641. 亡国のイージス
《ネタバレ》 「日本人よ、これが戦争だ!」ということを多くの国民に教えるための映画なんでしょうが・・・ 実際に起こりそうではありますががあくまでもフィクションの物語を使って、「ほら、平和ボケした日本の皆さん、我々の隣にはこんな危険な国家が存在していて、我々に戦争を挑んでくるかもしれませんよ!そろそろ目覚めないとまずいですよ!」と危機感を煽るやり方はどうも違和感を感じます。 [地上波(邦画)] 4点(2014-07-11 22:51:38)(良:1票) |
642. ペイ・フォワード/可能の王国
《ネタバレ》 「非常に勿体無いなあ」というのが正直な感想ですね。 「自分が受けた恩を他の3人に返す活動」という非常に興味深い題材を、素晴らしいキャスト陣が演じるというのに、どうしてこんな仕上がりになってしまったのかが良くわかりません。まあ、簡単に言えばファンタジーのように見せかけたドロドロの昼ドラという感じです。 まあ、アメリカという国が「ペイ・フォワード」という素材をおとぎ話としても成立させられない位病んでしまっているということなんでしょうか・・・・・。個人主義・自由であることの重圧は非常に伝わってきました。 [地上波(吹替)] 4点(2012-11-17 11:10:58) |
643. 蛇にピアス
《ネタバレ》 吉高由里子の魅力で何とか最後まで見通せましたが、正直、自分と全く価値観の違う人たちが子供のように欲望の赴くに行動する様を延々と見せ付けられるのは苦痛でした。 [DVD(邦画)] 4点(2011-11-19 12:31:23) |
644. 日本沈没(2006)
《ネタバレ》 「アルマゲドン」や「インディペンデンス・デイ」を思わせるような、ハリウッド映画のような作風だったのがやや意外でした。なんと言うか、全体を通して良く言えば分かりやすい、悪く言えば薄っぺらい作りで、大スクリーンでCGの迫力を楽しむには丁度良いのでしょうが、テレビやDVDで観るにはやや物足りない出来ですね。 まあ、最後に政治家が個人を英雄として称えるような演説をするのには、とても違和感を感じましたね。 [地上波(邦画)] 4点(2011-07-29 22:35:09) |
645. 音符と昆布
《ネタバレ》 まあ、池脇千鶴のキャラで勝負の作品という感じで、キャストの魅力で最後まで見ることができましたけど、内容的には底が浅すぎて面白くなかったですね。とりあえず、ハンデキャップ背負った人間を幻想的というか風変わりに描きゃ深みがでると思ったら大間違いだといいたいですね。 ちょっとPVみたいだなと思ったら、映画と音楽の融合を目指す映画ということで納得しました。 [地上波(邦画)] 4点(2010-08-13 00:10:08) |
646. パール・ハーバー
《ネタバレ》 日本が完全に悪役として描かれているので、観ていて気分は良くなかったですね。まあ、戦闘シーンは迫力があったとは思いますけど。 ただ日本人としてのバイアスを除いたとしても、この映画の物語の核となる主人公たちが繰り広げる三角関係に全く感情移入ができませんでした。どうみても身勝手でドロドロなのに、なんかあっさりとしたタッチで美しくまとめているのがどうなんだという感じです(まあ、真珠湾攻撃でそれどころではなかったということなのかも知れませんが)。戦闘シーンと恋愛シーンのアンバランスさが気になりましたね。 しかし、戦艦アリゾナが今もまだ1000人以上の遺体とともに真珠湾に沈んだままになっているんですね・・・・ [地上波(吹替)] 4点(2009-11-11 23:16:45) |
647. プライベートレッスン 青い体験
《ネタバレ》 つうか、何でそんなに深く重く思いつめるんだ・・・・なんて感じてしまうのはオッサンになった証拠なのですかね・・・。 [DVD(字幕)] 4点(2009-09-26 00:09:56) |
648. ニンジャ・チアリーダー
