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721.  モリーズ・ゲーム 《ネタバレ》 
「女神の見えざる手」が最高でしたし、またまた気の抜けない世界で戦う女の、しかも実話ということで期待して観てみました。 オリンピック、親子の確執、挫折、犯罪絡み、過去と現在が行ったり来たりということで「アイ、トーニャ」を思い出してしまいました。 スピード感があって早口で次から次へと話が進んでいき、深くじっくりではなく、スコセッシの映画によくあるような感じ。 勢いがあってサクサク観られるんですが、肝心なことはよくわからない上手く誤魔化してると感じて鑑賞後はこれといって余韻も何も残らないのよね。 唯一時間が止まっているようになったところはスケートリンクでの父親とのシーンですね、ここがこの映画のキモだったんですかね、長年の親子の確執が溶けたところ。ケヴィン・コスナーがジェシカ・チャステインと親子役っていうのが本作でいちばん意外だったとこだったんですけど、コスナーが今まででいちばん味わい深く情感に満ちていると感じたのでした。 ジェシカ・チャステインはすごい女優だという思いは更に強くなり、未だにオスカーノミネートに留まっているのがちょっと不可解に感じたのでした。
[インターネット(字幕)] 6点(2021-10-14 14:08:12)
722.  青いパパイヤの香り 《ネタバレ》 
この映画が公開された当時、エキゾチックな単館系アジア、中東を描いた映画がとにかく話題になっていたと記憶しています。「ジャーニー・オブ・ホープ」には泣かされたっけ。 この作品も当時、とても話題になっていてウォン・カーウァイと同様にヌーベルヴァーグ扱いだったと思う。 こっちはベトナムですし、監督も俳優もフランス生まれ、育ちが多いようですし確かにフランスの影響は強いでしょうね。 まあ、とにかくなんといっても子ども時代のムイでしょ。この子が全てだったなと見終わって感じたのでした。なのでいきなり10年後になってしまった落胆ときたら。。。名前はルー・マン・サンというのね、フランス生まれで検索しても映画出演は本作しか出てこない。現在40歳だという。 セリフは極端に少なく、俳優の演技力は特に必要とは思えず、実際素人ぽくぎこちない人が多い。ただただ10歳のムイを眺めていたいのです。 淡々と日常が描かれ、起伏はないけど起きることは日常的とはいえないし、あのお嬢さん以外は表に出さないだけで喜怒哀楽というものはこちらにきちんと伝わります。 家のつくりや装飾、光と影といった風景とカメラワークが素晴らしく、人物も風景のひとつというような感じです。 熟す前の青いパパイヤを切るシーンがいいわね、日本でのベトナム料理の普及に一役買った映画でもあるんじゃないですかね。 不思議な雰囲気、魅力はあると感じます。 不満をいえば、音楽が何か違和感。私は合ってるとは思えなかったです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-10-12 13:48:04)
723.  クリムゾン・ピーク 《ネタバレ》 
何がいいかって、映像、美術が素晴らしい。グロさもほどほど。 衣装も豪華なんですが、鑑賞後に検索したら時代は20世紀初頭ということらしい、でも女性のヘアスタイルや衣装が初頭といっても20世紀とはちょっと感じないのね、ヴィクトリア朝時代みたい。  いちばんの不満は男優がよくないってこと。貴族タイプのスキのないイケメン俳優はいっぱいいると思うのよ、イングランド準男爵のトーマスも医者のアランももうひとつ華がない。 何年か前はシアーシャ・ローナンとミア・ワシコウスカの見分けがつかなかったんですが、今はもう大丈夫です。  屋根にぽっかり穴が開いて屋敷の広間のド真ん中に落ち葉だのなんだの舞っているのを見たら「ここに来たのは間違いだった」と速攻で帰り支度しそうなもんですが、イーディスってバカなのか人がいいのかなんなの?ああいう人が騙されるってことかしら? はなしの内容は深みはなくて、なんということはないし、姉弟がおかしいなんて最初からわかるのに進展が遅くて少々いらついたのもマイナス要素です。 幽霊の造形はいいし、映像美は素晴らしいと思います、ただゴシックホラーとはどういうわけか感じなかったです。 できればあのワンちゃんを無事保護したところも確認したかったな。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-10-01 18:21:51)
