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なにわ君さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2036
性別 男性
自己紹介 ●採点基準
10→おもろい(なんらかの感情が揺さぶられた場合も)
7→ややおもろい(おもろくない事はないんやけど、もうちょい)
5→普通(可もなく不可もなく)
3→今一歩(微妙に退屈)
0→退屈(途中眠たくなったりして最後まで観るのがしんどい)
評価は観たときの体調、年齢、精神状態、その他モロモロに影響されまくってます。独自の映画論なんてなくいきあたりばったりのてきとーさで映画を観ます。すんません。なお社会人ですが精神年齢はかなり子供です。好きなジャンルはホラー、サスペンス、SF

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701.  バットマン vs スーパーマン/ジャスティスの誕生 《ネタバレ》 
ジャスティスリーグシリーズの第二章。前作、マンオブスティールのモロ続きなので、前作を観てない方はそちらを観てから、できるだけ間をあけずに観た方がいいかも。今ならそれができるので。前作を観てなければ、今作ではおいてけぼり感が半端なく、意味がわかんない所も多い。今作の見所はなんといっても、やっぱり、ワンダーウーマンの戦闘登場シーン。最高のタイミングで、最高の音楽とともに登場で、観てる僕のテンションはマックス状態。あんなかっちょいい登場シーンはずるい。それに比べ、今作のメインの2人の不甲斐なさよ。バットマンがスーパーマンを憎む理由は一応描かれてるけど、なんか、どっかで「ぼくちんが一番かっちょいいヒーローのハズなのに、あんな無敵すぎるスーパーマンなんて存在はないわー」ってゆう嫉妬感が感じられてカッチョ悪い。スーパーマンも、バットマンがせっかく、悪者と車でのチェイスを楽しんでるのに、突然、現れて、バットマンの車のドアを壊して、「お前はダサいから引っ込んどれ」的に釘をさすなんて、ヒーローとしてちっさすぎるっしょ。あんなん、誰でも怒るって。どっちも俺様がヒーローだ感が出すぎていてカッコ悪くて、だから、密かにクールに徹するワンダーウーマンが一番かっこよく見えちゃうねん。あと重厚なフィルターでごまかしているけど、それを外したらバカっぽいシーンが多いので、そこも冷めちゃうねんなー。ただ、ワンダーウーマン登場後の戦闘シーンにはしびれまくったので、基本的には、悪くない出来と感じてしまいました。ジャスティスリーグへの伏線もあったので、そこも気になります。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2016-09-12 13:26:01)(良:1票)
702.  ヘイトフル・エイト
映画ファンのために撮影から鑑賞状況までもこだわったらしい。このこだわり具合には敬服します。それゆえに、今作の作りも至れり尽くせりのサービス満載。まるで食事をできるだけ長く豪勢に楽しんでもらおうと工夫された高級フランス料理のような作りだ。最後に凝縮された濃厚なメインメニューのバイオレンス、メインに行くまでゆっくりとテンションを上げて楽しめるオードブル的な長いタメ。高級フランス料理が、食べる場所の雰囲気や食器なども楽しむ者のテンションを上げる重要な要素になっているのと同じで、この映画を観る状況も大切、家で観てしまっている僕は、料理をタッパーにつめて家にお持ち帰りして食べるよもうので、この映画を本当に堪能できる状態ではないのかもしれない。だから、僕の三流以下の舌で味わった感想だけをのべるなら、とにかく、タメは長く感じたし、少々、退屈にも感じた。家で手軽に食べちゃってるんだから、しょーがない。ただ、それによって舞台背景は十分理解できたので、最後のメインはかなり楽しめた。テンションもあがった。ちなみにバイオレンスに興味がなければ、メインは恐らく、舌にはあわないかと思います。
