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花守湖さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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581.  ジョン・カーター 《ネタバレ》 
素直に驚いた。ディズニー生誕110周年記念作品であり、ディズニーの総力を結集した映画、そのうえ世界最高峰の予算が投じられている。それでどうやったらこれほど面白くない映画を作れるのか不思議を通り越して神秘的でした。最後はディズニーらしくハッピーエンドでした。感動しすぎて涙が止まらないと言いたいところですが、むしろこれを映画館で見せられた観客にたいして同情で涙が止まりませんでした。はじめてみた映画なのになぜか何度もみてきた映画のようでした。もしやこれをデジャブというのか?それともマンネリというのか?しかもどういうわけか登場人物の名前が覚えられない。あまりにも主役とヒロインの存在感が薄いため、かえって不思議に感じたので、みんなのシネマレビューの右上にある俳優名をクリックした。2人ともXmenの脇役ミュータントでした。さもありなん。ディズニーの最大の失敗はここだと思った。しかも舞台は火星じゃなくて砂漠だと言っても通じるレベルでした。ジョンカーターと王女のコスチュームもあれでいいのか?おまえら2人ともインディアンかよ。もはやここまでくるとSFじゃなく時代劇だ。ディズニーは優秀だと思うがこの映画に対するお金の使い方は根本的に間違っている。期待していただけに残念です。
[DVD(字幕)] 1点(2012-09-01 19:19:00)(良:1票)
582.  英国王のスピーチ 《ネタバレ》 
私は真面目すぎるのかもしれない。だが英国王がファック、チンポ、オッパイ、それはないだろうとおもった。それとも私の字幕が異常だったのか?仮にこれが真実に基づいたものであってもあまりに下品すぎる。日本の「テンノウ」で同じことをやってみせたらおそらくネトウヨは怒る。いや日本の全国民が激怒する。だからイギリスは寛容すぎるとおもった。吃音といえば日本人ならばやはり三島の小説「金閣寺」を連想します。吃音は自意識が過剰になる。自分が憐みの目で見られるのは吃音のせい、自分が好かれるのも吃音のせいで同情されているから。自意識の塊だった三島だからこそ生まれた奇跡の物語でした。しかしこの映画の吃音に対する心理描写は決して深くはなく、単にチンポと叫ぶ王様のキャラの一面として紹介しているだけでした。残念なことに私はその王様が好きになれませんでした。下品という理由だけではありません。彼は雇った平民に意見されたために激怒し、平民の父親の卑しい身分を持ち出して罵倒、その後、せっかく謝りにきた者にたいして、「王の謝罪を待つ者は長く待たなければならない」とあの腐ったセリフ。おまえ、何様だよ?もちろん王様だろう。オッパイと叫ぶクソ王様だ。聖人君子とは程遠い単なるバカ男だった。やるせない思いで映画を見終えたあと、私は冷静さを取り戻して静かに考えた─。今の不景気で暗い世の中において、誰が国民を勇気づけるメッセージを送れるか?国の王様か?テンノウか?それとも増税大魔王の野田首相か?または鈴木イチローか?なでしこか?自問自答による問題提起は2秒で結論が出た。やはり身分の高い人よりもスポーツ選手が国民に希望と誇りをもたらせてくれるとおもった。高貴な身分だけでは人は人を感動させることはできない。  
[CS・衛星(字幕)] 1点(2012-05-06 22:46:36)(笑:3票)
583.  トイ・ストーリー3 《ネタバレ》 