724.  ノッティングヒルの洋菓子店 《ネタバレ》 
そうねえ、全体的に浅いですね。朝のロンドンの街を自転車で走り抜けていくオープニングは良かったし、期待できそうだったんですけどね。 サラの人物像がほとんどわからない、ただベイキングの腕前は一流だったらしいだけなので感情移入ができないし、潰れる寸前の崖っぷちから成功を掴んだっていうより、なんだかんだあってもトントン拍子っていう感じで達成感や幸福感をあんまり感じなかったです。 そのサラ役ですが、イギリスで驚異的な視聴率のアマチュアベイカーコンテスト番組「ブリティッシュ・ベイク・オフ」の優勝者のひとりのキャンディスなんですよね、あの番組は日本でも観られて私も大好き、キャンディスは印象的な人でよくおぼえてる。番組をきっかけにメディアに出る人も多く、キャンディスは美人で個性的で確かに女優にいてもおかしくないルックスなので、映画にも出ちゃったのね。 唯一の色物、ユーモアて感じの赤外線おじさんがもっと活躍してくれると期待したんですがそうでもなかったのが残念。  せめてお菓子を作る工程にもっとチカラを入れてほしかった、手元のアップを多くして美しく見せてほしかったです。 最初に店に出すのがフランス菓子テイストのものばかりで、知らない食べたことないみたいなのがイギリス人らしいなと。 日本だと料理もお菓子もフランス物っていうのは最高級ランクの位置っていう感じですが、ヨーロッパでは単にフランス菓子ってだけみたいですね。 日本食ブームもあって抹茶や柚子がイギリス人にも使われることがしばしばあるっていうのもうれしいですね、でもあれは日本人じゃないよね、まぁタイも中国も日本も同じアジア人で何が違うのかよくわからんていうのは仕方ないですね、私も外人、イギリス人てだけでアイルランド人、ウェールズ人、スコットランド人と何が違うのかわからないものね。 映画の内容はかなり物足りないけど、個人的に興味のある部分がいろいろあって損はしなかったです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-09-17 15:52:32)(良:1票)
725.  スリー・ジャスティス 孤高のアウトロー 《ネタバレ》 
ヴィンセント・ドノフリオの監督デビュー作なんだそうです。 鑑賞後に映画情報をいろいろ見てたら、「マグニフィセント・セブン」の撮影中にドノフリオが本作の企画に触れ、俳優たちに出演の打診をしてたとか、本作では特にディカプリオに見えてしまうデイン・デハーンはイーサン・ホークの推薦だったとか記載されていたものもありました。 ドノフリオといったら「フルメタル・ジャケット」のあの訓練兵ですよね、表情の変わりようとその怖さは今も記憶にしっかり残っています。  西部劇で原題が「The Kid」とくれば当然ビリー・ザ・キッドだろうと。 確かにキッドも出て来るし、実在した人物は何人か出てきます、その中に架空の姉弟がいるのです。追われる姉弟にキッドやパット・ギャレットが絡み、「The Kid」のキッドは弟の事だったのかと思わされる内容でした。  実在の人物に関してはわりと史実に沿っているそうです、でもビリー・ザ・キッドやパット・ギャレットを絡ませたことでどうだったのかと言われれば「うーん、どうなんだろう」と答えてしまいそうです。 地味だなとは思いますが、面白くないかどうかといわれたら、それなりに楽しめるかな。 姉役のレイラ・ジョージはドノフリオの実の娘なんだそうです、母親はグレタ・スカッキだとか。そして夫は御年61歳のショーン・ペンですと!!まだ29歳、うちの娘と同い年、私なら大反対だわ。
[インターネット(字幕)] 6点(2021-09-01 15:46:01)
726.  アデライン、100年目の恋 《ネタバレ》 
年をとらない、29歳のままですか。 私は26歳のあの時のまま変わらずいたら。。。と真っ先に考えたのでした。  そうですねぇ、何がといったら自分の娘がどんどん老人になっていき、先に死ぬことになるというのがいちばん残酷なことだなと感じました。 アデラインはそんじょそこらにはいない美人なので、男が放っておかないからあのようになるわけですが、ファンタジーラブロマンスより、もっと人間ドラマとして描いていたら余韻も深かったんじゃないかと思えてしまいました。 自分の異変にワケがわからず戸惑ったと思うんですがそこが描かれてないし、100年生きてる割には中身としての100年をあまり感じないのが物足りないかな。 これはこれでいいと思うんですけどね。ハリソン・フォード、キャシー・ベイカー、エレン・バースティンと貫禄あるベテランが出てることにちょっと驚きました。エリス役の俳優さんが本作での長髪にひげ面があんまり魅力的に見えなくてね。 「ガーンジー島の読書会の秘密」のドーシーなんですね、同じ人にはちょっと思えなかった。ドーシーのタイプの方が素敵に思えたし、ブレイク・ライヴリーは悪女役のほうが好きかな。
[インターネット(字幕)] 6点(2021-08-30 17:26:23)
727.  15年後のラブソング 《ネタバレ》 
ダメ男役のイーサン・ホークがキュートで良いのです、憎めないダメ男です。 アラフォー~後半と思われる男女3人、いい年してナニやってんのと言いそうだけど、40になろうが50になろうが、完成完全な人間なんていないと思うのでこれが現実といっていいんじゃないかと。いくつになってもダメなとこはダメだし、不惑なんて幻想だと思う。 見た目が老いていくのと比例するように精神も老けていくというわけではないですしね。 「オトナになれない大人たち」というコピーが付いてるけど、そもそも大人が何かもこの年になっても自分でもよくわからないし、なれない、なりきれてない人なんてそこらじゅうにいるんじゃないですかね、もちろん害になる人以外ですが。  ライブの途中で突然消え、そのまま行方がわからなくなったということもあって神秘性が加わり、伝説のミュージシャンとしてダンカンが心酔するわけですが、消えた理由は神秘的でも哲学的でもなく、ファン心理っていうのは勝手なものだなと思ったり。 病院にドカドカやってくるタッカーの子どもたちに元嫁も加わりカオス状態になるんですが、このシーンがいちばん好きです、イーサン・ホーク最高! アニー役の女優さんはどこかで何度か見たことあるなと感じる人で、BBC制作のドラマにいくつか出てるのかなと思ったんですが、オーストラリア出身なんですね「ホワイト・ライズ」で片思いが生じて異常な行動する友人役だった、けっこう昔から映画に出てる人だったのね。イギリスの港町の風景が風情があって良かったです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-08-18 16:20:04)
728.  12人の優しい日本人 《ネタバレ》 
始まりから11人無罪・1人有罪という設定になっていまして、ここからひとりずつ有罪が増えて、全員一致の有罪で終わるわけはない。 たったひとり有罪を訴える陪審員2号の背景とかプライベートな事情ありき、前提で、有罪を主張するその根拠も進め方にも誠実とか正義を感じないから、最初から嫌な感じなのよ。正統派二枚目俳優ではなく、力説するも耳障りで不愉快で最初から2号がどう潰れていくかを眺めるみたいなね。なのでひとり、またひとりと増えていき、全員一致の無罪になるラストに向けての達成感とかドキドキがないです。 だからオリジナルを知らない方が面白く観られるんじゃないかとも思いました。  まずですね12人のキャラが、よく練られてるとは思うしキャストもいいと思うんですが、ほぼ全員鬱陶しいの、オリジナルにはないコミカルさがここにあるんだとは思いますが、このコメディ部分の質が私は好きじゃないです。笑えないしそれどころかイライラしてしまいました。 フルーツパフェ、ヤクルト、鼻血、「大声、怒鳴り声恐怖症?」無罪の理由が「フィーリング」とか、笑えないんです。 知らない人同士が密室にあつまり議論とか日本人が最も苦手とすることだと思いますし、それを踏まえてのキャラ設定だとは思いますが、それが強烈過ぎだと思いました、上手いコメディとも思えませんでした、すみません。 ラスト近く、事件の真相に迫っていく検証がやっと始まってくれたとほっとしました。 しかし、密室劇としてのクオリティは高いと思います。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2021-08-17 16:42:31)
729.  トレーニング デイ 《ネタバレ》 
善人顔で善人役のデンゼル・ワシントンが悪人、しかも悪人なりの愛嬌も共感もまったく感じない悪人を演じまして、アカデミー主演男優賞も受賞し、これ以降悪人役もこなす俳優になったという感じ。善も悪もこなしてこそだとは思います。 でもアロンゾの極悪非道振りを見せられただけで人物像としては浅いと感じる。 ジェイクが女の子を助け、身分証を拾ったことが伏線となって命拾いするっていうのも「よかった~~」とほっとしたけど、ちょっと都合よすぎだし、映画としてはそこまで面白くないです。あのデンゼル・ワシントンが最低の悪人になりましたっていう映画、結局善人が勝つという単純すぎる内容だし、ロシアンマフィアに脅されて大金が必要になって売人から盗むとか、凶暴なだけで主役としての魅力に欠けるのよ。 確かに1日の出来事にするにはかなり無理がありますね。 演技としてはイーサン・ホークの方が上だと思った、困惑の表情がよいです。過酷過ぎる訓練の一日でした。  トム・ベレンジャーがなんであんなチョイ役なのか、私がいちばん困惑したところです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-08-12 15:02:58)
730.  ゲッタウェイ スーパースネーク 《ネタバレ》 
初見だと思って観てみたら違ってました。セレーナ・ゴメスの登場で途中だけ観たことあるなと。  ジョン・ヴォイトだよね?そうだよね?と、それを確かめるのがラストまで観る理由になりました。 舞台がブルガリアというのも珍しい、ヨーロッパのパトカーってスウェーデンの国旗みたいな配色が多いのね。  うん、イーサン・ホークがかっこいいし、セレーナ・ゴメスがチャキチャキしててかわいい。ラストで名前が出るのかとそれも期待したんですがなかったです、どうして名無しだったんだろ? カーアクションはカメラワーク、構図やカット割りに目がまわるということがなく見やすさと見応えがあります。派手過ぎない、やり過ぎじゃないとこがいい。 セレーナちゃんが拉致されたワゴンを追いかけるシーンが視覚的なものがあると思うけど、いちばんハラハラしました。 ひたすらカーチェイスな映画で、話の内容があんまり面白くないのが残念。
[インターネット(字幕)] 6点(2021-08-08 22:15:29)
731.  追想(2017) 《ネタバレ》 
「追想」という邦題のついた映画っていくつかあるんですよね、何か他に思いつかないのかな? 映画の内容はこのタイトルから受けるイメージとはちょっと違うと思います、原題の「On Chesil Beach」でよかったんじゃないかと、「チェシルの〇〇」とか「〇〇のビーチ」とか。  観始めは、ウブ、潔癖、大真面目な若いカップルの恋愛と新婚初夜を描いたシニカルコメディかと思ったんです。 イギリス映画ってその手の映画が得意ですし。 しかし所々に心の闇を想像させるシーンもありまして、特にフローレンスの幼少の頃のシーンをどう解釈したらよいのか迷います、トラウマになったきっかけのようでもあり、でも何があったのかは明確にされてません。  エドワードの両親とフローレンスの両親の違い、エドワードは母親にフローレンスは父親に一癖あるわけです。特に問題のない両親、家庭というわけでもないのです。 バイオリニストのフローレンスはクラシック専門、エドワードはチャック・ベリーやプレスリーであり、カルテットが何かも知らない。 とにかく属性というか性質というか違い過ぎるんですが、付き合ってる時は若さ情熱、勢いでカバーされ、 見ない気付かないでいられるんですが、結局現実を見た、知った時点で崩れ落ちる。結婚が破綻のきっかけとなってしまうのですが、遅かれ早かれ二人はダメになる運命だなというのはすんなり納得できてしまいます。誰が悪いわけでもなく言うなれば「縁がなかった」ですかね。 コメディなのかと思って観ていた前半ですが、ラストはおもわず泣けてしまいました。 ジャズ、ロック、クラシックと音楽のバランスも良かったと思います。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-07-13 14:34:12)(良:1票)
732.  スキャンダル(2019) 《ネタバレ》 
からだにぴったりフィットしたミニ丈ワンピースにブロンドとコテコテしたメイク。ニュース番組なのに知的には見えないと思うんですけどね。 4~5年前でしょ?アメリカ人は未だにこういうのが好きなんだとちょっとびっくりした(笑) ていうかこれがロジャー・エイルズの好みなのね。 映画としては、これだけの女優がいながらやけに地味だなと。 感心したのは特殊メイクとジョン・リスゴーのエロじじぃ振りでした。 サクサクと話は進んでいくので退屈はしないんですが、巨大メディアのスキャンダルを描いている割には淡々とクール過ぎちゃって、こちらはさら~と眺めているという感じ。セクハラの被害者たちが、加害者である権力者を失脚させたのに爽快、満足という快感がなぜか得られないのでした。 メーガンのアシスタントの?ちょっとアン・ハサウェイタイプの女優さんとグレッチェンの娘役の子がかわいかったです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-06-23 13:35:10)
733.  ランダム・ハーツ 《ネタバレ》 
監督がシドニー・ポラックだったのね、おまけに出演もしてるんだ。 このタイトルから甘ったるい恋愛モノという感じがして、だけどハリソン・フォード?というミスマッチな印象できちんと観たことがなかったのです。  なんだか酷評が目につく本作ですが、私はそこまで酷いとは思わないな。ハリソン・フォードが愛憎絡むメロドラマにっていうのが期待と違い過ぎちゃって、これがリチャード・ギアとかならそれなりに納得できたかもしれませんね。  ダッチの執着、しつこさと今更知ってどうなる?という不快感違和感なんですが、クリスティン・スコット・トーマスの崩れそうになりながらも気丈に振る舞う様がとても美しくセクシーで「こういう場合のこういう女性に惹かれるっておおいにあるだろうな」と思わされるのです、素敵でした。 しかしチャンドラー氏はけしからん浮気男でしたね。奥さんがこれといって不満に思うこともないほど優しく逆らわない旦那というのはやはり他の女にもマメであるというのはよくあることじゃないかと。  これってどうよ?と感じたのは、ダッチを警察官にする必要があんまり感じられなかったことです、個人的なことのために身分を利用してるってとこしかなかったし。 ダブル不倫している男女のそれぞれの夫と妻の心情というのは見事に表現されていたと思います。 あと、1999年の作品ということで主演の二人以外に「あれ?」「おっ!」という俳優がワラワラいまして、そこがなかなか良かったです。チャンドラー家の娘役もなんとなく誰それの子役時代のように感じて検索したらルーニー・マーラの実姉だそうな。 古めの映画を観るのは意外な発見があるのがいい。ただ、この手の話に130分ていうのは長いです、そこがマイナスです。 でも今まで観た中で最高だと感じたクリスティン・スコット・トーマスにプラス1です。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-04-27 14:55:00)
734.  デッド・ドント・ダイ 《ネタバレ》 
