41. ひるね姫 ~知らないワタシの物語~
《ネタバレ》 (私の中で)話題作だった今作を、今日初めて観て満足した。 では、あらすじ。森川モモタローは20年前に駆け落ちした。妻の父が経営する大手のシジマ自動車で、共に自動運転を開発していて恋におちたのだろう。そして現在は岡山で自動車修理業を営み、のんびりと田舎暮らしをしている。実は、駆け落ちの数年後に妻は死に、モモタローは自動運転を完成させて(安価で)実用化していた。それをシジマ自動車の渡辺(ヒゲ男の弁護士?)が盗もうと画策し、その陰謀によってモモタローは逮捕されてしまった。 結果的にモモタローと義父は和解し、自動運転はジジマ自動車によって世界発表される。全ての元凶のヒゲ男は逮捕されたのだろう(不明なんだよね)。事件は解決し、無欲のモモタローは岡山の自宅で、義父とスイカを仲良く食べる。めでたし、めでたし。 あれ? あれれれ? 女子高生がいたような気がするが、たぶん気のせいだろう。 ストーリーとキャラが楽しめなかった。 たぶん「パッションがない映画」だからだろう。 だが、ビジュアル的に見応えがあったので満足したし、スタッフの頑張りは素晴らしいので「★6点」差し上げる。 [DVD(邦画)] 6点(2018-05-14 14:56:59)(良:1票) |
42. 相棒シリーズ X DAY
《ネタバレ》 テレビからのスピンオフ。本編の主役、杉下右京(奇人で天才)が絡まない。じゃあ誰が主役か。伊丹刑事である。怖い顔、刑事らしい威圧感、口が悪く、曲がった事が大嫌い。独身、結婚願望あり。実はメンタル面は強くないみたい。●伊丹は『相棒』ファンに人気がある。だからこの映画も作られた。私も伊丹刑事は好きだ(遠目で観てる限り)。今作はせっかくの映画だ。伊丹の私生活を少しだけ見せて欲しかった。例えば自宅のユル~いシーン。スーパーで買い物したり、海に一人でドライブしたり。だが、そんなシーンは全くない。事件を追う姿しか出てこない。別に不満はない。『相棒』シリーズに期待していないし、深く人間を掘り下げないのが『相棒』シリーズと思うから。★テレビで楽しめたので6点! [地上波(邦画)] 6点(2015-01-30 10:55:18) |
43. トイ・ストーリー3
《ネタバレ》 1と2は好きだが、この3は嫌いだ。●苺のクマが嫌いだ。映画の後半に命を助けられ、お返しができるチャンスに、なんと「おまえらみんな死ね」という態度と行動。驚いた。スタッフの選択、子供が観るアニメで「よくやった」と思う。●でもこの3は大人向けと思うし、胸糞悪い展開だった。●保育園は苺のクマが去った後、平和になったと描かれる。でも、アンディのオモチャたちを迫害した幹部たち、奴らはそのままだから違和感がある。●映画のラスト、アンディは全てのおもちゃを女の子に譲る。さらば子供時代。■でもスタッフの多くは、職場におもちゃに持ちこんで仕事している(苦笑)。アニメは「さらば子供時代」ができなかった人たちが作る。アニメスタッフと観客は違うってことなのだろう。★6点 [DVD(字幕)] 6点(2014-06-23 03:09:53) |
44. コクリコ坂から
《ネタバレ》 このアニメ映画、映像は好きだが面白くない。 主人公がメルと呼ばれる説明がないことも、大勢から不評のようだ。 話はシンプル。 主人公の女子高生が異性と付き合い始めるが、異母兄妹と知って悩む。 だがラストで、その疑いが消えるというもの。 宮崎駿監督は、実子が監督になったことを大反対していたが承認したのだろう。 その証拠に、この映画で脚本を担当している(丹羽圭子と共同)。 そして、その脚本が良いものには思えないのである。 アニメだけができるイメージの飛翔がない。 宮崎駿は、原作の漫画(1980年ころ)に惚れこみ、長年アニメ化を考えていたらしい(30年くらい?)。 しかし名前や設定などの変更が多いし、さらに監督を実子に任せた。 可愛い子には旅をさせろ、その逆がこの『コクリコ坂から』だろう。 (宮崎父子以外の)スタッフの仕事は評価したいので6点。 [地上波(邦画)] 6点(2014-01-22 15:20:19) |
