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621.  怪獣大戦争 《ネタバレ》 
 SFチックな前半から、話が次第に荒唐無稽に…そして怪獣が破壊の限りを尽くし、最後はグダグダの怪獣プロレス。   X星人が、一回地球人を騙す理由がわからない。一息にキングギドラを連れて来ちゃえば良いのに、ゴジラ・ラドンの捕獲も自力でやっちゃえるんだし。   自分たちの弱点である「特殊な音波」を発生する機械に、対策を施す事もしないで、飼い殺すって発想がスゲー!X星人って意外と人間的かも。電磁波って、電波のことだから、それで(よしんばキングギドラは別としても)ゴジラが操れる理屈が分からん。それなら直接、人間操ったらどうだ?また、電波に載せた「特殊な音波」は、敵さんがラジオ聞いてないと効かないと思うし、もっと驚愕なのは、電子計算機が星人と同様にそれで誤動作する事だ。  最後、「まだ見ぬ未来に向って脱出する」なんて、カッコ良さ気に持ってこうとしてるが、彼らに一片の同情もできないから、何にも感じない。彼らが地球の水を欲しているらしい描写が前にあったが、直接の要求をしていないので、彼ら側に理由があって「止む終えなかった感」が無いからだ。それどころか、「ゴジラ貸せ」ではなく「少し水ください」って言えば、ガンの特効薬と交換で、くれた可能性は高いと思う。   日本家屋や、古い工場なんかの壊れる様は、実に良く出来ている。もろい壁と、それを支えている木の柱などの混じった様は、本当に凄い。それと、この映画の中で、ワンカットだけ度肝を抜かれる特撮がある。ゴジラが崩しているビルの中で走って逃げている人の、その前景に瓦礫が落ちるシーン、今までの東宝特撮には出てこなかった表現。どうやって撮った?   さて、洗脳から溶けた両怪獣のバトルが少ないのが、今作のとても良い所だ。トカゲと鳥を一緒に閉じ込めても、普通はいきなり殺し合いしないものね。こういう所、子供相手の映画では結構重要なんじゃないかと思ってるのだが。  水野久美さんの美しさと、先の特撮映像に、5点。ゴジラの「シェー」に-2点。で3点。 
[DVD(邦画)] 3点(2011-07-29 18:13:25)
622.  銀河鉄道999 エターナル・ファンタジー 《ネタバレ》 
CGの999ショボすぎ。車体の表面に何のテクスチャも無いのっぺらぼう。連接棒周りだけが異常に明るい。 それに引き換え、手で描いた部分の絵の上手さ。特にメーテルの絵は全ての映画版の中で一番だ。それだけにこの出来は残念だ。 政治的な事情で、完結しない導入編なのだろうが、それが恐らく999の寿命を縮めたのだと思う。  太陽が超新星化して、地球も壊滅したという、とんでもない風呂敷広げちゃって、たたみ切れる感じがしない。クレアの再生がヒントだとすると、その解決は、今までの999世界にはなじまない「魔法」しかない気がする。 それに、いくら原作「エターナル編」の映画化と言っても、世間では全2作のイメージは強い。鉄郎の顔が元通りになるのはいいとしても、メーテルいつまでその体なんだ?とか、車掌さん元の体にもどらんのかい?とか、思っちゃうよね。どうしても。 
[DVD(邦画)] 3点(2011-07-22 05:14:52)
623.  火の鳥(1978) 《ネタバレ》 
市川崑監督自身、「どうしてこんなモノ撮ったのか」と言ったらしいですな。 まあ、判ります。アニメーションと実写部分が全く乖離しているから。 アニメーションは面白くなければいけない、とかいう固定観念にでも、取り憑かれていたかのようなふざけっぷりは、手塚か鈴木伸一かどっちのせいか知らないが、相手が市川崑であることを考えると、ある意味凄いです。しかし、実写部分もかなり長くて退屈。特にナギと猿田彦の情愛の部分は、小っ恥ずかしくて見てられません。 ジンギが最後に、火の鳥に「後世に我が名を伝えよ」と言い放つ部分で、ちょっと盛り上がっちゃたから、最後のタケルたちの話がとってつけたエピローグのように感じてしまいます。いろいろな人の命の欲望と業の歴史の果てに、生き残った新しい命が、火の鳥に祝福されて新しい世界を得る、この物語の最後の部分は、黎明編の特に私の大好きな部分だったので、非常に残念でした。  でもでも、このテーマ曲は素晴らしく美しく、劇中には出てこないけど、日本語歌詞をつけた、松崎しげる氏の歌も素晴らしいので、ちょっと甘めだけど、3点。 (「テレビ鑑賞」としてありますが、実際には、二十数年前のテレビ録画を観たものです。)
