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FSSさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 854
性別 男性
自己紹介 <レビュアー引退について>

他の方にとってはどうでもいい事ですが(笑)、
こちらでのレビュアーを引退させて頂きます。
理由はあまり映画自体を見なくなった事と、
結局、映画以外にもレビューを書けるAmazonが
レビュー投稿の中心になってしまった事ですね。

長い間、お世話になりました。 2021/11/27
   
<ジャンルの好みについて>

・好きなジャンルは「ホラー」「サスペンス」「ミステリー」。
・嫌いなジャンルは「ミュージカル」「恋愛」「韓国映画」「感動押し付け系」。
・どちらでもないのは「アクション」「SF」「コメディ」「時代劇」。

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761.  陰謀のセオリー 《ネタバレ》 
駄作だと思った「ペリカン文書」よりもさらにリアリティが無い。センスが良いのはオープニングのみ。大仰なだけでリアリティの無いストーリー展開と、アクション映画によくあるご都合主義、序盤から顔を出しまくる意外性ゼロの黒幕、はっきりしないままの陰謀の全貌と、とにかく見ているのが苦痛だった。無駄に時間が長いのもそれに拍車を掛けてくれる。  何度も捕まっては簡単に脱出したり、主人公ひとり捕まえるのに大げさに武装した集団を送り込んだあげく、たった一人の素人もまともに捕獲も出来ない無能っぷりとか、さらに危ないところで「悪の組織」を追う国家機関の手助けがあったりと、とにかく全編通してあまりにも突っ込みどころやご都合主義が多過ぎる。  パラノイアな主人公についても洗脳されていた事実があるとは言え、その突飛なキャラに感情移入はしにくい。そのくせ、そんな主人公の言う事を一方的に信じる、やたら理解があるヒロインがいたりするのも不自然。  特に終盤、逃げるヒロインがレーザーサイトで狙われるシーンで、急に間に入り込んできた仲間(?)を撃ってしまい、ヒロインに逃げられるというシーンにはもう笑ってしまった。いくら映画にはご都合主義が付きものとは言え、もう少し何とかならんかね。  結局ラストは典型的な勧善懲悪みたいな安っぽいオチになっちゃってるし。  その他、説明不足のまま終わっている部分も多く、単に「説明すべき情報」を小出しにしている事で生じているだけの複雑さであり、脚本構成はお粗末。見ている間、サスペンスとしての訴求力を感じなかったのも当然。  とにかく、この手の「国家レベルの陰謀に個人が巻き込まる系サスペンス」って、どれも面白くない。「ご都合主義の連続宙返り」を持ってこないと、ただの一個人が組織の陰謀に対抗するような展開が成立しないからだろうけど、この作品が典型のように、ここまでリアリティを犠牲にしなくては話が成立しないなら、始めからやらないで欲しい。突っ込みどころが気になって素直に楽しめないから。
[ビデオ(字幕)] 1点(2005-06-28 00:05:55)
762.  スピーシーズ/種の起源
はい、駄作。  地球外生命体が人間に取り付いて「こりゃ大変」という、ありがちなSFパニックモンスター映画。オリジナリティ皆無。  宇宙船のような閉鎖空間でもないし、「人間側が逃げるエイリアンを追う」という展開なので、緊迫感も無し。人類が滅亡するかも知れないという危機感も薄い。  霊能力者を始めとする追跡者たちの出番も個性も中途半端。続編を作れるようにしておくアンハッピーエンドオチも超ありがち。  サスペンスでもホラーでもそうだけど、結局、エロで話題作りしているような志の低い作品に傑作は無い法則が見事に当てはまる。
[地上波(吹替)] 1点(2005-06-25 16:23:50)
763.  世界の中心で、愛をさけぶ 《ネタバレ》 