この映画は大人の懐古主義の感情を煽る作品だとおもう。笑いあり感動あり?私は笑えない。笑いたくない。宇宙服をきたおもちゃがスペイン語を喋って踊るところ。くだらなくて腹がたってきた。この男の目つき。他人を見下したような目つきが嫌でした。所ジョージ?大物タレントだからもっと尊敬しろって?こういう不毛な営業戦略はもうやめてほしいです。おもちゃの恋愛シーンも必要ありません。金髪男と金髪女のからみは、本当に大人が見て満足できるレベルなのでしょうか?SMの真似もこざかしい。あれで笑えと言われるのは私にとってはレベルの高い拷問を受けることに等しい。クマ人形なんて悪の化身にされていますが、じつはこのおもちゃこそ最大の被害者であり、救わなくてはいけないキャラではないですか。それなのに物語は徹頭徹尾、単細胞な勧善懲悪を貫いている。従って物語に重厚さが欠落している。そのせいでカタルシスを得るところまでには至らない。結局クマは人間に見捨てられたおもちゃでオシマイですか。しかも映像に美しさがまるで感じられない。ジブリのように細部にこだわりが感じられない。あげくのはてに3Dは最低レベル。何度もめがねを外して3Dか2Dか確かめましたよ。今は猫も杓子も3D。犬も歩けば3Dに当たります。しかし一方で、3Dブランドを利用し、儲かればそれで良いという名前だけの劣悪な3D映画もあります。トイストーリー3はまさにその象徴だ。3D映画を愛する私は悔しい。まるで中国産ウナギを日本産と偽って売っているものを買った気分です。そんなに儲けたいのか。もしこれでこのアメリカアニメを面白いと言ったら私は私自身にウソをついたことになる。従って旗幟鮮明に自分のこの映画に対する評価を点数に表しておきます。 久しぶりに怒りで我を忘れました。 私は許さない。
[映画館(吹替)] 1点(2010-08-21 20:18:36)(笑:2票) (良:2票)
584.  灯台守の恋 《ネタバレ》 
癒されたい願望が強いのでこの作品を観ましたが、いかせん島に住む人間たちの人間関係が、悪玉コレステロールいっぱいの中年オヤジのようにドロドロでしたので、「灯台守の恋」じゃなくて「ドロドロの恋」というタイトルにしてほしかった。陰湿ないじめは私は苦手です。よそ者が仲間はずれにされる。すなわち村八分です。閉鎖された村社会は陰湿そのもの。いじめに参加しないと自分までいじめられてしまう。ここは小学校か!たとえ景色が美しくてもこういうドロドロした人間関係が好きになれなかった。イヴォンは良い奴でしょう。だけど私は最初に彼が仕事を教えなかったことに嫌悪感を覚えた。それは自分自身がそういう目にあってきたから。こればかりはどうしようもない。映画なんて1人1人の生まれ育った環境が違うのだから、客観的に評価などできない。私に不快感を与えたのは監督のせいじゃない。私の過去のせいです。しかし私はそれを点数に反映させます。
[DVD(字幕)] 1点(2009-08-24 22:18:49)
585.  クローバーフィールド/HAKAISHA 《ネタバレ》 
酔いやすいなら観るな、と言われれば観たくなるのが人間心理だ。しかしまさか酔い止め薬のアネロンも効かないとは予想外だった。観終えたあとに鏡を観たら顔に死相が出てた。率直に言わせてもらうと、これは映像という名の凶器である。もし映画館で観ていたら廃人になっていた。またハンディカメラを持った男には最後まで共感できなかった。こいつのクレイジーな手ぶれカメラのせいで観ているこっちが狂死しそうだった。恋人を救うために決死の覚悟で倒壊したビルに向かった主人公の後ろからカメラを持って追いかけまわす奴の姿についに嫌悪感が爆発してしまう。しかもこの男はトンネルでザコモンスターに襲われたときに、女の子に救ってもらっているヘタレだし、そのうえ卑しいし、あげくのはてにKYだし、そんな三三七拍子がピンポイントに揃ったカメラ男を救ったがために、女性は感染して死んでしまうのはいかがなものか?なぜ立派な女性が馬鹿な男のために死ななくてはいけないのか?そういうわけで怪獣よりもカメラ男に敵意を持ってしまった私は、予想外の爽快なラストに面食らってしまった。まさか男がこれほど痛快にぶち殺されるとは思っていなかったのでおもわず怪獣にむかって「グッジョブ!」と叫んでしまった。ガッツポーズもしたかもしれない。くたばる瞬間までカメラを持っていた男の根性には敬意を払う。どうか安らかに地獄に堕ちてくれ。とにかくおまえは、おまえを守って死んだ女性に謝れ。 