[地上波(邦画)] 3点(2011-06-22 18:30:50)(良:1票)
624.  幻の湖 《ネタバレ》 
 学生の時に観たが、当時も意味(特に隆大介が笛を琵琶湖の真上に置く意味なんか)が解らず、自分にはこういうモノの解釈力がないんだと、自分の能力を嘆いた記憶がある。 最近、長谷川初範氏のラジオでのお話によって、「これが撮影してみたら4時間以上の大長編になっちゃって、切りに切った結果こうなった」と知った。道理で意味分かんないはずだ。というか、そのくらい計算できなかったんだろうか? この物語は、琵琶湖にまつわる戦国の世と現代の女の怨念を描いていると思われる。しかし道子は、「幻の人を幻の犬と共に追いかけていた」のかも知れず、「私に本当にあったのは琵琶湖という湖だけ」と言いながら、なぜ「幻の湖」なんでしょ? 道子が、運命を受け入れたお市の方と違い、自分の思いを貫いて死んだみつの生まれ変わりなら、なぜ現代の笛男と一緒にならなかったのか?犬の敵を討つ方が、彼女の生き方だというのだろうか? やっぱり、自分にはこの映画を理解するのは、難しい。 
[DVD(邦画)] 3点(2011-06-14 16:41:44)(良:1票)
625.  台風クラブ 《ネタバレ》 
25年前に観た時には、若者の「何かが始まる予感」、台風の来るそのざわめき感とも言うものを感じさせて、感心したものだが、今見るともうダメ。 物語の中で起こる理不尽に、自分が耐えられない体になってしまっている。 あの「おかえり、ただいま」の奴なんて、単なる精神疾患にしか見えないし、あれを放置しておく周りに憤ってしまう。 パンフレットには、まあ立派なことが書いてあって、「この物語は(中略)日常の台風を探す物語」だと。しかし、台風で閉じ込められた(実際には外に出れたじゃん)一夜の、その先に探し当てたものが、「死を見せてやる」って若者の物語としては、ちょっと面白くないし、だいたい彼がそこに行き着くほどのものを、見せてくれていないと思う。 彼がどう悩んで、どう感じて、周りの事件がどう影響したのか、かなりわからない。 工藤夕貴の可愛さと下着姿に、3点。(当時若者だった自分も、まあエロじじいになったものだ)  ところで、佐藤浩市、どこに出てた? 
[DVD(邦画)] 3点(2011-05-17 15:54:00)
626.  クイズ・ショウ 《ネタバレ》 
アメリカの大衆は甘いマスクに弱く、インテリは権威に弱かった。  途中まで面白かったが、実に後味が悪い。
[映画館(字幕)] 3点(2011-05-01 23:38:17)
627.  名探偵コナン 沈黙の15分 《ネタバレ》 
劇中でもツッコまれていたが、やっぱり渡部陽一さんのしゃべりは、違和感ありまくりでした。刑事の顔も本人を意識したデザインだったが、その前に顔を思い浮かべてしまう。アニメーションとしてはどうなのか。ここまでして、キャスティングする必要はないと思う。さて、最初の「スペクタル」には、凄いというより、んなバカな、という印象。あれだけ無茶して反対車線を逆走すると、絶対事故おこしてる奴もいるだろうに。 それは置いといて。 基本的なミステリの部分に、全く興味がわかない。冒頭あまりにも派手なのとのギャップなのか。毎回毎回、非現実なほどの派手なシチュエーションに慣れてしまっているのか。でも特に雪原で死んだ人が何故あそこにいるのか、という不思議さが、全く分からない。車走ってた道を使ったほうが良い説明を、セリフじゃなく(アニメーションなんだから)視覚で説得するべきだ。それにしてもこのアニメーションは、「たったそれだけのことで」あんまりにもやることが残虐な犯人が多すぎるよな。前作は仏像盗むために、ウイルスパニックを起こして、町からすべての人を非難させたし、今回は潜って探しゃいいだけなのに、地下鉄脱線させ、高速道路破壊し、ダムを決壊させて、村一つを水で押し流そうとするって。 また、コナンもコナンで小学生のくせに(いや、高校生だとしても、だ)、いくら洪水を止める為とはいえ、勝手に雪崩を起こして、二次被害が出てたらどうするんだよ? そのあまりにメチャクチャなスペクタルと、事件と謎のつまらなさが、名探偵コナンをもう別作品のようにしてしまっていると思う。 少し、地に足の着いた、というか地道に推理ものとしての、原点回帰が必要なのではないかな? 