まさか世界の中心がエアーズロックとは…。そうか、世界のヘソだからか…って、なんでやねん。普通もっと「精神的な意味」で使わないか?つまり「世界の中心」とは、「誰にとっての」、そして「どう言う意味での」中心なのか?そこが大事なんじゃないの?「どうしてそこに行きたいのか?」。そこに拘る必然性というか、内的衝動が作中でまるで語られていない。ラストの散骨にしたって、そういう根拠が無いから、まるで「やっと故郷に帰ってきました」みたいなシーンになっていて不自然。  自分にたいした魅力もないのに、何故か学校一の美少女から言い寄って来られたりと、おっさんの妄想を具現化したような理想的な彼女像。その彼女を美しく魅力的に描けば描くほど、白血病で死ぬという「オチ」の悲しさが増大するとか、「ガラス越しのキス」とか、実に「安直ここに極まれリ」と言うしかない、泣かせるための設定が目白押し。今の若い人にすれば、こういうのが逆に新鮮なのかなあ?  ひたすら恋愛の「綺麗な部分」しか見てないような幼稚な恋愛観を「純愛」などと呼んで欲しくない。綺麗なまま死んでいるから、どんどん思い出は美化される一方で、その美化された分を差し引くどころか、割増している事にも気付いていない主人公の自己陶酔的な思い出巡りの旅につき合わされるのはウンザリ。  まさに主人公たちと同世代の私としては、ラジカセとか、ウォークマンとか、ラジオの深夜放送とか、80年代のギミックをこれ見よがしに並べ立てるだけで、当時の空気感が出せると思っている安易さもイヤ。また、この時代がレトロ感覚として描かれている事もショック(w。  まあ何にしても、こういう作品がベストセラーになってはいかんでしょう、マジで。「日本人の劣化」なんて事が言われているが、ここまで古典的少女漫画のようなベッタベタで分かりやすい、「お膳立てされた感動」じゃないと泣く事も出来ないほど、現代の日本人の感性は鈍磨してしまったのだろうか?これでベストセラーなら、もっと他にベストセラーに相応しい作品なんていくらでもあると思うけどなあ。なんでこれなの?メディア煽動の賜物?わしには分からんわ。   
[DVD(字幕)] 1点(2005-04-29 08:54:15)(良:1票)
764.  マグノリア 《ネタバレ》 
「ゴスフォード・パーク」もそうだったけど、やっぱり個人的に「群像劇」って本っ当に合わんわ。無駄に登場人物が多いので、必然的に一人ひとりの描写が薄っぺらくなるし、あちこち視点がぶれるので感情移入もしにくく、初見では状況が把握しにくい。おまけに、やたらに時間が長い事と、たいした事件が起こるわけでもないので、見ているのが非常に苦痛。序盤から同じような音楽が延々と垂れ流されるのも耳障りだった。  「人生は必然か偶然か」というテーマ自体も古臭い。自分に言わせりゃ、必然と偶然なんて同じ意味。事象を受け取る側が納得するための表現の違いでしかない。何か意味付けしたければ「必然だった」と言うだろうし、逆に「偶然だった」で済ませたほうが精神衛生上、良い場合もあるだろう。  カエルのシャワーという、ギリギリ現実と非現実の境界にあるような現象を持ってくる事で、登場人物たちの必然と偶然の「総括」を目的としているオチ「だけ」は非常に秀逸だが、やはり、そこまでに語られる「どうでもいい個人的な話」が冗長すぎる。なんで2時間程度にまとめちゃダメなの?こんな長時間にする意味ってある?  導入とオチを見るだけで十分言いたい事は伝わる。そんな程度の映画。 
[DVD(字幕)] 1点(2005-04-29 07:30:50)(良:1票)
765.  木更津キャッツアイ 日本シリーズ 《ネタバレ》 
テレビシリーズはまったくの未見。作品に対する基本的な知識ゼロの状態で見たので、何が言いたいのか、何がメインで見せたいのか、それ以前に誰が主人公かすらも分からない、ただの「不条理群像劇」としか思えなかった。個人的には笑いのセンスもまるで噛み合わないまま。  氣志團が出ている地点で、だいたいこの作品の嗜好性は理解できる。誤解を恐れずに言えば、何の「理念」も「矜持」も持たないままに、サブカルのエッセンスのみをあっさり取り入れてしまえる氣志團のような無節操な現代人的感覚は、そのまま今作の製作姿勢や方向性と見事なまでにシンクロしている(そういう意味では、これ以上無い人選なのかも知れないが…)。  そういう分析は置いておくとして、まともに人情(友情)ドラマをやるにはちょっと小恥ずかしいので、言い訳も兼ねて、こういうコメディ形式を取っているとも思われるけど、この手の作品に共通しているのは、やってる事が「中途半端」ってこと。