61. 刑事ジョー/ママにお手あげ
《ネタバレ》 ヤベェ、そこそこオモシレェ。いや、スゲェオモシレェ。 ここまでやるか。ラスト・アクション・ヒーロー以上の壊れぶりだ。なんかどこかわからない典型的な風景なんだけど、それすらぶっ壊すなこのおばちゃん。 こういう、今までハードな役柄で固定していた主役級俳優が壊れる映画って言うのはいつも楽しませてくれるけど、これってやばいなぁ。どのくらいまで壊すかっていうのは重要なさじ加減なんだと思うけど、これは壊しすぎたか。本人のキャリアに深刻な後遺症を残してしまったようだ。その分ツボにはまってしまい、人に勧めると必ず芳しくない感想を聞かされる。 この中途半端な脚本と、いかにもC級な舞台設定に本格的なキャラ破壊を乗っけるから、このものすごい微妙な味わいが出てくるんじゃないか。と、説明してわかってもらえたことがない。 この頃までは確か人気があったと思うんだけど、コップランドを最後に落ち目になっていったように記憶している。そういう、墜ちていったかつてのアクションスターの墓標のようなものだって言う認識はわかる。わかるけどさ、違うじゃん。これ違うじゃん。 ちゃんとおもしろいんだってば。このどうしようもないラストとか、ちゃんとしてない展開とか、狙ってるんだからさ、たぶん意図的なんだってば。証拠はない。でもたぶんきっと、ちゃんと狙ってるんだって。 万が一そうだとしてもつまらないよね?と言われてつらい。 [地上波(吹替)] 7点(2009-11-19 20:53:15)(良:1票) |
62. On Your Mark CHAGE & ASKA
当時のジブリの技術カタログ的なものとして、結構見応えがあると思う。 SF作家宮崎駿丸出しな世界観とか意匠はがっつり興味を掴んで来た。際だって新しさのある展開とは思えないシーンで構成されているけれど、表現的に当時のアニメでルーチン的にこなせる範囲でどの程度迫力や謎感を出せるかという実験の一部(というか残骸か?)を少しだけ見学できたような気になれた。 そういえば、95年以降の宮崎駿の映画で、この作品のような(もしくはこういう風にやりそうな)プロットやデザインを前面に押し出した、宮崎駿SF的な世界観の映画は無く、現実的な世界に異世界を浸食させたスタイルの作品が多い。 よくよく考えてみると、95年以前のようにネットの一般的でない世界では、SFといえば現実をスリルのある異世界に置き換える常套手段だったように感じるが、95年以降は現実世界や現実にあった世界をちょっといじくると簡単に異世界を作り出せるようになった。知らない現実を簡単に調べられるようになったからではないかと思うが、世界観の作り込みで、受け手の想像できる範囲を気にしながらやらなくてすむようになったからかもしれない。 そういう意味で、作者がやりたいように作っても理解され始めていることがわかってしまったとしたなら、当時としても新しいようでいてすでに古かったのだと思う。 [地上波(邦画)] 7点(2009-09-11 01:23:05) |
63. ゴースト/ニューヨークの幻
楽しくていい気持ちになれる映画だ。 あこがれのような気持ちと、切ない感じと、サスペンスと、笑いまで絡めてしまうこの映画には90年代の入り口らしいスマートさと80年代末の何でもありが同居している。そういういろんなものが混じり合った結果、いろんな楽しさが生まれているのに味としてはゴーストっていう映画にまとまっているところがスゴイ。 音楽の使い方とか、ろくろのシーンとか明らかに飛び道具だし後から客観的に考えるとどう考えても雰囲気作りのためだけの要素なのに、見てるときは全然気がつかない。むしろのめり込まされているわけで、どうにも巧い。特に美術的だったりする訳じゃないし、サスペンスとして一級であったり、巧妙な人間関係や恋愛でもない。 だけど、穴無く作り込まれた様々な要素は結果的に記憶に残る映画として形になっている。一方で全部入りのような安直さがあり、他方でまじめ。だけどまじめに拾いあげられてみると固まりとして安直に見えない。ハリウッドらしい技巧に富んでいる。 [ビデオ(字幕)] 7点(2009-09-09 22:00:24) |