[映画館(邦画)] 3点(2011-05-01 03:24:31)
628.  映画ドラえもん のび太の人魚大海戦
ドラえもんの映画版を初めてちゃんと観た。ドラえもん自体は、連載初期に学年雑誌で読み、TVアニメの初期版の頃に観ていたくらいで、そんなに熱心に観続けていたわけではない。それでもやっぱり面白いので、好きなアニメーションだった。映画版も幾つかTVで「ながら見」する程度に観たことがある。 で、今回TVで通して観てみたわけだが、これは他の映画版もそうみたいだが、ドラえもんが『戦いの物語』になってしまっているのが、一番気に入らないところだ。実は最近、プリキュアなるアニメーションを見た時にも思ったのだが、小さい子供に見せるアニメーションが『戦いばっかり』なのはどうだろう?(ましてや、女の子向けのプリキュアにいたっては) ドラえもんって、小学生の日常にある困ったこと(多くの場合ジャイアンだが)に、面白い道具を使って、ギャフンと言わせて、さらに自分もギャフンといい、それが最後(有名な、幾つかある最終回)にそんな道具に頼らない少年に成長する話じゃないのかな?と思うのだ。 特別の話として、1~2回位あるのなら、納得できるけど、毎年毎年誰かと戦って、つまり誰かをやっつけているのび太くんなんて、藤子不二雄が描いたドラえもんじゃないと思う。少なくとも自分の好きだったドラえもんではない。 不思議な世界に繋がるのは良いけど、戦いではなく、楽しいドラマとしてのドラえもんの復活を、私は望む。
[地上波(邦画)] 3点(2011-02-22 10:51:30)(良:1票)
629.  踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ! 《ネタバレ》 
まあ、三作目で批判されるの判ってて、こういう映画を作っちゃうのは大変だとは思うよね。だけど、だからといってこれだけ面白くないものを映画館で見た人は、怒ってるだろうな。つまらないわけじゃないけど、面白く無い。微妙なセンだな。  この人達は何時までも、過去の事件から逃れられない、って感じ。ドラマ内の事件でもそうだけど、映画そのものもそうだ。 そして、シリアスな中にある日常的な、コミカルな部分が、悪ふざけが過ぎるように、今回多すぎる。例の会議室の高官たちのやりとりも、稚拙でリアルさに欠ける。あと、スカンクの部分とか、冗長。 ただ、今回一つだけ前回より良かったことがある。前回の事件で青島は、「上司が良ければ組織も悪くない」というような事を言ったが、それが自分にはとても嫌だった。TVシリーズの最初から、本店と支店、キャリアと現場という、組織の論理によって辛い思いばかりしていた青島だろう?それが今回、「部下ではなく仲間」という発言を聞いて、ちょっと安心。 それにしても、いくら引越しがゴタゴタするものと言っても、拳銃の管理が、「あんなにいい加減な訳ないじゃん、これを作った人は、ひょっとして本気で世の中舐めてるんか?」と思ってしまった。 
[DVD(邦画)] 3点(2011-02-17 09:47:26)
630.  ポセイドン(2006)
バラストタンクに勝手に水入れちゃって、みるみる船が沈んちゃうけど、いいのか? ほかの生存者がいたりしたら、どうすんだよ? まあ、それはいいとして、やっぱりポセイドンアドベンチャーのリメイクというなら、神父さんの、最後のセリフに相当するものは、外しちゃいけなかったんじゃないかな? そこんとこの最後のクライマックスを期待しちゃうもんね、どうしても。 リメイクというか、り・イマジネーションってやつか… それと、最後のボートと沈みゆく船の合成が、チャチかったよ。
[地上波(吹替)] 3点(2010-07-31 18:28:40)
631.  大怪獣ガメラ 《ネタバレ》 