[DVD(字幕)] 7点(2016-09-10 09:41:30)
703.  007/スペクター
ダニエル・クレイグの007シリーズになってから、それまでの007にあった、荒唐無稽でケレンミがある感じから、どちらかとゆーと硬派に、リアル路線化し、バットマンのダークナイト化と同じような感じに進化して、そして、その路線と、昔の007シリーズの路線を少し融合して、原点回帰な感じで終わった前作の後、どーなるのか楽しみにしておりましたら、ここにきてあーた、スペクターですよ。デイブじゃないスペクターですよ。007の荒唐無稽の代表みたいな、お馴染みの悪の組織登場に、なるほど、ここで、それがくるのねって感じで、僕なんかはタイトル聞いて感心してしまいました。そんな期待で観た本作、路線としては、前作の終わりを引き継いで、昔の007シリーズにだいぶ戻ってきたなーって感じで、昔のオマージュをかなりぶち込んできました。ちょっと言いかえれば、アニメを実写化して、前作の終わりあたりから、アニメに戻して、そして、今回はそのアニメをちゃんとクオリティーをあげてやるって感じかな。だから展開そのものは、昔の007に近いです。ただし、前半はスペクターをかなり不気味に描いていて、引き込まれ感は十分にあったんですけど、後半、スペクターの正体がわかってからは、なんか敵が役不足に思えて、ちょっと残念かな。面白いんですけどね。ちなみに、今作は、ダニエル・クレイグシリーズの総括的な部分もあって、前作とか前々作の話とかも出てくるので、カジノロワイヤルからしっかり見直した後に観れば、よりストーリーがわかりやすくなるかと。
[DVD(字幕)] 7点(2016-09-05 03:47:11)
704.  ナイトクローラー
サイコパス的な男がフリーの報道事件カメラマンの仕事に目覚めてのし上がっていく、痛快サクセスストーリー。見る人によっては、この痛快部分に、ついていけないかもしれないですが、ある意味、ブラックコメディー的な映画かもしれません。この映画の面白さは、もちろんジェイク・ギレンホールの怪演。人当たりもよく、努力家、能力も高いが、しかし、普通の人なら、成功するために陥るかもしれない倫理観のジレンマを、全くに気にせず、成功する方へ簡単に舵をきってしまう主役のルイスを、とても一言では言い表せない不気味な魅力で演じきっていて、ヤバすぎて、逆に目が離せない。そして、誇張はされてるが、どこかこの男に社会の成功者の一面を感じずにはいられない自分がいる。ニュースとゆうものがいかに加工されて、僕たちの前に出されるかってゆう所を細かく描いてる点も面白い。
[DVD(字幕)] 7点(2016-09-04 02:49:09)
705.  レヴェナント 蘇えりし者 《ネタバレ》 
クマが人間を襲うところを間近で、しっかり映像で見せられたのは始めてかもしれない。たとえCGだとしても。そして過酷、過酷、ずーっと過酷。雪山の映像美は素晴らしいし、迫力あるし。ただ映画体感時間がけっこう長く感じてしまった。実際長い映画やけど、なんか途中、疲れてきちゃって。息子を殺されたのも、ほんとうは悲しくてやりきれなくなっちゃって、それで映画を見る吸引力をめちゃくちゃ発生させてくれるとこだけど、なぜか、そこまでひっぱりきれずに、若干、後半、集中力がそがれる感じに。最初のインディアンの襲撃とか、生肉を食うとか、川に飲み込まれるとか、見所はいっぱいあって、圧倒的なリアリティーもあるんやけどね。復讐劇の方に、そんなにカタルシスとか怒りとか感じなかったのが原因かな。でもサバイバル感はすごかったので、楽しめたほうかな。
[DVD(字幕)] 7点(2016-09-02 19:32:02)
706.  屍者の帝国 《ネタバレ》 
