61. シューテム・アップ
《ネタバレ》 楽しめた。「弾丸んねー」といったコピーのポスターのお陰もあって、元々くだらないであろうと思いながら見たので正解。むすっとした主人公が極端な行動をとるのがツボでした。時間もちょうどいいですね。 [映画館(字幕)] 7点(2008-06-13 22:48:36) |
62. 秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE ~総統は二度死ぬ~
《ネタバレ》 キャラクターの表情の変化はないのですが、絵柄が個性的でいいです。 妙に壮大な舞台と人物が意外に小物でギャップが大きくて面白い。 漫才のような掛け合いも笑えました。ちょっと内輪受けのような部分も感じないではないですが、十分楽しめました。 [地上波(邦画)] 7点(2008-05-24 14:16:28) |
63. 俺たちニュースキャスター
《ネタバレ》 くだらない。ひたすら話は薄く軽く漫画的である。しかしその軽さがとにかくツボにはまった。また、カメオ出演の俳優も豪華で見ごたえあり。 [DVD(字幕)] 7点(2008-05-05 23:02:35)(良:1票) |
64. チーム★アメリカ ワールドポリス
《ネタバレ》 ハリウッド娯楽映画から見るアメリカのイメージをこれでもかと切る痛快さがあります。 ちょっと空気の読めない正義の味方が深刻な問題をあちこちで起こしながらも、ラブシーンが唐突にでてきたりするあんな感じです。違和感あるなといつも思っているところを見事に突っ込んでくれました。音楽もオリジナルだそうですが、どこかで聞いたことあるようなメロディに毒の効いた歌詞が載っていて最高です。これを面白いと公衆の面前でいうのは躊躇してしまいますが、何かひざをたたいて納得する部分がありました。それにしても製作者は俳優のことがよっぽど嫌いなんですね。 [DVD(字幕)] 7点(2008-05-05 15:32:12) |
65. ターミネーター3
《ネタバレ》 救いのないラストもあってあまり評判がよくないのですが、タイムパラドックスが解決できて納得ができました。時代がやっとスカイネットを止められない理由を説明できる状態になったんでしょうね。 [DVD(字幕)] 7点(2008-04-13 21:45:21) |
66. うる星やつら オンリー・ユー
《ネタバレ》 2作目と異なり、原作の雰囲気がよく出ています。あたるに他の女がいることが判明して大騒ぎになるという王道パターンですが、相手が巨大組織の権力者であったため絶望的というか悲劇的な展開になっていきました。ラムが嫉妬してドタバタするだけでなく、完全に仲を引き裂かれそうになると落とした後で通常メンバーにとってはハッピーエンドでしたが、いずれにしてもラムもエルも哀れでした。それから、歌もよかったと思います。 [DVD(邦画)] 7点(2008-02-10 00:58:01) |
67. じゃりン子チエ
《ネタバレ》 とにかくキャラクターが魅力的。 それに声優がキャラクターにあっていると思います。棒読みですが西川のりお はこの人しかテツはありえないと思うほどのはまり役。 チエの中山千夏もイメージに合っています。 会話も明るいし、基本的にいい人ばかりでほのぼのとしており、 家族仲もよくていいお話です。井上靖の小説のような空気です。 原作のエピソードをつなげていった本作ですが、 キャラクターを広げる方向に進みすぎて最終的に自滅した感はあります。 途中に他のエピソードを入れてお母さんが帰ってくるところで 終わらせるともっとよくなったような気がしてなりません。 猫の喧嘩で終わらせて中途半端にしてしまったところがマイナスです。 [地上波(邦画)] 7点(2008-01-04 21:27:59)(良:1票) |
68. ボーン・アルティメイタム