 今回、『大怪獣空中決戦』の参考のために観てみたが、思い込んでいた 「ガメラは子供の味方」という部分が、殆ど無いので肩透かし状態だった。実は、「浦島太郎」的なエピソードでもあって、子供の味方になるのかと思って、期待していたのだが。  非常に思わせぶりな、少年の逃がしたカメとガメラの関係は、無いようだし、よくよく考えれば、本当に子供の味方なら、そもそも灯台壊さなきゃいい訳だし。助けたのは、ただの気まぐれだったとしか思えない。しかも、このストーリーに何の意味ももたらさないクソガキが、まあ、大人の邪魔をする、他人を危機に巻き込む。観ていてイライラする。   ゴジラのライバルの最初の物語は、意外と残念なものだった。
[ビデオ(邦画)] 2点(2012-10-13 00:54:55)
632.  女囚701号 さそり 《ネタバレ》 
 有名な作品だし、梶芽衣子の代表的な作品ということで、見てみたが、まあメチャクチャ。刑務官が、一人ずつ軍用ライフル持ってるし、しかも直ぐ撃つし、懲罰内容は、タダの嫌がらせだし、何かというとすぐ女の服を切り裂くし。ナミは何故か、下着姿で男に復讐しようとするし。「抵抗すると公務執行妨害で射殺するぞ」とか言うし。  しかし、演出的には、多分大胆な実験的な表現だったのだろう、カラーライティングや、回り舞台など。特にガラス張りの床に転がされたナミの怒りのカットは凄い。  とうとう脱獄を果たしたナミは、自分を裏切った男と、それに関連したワルには復讐するのに、あれだけ理不尽なイジメをした刑務官には、何もしないのが、若干気になる。しかもその後逃げるでもなく再び刑務所に戻るとは。復讐時のナミはカッコイイんだが、実際に苛めた彼らをやっつけないと、観ている者のカタルシスは得られない。   数々の突っ込みどころには、目をつぶるとしても、評価できる点が、大胆な演出と梶芽衣子の魅力のみでは、2点がいいトコ。
[DVD(邦画)] 2点(2012-01-07 05:57:13)
633.  宇宙戦艦ヤマト 復活篇 《ネタバレ》 
 自分は松本零士ファンだったから、この松本零士抜きのヤマトが本当は気に入らなかった。そのくせ、ヤマトやアナライザーのデザインを使ってるし、佐渡先生も松本キャラだし、回想とはいえ、あの沖田艦長を出すなら、クレジットに名前出すくらい、すべきだと強く思う。   今回の映画は、ちょっと頭でっかちというか、分に似合わぬ風呂敷を広げた感がある。露骨に現実の世界情勢の中のアメリカを意識した、国家ナントカ同盟の中のSUSという国の描き方など。同盟中の力のバランスにより、一国が横暴な振る舞いをするのは、たしかに問題だが、軍として決定がなされているにもかかわらず、その命に従わぬのも大問題。そして、これは地球側にこそ顕著に描かれるが、全く本国の意向を仰がないで軍事行動をとること。宣戦布告までするって、古代よオマエはもう、地球の代表でも、ヤマトが最後の船でも無いんだぞ。  そして、この物語の中で、ちょっと気になるのは、アマール国という星。これはそのナントカ同盟の一国で同盟に加わることで、平和を取り戻した星。横暴な同盟国はいるが、なんといっても現状で、人が死なずに済む平和の状態がある。この平和を壊してしまうことは正しいことなのか?この星の人を戦火に巻き込む権利があったのだろうか?  かつて、絶滅の危機に瀕した星が、地球を欲して攻めてきたとき、「愛しあうべきだ」と言ったその人は、自分が他の星を欲する今、話し合う絶好の機会を得た今、それで解決する道を考えなかったのだろうか?  ああっ!おそらく異次元の人であろう、今回の敵はまた困った事を言っているぞ。「我らの世界を維持せんとしてこの次元を掌握する」だと。ほら、敵にも「愛すべき余地」があるぞ、古代。どうする?  様々な思わせぶりな設定を、ガシガシ踏み越えて、ヤマトはいつも通り、敵を撃破してメデタシメデタシ。……なんだかなあ。   ところで、要らぬ心配だが、衛星は惑星のモノなんだろうか?もし、月に住みたいという宇宙人が来たら、地球人には拒む権利があるんだろうか? 