[DVD(字幕)] 1点(2008-10-01 20:05:57)(笑:3票) (良:2票)
586.  バーバー 《ネタバレ》 
率直にいうと面白くありません。何が不満かと聞かれたら、名シーンが1つもないことだと私は答えます。観終えたあとに1つ1つのシーンが脳裏に浮かんでこないのです。この物語の舞台は、床屋の店の中か法廷がメインになっています。低予算も結構ですが映画としてこれほど画にならない舞台設定も他にありません。わざわざ映像化する意味がどこにあるのでしょうか?あげくのはてに、けだるい夫婦仲や不倫、お金が絡んでの脅迫、そして殺人と続く。まるでTV番組でよくある○○殺人事件と同レベルでした。かりに監督の名を伏せて、サスペンス劇場としてこれがテレビで放映されていたら、誰も有名監督の作品だとは気づかないでしょう。それほどありきたりな物語なのです。ブラックジョークが笑えるよ、と言いたい気持ちだけど、この程度でいちいち笑っていたら胃を壊してしまう。コーエンから暴力描写を除外したら萎んで凡作になってしまった。そんな感じが否めません。そもそもなにゆえにバーバーなのか?タイトルのみが個性的で思わせぶりですが、主人公の職業が床屋である必然性はまるでありません。しかも床屋のくせに、くわえタバコをしてまわりに煙をもくもく充満させながら、お客様である子供の髪の毛を切る。ありえない。もしあれがかっこよさをみせるための演出ならば、バーバというよりもバーカと言ってやりたい。冗談じゃありませんよ。この兄弟は日常の中の非日常の世界観をいつもつくりだしてきた。いわば彼らの作り出す非日常の画はファンタジーに近いものがあった。それがこの作品にはまったく感じられない。モノクロだとかカラーだとかを議論する以前に、元の映像が兄弟のものとは思えないほど凡庸でした。期待していただけにがっかりです。 
[DVD(字幕)] 1点(2008-09-04 19:13:13)
587.  ボーン・アルティメイタム 《ネタバレ》 
細工されたアクションと不自然な手ぶれ映像が目立つ。故意にカメラをぶんぶんふりまわして、派手なアクションシーンを見せかけている。これは子供騙しの映画だ。観ていて20分が経過したあたりから酔い始めた。その短絡的な揺らし方はアダルトビデオのクライマックスシーンを見ているように低俗だ。それから編集も最悪で、画像がぶれているとき以外は役者のズームアップばかり。会話場面の単調なクローズアップにあわせて、ジュリア・スタイルズの顔面アップ画像がやたらと印象に残る。しかも映画の基本である照明も、一目見ただけで圧倒的に光不足であることが分かる。ようするに、すべてにおいて露悪趣味というのが滲み出ているのだ。ストーリーに中身がないのは娯楽映画だから仕方ないにしても、こういう異常な映像は許せない。どんどん酔いが悪化していった。それでも高いお金を出しているのだから最後まで観ようと脂汗をかきながら必死に席にしがみついていた。そういう自分を健気に思う。ジェイソン・ボーンよりも私のほうが頑張っていたかもしれない。ふざけないでほしい。最後になってくると吐き気を通り越してかなり危険な状態であった。揺れる画像を直視できない、これ以上画像をみると気を失うかもしれない、仕方ないので持ってきたバックで映像を隠し、下の隙間から字幕のみを読むようにしていた。ストーリーもよく分からない。いや、もはやストーリーどころではない。早く終わってくれなければ倒れてしまいそうだった。KO寸前のボクサーが、もう負けてもいいや、倒れてしまおうか?と思っているときの心境に近い。CIAの内部で仲間割れをおこしていたようだが、頭がもうろうとしていたので、どうでもよくなった。ボーンの記憶が甦ったのは良いことだと思うが、私の記憶がなくなりそうだった。ようやく映画館を出たとき、長い拷問を受けてきた兵士が味方の助けでやっと解放されたときの安堵感と似ている。なぜお金を出してこんな仕打ちを受けなくてはいけないのか教えて欲しい。もうこりごりだ。 
