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ムランさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 300
性別 男性
年齢 41歳
自己紹介  点数が低い作品に関してはかなりボロクソに書いてありますのでお読みの際はご注意を。
 私の駄文が皆様の映画ライフの助けになれば幸いです。

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61.  ダークナイト(2008) 《ネタバレ》 
 ヒーローモノのお約束である勧善懲悪で無かったり、バットマン自身が『正義の味方』ではなく『恐怖の象徴』となる等、アメコミ映画の中ではかなり異彩を放つ作品。ジョーカーの無邪気な残虐さやトゥーフェイスの壊れよう等敵も非常に魅力的。  ただそれ以上に個人的には『長過ぎる』と感じた。  ストーリーは問題ないが、アクションがかなり間延びしており(実際見ている途中で『まだ続くのかよ?』とか思ってしまった)、バットモービルとかも『無印』や『リターンズ』の方が印象強かった。  展開も40分位の作品を繋げたように似た展開を繰り返すので疲労度が余計加速する。  さらに言えば本作は決してハッピーエンドではない。例え2時間越えようが最後綺麗に終わりさえすればスッキリできる。しかし、本作は内容の重さからスッキリできなかった。それ自体悪くないが、2時間半も拘束させて終わりも暗いと、内容の良さより疲れが先に来てしまった。  テーマ性は悪くないが、あのラストを考えるとアクションを削って2時間にして欲しかった。  もっと言えば、『必要悪』の概念もアメコミでは珍しいかもしればいが日本の漫画やアニメではそんなに珍しい設定でもない。もっともっと言えば、最後本当の『正義の味方』を殺してでも必要悪であり続けようとした『ウォッチメン』の方が個人的には印象深かった。
[映画館(吹替)] 5点(2010-10-11 21:36:20)
62.  ファンボーイズ 《ネタバレ》 
 SWはイチ映画としてまぁ好きかな程度、そこまで思い入れはありません。  雰囲気的には『ギャグ多め、ヒューマン少なめな大人版スタンドバイミー』と言った感じ。  ギャグが全体的に下ネタ寄りだがそこまで下品に感じず丁度笑えるあんばいで、途中入るスター・トレックファンとの争いは正に子供の喧嘩。  パロネタはあまり分からなかったですが、SWを『知って』さえいれば単純に映画としても楽しめる出来です。  ただ難点を言えば、友人の病気の設定が旅の目的だけで、イマイチ話に活かされていなかった。この程度の絡みならもうチョイライトな理由で旅に出るようにすれば良かった気がします。 
[DVD(吹替)] 6点(2010-09-23 20:13:37)
63.  ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン 《ネタバレ》 
 元ネタゲームはクリア済み、通常版とコンプ版両方を視聴。  まず注意としてはゲームやってない人間は100%理解できない。まぁここら辺はスタッフも覚悟して作ってるでしょう。  CGは五年前(今2010年)のものだがそこは『映像のスクウェア』、流石にピクサーとかと比べると劣るが、今見ても十分凄いと思えます。  ストーリーは、2年と言う時の流れと色々あって再びネクラに戻ったクラウドがセフィロス復活(?)を目論む謎の組織と戦うと言うシンプルなもので基本は戦闘映像を楽しむのがメイン。クラウドは格好良いしティファはとにかくエロい(黒のミニスカではないがバストやバストやバストが・・中学時代の興奮が再び)、この二人に次いでヴィンセントが出番チョイ多めで他は中盤出てくるバハムートモドキとの戦闘のみでナナキ(レッドⅩⅢ)好きとしては少し寂しい。  通常版は5年前に1度見ただけなので自信ありませんが、追加シーンはティファと暮らす子供の登場するシーンが大半、戦闘なんかでは特に変わりなかったと思います。  ただメインとなる戦闘は、確かにキレイで動きとかも凄いですが基本『飛んだり跳ねたりの高速戦闘』なので、何度もやられると正直後半は飽きる(大雑把に見てもクラウドの戦闘シーンだけで5つある)。