《ネタバレ》 すさまじいアクションシーンの連続、世界中を又にかけるスケールのでかさは相変わらず健在。特にモロッコでの肉弾戦は他に類を見ないほどの衝撃を受けました。ロンドンウオータールー駅でのCIA監視のもとでの新聞記者との接触シーンも見ごたえあり。 過去の2作を髣髴させるシーンが多々あり、これまで見てきた視聴者はにやりとすること請け合いです。ただ、後半にかけてはかなり強引な展開が目立ったのは残念でした。勢い重視であればそれもありかもしれませんが、期待が高い映画だっただけにそこは割り引かせてもらいます。 [映画館(字幕)] 7点(2007-11-15 21:37:02) |
69. 自虐の詩
《ネタバレ》 本作は、気仙沼時代と大阪での生活の2本が絡み合っています。 そして、どちらの場面でも幸せはどこにあるんだと幸江は捜し求めて生きています。 でも彼女は、不幸そうに見えて実は身近な(小さな)幸せに囲まれていたのです。 それに気がついたのか。それともそういう風に考えるようになったのか。 客観的には悲惨そのものの人生だけど、どこに光を当てるかで見え方は 変わってしまうものなのかもしれません。 「幸や不幸はもういい。どちらにも等しく価値がある。人生には明らかに意味がある」 って言葉はいいです。勇気付けられます。 最初のお笑いのパートのテンポが悪い点、イサオの愛情はあまり伝わってこなかったこと に不満がありますが、中谷美紀の熱演も子役の二人もすばらしかった。 熊本さんとの感激の再会シーン、エンドロールの後のラストシーンもどちらも素敵でした。 不覚にも涙がでてきました。 [映画館(邦画)] 7点(2007-11-03 23:08:44) |
70. バイオハザードII アポカリプス
《ネタバレ》 1作目よりもゲームに近い雰囲気。 アリスが超人化してしまったため対ゾンビでに対する恐怖が全くなくなってしまいましたが、ネメシスの存在により緊張感はなんとか保たれています。アクションもがんばっているし満足です。1作目から続き、次回作へのつなぎという位置づけですが、3作目も見に行こうと思える作品に仕上がっていると思いました。 [DVD(字幕)] 7点(2007-10-27 18:31:07) |
71. ヨコハマメリー
《ネタバレ》 人生を追いかけるドキュメンタリーというのは老いた人を対象としていることが 多いためか一抹の寂しさを感じます。 横浜の風景となったメリーさんの人生は異形の人ではありましたが、誇り高く、周りの人の目も暖かい。最後は雨露をしのげるところに行くことができてよかった。元次郎さんとの再会も感動的。それに元次郎氏の歌はいいですね。あのマイウエイの詞は染み入ります。 [地上波(邦画)] 7点(2007-10-14 21:28:54) |
72. 亀は意外と速く泳ぐ
《ネタバレ》 小ネタでくすりと笑わせます。 あまりい最初から期待していなかったので逆に楽しめました。 何をしているか分からないスパイや変な人たちの変な会話にはまりますね。 [DVD(邦画)] 7点(2007-10-06 21:58:46) |
73. ランボー
《ネタバレ》 ベトナム戦争の爪あとがまだ生々しかった時代の空気がでています。 続編からマンガになっていったこのシリーズも本作品は全くムードが 違いますね。特に山での戦い(がけからのダイブ)はいいです! [地上波(吹替)] 7点(2007-08-09 23:18:20) |
74. キンキーブーツ
《ネタバレ》 イギリス版のプロジェクトXといったストーリーです。ピンチの町工場を救うのは、やる気にかける主人と 素朴な田舎の工員、そして助っ人は都会の異端児!工員は異端児を蔑視しながらもいつしか受け入れ、最後は大舞台に。正統的なストーリーで受け入れやすいですね。そんな中で、このお話の肝は、「肯定すること」なのかなと思いました。いかにもなマッチョな工員がローラを受け入れたところが一つのクライマックスかなと。 だから、チャーリーとローラの喧嘩は展開上必要でしたが、ちょっと唐突な感じでした。そこがちょっと残念です。 ストーリー以外にもローラのゴージャスなショー、田舎の風景、イギリス満載という感じで楽しかったです。お勧めです。 [DVD(字幕)] 7点(2007-07-26 00:12:21) |
