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Dream kerokeroさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 824
性別 男性
年齢 60歳
自己紹介 前情報を出来るだけ仕入れずに観ることを心掛けています。評価の基準は、その時々によって変わります。辛めだったり甘めだったりと。なので広い心で受け止めてやってください。

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681.  太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男- 《ネタバレ》 
実話を元にしているので、話の展開や結末についてはとやかくは言いません。ただ題材としては非常に困難なものを選んだなぁと思いました。なぜなら戦争末期であり、もうほぼサイパン諸島は米軍の占領下になっており、生き残って山篭りしている日本兵に対して、さほど躍起になって掃討しようとはしておらず、また捕虜に対する扱いも人として受けられるモラルの範疇以内なので、戦争映画としては少々刺激的要素の少ない題材だと感じました。それに輪をかけて主演の竹野内豊の、なんともまぁ緊迫感のなさといったら・・・。せめてもう少し主人公、大場大尉の人となりが分かれば、作品に感情移入出来たかもしれません。これだったら、山田孝之や唐沢寿明のような、戦争が終結しても一人で戦い続ける哀しい男の話の方が、グッときたかもです。
[DVD(邦画)] 3点(2013-06-19 18:23:18)
682.  ハルク
画面構成やカット割り等がテレビぽくって、映画としてのダイナミックさに欠けていた。話の展開がダラダラで、核心部分を異常に勿体ぶりすぎ。その割に解明したからといって、別段特別な驚きもなかった。主役であるハルクの面白さ、映画としての役割は、どれだけ暴れまわって爽快さを観客に体感させられるかだと思う。その点に関してこの作品は、全くそれが追求されておらず、非常に残念でした。かと言って人間ドラマも何か中途半端で消化不良。ジェニファー・コネリーの美しさだけが唯一の救いでした。
[DVD(字幕)] 2点(2013-06-19 13:15:28)
683.  インクレディブル・ハルク(2008) 《ネタバレ》 
アベンジャーズの流れからの鑑賞。いきなりネタバレだけれども、ラストシーンにアイアンマンのトニー・スタークが出てきてビックリ!もうこの段階から「アベンジャーズ」の企画は進行していたのね。で肝心の映画の出来ですが、いやぁ~自分が思っていたハルクとはちょっと違っていて、いい意味で裏切られました。テレビシリーズのような、ネチネチとした人間ドラマかと思いきや、アクション満載のスペクタクル巨編じゃあないですか。とりわけアクションシーンの格好良いこと。照明やスモーク、カメラアングルにカット割り、どれもお見事で、映画としての醍醐味を十分に発揮してくれています。それと予備知識ゼロで観たので、まさかもう一体ハルクもどきが出てくるとは・・・それも怪獣映画さながらの大バトル!もう童心に帰ってワー!キャー!状態です(笑)いやぁ~めっちゃ楽しかったです。それから大きめの伸びるズボンを買うところはマニアックでGOODでした。暴走タクシーは清涼剤的な役割をはたしておりこれまたGOOD!まさかのヒクソン登場も効果てきめんで、ちゃんと意味があるのも良かった。ただ質屋からペンダントを買い戻したり、ブラジルからアメリカに戻ったりと、資金調達に疑問符が付きまくりでした。それと、ティム・ロスのあの貧弱な身体で軍人役はないな~、てツッコんじゃいました。あとリブ・タイラー嬢。少々お太りになられていましたね。それと、演技者エドワート・ノートンとしての魅力が今一つ出し切れなかったのが残念かな。まあ前述したように、アクションを主軸に制作されていたから仕方ないかもです。彼自身もどうやら経歴の一つとして実験的に出演したみたいで、後にアベンジャーズ出演のオファーも断ったようで、彼らしいエピソードですね。では最後に一言。ハルクスマッシュ!←ここ大好きヾ(@⌒ー⌒@)ノ
[DVD(字幕)] 6点(2013-06-17 17:53:46)(良:1票)
684.  完全なる報復 《ネタバレ》 