完成半ばで死んでしまった伊藤計劃の長編小説を友人の円城塔が引き継ぎ完成させた原作小説をもとに、ノイタミナがアニメ化した映画。舞台は19世紀末のロンドンから始まる。と言っても、現実世界とは違い、このアニメの世界は、フランケンシュタイン博士が実在し、彼の技術をもとに、死人を蘇らせロボットのように使役する屍者技術なるものが、世界中に広がってる架空のスチームパンク的な世界。しかも、登場人物が、有名小説の架空キャラや、歴史上の人物をごちゃまぜにしていて、細かいネタも小説やら歴史上のものや、都市伝説やらかひっぱってきている、まーストーリーや世界観は全然違うが「リーグオブレジェンド」っぽい設定と言えばわかりやすいかな。主人公もホームズの相方であるジョン・ワトソンだが、屍者技術を追求する研究者って設定である。で、映画の方は、アクションが多く、テンポもいい。ゾンビ爆弾とか、パンチカードで情報を蓄える死者とか、世界観も面白い。屍者の僧侶の集団が黙々とタプライターを打ってる映像など映像的にも楽しめた。ただし、肝心のストーリーがなんだかモヤモヤしていた。原作から結構、改変しているそうだが、それは長い原作を映画にするためにしょーがなかった事かもしれない。主人公とフライデーの関係は、原作者の2人を投影してるかもしれない。ただ、やっぱ説明不足感は否めず、原作を読んでよーやく理解できる感じがなんとも。特に最後のクレジット後のエピローグは元の原作を知ってるからこそわかる内容で、映画だけでは、なんで?ってなる人が多いのかもしれない。映画の中には唐突的な箇所も多かった。なんでそこで花嫁?とか、エジソンとか。一部の者が屍者を操れるのもよくわかんないし。ただ、モヤモヤ感を気にしなければ、最後まで一応、退屈せずには観れたので、こんな点数かな。
[DVD(字幕)] 7点(2016-08-30 21:17:54)
707.  残穢 -住んではいけない部屋-
ホラー映画、特に邦画には一つの黄金パターンがあります。怪異が起こる→その怪異の謎を探索→根源が明らかとなり、それをもって怪異と対峙する。有名な「リング」もこのパターンであり、僕はこのパターンが結構好きであります。びっくり箱のような演出で瞬間的なドッキリも悪くはないんですけど、謎を追っていくうちに明らかになるエピソード自体が不気味であり、すぐ怖いってゆーより、観てるうちに背筋がゾゾゾとしてくる。そんな怖さにはあとを引く印象があります。この映画は、その黄金パターンである探索型のホラーであり、その怪異の謎を探索する部分に非常にウェイトがおかれております。だもんで、怪異がドカドカ起こるホラーを求める方には、若干、退屈かもしれません。怪異は、ごくわずかに抑えられてあります。しかし探索で明らかになるエピソード自体が結構不気味であり、量も多く、再現映像もいい感じな雰囲気が出ており、さらに探索自体もテンポよく、こちらの謎を知りたい興味を持続させてくれて、最後まで飽きることなく楽しめました。ある謎を調べたら、さらに奥に別の謎があり、またさらに別の謎とドンドン深みにはまっていき、しかも、伏線で別の謎と謎がつながっているなど、よくある謎解きの王道ですが、それがしっかり出来ていて、次の謎へとつながるヒントの提示の仕方も、わりとスムーズで観ていて心地よかったです。竹内結子の変にビビらない淡々としたキャラも、この映画とマッチしていて、僕は好印象です。特に奇をてらったホラーではないので、まー、よくあるホラーだけど、ちゃんとしてるってゆう程度の期待度で観れば楽しめるかもしれません。
[DVD(邦画)] 7点(2016-06-17 02:50:08)(良:1票)
708.  怪談新耳袋 殴り込み!劇場版 <魔界編 前編>
幽霊の怖さの表現って色々あると思うんですけど、この映画を観ると、本気で怖がってる人を観るのも、結構、怖いってのがよくわかった。実際にある心霊スポットへ、集められたスタッフが出向き、そこで罰当りな挑発をして、それを撮影するドキュメントシリーズの劇場版がこれ。おそらくフェイクじゃなくガチ。てゆーかガチにしか見えない。だから、あからさまに幽霊って映像や心霊現象は登場しない。だが、しかし、僕は、このドキュメント、下手なホラーよりよっぽど怖かった。挑発行為を実行するおっさん達が、マジでビビってる姿、これが一番怖いんだ。やっぱ人間の怖がる感情が直にこっちに伝わってくると、観てる方も、その怖さが伝染する。だから、なんかドキドキしてくる。あと、おっさん達のバカ行為には、なんだか少し笑ってしまった。