コメディが嫌いな訳じゃなく、要するに、どっちつかずな「ヌルい作り」が個人的に嫌いなだけ。登場人物も無駄に多く、全体的に視点があちこちブレるので余計にドラマとしても中途半端な印象を受ける。  なんでもっとバカ映画ならバカ映画として徹底できないのかなあ。例えばラスト間際で怪獣ゴミンゴが出てくるのも、あそこまで無茶な展開をやっといて、結局、戦闘に突入することも無く、ただオカリナ吹いて終わりって…。怪獣映画のパロディだとしたら露骨すぎるし、盛り上げるべきラストでそれをやってしまうのはあまりにもセンスが無い。  それこそウッチャンが巨大化して、いつものジャッキー・チェンやブルース・リーのモノマネで戦うとか、もっと無茶苦茶やらないと。  まあ、そこがまさに「理念無きコメディ」ゆえなのだが、なんか煮え切らないなあ。
[地上波(字幕)] 1点(2005-04-20 19:02:19)
766.  TAXi3
どうせ「タクシーが雪山を走ったら、みんなビックリするぞ~」という発想のみで作られたであろう作品。  その他のストーリー部分はすべて水増し。前作もひどかったけど、今作もほとんどストーリーなんてあって無いようなもの。このシリーズの売りであるはずの、カーアクションも少ない。途中に入るギャグも下らないものばかり。つくづく最近のリュック・ベッソンの手がけた作品は時間の無駄にしかならない。
[地上波(吹替)] 1点(2005-04-17 10:54:31)
767.  スターシップ・トゥルーパーズ2 《ネタバレ》 
「クリムゾン・リバー2」と「スターシップ・トゥル-パーズ2」。最近話題の「二大駄作続編」を一緒に借りてしまった。  「続編」としての名を冠する必然性がまったく分からないほど、前作の設定やテーマ性を無視。あげく「エイリアン」と「遊星からの物体X」を足して2で割ってヘボくしただけの、ありがちなSFホラーに成り下がり。この開き直ったような製作姿勢は見下げるものがある。  将軍を助けたハゲの怪しげな顔がアップになった地点で、「ま、まさか、こいつにバグが取り付いてんじゃないよなあ~、いくらなんでもそこまでバカなマネしないよなあ~」と思い込んでいたら、案の定。悪い予感は何故か良く当たる。
[ビデオ(字幕)] 1点(2005-04-10 12:03:13)
768.  死ぬまでにしたい10のこと 《ネタバレ》 
死とはすべてを失う事ではない。死を受け入れるからこそ見えてくる大切なものがあるはずだ。いざ死ぬからって、好き勝手な事をするというのは違うだろ。何故、家族を裏切ってまで他の男と寝る必要がある?  死に直面しているからこそ、守るべきは「魂の高潔さ」でなくてはならない。自分にとって本当に大切な人たちに対し、一切の「負い目」無く逝くこと。それこそが大切なはずだ。  本来は家族と共に自分の死と直面すべきなのに、最後まで家族には自分の死を知らせる事をしない。心の整理をする間もなく先立たれた家族の気持ちを考えてるのか?  また、家族を大切に思っていながら、昨日今日出会った素性も分からない男を本気で愛してしまうという浅薄な思考形態。その夫や子供に対する裏切りを死によって正当化している主人公の欺瞞と未熟な精神性にはウンザリさせられる。  浮気相手の男も最初はクールに接していながら、結局「やっぱり君の事が好きなんだ~。離れられないよ~」と情けない泣き言を言う始末。みっともない。死に際した者に対する「一夜限りの関係」として自分の「役割」を認識していると思いきや、まるっきり分かってない体たらく。お互い本気で心を奪われてどうすんだ。  しかも、その「浮気相手との交流」をメインに描く気色の悪さ。あくまで「したい事」の一つとして「いっぺん死ぬ前に他の男とセックスしたかったのよね~。さ~て次は…」と、さらっと流すなら良い。だが浮気が本気になったら、それは「裏切り」と呼ぶものだ。やる事はやっといて、その行為を殊更に奇麗事のように描く醜悪さには我慢できない。心を裏切られ、死を共有する事もさせてもらえなかった夫の気持ちを考えると居たたまれない。私も最後のキスシーンには背筋が寒くなった。  最期にこんな生き方と死に方で本人は満足に逝けたのか?疚しい気持ちを持たずに死ねたのか?もっと他にやるべき事は無かったのか?
