Menu
 > レビュワー
 > sting★IGGY さんの口コミ一覧。4ページ目
sting★IGGYさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 292
性別 男性
自己紹介 PoorReviewにお付き合い頂きありがとうございますm(_ _)m
感動系・激情系・小説系・サスペンス系・お笑い系・ブログ系等々
色んな形のレビューがあってもいいと思う。

ここ最近のレビューは主観的な目線から客観的な目線に変わりました
例えば、【あれが嫌い】【これが好き】【何かの作品に似てる】
【何々を足して2で割った様な…】【現実的に有り得ない】
【脚本がバラバラ】【駄作】【クソ映画】等々、
ワザと狙ってコメしない限りはもうやらないですね┐(´~`;)┌

素人の目で批判ではなくレビューを心掛けますd(°-^*)⌒☆

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順123456789101112131415
投稿日付順123456789101112131415
変更日付順123456789101112131415
>> カレンダー表示
>> 通常表示
61.  君たちはどう生きるか(2023)
言うなれば難解。ファンタジーというより妄想。 (今更ながら💦)セル画では到底なしえないワラワラとした圧倒的な雑踏感。 近年の宮崎作品に特有な要素はてんこ盛りに含まれていて尚且つ暗示的で哲学的な要素を これでもか!と詰め込んでいるので1度みただけでは理解不能。 ただ言える事は当年82歳にもなる後期高齢者とは到底思えない 底知れないイマジネーションのパワーは見せつけられた気がする。 それこそ頭の中に蟲でも沸いてるのか?と思えるくらいのファンタジー・・・もとい 死生観?或いはインターステラー?・・・とにかく常人に理解できないワールド感に圧倒される。  ・・・と4カ月前に思っていたありのままレビュー、今になってようやく投稿できた 理由は分からないが自分の中で咀嚼できなかったか・・・単に忘れていただけか。。。 後者だな、歳も歳だし忘れる事も肝要。それが普通の人
[映画館(邦画)] 7点(2023-11-21 22:50:02)
62.  春を背負って
一度でも山登り経験のある人、若しくはこれから山登りを始めようとしている人 あるいは今年からアルプスデビューを目論んでいる人にはうってつけのわかり易い作品  かくいう自分もその一人なのだが(なにげに3番目)映像そのもので3000m級の高山に 登った気になれる安堵感を与えてくれる気持ち良さに溢れている  ただ如何せん演出や音楽そのものがもの凄く古臭い印象があってわざと昭和感を出しているのか あるいは監督が古いのか・・・とにかく古典的な撮り方をしている  狙ってやっているのであれば間違いなくパーフェクトな撮り方だけど そうでないのならこの時代にとっては明らかに古い作り方だと感じた  (蒼井優の洗髪シーンやラストのマツケンとのダンスシーン。。。唖然とさせられたw)  古き良き日本映画を再現したとかその時代の普遍的な作り方を踏襲したのであればそれで良い、 それ以上何もないが監督自身の趣味の映画、悪く言えば妄想映画としか思えない  でもまぁ作品そのものはホントに真面目に作られているので 変に気構えてみる事もなく自然体で鑑賞できるのが本作のウリではないのか? そんな感じがした  
[映画館(邦画)] 7点(2014-06-29 22:04:52)
63.  ボーン・レガシー
作品そのものは上映開始当日に見たけどレビュワーの皆さんの反応が見たくて 投稿が落ち着いてきた今頃になってレビュー。  先ずタイトル的にボーンと名乗りながら全くボーンではないこの作品。 どうしても前3部作を演じたマット・デイモンと比較されせざるを得ない宿命を持った作品なのだが ジェレミーレナーの演技そのもの特にアクションに関しては及第点以上の評価が上げられると思う。  問題はやはり演出の稚拙さ。 そこここに前シリーズの匂いを感じさせる様なシーンが垣間見れるが、ファン以外の人間から見れば正直置いてきぼりな演出に閉口。  もちろんファンじゃない人間がシリーズ作品を見るのか?と言われればそれ迄だが どうみても前シリーズの虎の威を借る狐みたいなオマージュ演出は無くていい。 作品を売り出す側としては完全新作という冒険はしたくなかったのは分かるけど これじゃ2番煎じと言われても仕方ないと。  でもまぁ見どころあるシーンは僅かながらもあった。 物語前半の無人攻撃機プレデターのレーダー探知を回避すべく 足に埋め込まれた識別チップをディスクで挟んで探知無効化するなど面白い。  またジェレミーレナー本人が数十台保有してるというバイク好きという事もあって 本人自らスタントマン無しで挑んだバイクチェイスも存分に楽しめた。  今後のシリーズに再び登場してくると思われるエドワードノートン演じるリックバイヤーもいい味出してるので今度はどんな作戦で彼を追い詰めていく事になるのか ファンなればこそのツボな演出は押えているので今後の2作に期待といった所か。