75. 男はつらいよ 噂の寅次郎
《ネタバレ》 アイドル出演と寅さんが結局振られるお約束の形を楽しむのが正しい寅さんの見方だと 勝手に思っています。思わせぶりに「好きよ」なんて言われたら誰でも天に昇る気持ちになってしまいます。「俺も言われてみたいよ」などと思いながら、ひょっとして寅さんはうまくいかないかと淡い期待をしながら見るのが楽しかったです。 [地上波(邦画)] 6点(2010-01-02 16:33:36) |
76. マダガスカル
《ネタバレ》 「都会の動物園で飼いならされた動物が自然に帰されたら」というテーマで 描くアドベンチャーもの。ぬるま湯育ちの動物たちには危険が一杯。 アレックスの存在は用心棒としての配役としては必要だったのですが、 一方で友達を食べたくなるという葛藤もしっかり描いていてかなりシビアですね。 友情が欲望を乗り越え、肉食も魚で代用して解決というのも子供向けとしてはいい終わり方だと思いました。あくまで子供向けとして気楽に見る分にはよいのではないでしょうか。 不満があるとすれば、せっかくの異文化にいっても交流するよりも仲間内でほぼ完結してしまったことでしょうか。おそらく2で展開していくんでしょうね。 [DVD(吹替)] 6点(2009-04-25 12:05:41) |
77. アヒルと鴨のコインロッカー
《ネタバレ》 変わったタイトルに惹かれて見てみたのですが、よく出来た話だと思います。 完全に河崎=瑛太として見てましたから、後半は引き込まれました。 絶対に分からない見せ方でずるいけど、それでもいいかと思わせる謎ときでした。 でも、悲壮感がただ漂うだけで、爽やかな青春映画で終わらせて欲しかったところです。 動物虐待はダメ。また、それが人殺しにまでつながる経過というか感覚が理解できなかった。それから、アヒルは神様に見逃してもらえたのか。暗示的でもあったけど、ラストはちょっと無理やりすぎた。 [地上波(邦画)] 6点(2009-03-15 16:18:24) |
78. 椿三十郎(2007)
《ネタバレ》 オリジナルは既見。全く同じ脚本で作るとどうしても オリジナルとの比較になってしまう。 特に役者の技量の比較という形で。 織田裕二は三船敏郎のモノマネをしているようで仰々しく滑稽になってしまった。 それからトヨエツはこの役にはあまり向いていないような気がした。 キャラが今ひとつでも面白かった。脚本がいいから最低限楽しめます。 [地上波(邦画)] 6点(2008-12-28 23:44:45) |
79. JFK
《ネタバレ》 あまりにも有名な事件ですので、背景についてもすっきりと頭に入っていきました。 しっかりと作られているのでオリバーストーンの解釈としてのケネディ暗殺の 考察が比較的説得力がある形で見ることができました。 陰謀説は謎を解釈するうえで楽な方法なんですが、事実は意外につまらないことかもしれないんですよね。そういう意味で、2029年が来るのが楽しみになりました。 [地上波(字幕)] 6点(2008-11-24 16:16:35) |
80. バッファロー'66
《ネタバレ》 これは面白いといえば面白いしつまらないといえばそれまで。 ダメ男ビリーには共感しがたいが、抜け出すきっかけもなさそうなので 切り捨てることもできない。ダメなところの描写はしつこいくらいで 結構痛い。特に昔のクラスメートのシーンは辛い。 そんなぐだぐだした中でレイラがなぜか救いになってしまった。 あまりに惨めで同情されたのかな。 それに彼女のために簡単に自分の目的やこだわりを捨ててしまったところもダメでいい。 初恋ってものはこんなものなのかな。私は忘れてしまったけど初々しさは羨ましい限り。 [DVD(字幕)] 6点(2008-09-21 15:35:45) |