45. メアリと魔女の花
《ネタバレ》 それなりに面白かったので5点。 映像は良かった。 でも声の演技は平均以下(主人公の声が余所行きの声に聞こえた、30分くらい)。 音楽の印象は特にない。 主題歌は、男がフリルのついたピンクと白と黄色の服を着て、腰振りながら歌ってるみたい。 メアリはなぜピーターを助けに行ったのか。メアリが良い子だから? 違う。そういうスジだから。つまり「メアリ」という少女はどこにも存在しないのである。監督の中にも、観客の中にも。 しかし現実には「メアリ」は存在する。 見れば「メアリ」と思う絵が存在する。 なぜ「メアリ」が存在するのか。 金儲けのためだろう。映画で儲けてやろうとする大人たちの都合が生み出した「何か」であって、観客が思いを託すことができる「キャラクター」ではなかったということだろう、結果的に、残念ながら。 メアリは本物の魔女じゃないし、魔法の知識もない10歳くらいの子供。 そんなメアリが魔法の学校へ行けば、悪い意味で何されるか、どうなるか分からない(不愉快な思い、大ケガ、死ぬ可能性、動物に変えられる?)。慣れない魔法を使って、ほとんど知らない少年を助けようと思うか。つまり主人公の動機が弱いから、応援したいと思わない。 メアリは保身のために次をした。 ピーターの住所をマダム(校長)に渡した。 呪文の本「呪文の神髄」をバッグに入れて盗んだ。 10歳くらいの子供は、つい嘘をついたり、つい人を騙したりするものだ(問題ない)。 10歳くらいの少女は未熟だ。 メアリは頭の良い方じゃないらしい。 10歳くらいの少女は他人に依存するものだろう。 メアリは独立心が強い子供じゃないような気がする。 10歳くらいの少女が、たった一人で大人たちと戦おうとするか? それに何より、女子供は好きと嫌いがハッキリしてるもので、だからメアリが「嫌いな奴」「他人」と思ってるピーターのために行動するのが分からない。 なぜ校長はピーターを誘拐したか。メアリに魔法の花を持ってこさせるための人質ということらしいが、校長は強力な魔力の持ち主だから、10歳くらいの魔女じゃない少女メアリから花を奪うのは簡単な気がするので、ピーターを誘拐する理由が弱い気がする。またメアリは、ピーターの住所が書かれたメモを校長に渡したが、そのことで罪悪感をもつ必要はない気がするのである。校長はピーターのことを「魔法の実験台」になるから一石二鳥だと考えて誘拐したのか。それらが「曖昧だなァ」「納得いかないなァ」に思ってしまうのである。 人間を罪悪感なく実験台にする大人たち。人間社会的に見れば、マダム(校長)とドクターは大悪人である。また10歳くらいの少女から見れば、恐ろしすぎる存在のはずだ。主人公の少女メアリが、 「変な動物に変えられるんじゃないか?」 「怖い!」 「あいつら凄く悪い奴らだ」 「やっつけてやりたい」 「悪い奴らに花を渡したら大変なことになる」 など、どう思うかが全く描かれていない、そんな気がするのである。 悪人の二人、マダムとドクター。私利私欲でたくさんの動物や人間の子供を実権材料にしたり監禁して平気な大人たち。もしお店で、出来の良いフィギュアがワゴンで格安で売られていても誰も買わないだろう(ドーラ、ムスカなら売れるだろうが)。この二人、ラストに罰を受けていないように思える。ピーターは誘拐されて殺されかけたのに怒りはないのか? 作者の創作レベルが低過ぎるとしか思えない。 人間が描けていない映画は退屈だ。 でも映像は楽しめたので、5点の価値はある。 すごい映像技術だが、あの程度の映像はもう見飽きてしまった。 [DVD(邦画)] 5点(2018-11-11 00:05:15) |