[ビデオ(字幕)] 1点(2005-03-20 13:56:30)(良:2票)
769.  ミステリー・ツアー 《ネタバレ》 
また、邦題に騙された…。  ミステリー要素なんてまるで無し。無数に乱造されている有象無象のB級殺人鬼ホラーのひとつ。当然のように、オリジナリティ絶無。皆無。ゼロ。いやマイナス。同じジャンルでも、「誰が犯人か?」という一点に特化していた分、「スクリーム」の方が作品のスタンスとしては数段マシ。  前半はクリスティっぽく、真面目に見立て殺人を演出していたものの、後半に行くに従って、「そんなことは忘れた」と言わんばかりの、ただの「おバカホラーコメディ」に成り下がる。  犯人の意外性も必然性も無し。と言うか、なんであんたが犯人?なんでそんなにジェイソンばりに不死身なの?笑うところ?  本格にもパロディにも徹し切れていないことを、「どうせ私らの作るもんはB級ですから」と開き直り、始めから真面目に作る気が無い中途半端な駄作ホラーの典型。0点にも値しない。 
[DVD(字幕)] 1点(2005-02-01 16:20:03)
770.  ダイヤルM 《ネタバレ》 
こんな幼稚な計画のどこが「Perfect Murder」なのか?  まず妻の愛人に殺人を依頼する感覚が分からん。また、そんな奴にぺらぺら殺人計画を話す神経も分からん。見ていて、「この会話を録音されてたら、逆に脅しに使われるんじゃないの?」と思っていたら案の定。  「何故そんな不用意なマネをしたのだろう」とか、「いったいどう切り抜けるのだろう」と思っていたら、「口封じのために殺す」という、実に直接的かつ安直かつ単細胞な手段に出る夫(笑)。おいおいおい、なんだそりゃ(笑)。要するに、何も考えてなかったってことかい!  そのあまりにもサスペンスとして工夫や意外性の無い展開の連続に開いた口が塞がらなかった。  メイン登場人物が三人しかいないのだから、意外性のある展開にするのは難しいかも知れないが、それならばもっと一人ひとりの人間描写を濃密にしてもらいたい。  結局、夫と妻の愛人の対決でしかなく、そこに妻の思惑が深く絡んでくる事もなく、思い切り肩透かしを食らった気分。はっきり言って駄作。
[映画館(字幕)] 1点(2005-01-30 10:28:48)
771.  CASSHERN
例えば、小説の地の文で、「曇天の空から大粒の雨が降ってきた」と書いた後で、登場人物に「曇天の空から大粒の雨が降ってきたわ」と言わせる事はありませんよね。もしそんな表現をしている小説があるとしたら、凡人の私など思いもつかない計算があるのか、単に作家がアホかのどちらかです。  この作品は…、言うまでも無いでしょう。この映画はまさにそんな「表現の蛇足」に満ち満ちています。センスの無い人がやると、必ずこういう事をやるんです。何でも一から十まで説明しちゃう(と言っても、それは人物の言動についてのみで、本来もっと説明すべき物語の「背景」についてはおざなり)。戦争の虚しさや悲惨さを表現するのに、「オレは何のために戦っているんだ~。愛する者を守るためなら人を殺めてもいいのか~。何が正義か悪かなんて誰が決めるんだ~」とか、青臭い事をダラダラと説明しなくても、愛する人の屍を前に静かに佇んでいるシーンを撮るだけで、言いたい事は伝わるんですよ、監督さん。言葉で表せば表すほど、この手のテーマは押し付けがましくなるし、陳腐にもなるんですよ。  また映像を評価する声もありますが、多少「絵心」のある人なら、あの程度の「なんとなく小奇麗で、ちょっと悲壮なフンイキを醸し出してもいる、カッコ良さげな絵」を断片的に描く事なんて、それほど難しい事じゃないでしょう。それっぽい映像を繋げるだけで、映画が作れると思ったら大間違い。「映像表現技術の心得」なんて、映画作りにおける「必要条件」ではあっても、「十分条件」じゃないんです。「表現」というものを甘く見ないように。  その他は【すぺるま】さんにほとんど代弁して頂いたので省略します。