怖さと笑いはやはり近い場所にあるのかもしれない。そして、ないわけではなく、少しは変な声が入っていたり、変な映像が映ってたり、その少しだけってのが、おっさんのビビりとちょーどマッチして、逆に、背筋がゾゾゾってしてくる。この劇場版では沖縄が舞台である。沖縄にあるいくつかの心霊スポットへ行くのだが、その中でも、前編のホテルにある穴の場所が、僕的には一番怖かった。結局、そこは怖すぎて、撮影もモザイク、挑発もしないことになるんだけど、そのスタッフに蔓延するヤバすぎ感が、手に取るようにわかって、ここで挑発なんてやったら、マジで一族全てが呪われるかもって思えた。ちなみに、僕は沖縄によく行く。後編の舞台の宮古島も何回か行ってるんだけど、怖さなんて微塵も感じず、いい場所だなーっていつも思うんだけど、これ、観たら、次行ったら、ちょっとビビってしまうかもしれない。あと、沖縄は神様に近い場所ってイメージもあるけど、あそこは本当に不思議な奇跡があると僕は個人的に思う。僕自身も自分の人生において、あそこに行って体験した奇跡があるから。だから、ここまで怖いイメージを植え付けられるには、ちょっと抵抗を感じたかな。
[DVD(邦画)] 7点(2016-03-01 22:16:38)
709.  殺人ワークショップ 《ネタバレ》 
誰かを殺したいと思ってる人を集めて目標を確実に殺すために開かれる合宿形式の実践型殺人ワークショップの開講から終了までを描いた映画。冒頭のヒロインがDVを受けるとこからして、結構リアルで、人の嫌な部分をまざまざと見せつけれます。ワークショップの内容も細かく描写され、ほんとにありそうです。講師の男は白石監督作品に度々登場する江野とゆうキャラ。大阪弁で淡々と真剣に時には激高して教えるその姿が、妙に味があって、ワークショップを観てるこっちも引き込まれていきます。受講生役のみなさんも、素人っぽく変にオーラが出てない所が逆に味があっておもしろく、誰でもいいから殺したいってゆう奴が一人いるんですが、彼のキャラは特によかったです。講師に怒られながら、自分は犬や猫は毒殺で殺してたが、本番ではうまくナイフでやるって言い訳する所なんて、ちょーリアルでした。なんてゆーのかな、例えば、料理教室で料理したことがあるっていった人が、大根切るのがちょー下手くそで、先生に、お前料理したことあるってゆーてたやんけってボロカスに怒られ、いや、目玉焼きを作ったことがあって、それはうまく出来てましたって必死に言い訳する感じに似てるかな。あと、実際に殺人しにいくとこは意外にドキドキしたし、相手役のチンピラ達もいい感じに嫌な感じでハマってました。白石監督の作品にはいつも生きることの覚悟と全力で生きるってテーマが根底に隠れているような気がするのですが、この作品にも微妙にそれは感じられたかな。ただ、題材が「殺人ワークショップ」ってゆう善も悪も道徳観も社会常識もないものなので、そのへんが面白さに影響する方には、これ、何がおもしろいの?って感じになるかもしれません。あと、ほとんどがワークショップの内容を真面目に淡々と展開させているだけなので、そのへんも好みがわかれそうです。
[DVD(邦画)] 7点(2016-02-24 09:41:50)(良:1票)
710.  戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 史上最恐の劇場版 《ネタバレ》 
知る人ぞ知るカルト的な人気のフェイクドキュメンタリーオリジナルビデオ作品「コワすぎ」シリーズの劇場版。コワすぎってのは、投稿者からの怪異が映ったビデオの真相をさぐるために、ディレクターの工藤とアシスタントの市川、カメラマンの田代が、現場に取材に行ったり、関係者にインタビューするってのをドキュメント風に見せた作品です。ある意味「ほんとにあった呪いのビデオ」を発展させてドラマ風味を濃く出したって感じかな。この作品の面白いところは、まず、毎回、テーマになる怪異の謎を追っていくうちに、元の怪異からは全く想像できない秘密へと展開していくところです。