[DVD(邦画)] 2点(2011-08-31 04:05:36)(良:1票)
634.  ゴジラVSスペースゴジラ 《ネタバレ》 
 なんか、南の島にのんびり地雷埋めてるけど、ゴジラ来るのが判ってるのかね?子供いるからか?それにしても、超能力の使い方が、あまりにもセンス古くて、ESPカードなんて、昭和シリーズの頃の(それこそ、エスパイの)世界観だものな。それらを含めて、もう新しいセンスを持った、若い世代の力を使わないとダメだな。だから、他の人の言うような今回の曲がダメだとは思わない。それどころか、服部隆之がよくゴジラの音楽やってくれたとさえ思う。  どっちにしろ、もうリアリティの欠片もない、どこかのパラレル世界の出来事なんだから、いいっちゃあ良いけど、「モゲラ」なんていう名前を臆面もなく登場人物に喋らすのは、どうなの?後、今更だが、ロボットの大きな胸板なんか、一枚板じゃ不自然だっつーの。それも「銀色塗装」モロ出しのプラスチックぽさ。  ところで、この平成シリーズは、やたら細胞だ遺伝子だって言ってるけど、よしんばゴジラの遺伝子から新たな生物が生まれても、元の側は子側の事判んないでしょ?安直だよね。そういうの。「この子、あなたの子なの」って言われても、ホントかどうか判らんでしょ、人間だって。同じ遺伝子がなぜ戦うのか?少なくとも地球上では、同種族で殺しあう生物はなかなかいない。(唯一のモノが人間だが、そんな事意識してないよね?)子供向け映画にはそういうトコ、大事なんだと思うけどな。  そして、最後の最後まで気に入らない。「宇宙が汚され続けてゆくのなら、いつ第二のスペースゴジラが現れるかも分からない。私たちへの警告だわ」て、いつ宇宙を汚染したのかね?我々人類は。 
[DVD(邦画)] 2点(2011-08-08 02:21:37)
635.  ゴジラVSモスラ 《ネタバレ》 
 モスラは、元々単独のファンタジー映画の生き物だから、VSゴジラってそぐわない気がするんだよな。特に、そのビジュアルが。  ゴジラの造形にやたら凝った、平成ゴジラシリーズのスタッフは何故、同じだけの情熱をモスラに注がないかな?ゴジラと同じ画面にいて、違和感ない生物としてのモスラを、創り上げて欲しかった。たしかに羽が動いているが、「羽ばたいている感」がまるで無く、あれで飛べてるはずがないと思わせるのは大失敗だ。後、ぬいぐるみ感満載のボディ。単体作ではファンタジーとして受け入れられるが、ゴジラには合ってない。  この物語の中のゴジラは、一体どんな意味があるんだろうか?と考えてしまう。地球環境的には、放射能撒き散らしている、超環境破壊型生物だから、バトラの格好の敵なのだが…。でも、「地球にとって」放射線物質が環境破壊なのかどうかは難しいところだ。  ひょっとしたら、自分と同サイズの生き物がいるのが嬉しくて、ただ出て来てるだけなんじゃないか?とさえ思う。
[DVD(邦画)] 2点(2011-08-08 02:19:11)
636.  惑星大戦争 《ネタバレ》 
 大まかに言うと、地球を侵略しようとしている宇宙人に対して、近場にあるその基地を見つけ、攻撃して勝つ、という話。最後の本土決戦がないだけで、基本的には「宇宙大戦争」とおんなじセンス。  そして、今回の目玉は、かなり宇宙戦艦ヤマトに影響を受けてはいるが、昔からの東宝の夢「轟天号」。これとガレー船をモチーフにした敵戦艦の戦いらしい。でも、轟天は古臭い東宝特撮の世界観で、未だにエンジン噴射に煙が出る始末。敵戦艦との一騎打ち戦も、細かい描写がいい加減で、艦の位置関係と、砲塔・砲撃の向きが、メチャクチャで、かなり萎える。たぶん相当の工夫の結果なんだろうが、あの「リボルバー」も、もっと細かい所詰めなくては、戦闘機が装填された後、回転によって斜めになっちゃってるし、発射時には完全に逆さになるぞ、アレ。しかも最後のリボルバービームってどうなってんのか?という疑問がわく。そもそもあれの利点がわからない。あそこに色んな武器を入れて、臨機応変に使う位の工夫を見せろ。  んー、期待したんだがなあ。基本点5点。約20年も前の映画から、進歩していない基本姿勢に-4点。浅野ゆう子のかわいらしさに3点。轟天への固執と描写のダメさに、に-2点。で、総合で2点。 
[DVD(邦画)] 2点(2011-07-26 20:32:04)
637.  デビルマン 《ネタバレ》 