1点(2005-01-22 00:22:36)(良:5票)
772.  ドラゴンストーム<TVM> 《ネタバレ》 
やっぱり外国はファンタジーものを撮るためのロケーションに事欠かないから羨ましい。恐らく舞台となった城も本物を借りて撮影しているのだろう。その方が手っ取り早いし、当然セットより雰囲気も重厚になって、一石二鳥。しかし残念ながら、それは監督やスタッフの手柄ではない。  肝心の内容はお粗末の一言。アクションをやりたいのか、ファンタジーをやりたいのか、どっちつかずで中途半端。ドラゴンのCGも昨今のレベルから言えば低い。ただ火を吹くだけのドラゴンなのに、わざわざ「宇宙から来た」なんて設定にする必要があるのか疑問。デザインもそのまんまだし、おまけに弱い。もっとサンダードラゴンとか、アイスドラゴンみたいに属性があってもいいのに。  中途半端なアクションに中途半端なファンタジーに中途半端な人間ドラマに中途半端なコメディ要素に中途半端な恋愛模様。金がかけられないなら、もっと別の部分で工夫しなきゃダメでしょ。
[ビデオ(字幕)] 1点(2005-01-14 21:50:37)
773.  TAXi2
<前作未見>  見所は「レース中の車をあっさり追い抜いて行く暴走タクシー」という導入シーンのみ。見るのはここだけで十分なほど、その後の大暴落ぶりが著しい。あからさまに取って付けたような、どうしようもなく稚拙なストーリー。娯楽映画という事を言い訳にして日本人をバカにする事を目的にしているような、センスの無いギャグの数々。弾け切れていない主人公の中途半端なキャラクター。グダグダな展開に、盛り下がるだけ盛り下がったまま終わる適当なラスト。駄作。  他国や自国を風刺するも、ギャグを混ぜるも、何事もセンスとポリシーが無ければ、この作品のように、ただ下品になるだけという良い見本。
1点(2005-01-08 06:12:11)
774.  キル・ビル Vol.2 《ネタバレ》 
有名監督なら自分の好きな映画や日本の漫画をパクりまくっても、「剽窃」とは言われず、逆に「鬼才」だの「革命」だのと評価されてしまう風潮には疑問。既存の優れた「素材」を自己流にアレンジすると言えば聞こえはいいが、やっている事は同人レベルの監督のオナニー映画。  特に演出全般に関してのセンスの無さに閉口。元ネタをパクる以上、もっと高いレベルでパクってくれ。それが元ネタに対する最低限の礼儀だ。しかし、このシリーズに関して言えば、素材の「エキス」を吸い切れていないと言うか、パロディに対する「徹底感」が無く、中途半端。  例えばパイ・メイのキャラにしても、カンフー映画をパロったのなら、あの手のキャラデザなんてデフォルトでしょ。そんなに笑わせられるようなキャラかなあ?おまけに毒殺されたって…、アホか。普通、弟子が師匠を殺す時は「師匠を越える時」だ!毒殺なんかしたら何のために武術を習っているか分からないだろ。「私は師匠を殺すことで、<禁断の奥義>を会得したのよ」くらい言わせられないか?  また序盤で「最高の殺し屋」のはずのブライドが、のこのこ真正面から押し入って、あっさりと銃で撃たれるなんて、あり得ないだろ!リアリティとかの問題じゃなく、「漫画的演出」として!