例えば第一回目は口裂け女がテーマですが、これがある呪術へとつながったりします。そして、この作品、作風はドキュメント的なんですが、どんどんストーリードラマ化していきます。そう、ちゃんとした物語になっていくんです。で、観てる僕らはその物語をドキュメント風に観ることで、普通とは全く違う感覚でドラマを楽しんでる感じになっちゃうんです。この感覚、不思議です。さらに面白いのが、各回はつながっていて、例えば、第一回に出てきた呪術の道具が後に役に立つアイテムになったりします。でも一番面白いのは、スタッフ達のキャラです。ディレクターの工藤は、コワモテで強引なディレクターって感じのキャラなんですけど、根もほんまに強引で暴力的な奴です。怪異を追求するためには、犯罪も犯すし、人もすぐに殴ります。こいつの動向が一番コワすぎです。でも、それが人助けにつながり、そして徹底的にやるぞってゆう精神が時に頼もしく感じちゃうんです。代わってアシスタントの市川は、工藤にいつも殴られたりするパシリみたいな女性ですが、いつも冷静で仕事ができ、メンバーの中で一番まともで、時には一番勇気を出して怪異に立ち向かいます。彼女は回が進むにつれ、魅力的になっていく所がいいです。カメラマンの田代は白石監督本人です。ほとんど撮ってるだけですが、最終章では異例の活躍をします。これらのスタッフが時には危険な目にあったりして、怪異を目の当たりにします。一例をあげると、深夜、池のほとりで河童の集団と対峙したりします。で、この映画、パート1~4、劇場版序章を経ての六作目です。今回の3人が挑むのは、謎の失踪事件が起こる「たたり村」と呼ばれる廃村です。今回もビデオシリーズように、物語は超展開していき、しかも、今までのシリーズで少しづつ提示されていた伏線が次々回収されていきます。だからシリーズをちゃんと1から観なきゃ、全然面白くもなんともありません、正直、特撮CGもしょぼいです。でも、もしも、パート1を見て、この作品、意外と面白いかもと思い、この映画まで来ると、テンション高く楽しめます。進撃の巨人やエヴァみたいな設定あり、もののけ姫に出てきそうな映像ネタ、もちろんクトゥルフっぽいものなど監督が好きなものをドンドン入れてきます。ただし、映画は完全な結末ではありません。このシリーズ、この後があります。「コワすぎ最終章」です。これが、またすごい展開で、今までのシリーズが全部つながるどころか、白石監督の他の映画作品ともつながってしまい、思わず、笑ってしまうオモシロ展開を見せます。ちょっとだけゆーと、東京の上空には巨大な巨人が浮かび、それが当たり前になってる世界で、パンツ食べます。超バカバカしいです。でも楽しい。なんでしょ、もう自分もこの作品の中にはいっちゃってるようなよくわかんない楽しさです。ここまでの展開を誰が、パート1を見た時点で想像できたでしょうか?とにかく、シリーズ全部ひっくるめて、怖いけど、バカバカしく、そして楽しいのです。シリーズ全体だと間違いなく10点つけますが、映画だけの評価だと、オチが中途とゆーことで、こんな評価かな。ちなみに、今は「超コワすぎ」とタイトルも変わり、2話まで出てますが、2話目のお話がこれまた泣けるんだ。
[DVD(邦画)] 7点(2016-02-10 23:25:02)(良:1票)
711.  ジェサベル 《ネタバレ》 
いきなり不幸のどん底に突き落とされた女性が、療養のためにほとんど会っていない父親の家に帰ってくる。そこで死んだ母親のビデオを見つけるが、そこからドンドン怪しいことが彼女の周りで起こりだすってホラー。一応、謎解きがあったり、ブードゥー魔術とかのディティールがあったりで、意外にも楽しめました。事件の真相も予想外で、オチも悪くない。ただ、怖がらせる系のホラーとしては大して怖くはなく、なんだかジワジワくるうすら寒さとゆうか、そんなテイストでした。
[DVD(字幕)] 7点(2016-01-31 22:47:00)
712.  ニッポンの大家族 Saiko! The Large family 放送禁止 劇場版 《ネタバレ》 
