザ・デッド
なぜか最近巷に~オブザデッドという名の映画がゴロゴロと溢れてますが、さすが本家ロメロの純正続編は低予算でもツボを押さえてあり、バッタもんとはやっぱり違うなあと改めて感じた次第です。ただ、終始似たようなシチュエーションの繰り返しで盛り上がりに欠けることと、撮ってないで助けてやれよ!とムカつく場面がいくつかあったのがマイナスでしょうか。 [DVD(字幕)] 7点(2009-04-29 00:17:40)(良:1票) |
47. インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
レイダースを何十回見たかわからない私にとっては、ニヤニヤするシーンの連続でした。ハムナプトラなんかにもレイダースのオマージュシーンがありますが、やっぱ亜流品と違ってスピルバーグの正当続編は重みが違うなと実感した次第です。でも懐かしいばっかりで新しい面白さはあんまりないかもしれません。 [DVD(字幕)] 6点(2009-02-28 16:33:24) |