 さて、ワーストランキング4位の「期待の」デビルマン、最終的には良く期待に応えてくれた、という気がします。   ただし、戦争がおこる前あたりまでは、「仮面ライダー」のレベルを許容する心を以て観れば、フツーに観れます。いや、かなりお金かかってる感すら感じます。所々、ちょっとCG臭いところもありますが、そういう技術的な部分は、物語の出来がよければ、どうにでもなるものです。それと、原作への愛とか、リスペクトとかも、実はどーでも良かったりします。私には。精神論でモノが作れるわけじゃないですからね。しかし、この映画は東映の特撮映画なので、物語として「平成仮面ライダー」のノリで作られると困るなあ、と思っていたのです。が、スタッフはそういう系の人でないので、さすがにそれはないだろう、とも思っていました、実は。   まず、この物語の中で、明確に呼び分けられている、「デーモン」「サタン」「デビル(マン)」が、どう違って(または同じで)、どういう立場で、どうしたかったのか?まるでわかりません。どっかの地下から掘り出した、謎の生命体に合体されたのが、同じなのなら、デビルマンと他のデーモンの強さがあんなに違うのに、合点がいかないし、サタンは純粋種なのかどうか?もしそうだったら、何故、わざわざ生命体を掘り出したのか?とか、その起源とか、他の者たちとの関係がどうなのか?この異生物に対し、というかまずデビルマン自身、異形の者になった時点で自身のアイデンティティ的に、そのへん調べるでしょう、普通。   また、地球の何分の一かの規模で、闘いの破壊力の影響を及ぼしながら、打ち合った後に実に平和そうな浜辺があったり、女の子と少年が生き残っていたりするのも、なんでしょうね?  あ、思い出した。シレーヌって何のために出てきたんでしょうね?そして、あの人は何?サタン?  と、色々と解らない所、というか解釈のとっかかりさえ見えない映画でしたが、実は人間が滅んだっぽい時点(最後の大決闘)で、私は興味を失いました。なにしろなんにも感情移入できないから、あの後どうなっても、全然OKでした。   最後に皆さん、何度も言うようですが、「仮面ライダー」に比べれば、まだマシで、2点はあげられますよ。  
[DVD(邦画)] 2点(2011-07-16 09:43:58)
638.  インシテミル 7日間のデス・ゲーム 《ネタバレ》 
好きじゃないですね。小説原作のミステリらしいですが、これを小説で読まされたら、かなり激怒したと思いますね。本格ミステリには、「フェアさ」という尺度があって、突然出てきた謎の人物を犯人にしない、という約束があります。これは正に謎の組織の犯行なわけで、一応綾瀬はるかがその一部だけど、彼女は直接の犯人ではないし、「ひょっとして、一人称形式だけど、読者を欺く型の犯人(つまり藤原犯人)かな?」とまで考えてしまった自分としては、とても受け入れられないミステリです。 それと、もうひとつ気に入らないのは、一番の悪人(機構?)にまったく裁きがくだらない点です。これ、せっかく「悪の組織」がいて、ネットで公開までしていて、これを見るために金払ってるヤツが居る、という設定を作ったのに、その辺には触らないなんて、おかしすぎる、というかもったいない。 
[DVD(邦画)] 2点(2011-06-21 22:17:04)
639.  ごくせん THE MOVIE 《ネタバレ》 
テレビの第一シリーズは見ていたが、かなり忘れている。原作漫画は好きで全部読んだ。で、この映画だが、ギャグなんだろうが、クマが吹っ飛ぶとことか、コンクリート壁ぶち破ったり、非現実過ぎて、ちょっと見てられない。冒頭のハイジャックの部分、あんなに銃声がしてたのに、どうやって、犯人を制圧したんだと、考えちまった。物語中の事件は、とても学生と教師が介入するべきものじゃなくて、このドラマには相応しくないと思ったが、もしそれでも、この内容でいくなら、せっかく映画ということも考えて、大江戸一家の面々にも出番を作ってやったらどうか?と考えた。あれじゃ、宇津井健が勿体無いよ。
[地上波(邦画)] 2点(2011-03-22 22:50:51)
640.  ゴジラ対メガロ 《ネタバレ》 
久しぶりにろくでもない映画を見た。まあ、観る前から薄々(いやかなり確信的に)気付いてはいたが。今までこれだけ見ていなかったのを、レンタル屋で見かけたのが運の尽きだった。 ロボットが巨大化する、ロボットが怪獣と話をする、地底の国からの工作員がほんの数人、唐突な地底国の撤退(だと思うが、その描写は無く真相は謎)、ゴジラにかぶせられる「プァーン、プァーン」という間抜けな音楽。うんざりする要素が満載の迷作。
[DVD(邦画)] 1点(2018-02-04 16:04:31)
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