これを見て、よーやく放送禁止の楽しみ方が少しわかった気がします。画面の端々に現れる意味深な文字や人物描写や小物。いわばこれは、フェイクドキュメンタリー風、間違い探しゲームみたいな感じがしました。テレビ版はもっと巧妙に隠されているんでしょうが、これは割と、僕でもわかった箇所がいくつかあり、途中からは、ドラマそっちのけで、画面の端とかばっか観てしまいました。だからリアリティーとかはまったく関係なしです。だいたい、おかーさん、みんなを見すぎですし、文字遊びもやりすぎです。不自然だらけです。でも、それが放送禁止なんですね、きっと。表面の物語だけを追っかけていたら、大家族に新しいお父さんが奮闘して受け入れられるだけの話です。だけどもだけど、間違い探しに集中していたら、裏の家族像が見えてくるってギミックです。怖くはないです。だってゲームだから。でも役者達はがんばっているので、普通にジーンときたりはしました。演技も、自然とお芝居の中間くらいな感じで、フェイクなドキュメンタリー感覚も一応楽しむこともできました。
[DVD(邦画)] 7点(2016-01-29 03:36:28)(良:1票)
713.  カルト 《ネタバレ》 
入りはフェイクドキュメンタリーっぽいんですが、手で化物を吸い取る能力者ネオなんてゆう、漫画や特撮から飛び出したようなキャラを登場させて、後半は一応、ドキュメンタリーのような形にはなていますが、完全に普通のホラー特撮映画と変わらない感じになっています。最初は演技かマジかわからないような役者の表現でしたが、後半にいくにつれて、完全な演技になっていて、そこにはもはやドキュメンタリーっぽさはないんですけど、それでも普通の映画より、面白く見れてしまうのは、僕が、こーゆう作品の作り方が好きなのか、題材にちょっとクトゥルフ的なものがあるからなのか、よくわかりません。本物っぽい怖さとかを求めると、完全に肩透かしですけど、こーゆう特殊な形の映画にハマれる人もいると思います。ちなみに、ドキュメントなら、絶対、途中で中止になるだろってゆうツッコミはなしでお願いします。
[DVD(邦画)] 7点(2016-01-25 18:38:35)
714.  テケテケ2 《ネタバレ》 
パート1のキャラもちゃんとメインで登場するので、パート1と2は二つで1つの物語になっている。特に面白いのが、パート1ではわからないが、このパート2を見ることで、パート1が伏線になる部分である。それにこのパート2では展開がパート1と同じにしていないところも面白い。題材はいじめである。それがテケテケとどう絡むのか、観てのお楽しみである。テケテケの狙いも、実は・・って部分もあり、そこも楽しめる。ただ、最後の撃退法は安直すぎとも思えた。テケテケのルーツと全く関係ないものだし、なんか薄っぺらだし。誰が考えてんってなる。ちなみに、今回の真っ二つシーンは前作を上回っております。
[DVD(邦画)] 7点(2016-01-21 04:03:47)(良:1票)
715.  テケテケ 《ネタバレ》 
下半身がなく両手でテケテケ走って襲ってくる妖怪テケテケの怪異を描いた映画。テケテケに襲われると被害者は上半身と下半身が真っ二つである。狂暴である。姿が妖怪すぎて、ホラーを見慣れた人には怖くはないかもしれないがインパクトは大である。で、映画はこーゆう系統の定石通り、この怪異に狙われた主人公たちが、危険を回避するために、テケテケのルーツを探索し、対処法を探す展開となる。そーゆうのが好きな人には悪くない物語である。1時間ちょっとと短いのも好印象。ちなみに個人的には、テケテケの動き、コケティッシュで好きである。特に黙々と走るとこなんか、ちょっと、かわいかったりする。後の感想は、完全につながった物語のパート2へと続く。
[DVD(邦画)] 7点(2016-01-21 03:50:27)(良:2票)
716.  クロユリ団地 《ネタバレ》 
怖さはない。こーゆう映画、見慣れてるからか。でも物語としては楽しめたほうかな。しかしこーゆう系統の映画は軒並み評価が低い。みんなボロカスだし。わかりますよー。僕も前は、Jホラーのこーゆうのはそんなに面白いとは思わなかったほう。これも予告で見なくてもいいやと思いスルーしてた。でもなぜか最近、邦画の子供だまし的なホラー観たい度が急上昇。こーゆうテンションの時は、観ても楽しめるかもと思い観てみた。この映画は前半と後半、二つの物語があり、それを一つにまとめてるのだが、前半のお話は結構、悲しく泣けた。特にある真実が明らかになるくだりは。もちろん伏線がわかりやすいので、途中から予想はつくのだが、役者の演技もよく、せつなかった。で、後半は、耳なし芳一系の除霊ものになる。よーござんすよ霊媒師。こーゆう頼りがいのある協力者は好きです。ここらかは、みんなで(主に3人だが)協力して、霊と精神で戦います。霊の騙しテクニックが炸裂。まー、定番です。だが、クライマックスは直接的な呪い攻撃。そして床引きずり込みの術。なかなか凶悪ですね。映画全体としてはテンポがわりとスロー。でもあっちゃんの中々よい表現力で、余裕で見てられました。
[DVD(字幕)] 7点(2016-01-20 16:10:23)
717.  ミッション:8ミニッツ 《ネタバレ》 
過去ではなく平行世界へ意識だけをおくる機械ソースコード。平行世界というのは、同時に存在する別な可能性の世界で、現実でも一応、理論として研究されているものである。この映画は、その平行世界を題材にしたサスペンス映画ではあるが、ハートフルな人間の可能性も示唆したお話にもなっている。面白いのは、生命維持装置を外した瞬間の展開。一瞬、時がとまるのだ。普通なら主人公の意識はもとの世界へ帰ってくるが、肉体が死んだことにより意識がそのまま平行世界の別な人の体に残ったままとなり、そしてその新しい平行世界が形成される。あの時が止まった瞬間は、それが作られてるとこかな。なんだかパソコンのデータ書き換え処理に似ている。観てる僕らも、ここで終わりかと思っていたら、その先の世界がちゃんと作られ、なんだかホッとする。そしてその新しい世界のグッドウィンにメールが届くのだ。まだ実験前の段階で(この世界ではまだ主人公の意識は平行世界へ送られていない)。するとこの先、どーなるのだろう。この世界の主人公の意識がまた別の誰かに移され、そこで主人公がまた別の平行世界を作って、それが繰り返されると、主人公の意識がドンドン増えて、そのぶんだけ平行世界が作られて、そんないろんな事を考えちゃう映画でした。
[DVD(字幕)] 7点(2016-01-15 16:15:32)(良:1票)
718.  エウロパ 《ネタバレ》 
これまた、癖がある映画です。まず、謎が解明されなきゃダメとか、プロセスはどーでもいー、とにかくオチがちゃんとしていなきゃダメとか、超常的なものが姿を出すまでひっぱりすぎはダメとか、派手な絵がなきゃダメとかな人は覚悟していたほうがよいでしょう。多くの人が駄作って感じるかもしれません。僕も、普段は、そーいう傾向のあるほうなんですが、この映画はなんだか楽しめました。あのブレアウィッチも好きですから、恐らく、不気味な雰囲気だけでひっぱって謎が解明されない映画でも、雰囲気がばっちり自分に合っていたなら意外にも退屈じゃないんです。逆に想像力を掻き立てられるってゆーか。特に惑星の上を歩くシーンとか、水の中で見たものを顔の表情と瞳にうっすら映して見せる絵面とか、なんかゾゾゾってしました。オチが見ため的にダメって人もいると思います。でも僕は、あんなあからさまな感じが、そこまでずーっとまじめ的な映像ばっかだったので、逆にハッて思えました。例えて言うなら、大自然の中に急にポツンと人工的なものが建ってる違和感から得られる面白さみたいな。でも、おススメはしません。
[DVD(字幕)] 7点(2016-01-15 01:30:26)(良:1票)
719.  LUCY ルーシー 《ネタバレ》 
ストーリー的には大して面白くない。だって、脳が20%であんな超人なんだから、それ以上になったら、なんだかよくわかんない状態で消えちゃうかなーって思っていたら、本当にそーなっていくだけのお話なので、先が読めちゃいます。ただ、テンポもよく、派手なシーンも多く、結構、シンプルにまとまっているので、退屈はしなかった。冒頭のギャングの怖さは緊迫感あったし、街がドンドン過去に戻って、原始時代までいくシーンも観ていて、楽しかった。カーアクションも、超人的になったら、もう運転、こんな感じでっせってゆう縦横無尽な走りにはテンションあがったし。脳のどうたらこうたらってゆうのをまともに解釈しちゃうと、リアリティーがなく、なんでもありで面白くないってゆう感じにはなるが、そこまで真剣に観てなかったからか、B級SF的な感じでお気楽に観ていたからか、僕は楽しめたほうかな。特に印象に残ったセリフはルーシーが、超常的な存在になてゆく過程で、1+1は決して2ではないと解説をするくだり。無限を恐るあまり人間は単位を考えてそれに縛られてるだけってゆう概念はなんか納得してしまったです。
[DVD(吹替)] 7点(2016-01-14 13:49:59)
720.  EXILE 終末の子供たち 《ネタバレ》 
最初に言っておきますが、この映画、映像全般に渡って低予算的なオーラをずっと放ってます。正確にうと70年代ホラー的な、悪魔のいけにえ的な、ザ・クレイジーズ的な匂いといいましょうか、とにかく自主映画っぽいレベルです。そして、謎が全面的に明快ではございません。ストーリーも人によっては、なんでそーなっちゃうの?的に意味不明かもしれません。ただH・P・ラブクラフト映画祭に出品された作品であり、クトゥルフ神話の知識があり好きなら、結構、ポイント高いかもしれません。なんてたって、あれが出てきます。蹄がある4本足の触手怪物。そう黒い仔山羊。これが動いてる映像を観れるなんて、それだけで脳汁でちゃうって方は見ればよろし。さて内容の方は、なにやら荒地にボロボロの家が何軒かある小さなコミュニティーが舞台。そこには天使と呼ばれる存在がいて、一応秩序があります。大人たちはなんだか拡声器みたいな声でしゃべるロボットみたいな感じで、たまにゲロゲロ吐いたりしては、「わたしは大丈夫」とのたまう存在。小さな学校みたいなものがあって、そこの先生もそんな感じで、意味不明なことを子供に教えています。で、子供たち、と言っても、高校生くらいですが、彼らは普通の人間っぽいです。でも家の親がゾンビロボット状態でも、特に慌てるでもなく、そして圧倒的に知識が足りません。男の子は自分の股間のことを虫だと思ってる程度に。もちろんエッチとか妊娠に関する知識はゼロです。彼らはやがて来る審査の日を待っています。審査の日が来ると誰が観てもヤバイ大人みたいな感じになっちゃうんですが、それは天使に召されて永遠に幸せな存在になれると思っています。で、審査に落ちると追放されてガラクタに囲まれて生活することになっちゃうのですが、むしろそっちの方が安全なのですが、子供たちはどっちに進むか悩んだりしています。ガラクタ地帯には追放された子供が風来坊的に暮らしています。つまり小さなコミュニティーにある日、天使(エイリアン?)と呼ばれる存在がやってきて、そこを金網で囲い外界と遮断し、大人はほとんど天使の子供を宿すロボットゾンビにされ、子供たちもやがてそんな状態に育つまで、あまり知識を与えずに洗脳され、やんちゃな子供は追放され、そばのガラクタ置き場で放置。妊娠は死刑。なぜなら、天使以外の人間が増えることになり、それは天使にとっては戦争を仕掛けられた事になるのです。んな設定です。そして真実を徐々に理解しだした子供たちがそこから脱出するってゆうのが主なストーリーです。物語はちゃんと見ればわかるんですけど、説明不足が多いので、置いてけぼりになる人は多いと思います。ちなみに、人面植物とか、顎がとれちゃう大人とか、動く黒い仔山羊とか、ガスマスクに裸とか、わりとよくできたビジュアルや自主映画っぽいのが逆に狂気的で退廃的な雰囲気を醸し出していて、僕は退屈せずに楽しめましたが、それは僕がクトゥルフ好きからなのかもしれません。そしていつでもチェーンソーはやっぱ最強です。
[DVD(字幕)] 7点(2016-01-13 16:14:17)
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