[映画館(字幕)] 1点(2007-12-04 19:20:55)(笑:2票) (良:1票)
588.  武士の一分 《ネタバレ》 
最近の邦画はタレントや歌手が副業として映画に参加しているように感じます。映画界と芸能事務所の馴れ合いによって、ますます邦画は廃れていくようで非常に残念です。今回はジャニーズ事務所のトップアイドルが主役だったようですが、言葉づかいや態度から見て、とても武士とは思えませんでした。主役のアイドル武士は、自分の妻をまるで下女か奴隷のように扱っている。妻がわが身を犠牲にしてまで必死になって夫を支えようとしているのに、夫は妻に嫉妬して大雨の日に家から出て行けと怒鳴る。そんなヒステリックな対応は、「武士」を語る以前に、男として最低ではありませんか。そういう男だからこそ、武士の威厳よりも、人間としての傲慢さだけが目に付くのです。みなしごだった妻を拾ってきて、そして勝手に捨てる主人公の態度は、犬ころに対するものとあまり変わらない。これが武士?これが夫?これが男?これが封建社会の真実であったとしても、ここまで男が女性軽視する時代を、夫婦愛と称して美談にするのはやはり間違っている。そもそも主役がアイドル歌手で、ラスボスが歌舞伎役者ではいい映画がつくれるはずもない。両者の一騎打ちのシーンは怒りを通り越して悲しくなってきました。どちらも武士として全然強そうに見えないのが致命的です。剣道3級の私でも勝てると思いました。あげくのはてに、屋根の上から、えいと飛び降りて斬りつける必要なんてないではありませんか。歌舞伎役者なだけにオーバーアクションよろしくということでしょうが、余計なことをやって勝手に負けている。あれで免許皆伝の武士という設定にしまうのだから、時代劇を愛するすべての人々に対する冒涜です。 
[DVD(字幕)] 1点(2007-10-13 22:26:41)
589.  トゥモロー・ワールド 《ネタバレ》 
生まれてくる赤ん坊の命と、あっけなく死んでいく人間の命の対比を意図的に見せようとしていました。しかし・・・命に軽いも重いもないやろ!たしかに生まれてくるということは素晴らしいですよ。しかし老人として生きつづけることも同じくらい素晴らしいじゃないか。あの老人が愛妻と愛犬を殺して自らも命を捨てて赤ん坊を守る様子はどう考えても尋常じゃありません。クレイジーです。この赤ん坊にかかわった人間たちがみんな蚊みたいに殺されていく。1つの命のためにここまで命を落とす人が出てくればそれゃどう考えても命の重さって人によって違うのかい?なんて思ってしまいますよ。若いほど命は尊いのか?冗談じゃない。べつに赤ん坊に恨みはないですが生まれてくる命を尊いものに見せようとして「命」に差をつけすぎなのです。クライブ・オーウェンは濃いので元々好きではありませんでしたが今回ばかりは彼に同情しましたよ。ヒロインは速攻に殺されるし、主役の彼ですら赤ん坊様の尊い命に比べれば虫けらのような命でした。彼が死んだ瞬間にトゥモロー号がやってきました。そのとき、注意して耳をすますと何ということでしょうか・・・鼻歌が聞えてくるのではありませんかぁぁ!母親は嬉しさのあまり、オーウェンの死体を前にして「ふん♪ふん♪」と上機嫌に鼻歌まじりで歌っていたのでした。これで赤ん坊様は助かりました。一件落着めでたしめでたし。 
[DVD(字幕)] 1点(2007-05-14 20:51:54)
590.  日本沈没(2006) 《ネタバレ》 