1つ1つとっても尺が結構長くスタッフの気合を感じれる(細かい所でリミット技使っていたり)が、それならクラウドの出番減らして他のキャラをもっと活躍させてほしい。  戦闘シーンの細かい所では、物理無視はともかく剣のぶつかり方やクラウドの殺陣等に『重さ』が感じられず(ハリウッド映画で日本刀を曲芸みたくヒュンヒュン振り回しているのと似た印象)、動いているときはまだ良いが、鍔迫り合いで止まったりするとお互いが押し合いしていると言うよりはその場で硬直しているように見えてちょっと冷める。 あと敵に関しても少し情報不足、目的はともかく正体が分かり難く、描写不足。  ファンディスクと見れば文句無しの豪華内容だが『作品』として見ると後半の失速感が否めない。ゲーム中ではパッとしなかったザックスやエアリスの再登場、星の浄化やクラウドの自立等構成も悪くないので、戦闘シーンを削って20分短縮できていればもうチョイ点数上がったと思う。   ただ原作ファンなら見る価値はある。コッチかバイオのOVAどっちを買おうか迷っているならこちらをオススメ。
[DVD(邦画)] 7点(2010-08-13 22:45:14)
64.  バッド・ルーテナント 《ネタバレ》 
 ナショナルトレジャー以来ぱっとした作品が無かったニコラス・ケイジですが、これは最近の作品の中ではまぁ良い出来。  古傷が原因で薬物に手を出してしまった刑事が殺人事件を追いかける・・・・が、正直事件の捜査はおまけ程度、メインはその間に刑事の身に起こる災難を描いた内容。ドンパチはほぼ無いので、若干パッケージ詐欺な気も・・・。  終盤までは刑事の彼女がマフィアといざこざを起こしたり、賭博で負けが込んだり、麻薬を横流ししていた仲間に見捨てたりなどなど問題が発生、おまけに事件は暗礁に乗り上げ(証言を約束した少年が、ニコラスが麻薬吸ってるのをみて不信感を抱き逃亡)、更に更に同じ依存症だった父親や彼女も更生に向かい孤独感を強め壊れていく主人公(この壊れ具合の演技は流石ニコラス・ケイジ)。  結局最後は全部丸く収まり、事件も問題も解決して昇進も決定・・・でも麻薬は止められず。途中麻薬がバレ捕まるかと思ったが結局捕まらず、まぁ善意有る行動による負傷が原因なので同情の余地はあるかな。  途中唐突過ぎるご都合主義(意味が重複しているがそれぐらい本当に唐突)もあるが、本編に深くかかわらないのでギリ許容範囲内。  最後は捉え方によるが、個人的には傷が治り麻薬を止められるようになることを願います。  演出的に、中毒者が見る幻が爬虫類繋がりな点、『そこにあり得ない物が見える』という症状を不自然なワニやイグアナの登場で表わす手法は面白かった。  2時間と尺は長く派手なアクションも無いが、ニコラス・ケイジが好きなら見て損は無い。
[DVD(吹替)] 6点(2010-08-02 00:07:44)(良:1票)
65.  ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島 《ネタバレ》 
 細田さんの作品は『電獣2作』『時』『夏』を観てますが、群を抜いて詰まらなかった。  話的には、リゾート島を訪れたルフィ達だったがそれは罠でゲーム(罰則や得点は説明無)を強要され仲間割れを起こし各個撃破されセルみたいな植物にみんな吸収されルフィがゲストキャラと共闘して男爵を倒し仲間が戻ってハッピーエンド。  王道(ゲームの部分がフォクシー戦と被ってるけど)ではあるが、そこはスタッフの手腕で何とか面白い作品に化けそう・・・・と思ったがそんなことなかったぜ!!  まずゲーム中にゾロとサンジ、ウソップとナミが険悪な雰囲気になるが、正直原作ではもっと酷い誤解や見捨てられ方でも笑い程度で終わっていたので、あそこまで不仲になるのに違和感を覚えた(別に敵が仲を悪くする催眠を掛けてるわけでもない)。  そしてゲストキャラも『男爵に仲間を殺され復讐に燃える船長』と『家族海賊』が出てくるが、前者はいいとして、後者は一度娘のためチョッパーを見捨てたのに、10分後は危険を犯しルフィに加勢すると信念ブレ過ぎ(仲間を連呼するルフィの演説はあったが、あれで心は動かない)。  