[映画館(字幕)] 7点(2012-11-03 20:40:11)
64.  96時間
とにかくスーパーコマンドーおとんなリーアム、『アンノウン』とはえらい違いでフツーにオモロイでんなw  しかしまぁフランスっていうかユーロ圏のビンボーさは並ではないと思ったが 娘を買い取ったどっかの富豪エロジジイとの対比が 今の中華以上に貧富の差が激しい事を物語ってて時事的に参考になる。  タイトルの妙が気になって調べたが 原題が『Taken』(奪い取る・拉致る)に対して邦画タイトルが 『96時間』と全く違うんだけどその方がインパクトがあると思ったからなのか? だけど実際96時間とすると日程としては4日間。  4日間であれだけの事するのは不可能だろ?(悪い奴らのセリに至る工程も超速いw) とかいう野暮なツッコミは止めとこうw
[ブルーレイ(吹替)] 7点(2012-11-03 12:58:43)
65.  プラダを着た悪魔
この作品を観た後にたまたま見たCMを 本作の舞台でお楽しみ下さい。  エミリーを押し退けてアシ№1になった理由 『アンドレア、今日はもう終わり?』 『はい…』 『じゃあコレやっといて。例の企画。』 『今からですか? 『あなたの為だから。』 『はぁ!?』 『あ・な・た・の為だから』  サイズ6なアンドレアが4になった理由 『今ダイエット中だっけ?』 『うん♪』 『じゃあ甘いものは良くないね。』 『えっ?』 『コレ食べてあげる』 『えっ!?ちょっと!』 『あなたの為だから。』 『はぁ!?』 『あ・な・た・の為だから』  ヤベェ、映画の内容よりこっちに共感した^m^♪
[地上波(吹替)] 7点(2010-01-16 00:08:44)
66.  ブラッド・ダイヤモンド
ダイヤモンド・コランダム・クリソベリル・ベリル・ガーネット・水晶等 これらレアストーンの世界は19世紀の時代から同じ道を歩んでいると言える。 なのにナゼいまさらこの題材を扱うのかと思ってしまうが 表面に出ない裏の世界を見せておいて真の裏社会の構造は巧みに包み隠されている。 (キンバリープロジェクトなるザル法はその典型的な一例だ) その真意を読み取る術を監督は指し示したのではないか!? ただ単に『今あなたの求めてるダイヤは多くの名も無きアフリカ人の 血と涙の結晶なのですよ。安易に買い求めるのは控えて下さい。』という事ではなく この永遠にも等しい【負の連鎖】を読み取って何かを感じて欲しい、 何か行動を起こして欲しいというピュアなメッセージなのではないかと思う。 21世紀はレアストーンのみならずレアメタルがその頭角を現して来ている。 既に【負の連鎖】は継承され始めているのかも知れない・・。   
[DVD(吹替)] 7点(2008-07-28 00:51:18)
67.  Mr.&Mrs. スミス
いやぁ・・こんなのアリ!?っていうくらいの2時間に渡るノロケ映画。 でも考えてみたんだけど実際、夫婦って相手の事どれくらい知ってんだろう。。 うちもコレの比じゃないくらい秘密あんなぁ~( ̄ー+ ̄)♪ 5~6年ていうのもちょうど倦怠期の時期で個人的にも考えさせられたぁ。。 お互いに見えない壁に気付きつつ何となく毎日を過ごしてるソコのご夫婦! 必見ですぞ(^_-)-☆ 
[DVD(字幕)] 7点(2007-06-26 23:18:31)
68.  ダイ・ハード4.0