観ているのが苦痛だったというよりむしろハイレベルな拷問を受けているようでした。どうして原作をここまでくだらなくできるのか不思議を通り越して神秘的でした。もしかしたらこれは小松左京さんを陥れようとする陰謀じゃないでしょうか。スポンサーや芸能人にいいように操られて監督は置物状態になっている。映画監督というのはですね、もっと戦わなくちゃいけないんですよ!これじゃ宮崎監督のバカ息子と一緒だ。どうせ主役のスマップも芸能事務所から使ってくれと言われて「はいはい」といって使ったのだろう。それにしてもあのスマップはもっと自然に喋れないのだろうか。「笑っていいとも」に出てた時のほうがよっぽど普通に喋っているのになぜ映画に出るとキザな話し方になるのか?本当にイライラした。途中で観るのをやめようと思いましたが、スマップがアルマゲドンの真似をして死ぬと途中でわかったので頑張って最後まで観ました。むかつく主人公が死んで少しだけ気分が晴れました。けど終わってみれば一番目立っていたのは大物芸能人のあのおばさんだった気がする。これだけ大勢のタレント連中をコネや芸能事務所の都合で大量に主演させれば良い映画ができるはずもないです。親友だからという理由でアニメ監督まで主演させている。どうせなら監督の親兄弟全員登場させてしまえ。映画が面白くないだけならまだ我慢できますが映画に対する姿勢が許せない。日本映画の悪い点の1つはしがらみの多さだと私は言いたい。GW最後の日に観たのですが罰ゲームを受けた気分です。もしこれを映画館で観ていたら私は間違いなく憤死していたことでしょう。 
[CS・衛星(邦画)] 1点(2007-05-09 18:50:19)(笑:2票) (良:4票)
591.  ウォーク・ザ・ライン/君につづく道 《ネタバレ》 
ジョニーキャッシュと一番目の妻ヴィヴィアンとのあいだに生まれた娘さんは、自分の母親が映画の中で公平に描かれていないと反論しているそうです。私が不思議に思ったのは、娘と妻を捨てて愛人の元に走ったジョニーが、なんで映画の中で美化されているの?と感じたことです。ひどいのは、まるで正妻ヴィヴィアンが夫を捨てたように見せかけているところです。その理由はあえて言いませんが映画関係者の利己的な考えがあるらしいです。ジョニーが家の電気を止められてしまったのは慰謝料をがっぽり請求されたからじゃないの?(関係ないけど歌手のポールの慰謝料は60億円!自業自得ですが、こういう馬鹿な男から慰謝料をもらっても女性の受けた傷は癒されません) しかし、いま不倫で苦しんでいる女性がこの映画を観たら、別な見方をするかも?「わたしもいつか、ジューンのように妻の座を勝ち取ってみせるわ!」と元気が出たりして(笑) 不倫というのは難しい問題です・・・。男にとってはたんなる浮気でも女性にとっては真剣な恋。 私はジューンの幸せを心から願いました。そのジューンを演じたのがウィザースプーン。この人は常にあらゆる女性の希望の象徴です。でもジョニーキャッシュの人間性に吐き気がしたほうが自分としては大きかった。いっておきますがジューンとジョニーのセックスシーンは一度しかありませんから誤魔化されやすいですが、彼らは友達同士から結婚したのではなくて愛人同士から結婚したということです。 
[CS・衛星(字幕)] 1点(2007-03-10 20:47:37)
592.  THE 有頂天ホテル
率直に言わせてもらうと、綺麗すぎる。優雅すぎる、上品すぎる。「自分らしく生きよう」なんて映画のなかで説教されて、おもわず感動して涙が出そうになりましたが、笑えませんでしたよ。冗談じゃありません。ヒューマンドラマ系コメディなんて中途半端なことをやらずに、とことん笑わせてくれませんか?これが本当に「12人の優しい日本人」の監督さんなのでしょうか? 三谷監督は才能が枯れ果ててしまったのかもしれない。 ようするに毒が無さ過ぎるのです。余裕がありすぎるのです。 まるでチャップリンコメディのように、知的さと感動を売り物にしたコメディなど、笑いのみを期待している私のようなバカ観客にとって、怒り心頭なのです。 だんだん最後のほうになってきて、笑うどころか、しんみりしてきて、落ち込みそうになりましたよ。いいですか?感動したいなら、感動する映画を選んで見ますよ!だ、け、ど、ね・・笑いたいときに、笑わせてくれない知的で上品な映画など見せるな、と言いたい。
[地上波(邦画)] 1点(2006-12-31 20:47:04)(良:1票)
593.  サイコ(1960)
あまりにも怖くて、観終わったときは、体がぶるぶると震えたし、夜中は悪夢をみたし、この映画を観たショックで、トラウマを持ち、いまだに社会復帰ができない、ということは、もちろん冗談だけれども、率直に怖いか怖くないかと他人から聞かれれば、私は怖くない、といつも答えることにしている。昔の映画のわりには、こわい、という言い方もしたくない。昔と今を比較して、昔の映画に、意味不明のハンディなんて与えたくないのです。有名なあのシャワーの惨殺シーンは、お世辞でも怖いとは言えない。あれは、こわい、のではなくて、巧いと言うべきでしょう。 ぶっちゃけた話をさせていただくと、ヒッチコックの作品の「怖い」というのは、その知的さに裏打ちされたものであり、ゆえに、映画ファンは最大限の賛辞の意味をこめて、「こわい」と褒めるのである。ようするに、さほど笑えない喜劇に、「お腹が痛いくらいに笑いました」と賛辞をおくるチャップリン映画と共通したものがある。しかし、ヒッチコックがこの分野において、パイオニアであることは間違いないので、私はそのことについてはいつも敬意を惜しみません。しかし友達からすごく怖い映画を教えて、と聞かれたときに、ヒッチコックのサイコだ、とは口が裂けても言いません。 
[DVD(字幕)] 1点(2006-12-08 20:47:57)
594.  es[エス](2001) 《ネタバレ》 
人の人格は一朝一夕では変わることは決してありません。ましてや1週間足らずでここまで劇的に変化はしない。これこそ深層心理の常識ですよ。スタンフォード大学の実験がこのような事故につながった原因は、実験のせいではなくてあれは本当にただの喧嘩だったのです。ようするに、子供が夜中にまくら投げをして はしゃいでいるうちに、だんだんエキサイトしてきて喧嘩になるのと同じレベルでした。だいたい人が大勢集って閉鎖された空間で毎日顔をあわせていれば騒ぎは必然的に起きるものじゃないですか、それもタクシーの運ちゃんなどガラの悪い連中を集めているのだからなおさらです。それを無理やり実験のせいにしてしまうなど言語道断ですよ、本当の刑務所で看守と囚人の関係をみればこの実験が人間心理の真実だとは恥ずかしくて言えないはずです。権力を与えられた者に支配欲が発生することはわかりますが看守役に支配権はなかったと断言します。警棒がそんなに恐ろしいですか?冗談じゃありませんよ、それだけで囚人役をあそこまで奴隷扱いにすることは不可能なのです。実際の事件では支配と被支配の構図は存在しなかった。従ってこれは純粋な喧嘩なのでしょう。連中が酔っ払ってバカ騒ぎの喧嘩を起したというのが真相だと思う。「極限状態が人を変えてしまう」という宣伝文句も失笑ものです。なぜならはじめから最後まで何1つ変わっていないからです。最初から金目当てでやって来ているガラの悪い連中を集めて実験しているのだから、もともと暴力的だったのです(苦笑)そもそも「応募資格:不問」というのが間違っていましたね。以上です。 
[DVD(字幕)] 1点(2006-08-14 20:31:27)(良:3票)
595.  未来世紀ブラジル
「分かりにくい映画」がしばしば名作だと言われる理由は想像力を養うことが映画の本来の目的だからです。しかしこの映画は「未来世紀」という邦題1つとってみても舞台を未来だと断言してしまっている点が観客から自由な想像力を奪っている。「奇抜」であるということも直接観客の想像力の刺激につながっているとは言えない。しかも奇抜で独創的な映像だと偉い評論家たちからいくら言われようが本当の映画ファンならばこの映像が学芸会レベルであることは一目で分かるし、あの翼の生えた主人公が夢のなかを飛び回る様子も、欽ちゃんの仮装大賞を観たものならば似たようなものを何度も見かけているはずです。つまりその程度の映像なのです。もっともらしくこれを評すれば「実存主義的な映画である」と言う事もできるし、裸の王様のような映画だと言う事もできる。 圧倒的なイマジネーションと褒められた作品ですが「ガダカ」の未来に対するイマジネーションと比較すると明らかに希薄だ。 未来を予言しているなんていう評価に至ってはそんな予想はその当時の近所の中学生やおばちゃんにでもできると言いたい。原題は「ブラジル」。 余計な言葉をいれず、こちらのほうがよっぽど観客の想像力を刺激できたはず。これを名作と銘打った映画界の意向のほうが興味深い。
[DVD(字幕)] 1点(2006-03-29 20:30:09)(良:1票)
596.  チャーリーとチョコレート工場 《ネタバレ》 
子供が観ても幼稚だと思わせるようなお馬鹿映画になっているのはわざとなのでしょうか? ティムバートンは奇譚であることを金科玉条にしてきたような監督ですが、ここまで行き過ぎると狂気の沙汰としか思えない。 それから子供が悲惨な目にあったときに始まる嬉しそうな小人の踊りには嫌悪感すら覚えます。 愉快というよりも不快。 あの小人も人間嫌いのウォンカが作り出したアンドロイドに見えてきたし、別な意味で色々想像してひたすら恐かったのです。 つーか、ウォンカが透明の壁に何度か激突するシーンはあれで良いの?? 演技派のジョニーデップともあろうお方が「ドジな私」を表現するためにドリフスターズ並み演技を行う様子に心が痛くなりました。それにウォンカがトラウマを持っていることを表現する方法も「両親」と言葉に出して言えないだけじゃないですか!これじゃジョニーデップを使う意味がなく、これだったら深田恭子にウォンカをやらせたほうがまだ予算を節約できましたよ、まったく。 従って期待されたバートン・ジョニーの黄金コンビはまるで投打のかみ合わないジャイアンツのように破綻していたし! 挙句の果てには、とってつけたような父子の和解、でもって、道に落ちているお金をネコババしたチャーリーの家族にチョコレート工場を譲り渡してめでたし、めでたし・・と思いたいけどあの家族が工場なんて管理できるわけがないんだつーの!もういい加減にしてください、チョコレートなんて大嫌いです。この映画は偽物。
[DVD(字幕)] 1点(2006-02-27 23:52:28)(良:1票)
597.  スウィングガールズ 《ネタバレ》 
これは視聴率重視のバラエティー番組であり、それをわざわざ映画館で上映したから映画と呼ばれただけのものであり、男の裸で女を釣り、今度は女子高生で男を一本釣りするこの監督のマーケティング戦略を見て分かることは「観客とは本来馬鹿である」という驕りが感じられることです。もうここまでくると演奏がうまいから高得点であるとか下手であるから低得点であるという次元を超えているのではないでしょうか? 監督さん、山形県民が喋っている言葉がそんなにも笑えるのでしょうか? ガールズたちの演奏が下手なときの周りの冷たい態度が上手になった途端に急に一変する様子には呆れかえりました。 むしろ下手でも努力して練習している時に周りのあたたかな態度が必要じゃなかったの? 乾いた笑いのみが印象に残りそこにはガールズたちを取り巻く人間たちの温かみがまったく感じられません。そもそも主人公がジャズを頑張るモチベーションが、オタク女に負けたくないという動機なのが信じられない。ひたすら明るく軽く、そして低俗でした。 
