61. 道(1954)
《ネタバレ》 ただ漠然と生きているだけのザンパノ。彼はジェルソミーナをこき使い、適当に女を抱く。旅芸人を殺しても罪の意識より自らを擁護する姿勢でしか物事を考えられない。しかし、皮肉にも旅芸人からジェルソミーナへと伝わった彼女の生き方と音楽がザンパノに影響を与えることとなった。ザンパノはジェルソミーナの音楽から人間愛というものを教わった。ザンパノはせつなくも不幸を、それも最大の不幸を味わうことで、人間愛という最も大切なものを手に入れたのだと思う。傑作だー。 [ビデオ(字幕)] 9点(2005-04-29 23:52:18) |
62. ニュー・シネマ・パラダイス
この監督は本当に映画を愛しているなー。ラストシーンに出てくる数々の名画。映画ってこいいもんだなーって感じたいなら、この作品以外考えられない。 [ビデオ(字幕)] 9点(2005-04-29 23:50:31) |
63. シンドラーのリスト
一度は見るべき映画。スピルバーグがこのような映画を作り出しながら、お金に換えようとしたナンセンスな話は有名だけど、その点を除けば名作。 [ビデオ(字幕)] 8点(2005-04-29 23:48:54) |
64. 生きるべきか死ぬべきか
めちゃくちゃおもしろい作品!! 将軍?とシュルツのコンビや”ジャンプ”って言ったら簡単に飛行機から飛び降りていく兵隊には爆笑させられた。それにあまりに見事なシナリオと俳優達に完全に虜となってしまった。中でもヨーゼフ=トゥラ(ジャック=ベニー)の演技は本当に見事!余談ですがこの映画を観る数時間前にアンジェイワイダ監督の地下水道を見ました。映画ってこんなに違うもんなんだなー(笑) [ビデオ(字幕)] 9点(2005-04-29 23:48:04) |
65. 生きる
志村喬が素晴らしい。あれほど迫力のある目はなかなか出来ないんじゃないかな。自分自身が生きているという事実をあらためて思いしらされた。 [映画館(字幕)] 9点(2005-04-29 23:45:48) |
66. 街の灯(1931)
最高の一本! [映画館(字幕)] 10点(2005-04-29 23:45:11) |
67. 風と共に去りぬ
ものすごく長い作品だったが、素晴らしかった。しかし、映画の長さを遙かに越えるほど、ビビアンリーの人生を感じることが出来た。映画はやっぱり最高だなー。 [映画館(字幕)] 10点(2005-04-29 23:42:51) |
68. 2001年宇宙の旅
キューブリックは天才。骨という武器第一号を手に入れた猿がその骨を投げ、未来にまでその道具は届いた。そして、科学に耐えれなくなった人間が自らコンピューターを壊す。この映画本当に恐ろしい。しかし、僕はこの映画を1/10も感じることができていないという未熟者・・・それゆえ、この映画は何度でも見たい作品なのです。 [映画館(字幕)] 10点(2005-04-29 23:40:50) |
69. ディア・ハンター
《ネタバレ》 「ニックに」のラストシーンはこらえきれない。泣いて、笑って、人生に乾杯! [地上波(字幕)] 10点(2005-04-29 23:39:03) |
70. バック・トゥ・ザ・フューチャー
この映画は今までで最も見た回数が多い。ストーリーはおろか、セリフやカメラワークまで覚えるほど見ているのに何度見てもおもしろい。あと10年でパート2のあんな世界に・・・ 無理やな。 [地上波(吹替)] 10点(2005-04-29 23:32:41) |
71. ノックアウト(1914)
チャップリンの3分間に3点。おデブちゃん含むキーストンスター軍団に同情票3点を捧げます。 [ビデオ(字幕)] 6点(2005-04-29 22:37:49) |
72. アモーレス・ペロス
《ネタバレ》 タランティーノの再来と聞いて見てみたんだけど、タランティーノよりずっとまじめな方が作ってらっしゃるようで。なんだかデカローグを無理やり3話つなげましたって感じだったけど、おもしろかった。話がテンポよく進んでいく中、映像にもこだわりがあるみたいで、特に不倫夫家族のシーンがよかったなー。車で家に帰る家族4人は夫だけのショットか妻+娘二人のショットで構成されていて、それ以後、家に到着してからも家族4人が同じフレームに映るショットは全く無い。観る側がなんとなく家族に違和感を感じるようになっており、無言電話へと繋がっていくあたりは映画にどんどん引き込まれている気がした。一つ気になったのは日本料理屋?(暗殺事件のあった焼肉屋)の掛け軸に書いてあった文字。”みかど”ってなんだよ!!!! [DVD(字幕)] 7点(2005-04-29 22:26:38) |
73. 血煙高田の馬場(1937)
終盤の盛り上がり方がグリフィスの映画みたいだった。阪妻が駆け抜けていくシーンはかっこよすぎ。同じカットのモンタージュが阪妻の突っ走る姿とマキノ正博の映画製作時間をめちゃくちゃ速いものとしている(笑) 8点(2005-02-11 14:01:47) |
74. 戦艦ポチョムキン
田原そういちろうがどこかの映画会社を受けたときの試験がエイゼンシュタインについて述べよだったらしいです。まぁどうでもええことやけど 8点(2005-02-11 01:07:40) |
75. バトル・ロワイアルⅡ 鎮魂歌
あまりにも稚拙なストーリーに必死で親真似する監督が作った映画だった。B級映画のように暴力シーンで突っ走ってくれたらそれなりの見方があるし、エド・ウッドのようにとことんまで逝ってたら笑えるんだけど、この映画はクソの臭いさえしない。ところどころに皮肉も入れるのだが、これがまたセンスのかけらも感じられないから手におえん。殺しのグロテスクな暴力が唯一の売りなんだから中途半端なことをするなと言いたい。映画にメッセージ性を盛り込む必要があるなどと思ったのか知らないが、とってつけたような反戦主張はなんなんだ!反戦を主張したところで、人が死ぬシーンばかりクローズアップしてては命の尊さなど感じるわけもない。この中国のごとき傲慢さは何なんだ。また、中盤から役者たちの演説を始まる。彼らはセリフを言っているというより、まるで文章を読んでいるかのようだ。演技をしてるのではなく、台本を読まされているのか?どうしてそんなに言葉を使う必要があるのか?監督にとって視覚的効果は死を映し出すインパクトを作り出すためのものでしかないのか?カメラを揺らしては親の物真似をするこの監督を見て、たけしは何をおもっただろう(笑) 1点(2005-01-19 20:50:58) |
76. こころの湯
いい映画だった。ベタな小さいストーリーが沢山ならべられているだけのようだけど、全てがうまくまとまり、共鳴し、この映画を温かいものとしている。コオロギのおっさんが喧嘩するシーンでも、コオロギおっさん二人をとり囲むまわりの客がクローズドフォームにより非常に温かく見守っているように感じる。監督はとにかくあたたかい映画を撮ろうとしているのだろうなー。このぬくい人間愛を見ていると、僕の心もあったまってきた。 8点(2005-01-14 16:14:03) |
77. 華氏911
米メディアの報道、マイケルムーアの映画、日本メディアの報道、どれも嘘をついてるわけではないでしょう。しかし、偏った写し方をすることで私たち民衆の見解に対して、真実とのすれ違いを生ませようという意図は感じてしまいます。それゆえ、できる限り真実に近い見解を持つためには私たち自身がもう少し”知る”ということをしなければならないと思います。ムーアの最大の功績はフランクな政治的映画を作ったことで私たちの政治的関心を高めたことでしょう。 7点(2004-09-01 12:39:05) |
78. マルクス兄弟 オペラは踊る
マルクス兄弟最高!!窮屈な部屋の扉が開いた瞬間などはかなり笑ってしまいました。しかし、大きな見せ場でおこる笑いよりも、素通りしてしまいそうなところでもガンガン笑いを入れてくるあたりがかなり気に入りました。メガネ野郎がたまりませんなぁ。 8点(2004-08-17 21:04:35) |
79. キートンのゴルフ狂の夢(囚人13号)
80年たった現在でも、笑ってしまいます。 5点(2004-03-15 20:56:05) |
80. タクシードライバー(1976)
薄暗い雰囲気の中でデニーロが光っている感じでした。 7点(2004-03-15 20:38:23) |