内容を全く知らずに、タイトルに惹かれてレンタルしました。いや~なかなか見応えがあり、十分楽しめました。ただ二つほど気になった点が。一つは「完全なる」という割には、刑務所に続くアジトを、どうして発見されることを予測できなかったのか。あそこまで頭が切れるならそのくらいは計算できるだろうと。もう一つは、主人公が最後まで自分のことを「正義」と主張していたこと。できれば殺人を犯した時点で「悪」と言って欲しかった。そして検事に向かって「あんたが本当の正義になれば俺に勝てる」とキメてくれてたら、文句なく10点満点にしてたでしょう。それでも」人には薦められる作品だと思います。余談ですが、墓場での派手な殺害シーンは、あぁハリウッドお得意のサービスシーンなんだと目をつぶりましょう。(;´∀`)
[DVD(字幕)] 7点(2013-06-16 20:28:17)
685.  カラスの親指 《ネタバレ》 
鶴見辰吾が戻ってきたシーンは、ドキっ!として一本取られた。親指の話は、ついつい真似てしまった。石原さとみが可愛かった。小柳友くんが演技達者で騙された。とここまで良かった点で、ここからそりゃあないだろうな点をいくつか。安物の香炉のエピソードで、お金は受け取らなかったみたいに言っていたが、それでは店の主人が一銭も払わずにテツを追い返した、てことになりますよね。ありえないでしょ、いくらなんでも。まさか香炉を返した、もないでしょ。だって50万円で買いたいって客がいるんだし、ね。それから馬券詐欺だって、当たり馬券を下に仕込んでおいたって言ってましたけど、あのね、騙されたって分かった時点で破り捨てちゃいますよ普通は。相手からお金は受け取っているんですから、偉そうなことは言っちゃダメですよ。タケだってテツと出会う前は詐欺で飯食ってたわけだし、ま、まさか!馬券詐欺が初めて!?な~んて言わないよね?それに、やひろたちだって何かしら罪を犯して生活してきたわけですよね。そんな人たちを、キレイにまとめあげようとすること自体ナンセスだ。人生のどん底を味わっても、犯罪に走らずに必死に生きている人たちはたくさんいるんだ!ってまぁこれは、「お話」だから仕方ない、ということですかね。ただ私は、映画の完成度うんぬんを差し引いて、彼ら彼女らに共感することは、出来ませんでした。最後に一言。20世紀フォックスのロゴが出てきた時はビックリしました。あれ?間違ってレンタルしちゃった、て思いましたよ。まんまと騙された(笑)
[DVD(邦画)] 4点(2013-06-14 02:05:12)
686.  G.I.ジョー(2009) 《ネタバレ》 
劇場公開時に鑑賞済み。続編が公開されるので、DVDにて再視聴してみた。結論ーあれ?意外と面白かったんだ、でした。最初に観た時はあまりパッとする印象ではなかったんですが、こうやって改めて見直してみると、気楽に楽しめるお手軽ムービーとしては十分な完成度でした。まぁ若干、CGのクオリティが低いのが気にはなりますが、そこはご愛嬌ってことで。ご愛嬌といえば南極にある敵の秘密基地。秘密基地なのに、入口が思いっきりオープンなのはウケた。ショッカーの秘密基地を思い出してしまった。あと敵の兵士。改造されて恐怖を一切感じなくなっている・・・はずなのに・・・潜水艇でのバトルで壁に激突しそうになった瞬間、やめてーっ!って叫んでいました(笑)1時間38分あたりです。カウチムービーとして楽しく鑑賞いたしましょう! PS:口笛の使い方は味があってサイコー!
[DVD(字幕)] 5点(2013-06-09 15:20:19)
687.  ゴメンナサイ
ハロプロが好きだから観た映画。好きでなかったら、間違いなく観なかったであろう作品である。なぜなら私、日本のホラーもの、特に心霊ものが大の苦手だからです。だって怖いんだもん。そんな怖がりな私が、全くもって恐怖を感じなかったって・・・その時点でホラー映画としては失敗ですよね(笑)PS:岡井ちゃんの絶叫が、一番印象に残りました。
[DVD(邦画)] 2点(2013-06-09 15:18:51)
688.  G.I.ジョー バック2リベンジ
前作のいい意味でのマンガちっくさが激減し、ミリタリー色が強くなってしまったため、カウチポテトムービー的なノリを楽しめなくなった。でそのミリタリー色が強くなったことで、アクションシーンがよりパワーアップしたかというとそうでもなく、予告でさんざん見せられた山岳でのチャンバラシーン以外、単調で面白みに欠けるアクションの連続で、こちとらあくびとの闘いに必死でしたよ。退屈でつまらないだけならまだしも、この作品、やらかしてくれましたよ、まぁ~「?」のオンパレードで、どうぞ好きなだけツッコんで下さいとこちらを挑発してくるじゃあないですか。もうね、その全てにツッコんでたらキリがないので、まぁ他の人がやってくれるかもしれないし、私は一言だけ言ってこのコメントを締め括りたいと思います。ロック様はGIジョーというよりも・・・ランボーだろ!