[DVD(吹替)] 1点(2006-02-12 00:04:36)(良:4票)
598.  デリカテッセン
この映画を満足して観られる生き物はふくろうだけでしょう。ストーリーは、人肉食人のアパートに人肉を売る肉屋がいて、そこに獲物のピエロがやって来て、ぐだぐだとやっていましたが、それも暗いせいで何をやっているのかよく分かりません。この映画は美術的には優れているのだと思いますが、はっきりと言わせていただくと、停電した夜中の美術館と一緒です。 とにかく暗い!くらい!!クライ!!! こんな映画を観てしまった私はCRY。  
[ビデオ(字幕)] 1点(2005-12-26 20:20:21)
599.  ハウルの動く城
大御所になってしまった宮崎監督は、もう「ラピュタ」のような単純爽快なアニメを作る気持ちはないのだろうか? これは知的な映画なのかもしれないけど、ワクワクしない映画でした。ハウルや、おばあちゃんの心の内面を思わせぶりに、ぐたぐたと見せることで、外国の映画祭で立派な賞を獲ってやろうという色気だけは感じました。それになんでヒロインが、おばあちゃんなの? シーターや、ナウシカやキキのような魅力溢れる女の子が映画を面白くするのです。 宮崎監督は「紅の豚」で、ただのクソ豚を主人公にして大コケしたのに、まだ懲りていないのでしょうか。 あげくの果てに倍賞千恵子の声を聞いていると、ふうてんの寅さんをどうしても思い出してしまいます。 ソフィーがいつ「お兄ちゃん」というのかずっと気になってしまいました。 だいいち、ハウルに「守りたいものができた。それは君だ」というセリフを言わせておいて、いったいお子様たちにどういう反応を期待しようとしているのか意味不明じゃないですか。 まさか子供さんに無償の愛の素晴らしさでも説こうとしているのでしょうか? 冗談じゃありませんよ。この映画には、メタファーもかなり多く盛り込まれており、それはそれで立派だと思いますよ。しかし子供を無視するのもいい加減にしてほしい。 たしかに考えさせられる映画ではありますが、私はあえて「考えさせるな!」と言いたいのです。 宮崎アニメは、徐々に子供から離れていっている。それを確信できた映画でした。 近い将来、親が「宮崎アニメは立派な映画だから観なくてはいけませんよ!」と言って、嫌がる子供を無理やり映画館に連れて行くという光景が社会現象を起すかもしれないと予言しておきましょう。
[DVD(吹替)] 1点(2005-12-04 19:00:48)(良:5票)
600.  オペラ座の怪人(2004) 《ネタバレ》 
この映画は、不幸な人殺しのファントム様に感情移入できるかどうかで評価は分かれると思います。 このファントム様は、自分にとって都合の悪い人間を簡単に殺すオペラ座の逆ギレストーカーでした。 しかも無職のくせに、給料まで要求する図々しさは、オペラ座の怪人というよりは、オペラ座のニートです。 しかも地下にこもって、人形遊びをしている姿をみると、ただのひきこもり野郎にしか見えませんでした。いったいどういう女性がこのような気色の悪い男を好きになるのでしょうか? しかし、クリスティーヌは、まるで聖母のように、この陰険な悲劇のヒーロー気取りの男を哀れみました。私は彼女の神々しいまでの美しさに感動致しました。 彼女は、人殺しのファントム様の罪のすべてを受け入れて彼を癒したのでしょう! さて、ラストシーンでは、クリスティーヌの墓前に花と指輪が添えられていましたね。 この場面から、ファントム様がここにやってきたことが、瞬時に理解できました。 なんと、逆切れストーカー男は、クリスティーヌよりも長生きしていたのですね!! ファントム、てめーが真っ先に死ねや!と、素直に感じました。
[DVD(字幕)] 1点(2005-10-09 21:55:44)(良:1票)
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