ラスボスの男爵も、過去失った仲間の幻(?)を見るため、花みたいのを飼っているが、すごく大事なものなのに『この花があれば幸せだ!!』的な発言して見せびらかしている間に、前述したブレまくり海賊の船長に花を破壊されると近年稀に見る迂闊ぶり。  そして何より戦闘シーンが恐ろしく少ない。ゲーム部分を除けば、ルフィが男爵に手も足も出ず敗北するシーンと、花を破壊され混乱しているうちにワンパン食らわせて終わりのシーンのみ。ゾロとサンジはジジババ相手にして終わり。他は無し。  キャラや設定の掘り下げが浅いとか言うレベルでなく掘り下げてすらいない。子供が小っちゃい水溜りでバシャバシャ遊んでいるのを延々見させられた感じ。  『実は私ワンピースの映画作りたくなかったんです。だから適当なの作って二度と呼ばれないようにしました』みたいな理由がなければ納得できない位お粗末な出来。  強いて見所を言えば、家族海賊の末っ子の棒っぷり、『キャー』と言う悲鳴をあれだけ感情を込めず叫べるのはある意味才能?  以上、『俺は細田(ワンピース)作品を制覇しなければ気が済まない』と言う決意有る方以外にはお勧めしません。細田作品に興味があれば、上述した4作品を観ましょう。
[DVD(邦画)] 2点(2010-06-17 12:31:38)
66.  プレッジ 《ネタバレ》 
 ストーリーは良い意味で不完全燃焼。ラスト数分の主人公の姿は見てるだけで辛くなりました。  『最高の人生の見つけ方』『恋愛小説家』を立て続けに見た後だったので余計キツかった。  見て損はしませんが、すっきりはしないのでご注意を。
[DVD(吹替)] 6点(2010-06-02 12:44:59)
67.  パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド 《ネタバレ》 
 ・・・・・・・・なにこれ?  単純明快なアクション映画なのに全然理解できない。登場キャラの行動理由が理解不能。何故そのような行動を取るのか説明が無いし結末を見ても全く理解できない。  『こんなシーンを入れたい』『尺がありません』『適当に作っちゃえ』みたいな感じでシーン1つ1つに繋がりが無い。小学校の学芸会で暗転、セットを入れ替えてる間に入る説明ナレーションがすっ飛んでる感じで何の説明も無しにどんどん進んでしまう。  あとジャックは良いが、ターナーとエリザベスがとにかく不愉快。エリザベスは海賊の王になるがその理由が『海賊クラブのお偉いさんが死ぬ間際たまたま近くにいた彼女に自分の称号を授与』『海賊王を投票で決議』『みんなが自分に投票する中ジャックがエリザベスに投票で海賊王に』『皆従う』と幼稚園児以下の脳味噌保有者が考えたお粗末設定。荒くれ者のクセに『法の番人』とかぬかす、突然出てきたオヤジにみんなビビっちゃうし。途中彼女が鼓舞するシーンがあるが『尻の青い小娘が何言ってんだ?』と失笑(私が)。カリスマ?そんなもの微塵も感じない。  ターナーに至ってはもはや空気、所属組織を何回も変え『お前は何がしたいんだ!!?』と思わず絶叫。地位もないのに海賊達をアゴで使う、お前何様?あと二人に言えることだが態度がでかい。格好良くもなくただただウザい!!ラスト間際で戦闘中にプロポーズ・・・はぁ!?さながらMGS4の超劣化版。お互いがお互いに惚れる理由が不明、だってどっちも人間的魅力ゼロじゃん!!  CGも全然ショボイ。大艦隊戦するのかと思えば1対1のみ。こんだけ引っ張っといてそれは無いんじゃない?  そんな感じで『なんで!?どうして!!?』を連呼していたら終了。  急きょ思いついたような設定をブチ込んでなんも締めずに終了。強いて言えば小悪党一人をやっつけたくらい。前作合わせて5時間近く使って倒す相手じゃない。  ジョニーは本作の前後位に『これからは自分の子供に見せたい映画にしか出演しない』とか言っていたが、お前コレ自分の子供に見せる気かよ?1作目だけ観賞させて『コレでお終い』と言い切れ。それが子供のためだ!!   『支離滅裂』。本作ほどこの言葉を理解できる作品はないだろう。分かり難い説明で申し訳ないが、本当に訳が分からず詰らない、そう!詰らない!!それだけは言える。