46. コングレス未来学会議
《ネタバレ》 120分の映画だが、とても眠かった。 主人公ロビンは40代半ばの女性。中盤から20年後になり、アニメになる。 三分の一までが実写で、そこまでは色々と面白かったのだが、中盤以降…分からなかった。 「なぜアニメの世界なの?」……わかりません、全く。 アニメなら、アニメの快楽的作画が観たいが期待しない方がいい。 俳優の外見や演技のデータ化は、別にいいと思う。 たぶんもう十年以上前から、アクションはCGで、俳優の顔(表情)を貼り付けているらしい。 フィクションは面白ければ、何をしても自由だ。映画は嘘だからこそ楽しい。 主人公に感情移入できない。 何を考えているか、登場人物たち全てが分からない。 実写のときは、主人公ロビンの葛藤があるし、全員のキャラが起っていた。 でもアニメになってから、キャラが全く分からない。だから全く面白くなかった。 特に後半は、全てが意味不明で、本当に眠かった。 [DVD(字幕)] 5点(2017-01-29 18:37:06) |
47. ヘレディタリー 継承
《ネタバレ》 DVDで観て、しばらく経った。ここでみなさんの感想を読みながら気付いたのは、この映画はホラー映画のジャンルということで、たぶん作り手は「怖がって欲しい」と思って作ったのかもしれないが、私は怖くなかった。ただ、気持ち悪いだけだった。 とても丁寧に作られた映画かもしれないが、私には理解できなかった。再見すれば理解できるのかもしれないが、できれば二度と観たくない。たぶん、ユーモアがない映画だからだろう。 四人家族だが、好きになる人物がいない。 主人公と思っていた母親は、身勝手で感情的な人だった。 高校男子は、友人がいるようだが親友が一人もいないようで誰にも相談をしない。 ストレスが溜まるタイプの映画がある。 この映画がまさにそれで、私には合わない映画だった。 もし再見すると、なにか良い発見があるのだろうか? [DVD(字幕)] 3点(2021-11-12 19:46:12)(良:1票) |
48. 風立ちぬ(2013)
《ネタバレ》 一人の男の人生を描いたアニメ映画。 主人公は、幼い頃に飛行機にあこがれ設計技師になり、戦闘機を設計した男。 「飛行機が作りたかった」 「戦闘機が作りたかったわけじゃない」 「人殺しの道具なんか大嫌いだ!」 そうだろうか? 人殺しのための戦闘機を作った人が何を言ってるか? 宮崎駿監督も同様だ。人が機械を使って人を殺すシーンを多数作った。 さて現実の世界は、人気者がいるし、嫌われ者がいるし、ほとんどは平凡な者。 宮崎駿が一貫して描いた主役たちは、権力者の血筋か裕福な者だけ(親が学者が多い)。 『ラピュタ』の父親は冒険家で、住居から裕福な血筋なのは明らか。 勘のいい子供は、宮崎アニメを観ても満たされない。 ひねた子供なら「ケッ」とツバを吐くんじゃないか。 この映画の主人公は設計技師。 工員じゃなく工場長でもなく、スーツで通勤するメインスタッフ。 宮崎アニメはヒーローや人気者、成功者の世界で、トッド・ソロンズ監督が描く世界とは真逆。 ところで効果音を声で表現したのは、異常な感じで面白かった。 