コンビニで買うおにぎりの袋の開け方を年配者に説明する場合 普通は袋のタグを下ろすのだがジョン・マクレーンと言うキャラは 背部からむしり取る様に開けてしまうのではないか。 要は説明なんか何も必要なく知恵と勇気を振り絞り 己の体力を頼みに自らの運命を切り開くタイプだ。 この作品のデジタルに対するアナログの構図として 御齢52歳に達したB・ウィリスはまさにうってつけの役者だ。 つまり歴代の作品の中でキャラの成長を見事に踏襲し 娯楽作品として巧く昇華させている。 しかしまぁB・ウィリス、老体に鞭打ちながら良く頑張った。 本人のインタビューからも窺い知れるが、 やはり今回の撮影は相当ハードで生傷が絶えなかった様だがその甲斐もあり 極限状況からの生を勝ち取る伝統の姿は本作品でも充分表現されていた。 これもやはり娯楽作品の王道とも言うべき 勧善懲悪という枠を外す事なく上手く継承されているからだと思う。 B・ウィリスの脇を固める役者陣も中々個性的なキャラが揃っていて 良い味を出しているし主人公を潰す事なく巧く挽き立てている。 また邦題の4.0という付け方も見事に 作品の内容を連想させるキーワードでニヤリ♪とさせられる。 ・・という訳で大作の続編という名に恥じない見事な 娯楽アクション作品として没個性的で月並みな点数ではあるが7点献上。
[映画館(字幕)] 7点(2007-06-23 21:24:57)
69.  グラスハウス
それにしても点数低いなぁ・・・。 確かに私もディープインパクトで少し目立ってた女の子が かなり具合良く成長し「少しエロ入ってる♪?」と言うカルい感じで入り、 画の撮りかたも「リリーのプロモ作品で終わるのかぁ?」 と思いきや意外や意外、通して見たら結構マジメに作られたサスペンスだった。 (言い方を悪くすれば、なんの捻りもない洋画版火サスという感じだけど・・・) 私も【まぶぜたろうさん】と同じ意見でリリーだけの作品と言う範疇からは かなり大きく一歩踏み出した感じで「サスペンス映画を見せるぞ!」 という製作サイドの意気込みがヒシヒシと伝わってくる作品であると思う。 ココ最近、無理に捻った作品を作ろうとして ものの見事に撃沈してる似非サスペンス映画が多い中 こういうオーソドックスなサスペンス作品もたまには良いのでは? それにしても2001年の時点でネットの接続音が『ピ~ヒョロロォ~♪♪』って ・・いくら何でも無いでしょ。。 ・・てな訳でテレ東の常連まではオチてないけど テレ朝の日曜洋画劇場辺りでサラッと流すには 丁度具合が良い作品として大甘に上げて7点献上!
[DVD(吹替)] 7点(2007-05-25 00:20:51)
70.  ブロークダウン・パレス
前に麻薬密輸の罪を着せられた女性を取材しノンフィクション小説として 世に売りだした元フジ女子アナ長野智子著作の「麻薬の運び屋にされて」 を彷彿とした社会派サスペンス作品だ。 本作はK・ベッキンセール扮するダーリーンとクレア・デインズ扮するアリスが 大学の卒業旅行にタイを選び単に無知で貧乏ながら 男の甘い罠に嵌められた所謂犠牲者だ。 そんな恐ろしい現実をリアルに再現しながら極限状況の中での 過酷な体験を経て2人の女性が自分を発見していく過程を 緊迫感溢れる演技で描いている。 ただ如何に因果応報な事象とは言えタイの麻薬に対する法律には厳しいものがある。 さらに主人公2人の濡れ衣は痛いほど分かるから余計に深刻。 実際にこのようなケースは結構多いらしく現在でも多数の人達が 言われなき罪により異国に収監されているという事を聴いた。 本当の意味での救済として人生の20代~30代という大切な時間を 無益に奪われてしまう人達を何とかしてやれないものかと 考えずにはいられない作品だ。
[DVD(字幕)] 7点(2007-05-19 13:31:46)
71.  “アイデンティティー” 《ネタバレ》 
いやぁまぁ何と云いますかぁ・・捻りに捻った挙句、 1回転しちゃいました・・・みたいな。 多重人格もののサイコホラーの見せ方としては すごく上手く出来てるし設定も上手いんだけど ゴースト(脳内)オチと言うのが気に入らない。 ただミスリードとしての使い方は正直卑怯ともいうべき 姑息な程使いまくり、何かおかしいぞと気付き始めた時に 精神異常者のゴースト(脳内)を見せ付けちゃいました・・・ ・・ってそりゃないだろ!ていう納得のいかない不条理さを 感じた時にタイムアウト!!みたいな逃げ切り方が何とも秀逸なつくり。 配役も秀逸でJ・キューザックとR・リオッタが出てくれば前者は善人で 後者は悪人という業界の常識的な配役で大体ストーリーが読めちゃうんだけど この作品はそこまでミスリードのひとつとして成立させている。 惜しむらくは鍵の№が10・9・8・7・6まできて いきなりオチで1が来ちゃった事。 あと4人はどないしたんねん!!・・って重箱の隅を突く事言っても 既にしゃーないか( ̄Д ̄)y-~~~ケッ!見事にハメめられたぜ! ・・てな訳で玄人好みのサイコホラーサスペンスとしては 高得点を上げたいところだが、素人の私としては7点献上!