[地上波(吹替)] 1点(2010-04-24 01:20:40)(良:4票)
68.  サマーウォーズ 《ネタバレ》 
 私が思うに、『細田監督は最初(少なくてもデジモンの頃)からこの作品を考えていたのかなぁ?』と感じた。ただその前に『デジモン』と言う考えていた設定を利用できる作品の監督を任されたため『ぼくらのウォーゲーム』でそれを使ってしまったんだと思う。  そして次に『時かけ』で評価され、オリジナルの作品を作れるようになりようやく本作を完成できたのではないだろうか。  だから『ぼくらの』同様面白いことは面白いが、それと同時に『ぼくらの』の二番煎じになってしまった。  とにかく似た展開や設定が多い。『敵が世界中のサーバーを乗っ取って大混乱に陥れる』『主人公と仲間がアバター(用は意思のないデジモン)を使って退治に乗り出す』『パソとアバターのスペックが連結』『あと一歩の所でヒューマンエラー(その結果ぼくらのではフリーズ、本作では熱膨張)』『空からモノが降ってくる』『時間制限発生、おまけに解決策は時間的に絶望的』『世界中の人間が協力』『勝利するがあと一歩で問題解決の根源だけ生き残る』等、ここまでやると確信犯だと思うが、『だったらデジモンでその設定つかっちゃ駄目でしょう!』と思う。  設定は同じだが、向こう(デジモン)はTV放映(+原作ゲーム)の影響でキャラの掘り下げや愛着が相当強く、同時上映の関係から尺を短くしていたが、結果的にそれが良質なテンポとリアルとフィクション内で時間を共有と言う素晴らしいセンスを生み出していた。  なので、私からすると『尺を引き延ばしキャラに魅力が無くなったぼくらのウォーゲーム』と言う印象が強い作品だった。確かにヒロインとヒロインのアバターは可愛かったが、『ゴマモンよりも?』と聞かれればNOだ。  批評ばかり書いてるが、決して詰らない作品ではない。主人公は補佐的な役割だが、最後の最後で美味しい所を持っていったり、親族が一丸となり頑張る姿など魅力はある。そして上記に書いた設定もどれも見事である。ただ私は『ぼくらの』を見てしまったので・・・と言う所なので、逆に『ぼくらの』を見ていなければ8~9点くらいの評価は付けられる作品です。  ただ、お願いだから『下手クソ』をキャスティングしないで!もう声優じゃなきゃ嫌とは言わないからせめて上手い人を使ってほしい。なので-1点。
[DVD(邦画)] 6点(2010-04-19 21:10:49)
69.  アイ・アム・レジェンド 《ネタバレ》 
 キャスト・アウェイにアクションとちょっぴりSFを加えた感じの作品。  ジャングル化したニューヨークやゾンビ化した住民など雰囲気も悪くない。  ただラストが頂けない。主人公が特攻するのも『演出』なだけで、どう考えても死ぬ必要はなかった。爆弾の上に物置いて敵が蹴とばしただけで爆発するみたいなトラップなら数秒で出来るでようが。  病気の解決も『体温』て・・・。あのさぁ、科学者なら環境を変化させて実験するって大学生でもやるぞ。  ラスト15分までは本当に良かった、それだけに非常に惜しい作品。  あと犬は殺さないでほしかった。  以上、4点。
[映画館(字幕)] 4点(2010-04-18 21:44:05)
70.  シャーロック・ホームズ(2009) 《ネタバレ》 
シャーロックホームズに関する知識は『推理モノの元祖』位しかなく、興味もそれほどあるわけではありません。  一言で表わすなら『キャラゲー』ならぬ『キャラ映画』。『シャーロック・ホームズの世界観を使えばファンは必ず観てくれるから構成とか脚本は適当で・・・』と言う知名度に依存し過ぎている作品。とは言え、たま~にキャラゲーでも当りはあるが、コレに関しては『バン○ム』製の如くキャラ以外がアウトな出来。序盤に逮捕した犯人が死刑になったが、その後蘇生(もちろんトリックですが)して犯行を再開、主人公達も犯人を追いかけると言った内容なのですが、やっぱ詰らない。  『犯人を追いかける』と言っても、途中で行き詰まり結局敵の方から仕掛けてきた所を返り討ちにって感じであんま格好良くなかった。犯人も影で色々動くがそれを見せすぎてしまっている(しかもその間は主人公とニアミスすらない)。