【追記 2018年2月23日&2022年1月11日】 ジブリができる前、40代の宮崎駿は無名で不遇な頃があった。 テレビアニメの原画(だけ)を描いたりしていた(太陽の使者・鉄人28号)。 宮崎によるルパン第二期の二つの話は、傑作と言われてる(アルバトロスと最終回)。 第二期のルパンは、彼がやりたくてやった仕事ではない筈、やりたくなかった筈である。 そしてこの『風立ちぬ』にはジブリ以前の、魅力的だった「何か」が全くない。 私はそう思った。彼は試写で初めて泣いたらしいが。 長編アニメ引退宣言を反故にして今制作中の長編アニメ『君たちはどう生きるか』は2023年頃に完成予定らしい。 『君たちはどう生きるか』の原作小説はどんな作品なのか。 ウィキペディアに日本の文学者・高田里惠子氏による評価が載っている。 それを読んで寒気がした。 宮崎駿監督というのは、つまり、私の想像通りの人らしい。 [地上波(邦画)] 3点(2015-02-21 07:28:52) |
49. 借りぐらしのアリエッティ
《ネタバレ》 舞台は現代日本の一軒家。そこに隠れ住む、少女と両親の「小人族」。小人たちは、みつかってしまい、そして出て行く。他に小人族がいるようだが、規模はわからない。●夢がない話だと思う。全然ワクワクしない。海外の小説が原作らしいが、日本が舞台じゃないと思う。●何がなんやら、わからない。アニメを作るなら、もっといい題材は「いっぱいある」と思うのだが。●しかし現実にアニメ化され、ヒットし、地上波で2回放送された。●こんなアニメなのに、需要があるんだね。私はこんな作品は必要だと思わないし、今はもう「ジブリの存在意味」がわからない。★3点。 [地上波(邦画)] 3点(2014-07-27 13:39:33) |
50. バケモノの子
《ネタバレ》 父と息子、息子と父親の映画。 では、あらすじを。 両親のいない小学男子が家出して、異界の強いおっさんの弟子になり、父子関係ができた。 脚本を書くのは難しい。 長編映画の脚本なんて、才能がない人が書いちゃダメだ。 でも細田監督は、オリジナル脚本を書きたいらしい。 その時点で、自分を客観視できない人だと分かる。 的確な判断ができないのは監督としてダメだよ。 何よりダメなのは、一人も魅力的なキャラがいないこと。だからドラマが全くない。こんな退屈な映画がヒットするなんて、明らかにおかしいよ。魅力的なキャラなら、フィギュアが欲しくなる。だけど、このアニメ映画でフィギュアが作られてヒットしたか。『ラピュタ』のフィギュア、『999』のフィギュア、『銀河鉄道の夜』のフィギュアなら需要があるだろうが、このアニメ映画のフィギュアに需要はあるか? 冒頭から、わざとらしくセリフで説明してばかりだが、長々と説明するシーンが何度もあった。もし脚本の学校の指導官が読んだら、「不合格!」の赤い印を押される、間違いなく。 細田監督の作るビジュアルは好みだが、それはもしかしたら、いつもの相棒のレイアウトマンだけのチカラなのかも(コンテの絵は重要だけど)。 それにしても、これが日本のトップのアニメ映画なのか。 後半、突然に闇に支配された人物が登場。設定としての伏線は確かにあったが、伏線として機能していない。もうムチャクチャだよ。子供と父親だけに焦点をしぼるなら分かるけど、人間の闇や恋愛や、人間社会の進学とか、余計な部品が多過ぎる。 熊鉄(?)のキャラにも、キュータにも全く魅力がない。どんな人物かまったく分からなかった。 なんて退屈な映画なんだろう。 ジョーズ、エイリアン、チャンプ、ロッキーなどの映画に比べたら、この『バケモノ』は世の中になくてもいい映画。 だからゼロ点を差し上げる。 [DVD(邦画)] 0点(2016-12-15 05:57:13) |