[DVD(吹替)] 7点(2007-05-12 23:45:58)
72.  ラヂオの時間
なんじゃこりゃ!チャンチャン!!とくらぁ\(^◇\)(/◇^)/ こういう劇中劇の冗談悪ノリな物語、 好きな人は好きで物凄くツボにハマるんだろね。 まぁ映画は楽しくなくちゃいけないのは判るけどねぇ ・・やり過ぎると些か胃がもたれます。 でもやっぱ好きだわ、こういう映画(´▽`)!
[地上波(字幕)] 7点(2006-02-04 22:47:51)
73.  ミリオンダラー・ベイビー
う~ん終始何かスッキリしないんだよねぇ。 未だに男性主導であるスポーツ界の象徴ともいうべきプロボクシングの サクセスストーリーに女性を据えて観客を惹き付ける。 マギーの一方的なラブコールがやがてフランキーの心の氷を溶かし、 互いの信頼関係が紡がれていく。 そして物語の中盤からあざといほどの純愛ドラマへと緩やかに昇華する。 まぁここまではボクサーに女性を起用するなど多少奇をてらってはいるが、 スポ魂ものとしては常道な展開で中々見応えがある。 そして物語後半、最強の敵に挑戦し辛くも勝ちを拾ったかと思った瞬間、 思わぬ反則技を喰らい首から下は全身麻痺の障害を負ってしまった。 エディの危惧していた事が図らずも現実のものとなってしまった。 過去に自分が無理をして片目を失明してしまったが為に引退を余儀なくされ フランキーは一生後悔しているというのに・・・。 この辺も前半の伏線が活きてきて因果応報とまではいかないまでも 仏教でいう輪廻転生のような因縁臭ささが絡み付いてくる。 そのうち体の自由が利かないマギーの右足が床擦れによって壊死し 片足切断を余儀なくされてしまった。 もはや在りし日の栄光はマギーにとって苦痛でしかない。 やがて家族にも愛想が尽きたマギーは自殺を図るが、更に最悪の形で失敗する。 生きながらの植物人間状態と化したマギーは人生のトレーナーとも言うべき 愛する生涯唯一の人フランキーに全てを委ねる・・・。 う~んここら辺から本当に何かしっくりこない。 在りし日の栄光のみが人間の生きる糧と言わんばかりで 自分が原因で障害を負った事実に何一つ反省も無く 寧ろ死という滅びの美学で以って現実逃避しようとする姿には正直辟易する。 そしてついに唯一頼れる人間に尊厳死と言う名の殺人を強要するのだ。 穿った見方をすれば障害者に対する冒涜とも取られかねない行為だ。 (多田富雄を見習えと言いたい) それが愛という名の隠れ蓑によって美化されている姿には正直納得できない。 とある本にイーストウッドはアメリカ社会の典型的な保守系代表格であり 彼の一連の作品(許されざる者然り、ミスティックリバー然り)は 如実にその傾向を物語っているという。 そういったアメリカ社会の根底に流れる本質を理解しなければ 彼の作品を読み解く事は不可能なのであろう。 少なくとも私の少ない脳みそでは到底理解の外である。
[DVD(字幕)] 7点(2006-01-02 23:27:38)(良:1票)
74.  HINOKIO ヒノキオ