コナン君風に例えると『犯人が真っクロクロではなくガッツリ姿が見えてる』『犯人の笑みをアップで見せて手元でゴソゴソしてる所を引いてしまって何してるかわかっちゃう』みたいな感じで『これで何を楽しめって言うの?』と思った。  アクションも所々入るがモッサリしていて面白くない。ラストの犯人とのバトルより序盤の賭けボクシングの方が格好良いと構成に救いよう無し。  肝心のトリックもほとんどが、推理はおろかアクション映画ですらもはや使われない古典的なものばかり(グーニーズ冒頭で首吊りと見せかけたあんな感じ)。確かに『当時』は革新的だったとは思うがそれを今更やられても、かと言って他の所で補い切れているとも思えない。  正直『こんな内容な作品がなんで今も人気あるんだ?』と思ったが、どうやら『原作を読んで感動した方が描いた漫画を映画化した』らしく納得、きっとその漫画家と映画スタッフに実力が無くてこんなことになっているんでしょう。  後半数回、合計5分くらいは眠気に勝てずウトウトしてしまいました。
[映画館(字幕)] 3点(2010-03-14 04:08:37)(良:2票)
71.  トランスポーター3 アンリミテッド 《ネタバレ》 
 車、人間共に『良く思い付いたなぁ』と大笑いさせてくれた前作(2)に比べるとアクション部分のパワーダウンは隠しきれない印象でした。  確かに走っている電車の上に車で着地したり自転車で車を猛追したり等『えぇ!』と思わせてくれる箇所はありましたが、やはり前作の『爆弾取り外し』と比べると・・・・。  敵もやってることがただの少女誘拐で登場キャラ共々ショボイ。  フランクの変わり様もマイナス。『主人公が自分に課せたルールに従い、スタイリッシュに突っ込み満載の事件を解決』と言うのが本作の売りと考えている私としては、ルールを破りまくり丸くなってしまった彼に余り魅力を感じなかった。  そして本作最大のマイナス点はヒロインの女。これまで1000人以上の映画ヒロインを見てきたが群を抜いてブサイク!!顔は腫れたようにパンパンでシミだらけ。化粧も盛り過ぎ(前作にも似たような化粧したマシンガンネーチャンは出ていたがあっちは素がまだ良かった)で後半の泣いてメイクが垂れるシーンはそんじょそこらのホラーより怖い。最初見た瞬間『この容姿ならさっさと死んで消えるだろう』と思ったら最後までガッツリ出る上にフランクと『チョメチョメ』しちゃった・・・・嗚呼フランク。  度々映し出される彼女オンリーのカットは眼球への後遺症を考え早送りで鑑賞しました。せめてヒロインが美人(最低1のヒロイン)だったらもうチョイ評価上がった。  我が人生で初の『ヒロインのビジュアル』による減点評価。  以上のことから2点。ヒロインの容姿を抜けば4点かな?
[DVD(吹替)] 2点(2010-03-01 12:28:57)(笑:1票)
72.  ルパン三世VS名探偵コナン<TVM> 《ネタバレ》 
 タイトルを聞いた時点で想像していたよりは全然マシだった。ヒロインとそっくりな姫様と入れ替えや国を我が物にしようとする大臣の陰謀等ベタな設定&突っ込み満載なストーリーですが、まぁ最初ですし難解な設定ブチ込むより2つの大作を融合させるのに専念したのは正解だと思うし、その結果がそれなりに活きていた所からもスタッフの努力を感じた。  活躍具合はコナン:ルパン=7:3位かな?五右衛門出番少ないのが残念。  ただあの二人が活躍するには悪党がショボ過ぎる。推理開始が相当番組の後半になり、尺の関係か犯人とのアクションが少ない。コナンメインなのにサッカーボールシーン無いし。  10年以上やってるのでネタが無いのも理解するが、もう少しトリックを頑張ってほしかったかな。  まぁ初めての試みだし、その割には良くまとまっていたと思うので見ても見なくても損は無いね。本作を見る前はこれっきりにしてほしかったですが。この調子で行くなら出来れば2、4年(オリンピックに合わせる感じ)の感覚でクォリティーアップした新作を作ってほしいですね。  ストーリーに関係ないが、ルパンの喋りを真似する神谷さん(役的にはルパンがおっちゃんに変装してる)上手ぇ。流石ベテラン。  最後に銭形警部の怪物ぶりが見れたのも良かった。確かにこれまでの警部のスペックを考えると麻酔程度じゃすぐ起きるね!!
[地上波(邦画)] 6点(2010-02-14 13:29:01)
73.  アンヴィル!夢を諦めきれない男たち 《ネタバレ》 
 罵声を恐れず一言で言うなら『リットン調査団』のドキュメンタリーを音楽&アメリカ版にした感じ。  夢を諦めきれずにあがき続ける男たちのお話。仕事に行ってもほぼノーギャラ、で家計はバイト(?)で食いつないでいるオッサンと、映画を観ている時から『なんかリットン調査団っぽいな』と思いました。  でも本当に彼らで映画(もしくはドキュメンタリー)作っても詰らないだろうな。一度も大成してないし華ないし。 
[映画館(吹替)] 7点(2010-01-02 13:07:45)
74.  ウルヴァリン:X-MEN ZERO 《ネタバレ》 
 最近見たエンタメ作品の中では頭二つくらい抜けけてます。  お話も目新しくは無いが王道だし、前3作品を見ていれば『ダメだよローガン、そいつは悪い奴だよ』的な視点で見れて、ここら辺は先のお話を公開していると言う点を上手く活かしていると感じました。恋人が話したウルヴァリンの童話は、彼のその後の人生を考えるとジーンと来ました、まさかアメコミ映画に泣かされるとは・・・・  その後しばらくは、多少笑いありですがウルヴァリンのかっこいいアクションのてんこ盛り。とにかく格好良い!正に斬鉄剣6刀流で車にヘリ、洗面台をバシバシ切り捨て御免!!この監督は魅せ方というのを非常に分かっておられる。  後半も息切れすることは全く無く、怒涛のアクションとCGが最後まで魅了してくれます。ラスボスの撃退法も一応理に適ってましたし。  ラストは今後の展開を予想すれば分かってしまうのですがそれでも悲しい結末でした。死ぬ直前までローガンのためにがんばった彼女の死体を見たときの『知らない奴だ』と言うヒュー・ジャックマンの演技は最高。  前3作品を見てれば楽しめますが、逆にコッチから入ってその後3作品を見ても面白いと思います。とにかくアクション好きにはオススメの一本。
[映画館(字幕)] 9点(2009-12-02 18:45:55)(良:1票)
75.  超劇場版 ケロロ軍曹 撃侵ドラゴンウォリアーズであります! 《ネタバレ》 
ケロロ劇場版では一番良かった。今までみたいな無理矢理押し込んだような友情・絆の演出は無く良くまとまってました。  何よりも嬉しかったのが、ようやくサンライズもメインキャストにド下手な俳優やアイドルの起用を自粛してくれたことでしょうか(モブで大根は出てますが我慢できます)。個人的に水樹さん(やたら多い息継ぎ音)は好きではありませんが、演技自体下手ではありませんし上記で述べたようにド下手タレントの万倍マシ。  ただ、ケロロ以外の4人が洗脳(?)されてしまうので活躍は他作品に比べ少なめ。  まぁ『見る価値アリ!』と断言するほどではありませんが、なんでも良いから劇場アニメが見たいと思ってる方にはちょうど良いと思います。
[DVD(邦画)] 5点(2009-11-28 17:05:32)
76.  クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ 《ネタバレ》 
 前2作と『ヘンダーランド』を含むクレシン映画四天王の一角(個人的にですが)。映画の中に閉じ込められるという設定は古いですが、タイムトラベルにパラレルワールド、魔法世界に秘境と行く所が無くなってきた次の舞台として全然あり。  とにかく、終始大好きなかすかべ防衛隊が出ずっぱりと言うのも嬉しい内容。ストーリーも敵(?)の世界の中で間接的にジワジワと責められる(少しずつ現実世界の記憶が失われていく)所は結構怖かったですね。  所々クスリとさせられるところもありますが、中盤は少し飽きが来ました。カザマ君が敵側と言うのも面白いですが心が痛みました。  しかし5人が変身してからの展開はもう圧巻。視聴者のこれまでのうっぷんを晴らすような大激戦。今までの作品では活躍こそしても最後のおいしい所には絡めなかったカザマ君達も今回はガッツリ美味しい所が用意されています。魅せ方も良く、最後の空を気持ち良さそうに飛んでる5人を見ているとコッチまで楽しい気分になりました。  演出に関しても、ボスの攻撃を受けてしんのすけ達は傷付きます(流石に血は出ませんが)。こういった子供が活躍する作品は理不尽なほど彼らが無敵過ぎに描かれる傾向がある気がして、まぁ『子供が暴力を振われる映画』とか言って『ピーチク騒ぐ・トンマな・アホ共』に目を付けられちゃ困るという気持ちはわかりますが、私としてはそういうのは詰らないと感じるので、本作のように攻撃を受けてボロボロになった方が『ガンバレ!!』と言うように気合が入るので、あえてそういった避難上等で描いてくれたことに感謝。  西部劇に関しては、ただ今まで行ったことのない世界を舞台にしたかっただけらしく特に意味はありません。所々のご都合主義も『映画だから』で納得。  最後の出口落ちは良かったですね『ああ~~っ』と唸りました。  ヒロインで言っても、つばきちゃんは全作品通してもカワイイ部類に入ると思います・・・・・やっぱシロなのかな?   この映画に関しては、前2作と違いクレシンを見ていて、なおかつかすかべ防衛隊が大好きな人じゃないと楽しみ半減ですね(なので私はドストライクでした)。  とにもかくにも良い作品。最初の20分くらい見て詰らないと感じてもあと40分頑張りましょう。そっからがこの話のメインです!!
[ビデオ(邦画)] 8点(2009-11-07 11:20:55)
77.  ドラゴン・キングダム 《ネタバレ》 
 石にされてしまった孫悟空を助けるために、現代から如意棒と共にやってきた少年とジャッキーとジェット・リープラス1(女性)が繰り広げる冒険活劇。  ストーリーに目新しさはありませんが、余計なオプション(友情や家族愛などどこぞの団体が喜びそうな内容)が付いていないので、展開の強引さや矛盾、キャラの性格錯乱など少なく(無くはありませんが気にならない程度です)よくまとまっていると思いました。  ひ弱な少年が修行によって強くなっていく様子も、髪の伸び具合からそれなりの日数努力した事を匂わせてくれてます(細かい演出に関心)。  アメリカ人の少年も、観る前に感じていたほど違和感も無く性格もひねくれ過ぎずヒーロー過ぎずちょうど主人公っぽいくてOK、アクションも(たぶんスタント無しか少な目)非常に頑張っていたので好感触でした。  ダレる展開も無くアクションシーンや休憩的シーンの入れ方も適量で、純粋な冒険映画としても完成度はかなり高いと感じました。  しかし!なんと言ってもこの映画の見所はジャッキー・チェンとジェット・リー(名前の順番は年功序列)と言う最強スターの競演!!かなり昔に『ロミオ・マスト・ダイ(ジェット・リー主演(良い者役)映画)』を観て抱いた「いつかジャッキーと競演しないかなぁ」と言う夢の実現。  中盤のジャッキーVSジェット・リーの格闘シーンなど感涙ものでした。  尺も長く、半年かそこら練習したハリウッドスターの格闘シーンとは桁違いの迫力でした。  ジャッキ&ジェット夢の競演に依存せず、この二人が出演するに十分な作品だと感じました。  欲を言えば、冒険パートが若干短い気がしたので、あと30~60分長かったら良かったかな(2時間越えますが個人的に十分観れます)!  『ジャッキーとジェットリーが同じスクリーンで暴れまくる』『冒険モノの映画を観たい』どちらのお客さんが観ても満足できると感じました。  できればコレで終わりでなく、同じスタッフとキャストで続編かシリーズ『○○キングダム』を作って欲しいです。  あと、敵で出てくる白髪のお姉さんがメチャメチャ美人でした。
[映画館(字幕)] 8点(2009-11-07 10:52:38)(良:2票)
78.  ミスト
 俗に言う『死亡フラグ』や『生存フラグ』の概念を打ち砕き、誰が生き残り誰が死ぬのか予想できませんでした(死にそうな人が生き残り生き残りそうな人が死ぬと言う訳でもありません)。  オチも予想できなくは無かったのですが、その見せ方がとんでもなく上手いです。アノ人の姿を見た瞬間『やられた!』と素直に感心しました。  主要人物一人一人にも『人間味』というものが凄くあり、映画的な行動や考えはあまり観られず、非常にリアルな世界を感じれました。  サイトなどを見てみると、パニックホラーっぽく見えてしまうかもしれませんが、そんなことはありません。パニックホラー的な状況に陥った人間たちの物語がメインで、霧やその中の存在はあくまで舞台でしかありません、ジャンル的には『アクション(怪物と戦う)』ではなく『ドラマ』や、不適切な表現かもしれませんが『人間学的ハードSF(私的にはそう感じましたが、科学的ハードさは皆無です)』に分類できる気がします。   『この子と約束した必ず守ると』このキャッチフレーズ考えた方は間違いなく天才だ!観る前と後ではこの言葉の意味が全く異なります。  設定は違いますが、映画の『サイレントヒル』よりもサイレントヒルっぽかったので、あのゲームの雰囲気が好きな方は気に入ると思います。  ラストに関しては、私個人としてはスタッフロールの最後に銃声が一発鳴り響いてくれたら10点付けても良かったです。まぁ、そこら辺の結末は我々自身で決めて欲しかったのではとも考えられますが。  『どのような行いがベストの結果になるのか?』『父親が子供のためにするべき最良の選択とは?』『ベストと思った行いがワーストになることもある』『現実にフラグなど存在しない』等、色々考えさせられました。