《ネタバレ》 いかにもアメリカっぽい愛すべき馬鹿映画(ほめ言葉です)ですね。点数は4点ですけど。 まあ、全体的に安っぽいし、ストーリーも薄っぺらだし、シーンの転換時になぜかチアリーディングやポールダンスがしつこく挿入されていて意味不明だし、日本文化の描き方もいい加減だし・・・・と突っ込みどころが多すぎて、逆に楽しく時間を過ごすことが出来る映画でした。何か、続編がありそうな展開でしたが、もし製作されたならば観てみたいですね。 それにしてもニンジャ強すぎ(笑) [インターネット(字幕)] 4点(2009-09-12 00:03:00) |
649. 青春漫画~僕らの恋愛シナリオ~
《ネタバレ》 まあ、ラブコメ全開の前半は結構楽しく観ることができましたけど、後半の突然の悲劇~お涙頂戴という韓流映画お得意の展開にはちょっとうんざりしてしまいました。まあ主演の2人が非常に息が合ったコンビだというのはわかりましたが・・・・。 [地上波(字幕)] 4点(2009-02-12 19:15:41) |
650. 地下鉄(メトロ)に乗って
《ネタバレ》 昭和の風景は非常にノスタルジーを感じさせますし、出演者の演技も中々良かったのですが、設定やストーリー展開に粗が目立ち、もう少し丁寧に作り上げても良かったのかなと思いますね・・・・。 まあ、それでも途中まではおかしな点を突っ込みながらもまあまあ観れたのですが、「階段落ち」シーンの前後当たりで全てが台無しになりましたね。まあ、あの展開はいくら作り話とはいえ酷すぎます。唖然としてしまいました。自分の父親やそれぞれの愛人に余計な苦しみを与えておいて、自分は不倫が無かったことになり後ろめたさが消え、父親を許せる気持ちにもなりました目出度し目出度しではね・・・・・・。 [地上波(邦画)] 4点(2008-07-29 17:31:05) |
651. ヒョンジェ
《ネタバレ》 まあ設定は悪くないし興味深いものではありました。ただ「差別があったから」「酷い目にあったから」と言ってシージャックを起こした人物に同情的な視線を投げかけるのはいかがなものでしょうか・・・・。「確かに世間は悪い、ただ、世間が悪いといって悪いことをする奴が一番悪い」という「野良犬」(黒澤明監督)での三船敏郎のセリフを捧げたいですね。 [DVD(邦画)] 4点(2008-06-28 23:40:36) |
652. 六月の蛇
モノクロ画面、降り続く雨、熱演する黒沢あすかと雰囲気は良かったです。しかし、出てくる男達が神足裕司にしても塚本晋也にしても余りにも生々しくて、まるでこの作品を見ている自分の姿を映し出されているような感覚に襲われ、非常に嫌悪感を感じてしまいました。 [DVD(邦画)] 4点(2006-06-30 12:56:42) |
653. 斜陽
《ネタバレ》 この映画は「斜陽」というタイトルはついていますが「斜陽」ではありません。やはり、「斜陽」の設定を現代に持ってくるのは無理があります。この物語は、敗戦や貴族制度の廃止等当時の時代が抱えていた喪失感があってこそ光るものであると実感しました。 敗戦により失われていくかつての日本、貴族制度の象徴が直治であり、連合国の占領下で喪失感や絶望感が漂う中、新たな道を進んでいこうと立ち上がっていく日本人の象徴がかず子であるわけですから・・・・・。 [DVD(邦画)] 3点(2010-05-13 00:20:26) |
654. 全身と小指
《ネタバレ》 池内博之と福田明子の頑張りは評価できますが、その他の部分がどうも駄目でしたね・・・・。何というか、妙に芝居がかった幻想的な雰囲気を作り出そうとするような「狙ってる感」が露骨に浮き出ていたのが、私には全く合いませんでした。 ただ、この【堀江慶】という監督は、今後日本映画史に残るような凄い作品を撮る素養はあると感じました。 [DVD(邦画)] 3点(2009-07-17 09:27:52) |
655. ボーイ・ミーツ・プサン
《ネタバレ》 何というか、総てにおいて中途半端で消化不良を起こしてしまっている感じですね。 釜山の観光名所が紹介されているのが良かったくらいですかね。釜山映画祭も実際のオープニングの映像は凄く熱気があって惹きつけられましたけど、その後やけにショボくなって、いつの間にか終わってましたしね・・・・。 江口のりこの使い方も「ええええええ、もっと上手い使い方あんだろ。」という感じでした。別に韓国を舞台にしているからって韓流っぽさを出す必要は全く無いと思うのですが・・・・。 [DVD(邦画)] 3点(2009-01-19 20:07:29) |
656. さよならみどりちゃん
《ネタバレ》 星野真里の演技はとても良かったし、ストーリーも悪くはない・・・・。でも、やはり男の私としてはここまでしょうもない男連中の生態を延々と見せられるのは苦痛以外の何物でもありませんでした。特に西島秀俊が演じる男のスッとぼけた態度が腹立たしくて・・・・。 まあ、一言で言えば「合わなかった」映画でした。 [DVD(邦画)] 3点(2008-02-24 21:21:16) |
657. ベロニカは死ぬことにした(2005)
《ネタバレ》 昔角川映画のキャッチコピーに『読んでから観るか、観てから読むか』 というのがありましたが、この映画は読んでから観ない方が良い作品ですね。はっきり言って、題名を変えてくれといいたくなりました。原作の冷徹なほど淡々としていながらも不思議と暖かい病院の風景や登場人物たちの心理の描き方が、映画では妙にファンタジーな感じになっているのに違和感を感じましたね。特に、インシュリンショックの場面がベタな催眠術になっていたのにはあきれてしまいました。監督は原作を理解しているんですかね?。それともベストセラーのタイトルと設定だけ借りて自分の世界を表現したいだけなんですかね? 客寄せ以外に全く意味を見出せない韓流スターの起用も、腹立たしいばかりです。(別に韓国人俳優や韓国映画が嫌いなわけではありません、好きな映画も役者もいますし・・・。ただ、いわゆる「韓流」に便乗しているのがミエミエなのがとても不快でした。) 真木よう子の熱演は良かったんですが、残念な作品になってしまいましたね。(点数は全て彼女の演技に対してのものです。) [DVD(邦画)] 3点(2007-11-15 18:51:56)(良:1票) |
658. いちばんきれいな水
《ネタバレ》 良い素材は揃ってるのに、調理の仕方を誤って台無しにしてしまっていますね。 何というか、監督のいろいろな狙いが整理されぬまま投影されてしまっていて、結果として良くわからない作品が出来上がってましたね。まあ、とにかく美しい映像とNHKの夜ドラみたいなドラマシーン(本当にテレビドラマっぽいんですよね)がごっちゃになっていて非常に違和感を感じてしまいました。 [DVD(邦画)] 3点(2007-07-05 18:18:31) |
659. 偶然にも最悪な少年
《ネタバレ》 この作品を楽しめるかどうかは、市原隼人演ずる主人公を受け入れられるかどうかにかかっていると思うんですが、私は駄目でした・・・。もう不快感しか感じなくて、まあ題名通り「最悪な少年」でした。中島美嘉の演技は地としか思えない自然な感じでしたね。 それと、こういう流行というかセンスの良さを狙っている映像作品は旬のうちに見ないと駄目だなと思いました。 [DVD(邦画)] 3点(2007-05-01 16:45:41) |
660. ラストデイズ(2005)
《ネタバレ》 はっきり言って非常に退屈な作品でした。「カート・コバーンに捧ぐ」とありますが、正直微妙ですね・・・・・。ドラッグとかで精神的に参った人間が自殺するまでの数日間を描いているだけなのに、「さあこれがカートのラストデイズだ」と言われても困ってしまいます。(まあ架空の物語と言ってますけど。)私はニルヴァーナが大好きなんで「多分カートの最後の日々はこうなんだろうな・・・」という想像力を無理やり働かせて何とか最後まで観ましたけど、1時間半超の時間は長すぎです。 同じ監督の「エレファント」と描写方法が似ているとは思いましたが、レベルは断然劣っています。ちょっと期待していただけに、がっかりしました。 [DVD(字幕)] 3点(2007-03-20 18:22:44) |