◆・・・正直、あり得ないんだけど”将来こんなロボットが 普通に街で見かける様になったら面白~い!!”って感じれるかどうかが鍵。 冗談抜きで引きこもりの少年の代役がロボットだなんていうのが 違和感なく受け容れられる時代が来るとしたら 下手をすると将来のニート対策にうってつけかもしれない。 その点からするとこの作品の先進性はかなり買う事が出来る・・・◆ なんていう下衆な前置きはさておいて、 和製ロボット物ファンタジーとしては佳作とも言うべき珠玉の作品。 細部まできめ細かく作り込まれていて製作側の意志が彼処に伝わって来る。 興行的には(SW3の影に埋もれ)失敗であったようだが、こういった惜しい作品こそ 本サイトの様なところで語り継がれていくべきである。 それにしてもこの作品の子役達の演技には目を瞠るものがある。 そして何よりHINOKIO自身のCGの溶け込み様といったら 尋常じゃないレベルであり、ほぼ完璧なある意味ハリウッドにもヒケを取らないVFXには 物凄いリアリティを感じるだろう。 ~ロボット越しのピュアなラブストーリー~ キャッチは底が浅くて軽い印象だが、根底に流れるテーマは凄く重い。 重いけど肩肘張らずに見る事が出来るのはひとえにHINOKIOのキモかわいい存在感と サトルの純粋さとジュンの男勝りな性格の対比が、 誰でも持っている少年時代の恋愛感情を呼び起こし 切なさと愛くるしさとが相乗効果を生んで俄かに涙腺を刺激してくれる。 バーチャルリアリティとファンタジーの融合。 そして現代の心の病を真摯に取扱った本当に素直な気持ちになれる映画 と言っても過言ではあるまい。 「頑張れって言われるのが一番辛いんですよね」 そう、頑張らなくていいんだよ。緩やかに・・・たおやかに・・・。
[DVD(字幕)] 7点(2005-11-25 23:03:09)
75.  駅 STATION
まぁ良くも悪くも健さんワールド全開って作品かな。 何だろこの人の魅力って。 喋りはややどもってて聞き取りづらく、 動きはギクシャクしたロボットの様な素人さ。 演技だけを見れば大根ギリギリ線なんだけど ・・・顔と背中の演技だけは超一流! UPでOK!引きでOK! 喜怒哀楽を顔と背中で演じ切れる日本で唯一の、 いや世界で唯一の役者だと思う。 いやぁ~感服致しました。 おぉーっとレビューし忘れるところだった。 主人公英次の運命の3女神(何か…変。)とも言うべき【直子】【すず子】【桐子】が オムニバス的に登場しストーリーの主軸となる警官殺しの犯人逮捕へと帰結する話。 それぞれの舞台が全て【駅】で括られており主題の整合性を保っている。 とにかくこの作品、往年の名優達が目白押しで 若き日の姿が懐古的且つ叙情的感情を押し上げつつ堪能できる。 特に3人の女優の中の桐子を演じた倍賞千恵子の 気風のいい飲み屋の女将さん振りには正直惚れた。 あぁー熱燗呑みたくなってキタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!!