[映画館(字幕)] 7点(2009-11-07 10:51:38)(良:1票)
79.  仏陀再誕 《ネタバレ》 
仏陀の教えを広めるにはどうすれば→そうだ、アニメでやれば若い世代も観に来る!→なるほど!カワイイ女の子や有名な声優を出せばイチコロだねw的な、脳ミソ密度がスポンジ以下な大人の会話が聞こえる。そんな頭の総指揮とスポンサーの所為で痛さがギガスパークした作品に。幽霊が見える少女が悪霊に憑かれて電車に轢かれそうになった瞬間、元カレが救出。『私霊が見えるの』『俺が守ってやる』ああ、開始10分で眩暈が。不仲な元カレを無視し、仏陀の生まれ変りと逮捕必須な発言をするオヤジに助けを求めるため彼の所へ。このエスパー宗教に目覚めたギレンにしか見えません。実はギレンは悪の宗教団体だった!→弟(まことちゃん)が敵の罠で病気に→再誕仏陀を名乗るスーツ姿のおっさん出現→キモイ!→弟を治療→突然親父がガンをカミングアウト→仏陀mk-Ⅱが説得→親父歓喜→UFOが町を攻撃→笑!→巨大なはすの花ビラでUFO撃退→爆笑!→野望を阻止されたギレンはTVジャック。画面から念を出し津波の幻覚を見せる→UFO作戦よりショボイ→助かりたければ我を崇めよbyギレン!→国民は津波から逃げるのに必死で崇んでねぇ→少女「これは幻覚です!」信じれば救われます→信じる国民→次にギレンは少女を誘拐→野球中継にゲログロUFOで乱入(UFOの説明無し)→少女に「私が仏陀の再誕と言え」と強要→仏陀の再誕でも罪は逃れられないのでは?→仏陀mk-Ⅱ飛んで出現→仏陀は飛ぶ!→ギレンピンチ!→ギレンの中にいた暗黒陰陽師出現→誰!?→たぶん悪い奴→真っ黒なGNミサイルで攻撃→仏陀mk-Ⅱ光の翼展開→天空からショボ3DCGの天使と象出現!→仏陀は天使も従える!→ は、腹が(笑)→光のグランドクロスで陰陽師撃破→人以外には容赦無し→困惑する人々に対し仏陀一括→我に従え!→ええっ!?→適当にエンド。瀕死の私に追い打ちのED。音楽は良いのに歌詞が・・・『ありがとう仏陀』『素晴らしい仏陀』『闇はすぐそこに』『君も悟りにチャレンジ(の英語読み?)』。仏教映画に英語入れるな(笑)。笑えたが映画としては最悪。説法を入れるため強引な展開多すぎ。全員『仏陀に会って幸せになりました』と勧誘文句。とにかく設定やキャラの説明が無さ過ぎ。手塚先生の方が面白い。これ見たらマイナスイメージだろ?アニメの出来は悪くないし、少女もカワイイ。仏陀mk-Ⅱも女の子ならもうチョイ見れたかな?ネタとしてDVDで観ましょう。
[映画館(邦画)] 0点(2009-10-19 21:18:12)(良:4票)
80.  頭文字(イニシャル)D THE MOVIE 《ネタバレ》 
 特に悪い点は3点。  文太が酔っ払い暴力親父。話的にそんなキャラにする必要ない。86が壊れて落ち込む拓海を慰めたり、所々見せる親バカな所が売りなのに。  ラストの3台同時レース。あのさぁ(笑)、どう考えてもあの道路の幅じゃ3台並べないじゃん。最後尾の車は片方が引き離されるの待たなきゃいけないじゃん?そんなルールじゃやらないと思わない。しかもそれを私が気に入っているキャラにやらせたから余計腹立つ。  拓海の運転態度。ラストまで肘付いて片手運転(両手運転してる時もあったが)してた。原作ちゃんと見ろよ!拓海があの姿勢で運転してたのって、バトルを面倒と思ってた時や豆腐運んでた時だけじゃん。真剣にバトルするときはちゃんと両手運転してなかった?『うわぁ、この運転ポーズ格好良くない?』『良いよ!さっそく取り入れよう』的な馬鹿会話が聞こえてきます。  まぁ、バトルシーンは確かに良かったし、今んところ0点に並べている作品と同列にしては流石にかわいそう(原作見てますがそこまで好きではないので)なので同情の1点。
[DVD(吹替)] 1点(2009-10-11 03:19:13)
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