[映画館(字幕)] 2点(2013-06-08 17:24:00)
689.  綱引いちゃった!
心が”ひかれる”ことはなかった・・・。
[DVD(邦画)] 3点(2013-06-04 16:39:38)
690.  オブリビオン(2013) 《ネタバレ》 
衝撃の結末!何度この言葉に騙されてきたことか。悪い意味で。ご多分に洩れずこの作品もそうでした。主人公はクローンでした。ビックリしましたか?いいえ、全然ビックリしません。ああそうなんですか、て程度。といいますか、なんでクローンを作ったのかが意味不明。敵側にはドローンというめっちゃ強力な兵器があるんですよ。実際に地球上の海水を回収している機械の警備もこいつらがやっているし、反乱軍を探知したら速攻飛んできて壊滅させちゃうし、クローンはただの整備屋さんなんですね。でもさ、正体不明のなんだか訳分からん敵さんの科学力って相当なものみたいなんだから、ドローンの修理機能ぐらいなんとか出来そう、だからクローンなんていらないて思っちゃうんですよ。それからクローンが記憶を取り戻すんだけど、オイオイちょっとちょっと、幾多のサイエンス物を見聞きしてきたけれども、記憶のコピーなんて神の領域を軽くオーバーしてますよ。つうかさ、出来るんなら最初からわざわざ記憶までコピーすんなって!もうね、この時点でこの脚本が崩壊しちゃってるんですね。ありゃりゃですよ。他にもツッコミどころはあるけれども、長くなるので最後に一つだけ。フライトレコーダーって操縦席にあるはずなのに、どうして切り離した宇宙船の後部側にあったの?不思議?これも脚本の凡ミスか?ほんと悪い意味で、衝撃的な映画でしたよ(笑)
[映画館(字幕)] 4点(2013-06-02 23:20:44)
691.  築地魚河岸三代目 《ネタバレ》 
原作は未読。一本の劇場用作品としては、とても上手にまとまっています。個性豊かなキャラたちの持ち時間も程良かったです。ただ所々で登場人物たちの心境の変化が、ちょっと唐突過ぎる嫌いがあったのが残念でした。たとえば主人公。築地で働きたいと哀願して断られ、ならばと一から魚を勉強するために漁師の元に飛び込み修行。必死で頑張って来たのに急に、自分はここ(築地)を去ります、ってオイ!いったい何がどうした?まさにポカ~ンですよ、こっちは!それともう一つ気になった点は、築地の朝はもっと早いぞって。あんなお日様が登りきった状態はもう仕事終わりに近いって。まぁロケの都合上致し方なかったのかな?でも飽きることなく最後まで観れたし、胸に残る名言もいくつかあったので好印象ではあります。築地内でのすったもんだなエピソードはこれから、みたいな感じで幕が降りたので2作目に期待!て思ってたら興行収入が振るわなかったそうで、制作は御蔵入りになってしまったそうです。残念。
[DVD(邦画)] 5点(2013-05-27 11:29:08)
692.  アフタースクール 《ネタバレ》 
「鍵泥棒のメソッド」経由での鑑賞。正直言って傑作。もう一度見直したくなる。こんな気持ち「シックス・センス」以来、かな?映画にとって重要なのはどう締め括るか。これがキレイにビシッと決まると、鑑賞後の余韻がだいぶ違ってくる。その点この映画の締め括りは、近年稀に見るほどの素晴らしさでした。冒頭での何気ない会話が、最終場面で見事な伏せん回収へと回帰する。お見事としか言いようがない。そしてグッジョブ!あと配役が絶妙。特に怪しい探偵を演じた佐々木蔵之介が拍手喝采もので、鳥肌が立ちそうになりました。裏街道を生きてきて、まるで世の中の全てを知り尽くしたかのような立ち振る舞い。闇の中で光を探すことを諦め、闇としか向き合わなくなってしまった哀しい男。毎日を惰性で過ごしている人にとっては、嫌味なくらい共感できるはず。そんな哀しい男に、大泉洋の一言が胸をえぐります。お前がつまらないのは、お前自身がつまらないからだ!ハンマーで後頭部を殴られた気になりました。このメッセージを受け止められて幸せです。ほんと、映画っていいですね!
[DVD(邦画)] 7点(2013-05-26 11:12:46)(良:1票)
693.  クローズZEROII
プロレスの試合において、他団体との対抗試合は何よりも刺激的だ。互いに背負っている看板の重さが、試合をよりヒートアップさせてくれる。今回の続編がまさにそれだ。他校との潰し合いという最高の舞台の上で、思う存分殴り合う。ただただ、ひたすら殴り合う。金属バットも鉄パイプもない。拳と拳、それだけだ。こんな映画を観せられると、ハリウッドのゴージャス・マネー・アクションや、アジア圏特有のワイヤー&カンフーとは別次元の、我が国独自の、まるで文化遺産的匂いさえ感じてしまう(笑)ヤンキー映画。このジャンルにおいてこのシリーズは、紛れもない傑作であると言えよう。蛇足ではあるが、黒木メイサは必要なのか?
[DVD(邦画)] 5点(2013-05-22 18:46:15)(良:1票)
694.  コナン・ザ・バーバリアン 《ネタバレ》 
単純明快な冒険活劇の割にはちゃんと、始まりと終わり方がきれいにまとまっています。そこは評価できます。ただ取り立てて、手放しで絶賛するほどのものでもないです。かといって退屈する作品でもありません。以下はネタバレになりますのでご注意を!まず良かった点。削ぎ落とした鼻に指を入れてホジホジするシーン。痛々しさが強烈!道案内した捕虜を、人間投石器で放り投げるシーン。笑えた。でっかい船を、何頭もの象の上に乗せて陸の上を進行しているシーン。意味不明だが、スケール感はある。以下ダメな点。オープニングの出産シーン。もっと緊迫感のある演出で見せて欲しい。普通すぎ。剣に特徴がないので、何々の剣と言われても区別がつきにくい。妖術で誕生した砂の怪人の設定が分かりづらい。砂で出来ているはずなのに落とされて死んだり、分けわからん。で個人的にはこれが一番気になった、というか気にしすぎた点。主人公のコナン役の人が、北村一輝に見えて見えて困りました(笑)以上。おしまい。
[DVD(字幕)] 4点(2013-05-21 19:10:20)
695.  穴/HOLES
頭がスッキリした状態で鑑賞しないと、伏せんの回収時に??になります。ご注意を!ファミリー向けに制作されているが故に、どうしても全体的にユルユルになってしまっている点が残念。これ、大人向けに作った方が、つまりシリアスにした方が傑作になったかも。第二のショーシャンクみたいな。ね。 伏せん回収が大好きな人向け、というので鑑賞したわけけですが、、たしかにその触れ込みに偽りはありません。ただファミリー向けテイストだったのが残念、ということで点数は低めに設定いたしました。ご了承を。
[DVD(字幕)] 4点(2013-05-21 19:09:08)
696.  空飛ぶペンギン 《ネタバレ》 
この手のファミリー映画におけるジム・キャリーの安定感は、ズバ抜けて凄い!その内、「ファミリー映画の帝王」な~んて称号を得るかも。それにしても、どうして向こうの夫婦は離婚していて、奥さんだった方に高確率で新しいボーイフレンドがいるんですかね~。不思議。ていうか明るいタッチで描いているせいで誤魔化されているかもしれないけれど、よくよく考えてみれば、節操がない、ですよ。この映画の元奥さんだって、付き合っていたボーイフレンドを振り回した挙句、結局主人公の元ダンナの所に戻っていく・・・て身勝手過ぎでしょ。こういったご都合主義の設定の陰で泣いている脇役に、いつか救いの手を!で総評ですが、いや~ペンギンたちの演技が素晴らしい。CGの力ってスゴイですね。滅茶苦茶感情移入しちゃいましたよ。パーティー会場で、グルグルと水に乗って滑り降りてくるシーンは楽しくって大好きです。あぁペンギン、飼ってみたくなっちゃいましたよ。いやマジで。それにしても・・・隙を見て盗み出す、みたいなことを言ってたから偽物かと思ってましたよ、動物園の人!これが唯一気になった点ですね。はい。