[DVD(字幕)] 7点(2005-10-01 23:47:01)
76.  ベン・ハー(1959)
59年製作という観点でなら、紛う事なき一大スペクタクル映画。 そして映画館の様な大画面で観ないと意味がない作品だ。 しかしながらやはり宗教色が色濃い。 それもただ濃いなんてレベルじゃなく宗教が嫌いな人は恐らく辟易するぐらいのレベルだ。 でもまぁプロローグの時点で気付くべきだったと今更ながらに思う事しきり。 グラディエーターのモチーフともなった作品としていつかは見ておこうと 心に決めていた作品であるがアレとは復讐劇という部分のみ同じぐらいでだいぶ異なる。 それも上記に挙げた様な宗教色の濃さが吉と出たか凶と出たか。 まぁ本作は当時のアカデミー賞を総嘗めしたぐらいだから吉であろうが。 ・・・それにしてもこの映画の特徴なのかこのDVDの特徴なのか判らんが プロローグとインターミッションを経た2枚目を入れた後の静止画像の異常な長さは何? 音楽は流れているので間違いなく本編(!?)であろうと思われるが 如何せん長すぎる。 余りにも長すぎたのでチャプターで送っちゃったよ。
[DVD(字幕)] 7点(2005-08-12 17:56:08)
77.  魔女の宅急便(1989) 《ネタバレ》 
正確に言うとこの作品以降が所謂ジブリ作品と言うやつ。 これ以前の一連の宮崎作品「となりのトトロ」「天空の城ラピュタ」「火蛍るの墓」 「風の谷のナウシカ」と「ルパン三世・カリオストロの城」はジブリ作品ではないので念の為。 まぁファンにとっちゃどうでもいい事だが、あまり公然と言われると気に掛かる。 閑話休題。 この作品は一人の女の子が生家を出て独り立ちしていく物語。 現代の女子大生が就職して親元を離れ一人暮らしをする姿に重ねている。 そこに魔女の独立といったファンタジーの要素と宮崎独特の飛行要素を加え(今回は魔女のホーキ)住み始めた町で出会った少年トンボとのボーイズミーツガールなストーリー・・・なんてのは語り尽されてるのでこの辺でやめとこう。 大体、配達先のバァさんとこのガキはムカツクし あんな自転車に扇風機紛いの羽付けただけで飛ぶわきゃねーだろとか 色々ツッコミどころ満載の映画だけど宮崎の演出と 久石譲とユーミンの音楽で良しとしますか。
[DVD(字幕)] 7点(2005-07-13 12:58:51)
78.  WXIII 機動警察パトレイバー
原作『廃棄物13号』の劇場リメイク版。 かなりアレンジされていてパトレイバーが主役ではなく 2人の刑事(久住・秦)と1人の女性科学者(岬冴子)に焦点が置かれている。 ゆうきまさみを始めとしたヘッドギアのメンバーが以前から怪獣物をやりたいと言っていた事が現実に一つの映画として陽の目を見ることが出来た。 しかし全体を通して言える事はおおよそそれまでのパトレイバーとは一線を画す暗さ。 廃棄物13号の存在がなければごく普通のサスペンス。 ・・・その女は夫を事故で娘を癌で亡くし 絶望的な孤独に耐え哀しいまでの母の愛が狂気と化して 自分の育てた生物=娘に投影させながら醜いまでの愛を育んでいた。 これは一人の女の愛のエゴと醜さを描いた物語である。
[DVD(字幕)] 7点(2005-07-11 21:02:33)
79.  スター・ウォーズ/帝国の逆襲<特別篇> 《ネタバレ》 
久々にTVで放映していたので一筆。 今作は4から比べて一人一人のキャラが活きてる描き方に非常に好感が持てる。 登場メカにも重量感溢れるデザインで他の作品に比べ抜きん出ている。 そしてヨーダはパペットのほうが立体感があり 1~3のCGとはまた別の面白さがあるな。 でもしかし辻褄が合わないなぁ。 ランドの宮殿でのベイダーとレイアの会合の時ベイダーは 実の娘だという事に気付かないのか? フォースの感覚とやらで判るはずだろ。 それと3と比べて申し訳ないが殺陣がなんとも下手。 子供のチャンバラより酷いよ。 ルーカスの演出が稚拙なのはいつも通りとしてこのベイダーとの親子対決のシーンだけ どうせならCGかなんかで作り直して貰えんかな。 後から出来たものの方が良いのは当たり前だけどこのシーンだけは看過できない。 
[DVD(字幕)] 7点(2005-07-11 09:11:57)
80.  ターミネーター
これもホントに腐るほど観てるんだけど何となくDVD借りてみた。 今観るとやはり色褪せて見えるがここ最近のCG頼りっきりの擬似アクション映画とは一線を画す面白さ。 核戦争に至るプロセスとしてのベースとしては多分一番最初のSF物ではないか? (特に調べてないので悪しからず。) 物語の辻褄を上手く合わせて昇華させたストーリーには低予算ながらやはり光るものがある。 この頃から女性が強い設定の映画をキャメロンは創っていたんだなと改めて納得させられる。 良質のアクション映画です。
[DVD(字幕)] 7点(2005-07-04 23:37:29)
062.05%
162.05%
2186.16%
34716.10%
43813.01%
54214.38%
63511.99%
74114.04%
8268.90%
9206.85%
10134.45%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS