741. 女と男の観覧車
ラストのケイト・ウィンスレットの圧巻の演技と、あの顔にあてる光に息をのみます。どの人も結構なだめっぷりだ!その人間臭さがまたよーく描かれている。そっちの悪い方に行くのか、と納得するくらい。音楽もおびただしいエクストラも、さすがでした。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-02-07 23:45:40) |
742. ベロニカとの記憶
若いベロニカはやっぱりまだミステリアスさが足りませんね、シャーロット・ランプリング女史が出てきた日には!(若きシャーロット様のミステリアスさったら!) さて、The Sense of an Ending は何を意味しているのか。彼女か彼か、彼女の母との別れの最後か…人生か。 大学はケンブリッジを出てから街の中古カメラ屋を営むトニーは、実にありふれた感や、一人暮らしのさみしさが似合います。そんな彼でも人に言えないでいた経験が…というのをいままで気づいてきた生活環境で改めてみるというテーマです。 若い日(じゃなくても)の、友の他界という経験はみんなあるものでしょうか。私はこの作品は心に深く刺さりました。記憶を美化するとか、記憶違いとかではなく、本当にわからないままってことも。ふとしたことで思い出したり、それとともに湧いてくる邪念を取り払ったり…トニーはストーカーのようになってまで話がしたかったのは情けないが、ずっと謎のままにはもうできないこと…をかみしめて余韻に浸りました。 [インターネット(字幕)] 7点(2020-02-05 11:41:46) |
743. ある女流作家の罪と罰
人間の業というか、落ちぶれて!と。考えるだけでも恐ろしくなるのですがこちらは実話。堕ちるのは簡単でも食べていくのは容易くない。そこをうまーく、メリッサが演じています。丁寧に。普段の彼女のドタバタ劇や化粧っけから想像できないくらいで奮起する、犯罪のダークサイドに堕ちるのって恐ろしいですね。 [インターネット(字幕)] 7点(2020-02-04 11:38:25) |
744. マダム・フローレンス! 夢見るふたり
《ネタバレ》 苦労人だったマダム・フローレンス、病気治療に水銀とヒ素を用いてあんな姿になったが、長生きした方だそうです。音楽への情熱は誰にも負けていなかったということでしょうか。SNSでの炎上どころではないのですがあの時代をちゃんとうたった、という事実は誰にも消せないのですね。さて、こちらではヒューグラントもまたいい役者さんであるなあと実感、メリルストリープに負けていなかったです。脇役たちもいい味出しています。 [インターネット(字幕)] 7点(2020-01-24 21:34:32) |
745. Re:LIFE リライフ
《ネタバレ》 随所に皮肉やら小ネタが仕込まれていて、とても楽しい一本です。主人公は書くことへの情熱も失っていたのに、どうして急に教えることにも目覚めたのかもう少しわかりやすかったらよかった。あとこんな授業があったらなあってうらやましくなりました。【追記、邦題どうにかしろ!】 [インターネット(字幕)] 7点(2020-01-22 12:59:14) |
746. アザーフッド 私の人生
Motherhood(母性、母であること)からの造語が原題です。親離れ、子離れは近代では子離れの方がより難しいのかもしれません。離れて暮らす際、通信手段はいくらあっても満ち足りるものではないし;おせっかいだろうとなんと言われようと結婚相手のことになると黙っていられないものでしょう(大多数の親は)。子育てに卒業はないと思う。それを私生活でもお騒がせになった女優が演じている、いい味だしています。「親」は誰しも、かつてはあるいは今も「子」であったのですがね、永遠のテーマだろうと思います。 [インターネット(字幕)] 7点(2020-01-20 09:12:01) |
747. 翔んで埼玉
ぶっ飛んでてとても楽しかったです。二回みないと小ネタを全部拾えないのかもしれない、わざとらしい邦画や青春恋愛映画よりこういうのを好んでしまいます。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2020-01-19 20:40:16) |
748. レディ・バード
《ネタバレ》 シャーシャの演技が見もの、ストーリーは淡々と進められていきますがほとんどの人がどこかで共感するエピソードがあるのではないでしょうか。 ①親からもらった名前よりも自分がつけた名前を優先、②家の車が恥ずかしい、③リッチな家に憧れ、④故郷より大都会に行きたい、⑤切れると骨折するほどアブナイことをしてしまうちょっと痛い女子高生 vs 愛に不器用な母親、なぜなら①彼女はきっと親からの愛をもらったことがない(アル中の母親だと)、②夫が数年前から鬱→失業、③ダブルシフトで過労、経済的不安。。。でもどちらも「いま」を一生懸命生き、不器用に愛しているが伝えられない。数千キロ離れて時差もある国の反対側へ行くことでやっと自分の本当の気持ちに気づく。 大人になっていく、兄がバイトから正社員になるのも地元で成長の一部だけれど、あらゆる手段を使ってでも遠くへ行くのも、どっちも成長だと言えるでしょう。 [インターネット(字幕)] 7点(2020-01-18 09:45:55) |
749. シング・ストリート 未来へのうた
青春ですな~。あの社会情勢だからハングリー精神もあるってもんだろうか。失業率、家庭環境以外はとても羨ましい。いざっていうときに行動できるかどうか、なんだよね。無駄に怖さを知る前に動いたほうがいいこともある、かもしれない… [インターネット(字幕)] 7点(2020-01-06 13:41:20) |
750. カフェ・ソサエティ
《ネタバレ》 相変わらずの作風、やっぱりこれこれ!少々気忙しいのもほほえましい。死刑と改宗のどちらが悪か、という皮肉。Dreams are dreams. [インターネット(字幕)] 7点(2020-01-05 12:04:36) |
751. ハナレイ・ベイ
心地よい一本でした。吉田羊さんの発音のよさとピアノのうまさにも驚きましたし、栗原類さんはじめ配役も抜群で、みてよかったと思いました。村上春樹さん独特の時間の流れが感じ取れました。 [映画館(邦画)] 7点(2019-12-29 00:16:42) |
752. 殿、利息でござる!
《ネタバレ》 感動しました。とてもじゃないがで自分にはできるのだろうかと思ってしまう。悪い人が出てこない、いいお話しでござる。タイトル考えたやつ責任とれ。(おっと、日々慎まないと) [インターネット(邦画)] 7点(2019-12-20 10:07:53) |
753. モティの目覚め
登録にご協力いただきありがとうございます。ユダヤ人のお見合いなど大変勉強になりました、どこのお母さんも同じだなと思って笑ってしまったりして、いいどたばたがあって楽しい映画でした! [インターネット(字幕)] 7点(2019-12-06 19:18:19) |
754. トールガール
登録にご協力いただきありがとうございます。こちらの映画大変気に入りました、年頃の男子女子にもぜひみていただいて自分を見つける手助けにしていただきたい。主人公のエイヴァ・ミシェルはモデル、ダンサーとして活躍しており、16歳で186センチでした。とてもよく演じられていたと思いますよ、脇役もよくかためられているし、ストーリーもしっかりしています。おすすめの一本です。 [インターネット(字幕)] 7点(2019-12-06 19:11:04) |
755. ホテル・エルロワイヤル
まだ10分の1ほどの物価だったころのお話し。それでも新鮮で大変見応えがありました。それぞれの事情が徐々に明かされ、立場が違う男女、家族の物語。吹き替えでしたが、歌の部分はオリジナルで、それはそれは聞きほれてしまうほどでした。2時間40分ほどの長丁場でしたが、spinoffドラマなら1シーズンは引き延ばせる内容でした。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2019-11-25 10:46:06) |
756. アクアマン
最初に謝りましょうか、アンバーハード女史をお飾りの女優だと思っていたことを申し訳なく思う。とても頑張っていましたね。そして、全体的に画がとにかく美しい。見ごたえがありました、劇場でみれたらもっとよかったはず。次回作がありそうな余韻ですよね。でもこれ以上はどうすれば・・・というところです。吹き替え版でも水のくぐもった声になっているのかちょっと興味はありました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-11-23 00:32:40) |
757. タリーと私の秘密の時間
《ネタバレ》 育児疲れで変わり果てた自分と、昔ルームメイトだったヴァイとの再会も「タリー」を呼ぶきっかけになったのでは、と察します。やり残したことがないオトナなんていない、それをどううまく受け止めるか。。。超大作ではない作品にも命掛けで臨む女優魂に脱帽です。シャーリーズ・セロン自身養子を迎えて出産の経験がないが、手の血管をきっとわざと浮きだたせて息子を「ブラッシング」するところから一気に引き込まれました。いい作品でした。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-11-04 11:48:21) |
758. コードネーム U.N.C.L.E.
「キングスマンほどスタイリッシュではなく、「007」ほど大それたプロットや小道具もない、そして「ボーン・シリーズ」ほど緊迫感もない。どこかでみたスパイ映画の8割くらいをこなす感じかな。目の保養というか、軽く緊張して笑って、そしてかっこいい車などをめでて、、、アーミー・ハマーの生まれのよさって隠し通せない、漏れてる!(笑) [インターネット(字幕)] 7点(2019-10-27 18:33:06) |
759. ボヘミアン・ラプソディ
ようやく観ることができました、映画館で観たらさぞ違っていたでしょうけれどこれでも十分迫力ある音楽でした。2時半弱と思えないほどの駆け足の伝記映画でしたが、もっとじっくり描くとしたら連続シリーズになるでしょうね。しかし惜しい人を、という気持ちになります。Queenメンバーもさらにそう思う今日この頃だろうと察します。(蛇足ですが、①いろんな方のそっくりさんよく集めましたね!②ファンじゃなくても数十回観覧する人がいるというのも納得です。) [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-10-22 21:47:05) |
760. 流転の地球
この設定を先にやられてしまうと、今後似たプロットは難しいのでは、あるいはこれに則していかないと?など勝手に将来のSFアイデアの枯渇を心配してしまった。ツッコミどころはあり、荒いところもありますが総じてよくできていたのでは、と思います。なんと言っても時間や地球を使うスケールが大きい!!そこはそれじゃないといけないのかぁ?など余計なこと考えずに見たほうが楽しめます。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-10-21 09:39:22) |