51. 真夏の方程式
《ネタバレ》 ある弁護士が言ったそうだ。「法律なら、いかようにも解釈してみせましょう」。●この映画、発端は、若い頃モテモテだった妻の浮気と妊娠である。隠した結果、家族三人の全員が罪人だ。二人も殺されている。緑岩荘は「地獄の旅館」だと思うし、幼い少年まで巻き込んでいる。●前作『容疑者Xの献身』は、ホームレスの命を屁とも思わない連中が、互いに思いやり叫び合う映画だった。今回は、「平穏な家庭を維持するためなら、殺人も冤罪も仕方ないよね」って家族が出てくる。善人を装う、臆病で卑劣な、秘密主義の家族である。●雪のふる中、15歳くらいの少女が、さっき出会ったばかりの悪女を、包丁持って追いかけて刺し殺した。「でも真面目で利口で優しい子なんです」「えっ?」■脚本の福田は、壮大な実験をしているのかもしれない。「涙なんて簡単に流せますよ」って。★もしそうなら愉快なので、10点差し上げる。実際、成功しているようだし。■追記■2週間、お遊びで、51人中「唯一人」の10点にしてた。でも、やっぱり0点。★当然だよ♪ [地上波(邦画)] 0点(2014-06-22 02:21:31)(良:2票) |
52. おおかみこどもの雨と雪
《ネタバレ》 なぜこの映画が嫌いなのか。●名無しの旦那(狼男)は、どういう人生だったのだろう。天涯孤独で友人が「一人も」いなかった。そして東京の国立大学で無断で聴講中、(同じく)天涯孤独な女子大生・花(主人公)から声をかけられて付き合い始めた。●もし私が狼男なら、子供を作ることに躊躇する。だがこの狼男はすぐに作る。「できた」んじゃなく、凄く作りたかったんだと思う。●在学中の女子大生に二人も産ませて、育児放棄。家を無断でしばらく出て、あっけなく事故死する。●もし私が親なら、「特殊なDNA」を伝えた子供たちに申し訳なく思う。「産ませてすまん」と罪悪感に苦しむだろう。でもこの狼男は逆だと思うんだ。●無口の設定のようだが、どう育ってきたのか。それを子育てする「花」に色々と詳しく話すだろうし、義務だと思って色々とノートをつけるだろう。子育てを放棄しているんだからね(そう見えた)。●この映画、無責任な男女が何も考えず子作りした話だと思う。美談にしてるけど「逆だ」と思うから嫌いなんだと思う。●主人公・花は、二人の子供たちを実は祝福していないし、できないと思う。産んだことには罪悪感は全く感じていないようだ。むしろ、(旦那と同様に)狼男の遺伝子をつないだことを誇らしく思っているように思う。そこがね、何か嫌なんだな。「いいお母さん」のフリしているけど、あんたには「化け物!」と言われて阻害される恐怖がワカンナイと思うんだな。ふつうの人間だからね。●それで大ヒットでしょ。21世紀の宮崎アニメみたいに、「ブランドを有り難がる層」による大ヒットとしか思えない。だから腹が立つんだと思う。●この映画の脚本を書き、監督した細田守が大嫌いだ。さらに小説版を3種類も出していることに呆れる。でも売れてるらしい。「他に読む本あるでしょ」って思う(余計なお世話か)。 <追記> <注意>『ダンサー・イン・ザ・ダーク』のネタバレ有り。 『ダンサー・イン・ザ・ダーク』の主人公は、息子のことを心配する。遺伝のことで、産んだことを自責する。それが親だと思う。だが、この『おおかみ』の両親は狼人間の遺伝子をつないだことを誇らしく思っている(ように見えた)。 現実に「おおかみ人間の遺伝」はない、存在しない。だから他の何か(国籍や部落)を意味しているのだろう。 『桃太郎』の鬼が、白人を意味しているように。 [地上波(邦画)] 0点(2013-12-21 02:08:06)(良:2票) |