なんか物凄く評価に困る映画。 キャストがね、ワクワクするほど最高なんです。個人的な好みなんですがティルダ・スウィントン以外です(彼女はミア・ファローと同じく何がいいのかわからない女優さんのひとりです)  太ったキャロル・ケイン、眼鏡のクロエ・セヴィニー、ひと目で何か気になるルックスのダイナーのリリーは 「ストレンジャー・ザン・パラダイス」のエヴァですよ、夜中にひとりで興奮してしまいました。 ビル・マーレイとアダム・ドライバーの存在、キャラクターが充分オフビート。ゾンビになってもだれかすぐわかるイギー・ポップとか俳優とキャラを眺めているのが楽しい楽しい。  ゾンビが何を意味するのかはなんとなくわかるんですが、それを大真面目に誰が見てもわかるような映画にしてないとこがジム・ジャームッシュなのかもね、しかしやはり当たりはずれの多い監督さんです。 台本とか言い出した時はびっくりしました、私としては宇宙船より意味不明な展開です。 他人に薦められるとは言えないという理由の点数です。  「パターソン」を録画してあったのに間違えて消してしまった、アマゾンプライムで見つけたのでそっちに期待します。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-04-14 14:05:15)
735.  トレイン・ミッション 《ネタバレ》 
飛行機が電車に変わっただけで先日観た「フライト・ゲーム」とよく似てますね。強引で無理がある、矛盾だらけってとこが。 でもこの手の映画はそれ言い出したらキリがないし、リーアム・ニーソンのチカラ技を楽しむのが正しい観方かもね。  これは発見したと思ったのは、チョイ役でフローレンス・ピューがいたことです。現在は当時に比べ知名度も高くなっているので、てっきりプリンは彼女だと思ってしまいました。オックスフォード生まれのイギリス人女優とはね、私的な印象としてはちょっと意外です。それとあの警部がサム・ニールだとは全くわかりませんでした、ここのキャスト情報見てびっくり。  この監督とのリーアム・ニーソン主演の作品は全部で4作品、なんだか知らない間に全部鑑賞済みに。 ちなみにこの中では「ラン・オールナイト」がいちばん好きです。 上手く言えないんですが、この監督は映画製作のセンスがすごくいいんじゃないかと、だからこんだけ突っ込みどころ満載なのに「ま、いいっか」て感じで観れてしまうのかな、なんてことを思いました。 いちばん最近の作品である本作、強引さもいちばんかな。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-03-22 13:56:49)
736.  フライト・ゲーム 《ネタバレ》 
ジョディ・フォスターの「フライトプラン」を思い出しました。 本作の方がハチャメチャだけど。でもなんだかよくわからない不思議な説得力がありまして、最後まで観れちゃうんです。やはりそこはリーアム・ニーソンの底力なんだろうなと思われます。  犯人の動機や目的もあんまりよくわからないし、突然機長が毒殺されたんですけれども、どこからどうやって毒が飛んできたのか最後までよくわからず、でも最終的に副パイロットの神業のような着陸がいちばんの見せ場みたいになるとか、その場その場で目立つ人がキチンといて、リーアム・ニーソンの独壇場にはなっていなくて、そこが良いのではないかと感じます。 女性協力者はCA役で出演のレディ・メアリーだけでよかったような気はします、神業副パイロットとデキてたのよね。ジュリアン・ムーアはいてもいなくてもどっちでもよかったような気はしました。でもこの二人の女を最初からなんかありそうに感じる表情とか行動にしてあるのよね。とにかく「国際線1年間無料」に笑った。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-03-19 14:31:52)
737.  9人の翻訳家 囚われたベストセラー 《ネタバレ》 
「ダ・ヴィンチ・コード」あのシリーズの翻訳が本当に隔離されて行われたということにヒントを得た作品らしい。 地下シェルターに翻訳家たちが集められ、厳重な監視の元にも関わらず原稿が流出する。犯人は9人の翻訳家の中にいる・・・舞台はヨーロッパ。こうくればめちゃくちゃ期待してしまいます。 最初の警察らしい場所での面会シーンも、これでもかってくらい意味ありげな様相でして、どんでん返しがあるのかもと増々期待。  んー、まずですね翻訳家は9人もいるのにその9人があまり有効に使われていないのがいちばん気になりました。 それぞれの人物像が上手くないと思う。ギリシャ人だけはよくわかったけど。 小説家志望の3人子持ちデンマーク人のアレはあんまり意味を感じません。 キャラ設定を省いてもいいくらいのプロットや演出があるわけでもなく、観る前の期待ほどではなかったです。 オープニングクレジットで燃えるシーンはやめた方がいいと思った、早い段階でどこが燃えてたのかわかっちゃう。 あっと驚かされるものが足りないのが不満でした。つまらないとか退屈ではないです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-03-09 13:09:34)
738.  ロスト・ボディ(2012) 《ネタバレ》 
とにかく結末を知るまでは観るのをやめられない映画なのは確か。 でも観客を振り回すことが目的という感じのトリッキーでホラーぽい演出、展開でして、サスペンススリラーとしてはプロットを楽しんだり、「やられた~」と感心できるものが無くてちょっと残念。死体の入った袋から携帯が出てきたとこは「んな、ばかな」と、ここで遂に自分が期待しているものとはちょっと違うなと思った次第です。 気の毒なのは警備員さん、目撃者として利用されたんだろうな。このように目的のためには手段選ばずみたいなところが引っかかる、「お見事!!」といえるドンデンじゃないのが気になるのよね。 死体が生き返るっていうのはまず無いだろうと、そうなるとあの登場人物の中なら怪しい人物が自然に浮かび上がるわけです。 浮気相手も最初からやけにテキパキというかグイグイくる感じで違和感、奥さんはそれ以上にウザイ。 女運の悪いダメ男でもあるわけで、ラストは意外にもちょっとだけアレックスに同情しちゃいました。 観て損はないってことで。。。
[インターネット(字幕)] 6点(2021-02-09 21:05:29)
739.  ザ・リトル・ストレンジャー 《ネタバレ》 
いつ売却になっても不思議じゃないかつての名家で今は荒れた屋敷にシャーロット・ランプリング、これだけで雰囲気は抜群です。 物静かな医者のファラデーが探偵のごとく、不可解な出来事を解明していくのかと予想して観たんですが、全然違ってたんですねぇこれが。 ん~~屋敷への執着が無意識にああいうかたちになったのか。。。人の業の深さといいますか。 部外者だけど生意気で可愛げのないあの娘、嫌われたんだろうな。でも犬を絡ませるのはやめてほしかったな。 コトの成り行きもいちいち予想外だったり、ラストも悲惨ですし、地味ながらなかなかゾクッとさせられました。 品のいいゴシックホラーという具合です。 エアーズ家の娘キャロライン役の女優さんはTVドラマで何度か見たことある人。 ダウントンのヘクサム侯爵にも再会、本作では医者ですけど。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-02-08 15:35:08)(良:1票)
740.  チャーリーズ・エンジェル(2019)
昔々、TVドラマが放送されていた頃は個人の探偵事務所だったはず、これもまた飛躍したもんです。 クリステン・スチュワートがエンジェルだと知って観てみることに。 ユーモアもふんだんでアクションシーンもなかなか良いと思います、なんといっても女優たちに華があるのが最大の魅力じゃないでしょうか。 見た目はクールな悪女系といった感じのエリザベス・バンクスですが、製作者としての才もなかなかのものなのね、恐れ入りました。ただただ愉しむために観る映画ですね、面白かったですよ。 しかし邦題、複数形の(S)が無視されることが多いと思うんですが、いつまでこういうことをするんだろ?だから「ス」か「ズ」かよくわからないなんてことになるんじゃないか?「エンジェルズ」にすると何か不都合なことでも?
[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-01-20 17:39:11)
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