[DVD(字幕)] 5点(2013-05-21 19:08:44)
697.  クローズZERO 《ネタバレ》 
防弾チョッキ内蔵のスーツにしびれた。でもこの助かった男、町をウロつけないよね。それとリンダマンはイメージが違う。クライマックスの喧嘩バトルでの黒木メイサの歌は、正直やめてくれ~と叫びたくなった。頂上対決のタイマンも、意外と呆気なかった。
[DVD(邦画)] 5点(2013-05-21 11:37:13)
698.  鍵泥棒のメソッド 《ネタバレ》 
良く練られた脚本。安定感抜群の俳優たち。いい映画であることに間違いはないし、誰かに薦めることもできる。だがしかし、私にはちょっと温度差がありすぎて、まるっと受け止めることが出来ませんでした。あまりにも「いい人」ばかりで、まるでおとぎ話。現実感が全くない。そう、これはファンタジーなのです。散々コケにされてもキレないやくざ。大金を手に入れても人の業に溺れない、売れない俳優。その大金を使われても腹を立てない便利屋。いい人だらけで、話の展開の面白さはあっても、心理描写は平坦で驚きがない。外面ばかりに気を使いすぎ、ですね。もしかしたら、香川照之の役を本物の殺し屋にしたほうが、思わぬ化学反応が起きてたかもしれません。
[DVD(邦画)] 5点(2013-05-15 10:27:55)(良:1票)
699.  戦火の馬 《ネタバレ》 
さすがはスピルバーグ。淡々とした展開も、見事な演出でグイグイと引き込んで離しません。アッ!という間の2時間とちょっとでした。少し引っ掛かったのは、主人公の父親のこと。戦友を助けていても、人を殺していることで決して誇ろうとはしない。そんな立派な父親なのになぜ簡単に馬を殺そうとしたのか?惚れ込んで無理して競り落とし、息子が愛情込めて育て上げたというのに。感情が高ぶっていたとはいえ、どうしても理解出来なかったですね。何であんな演出をしたのか?スピルバーグに聞いてみたいです。それと作風が牧歌的なためか、プライベートライアンのような戦争の悲惨さはあまり伝わってきません。なんてったって馬が主人公であり、その馬の目線からの戦争、なのですから。その馬が有刺鉄線に絡まって動けなくなっているのを、イギリス兵とドイツ兵が助けるシーン。一番好きなシーンです。戦争がなければこうして分かり合えるのに。友にだってなれるのに。映画の中である将校が言います、戦争は大事なものをすべて奪っていく、と。それは物だけでなく、人と人の繋がりなんかもそうなんだと、痛く胸に突き刺さってきました。ラストシーンは出来れば、エミリーに会いにいくシーンで終わって欲しかったかな。もちろ馬に乗って・・・。
[DVD(字幕)] 7点(2013-05-09 16:09:44)
700.  フランケンウィニー(2012)
この監督は心底、活動写真が好きなんだなぁ~と、改めて思い知らされました。CG映画全盛期の今にあって、コマ撮りの人形アニメーションを制作する監督なんて、そうそういるもんじゃないでしょう。心を忘れた科学には、幸せ求める夢がない。昔のアニメの、主題歌の一節です。その一節を、この映画を観ていて思い出しました。蘇生を扱ったこの手の作品で重要視されるのが、魂の問題ですが、この映画の主人公の真っ直ぐで純粋な気持ちが、生前のままの魂を呼び戻した、という風に私は解釈いたしました。監督であるティム・バートンって人は本当に、大きな子供そのものですね(笑)ガメラ?やグレムリン?が劇中に登場するお遊びも、子供心があってとっても好きです。
[DVD(吹替)] 6点(2013-05-07 08:11:33)
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