「心臓をプレートでカバーしてあるのよ」とか、「ショットガンじゃ、あたしを殺れないわ」くらい言わせろよ!しかも明らかに「やられキャラ」のデブに一方的にやられるなんて、キャラの扱い方や演出が分かっていない証拠。せめてデブも「一見やられキャラだけど、帽子を取ると別の人格が現れる」くらいのキャラにできないか?日本の漫画ならそれ位やるぞ。  他にもアクションにセンスを感じない部分は数多い。ストーリーにしてもシリアスな部分とお笑い要素のさじ加減が中途半端で、どちらを見ても徹底感に欠ける。ビルの動機も情けなさすぎる。どこまでも「狂気と美学」に生きるキャラで行けよ!  「バキ」や「ハンター×ハンター」「NARUTO」「るろうに剣心」「ベルセルク」といった少年向けアクション漫画はいまだに軽く見られがちだけど、キャラクターの個性、アクションの演出センス、展開の意外性、戦闘時の緊張感と迫力などは、もはやこんなハリウッド映画など足元にも及ばないほどの高いレベルで完成されている事が、いまだに一般には理解されていないのが残念な限り。 
1点(2004-11-27 10:55:28)(良:2票)
775.  CUBE IQ
この邦題をつけた人間をこそCUBEに放り込んでやりたい。   しかし、「悪いのは邦題をつけた人間で、この映画は悪くないんです」とは口が裂けても言えない、この映画も同罪。
1点(2004-11-09 18:18:10)(笑:1票)
776.  着信アリ 《ネタバレ》 
確かに、後になるほど映画や小説はオリジナリティを出すことが難しくなっていくものです。特にこの手のジャンルはアイデアや演出パターンが出尽くしているし、良くも悪くも「リング」と「呪怨」の完成度が高かった分、邦画ホラーの「雛形」として基本みたいになっているのが現状です。これらの作品が有名になりすぎたのも、それに拍車をかけています。  しかし、それは後続が「工夫をしなくてもいい」と言う意味ではありません。  この作品の安易さは、恐らく放送作家特有の、「作品の質より視聴者の最大公約数的な認知(すなわち一般ウケ)ありき」の発想からくるものでしょう。「とりあえず邦画ホラー流行りだから、うちも作っとけ」と言うような厚顔無恥な開き直りの集大成にしか見えません。その場さえ良ければ、今後の信用を失うことなどおかまいなし。  そんな発想だから、「リング」や「呪怨」に対するリスペクトなどあろうはずもなく、設定から演出、ストーリー展開に至るまで、終始「パクリ」のオンパレードで、独自の着想や工夫などひとつも見られません。  基本となる携帯電話やメールにまつわる「都市伝説」自体もあまりにも陳腐だし(そこだけとっても「リング」のような工夫がない)、出演者の演技も「キャーキャー」うるさいだけ。
1点(2004-10-31 12:11:43)
777.  ハリウッド的殺人事件 《ネタバレ》 
期待ハズレもいいところ。こんなもの、コメディでもなけりゃ、サスペンスでもない。何から何まで中途半端で、何がやりたいのか、何が見せたいのか分からない中途半端な駄作の典型。最初、まともな推理サスペンスかと思って、途中まで真面目に見ていた自分が憐れ。この作品にサスペンスを期待する方が悪いという意見もあるようだけど、こんなタイトルを付けられたら、そりゃ何かしら謎解き要素があるかと期待しちゃうでしょ。「タイトルに偽りあり」だよ、ったく。  ミステリアスな謎の提示や雰囲気作りなど端っから頭に無い、導入のラッパー射殺事件、その後のダラダラした捜査とヘタクソな編集によるまとまりの無い展開、中途半端なお笑い要素、中途半端なカーアクション、どうでもいい事件の真相…。ほめるところが見当たらない。唯一、「ハリウッド的殺人事件」という自虐的なタイトルが的を射ているのみ。  とにかく個人的に嫌いなのはやっている事が「中途半端」という点。サスペンスにしてもコメディにしても、やるなら徹底してくれ。  面白い作品はジャンル問わず、やりたい事が伝わるし、一見、お手軽な作りに見えても、ちゃんと手を抜いていない事が分かるもの。この作品からはそういう「真剣さ」がまったく伝わってこない。
[ビデオ(字幕)] 1点(2004-10-30 08:04:19)
778.  キリング・ミー・ソフトリー
まあ、こんなエロシーンで脚本の粗や単調さをごまかすような、志の低い作品に期待しても始まらない。  当然のようにエロもサスペンスも何もかもが中途半端。エロシーンでいちいちテンポが悪くなるのがウザすぎる。サスペンスやミステリーと言うジャンルにおいて、エロシーンで時間を稼いでいる作品ほど腹立たしいものは無い。ちゃんと謎解きや犯人探しというシナリオメインで勝負してくれ。  エロにしても、サスペンスにしてもやるならとことんやれ!やれないなら、どれかひとつに特化すべし! エロで客寄せしようと思うからこんな中途半端な内容になる。無理に良いとこ探しなんかやる価値も無い駄作。
[ビデオ(字幕)] 1点(2004-10-17 14:04:37)
779.  陰陽師Ⅱ
<前作未見>  怪しい色気のある野村萬斎はイイ。安倍清明のキャラクターイメージとも相俟ってカリスマ性すら感じる。このシリーズは、ほとんど彼の魅力だけで持っているようなもの。  しかし見所は彼のみ。日本神話を題材にしたやたら大仰なストーリー展開にまったく見合わない、悲しくなるくらいチープな特撮とセンスの無い演出にはシラけるばかり。潤沢に資金を使えないのなら、始めから金のかかる事が分かりきっている作品を選択しちゃいかんよ。  また、野村萬斎以外の登場人物がほとんどミスキャスト。中井貴一の緊張感の無い顔立ちはまるで悪役が似合わないし、はっきり言って演技も上手いとは思えない。伊武雅刀の一辺倒なテンションも癇に障るし、何よりあの「声」は聞き飽きた。  そんな中、深田恭子と市原隼人の演技は群を抜いて見るに堪えない。学芸会レベルと言うと学芸会にすら失礼なほど。映画に出られるような実力も経験も無い人間を話題性優先で採用してしまう悪習をどうにかしてもらいたい。
[ビデオ(字幕)] 1点(2004-10-01 01:34:54)
780.  トランスポーター 《ネタバレ》 
導入は良い。でもそれだけ。  序盤以外、「運び屋」の設定がまったく無関係。いかにしてプロの運び屋として難しい依頼をこなしていくかと言う、アクションよりも頭を使う知的なストーリーだと思っていたので、中盤以降の内容の幼稚さには期待を裏切られた気分。  それでもアクションとして面白ければ文句も無いが、如何せんカーチェイスもカンフーアクションもキャラクターも、すべてが中途半端でどうしようもない。  この手の「ありがちアクション映画」の典型として、主人公にはどんな近距離でも絶対に弾丸が当たらないとか、そのくせ主人公の攻撃は百発百中とか、何度も銃を突きつけられていながら、いつまでたっても悪役は引き金を引かないとか、どんなに不利な状況でもテキトーになんとかなってしまうご都合主義的展開の連続にはもうウンザリ。  導入に1点。
[ビデオ(字幕)] 1点(2004-09-27 22:36:36)
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