64. 12モンキーズ
《ネタバレ》 面白い。面白いけど、普通に面白い。異常に面白くはない。 ギリアムの映画として期待すると拍子抜けしてしまうかもしれない。かなりちゃんとしている。そのちゃんと加減がギリアム度を下げてしまうという、ギリアム的ジレンマを楽しめる映画だと思う。 雰囲気を作るのが上手な俳優がたくさん出ているので、当時の匂いが何とも良い感じ。看板のブルースウィリスとかブラッドピットはこういう少々いかれた未来っぽさを見事に醸す。このままどうなっちゃうんだろう、という不安感を普通に収束してしまうプロットが実にもったいない。 90年代に多い終末思想を巧く扱ったストーリーは、2000年を過ぎてしまってから観るとどうしても緊張感に欠けてしまうが、その辺の改良は2000年以降の映画がやることだからこの映画自体に非はない様には思う。とはいえ、そういう部分以外でもっといかれたところを見せてくれるのがギリアムのような気がするんだけど、この映画以降すっかり骨抜きなイメージだ。 [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2009-09-06 02:16:47) |
65. フォレスト・ガンプ/一期一会
《ネタバレ》 この味わいが良い。面白いかどうかと言うと、微妙な感じではあるけれど、ストーリーといえるかどうか微妙なところをストーリー寄りで作った脚本が秀逸。ぼーっと昔のアメリカを眺めて良い時代とか悪い時代とか、良い風景とか悪い風景とか、微妙な味わいのエピソードをぼんやり楽しめる。 彼女の話はいつの時代もスルッと抜けて行ってしまう訳だけど、死因がエイズっていうのも時事ネタだったりして、徹頭徹尾時代を映している感じ。たぶんこの映画は今後どういう時代に観ても回顧ものとしての味わいが全然変わらないんじゃないかと思う。 ゲイリーシニーズが主要キャストででているが、数年前CSINYを観るようになるまではそうそうベトナムの鬼中尉だった。今ではこの人を観るとマックテイラー以外の何者でもない。そういうところが妙に気になってしまうあたり、ドラマって役者のイメージをゴリッと変えてしまうんだなぁとか改めて納得。 それからこの映画の表現に、アメリカの正当化とか政治的な押しつけとかそういうものは特に感じなかった、というか狂乱的アメリカ礼賛を聖書の中からでも見つけ出す的なとらえ方って、むしろ日本の一部に根付いてる文化だと思う。それは置いといて、単にそのまんま的素直な表現だったように思うけど、そういう政府陰謀説のたぐいの映画だったっけ・・・?。 [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2009-08-30 03:33:41)(良:2票) |
66. 沈黙の断崖
《ネタバレ》 面白いです。やっぱセガールの体術は技、体裁き、美しさにおいて日本人の演舞にも存在しないスンゴイレベルにある。しかもすごいのは、ほぼ武術に関して素人であろうスタントマンをうまく操作して技がかかっているっていう、なんというか達人なところ。 残念なことに本作では、ハイスピードな攻防がなく一方的にセガールがボッコボコにテロリスト(現代の定義だとそう思う)をブッコロスという感じで、セガールが達人故にスタントマンでは攻防を演じきれないという側面が強く出始めてしまっている。そういう面ではいかに暴走特急の演出や武術指導が隅々まで行き届いているかということに気づくことができる。 いや、(初期)セガールってホントすごい。見ていてスカッとする。で、何でしたっけ。中身でしたっけ。まぁ良いんじゃないでしょうか。とくに間違ったことは言ってないし、他の誰かの台詞の様なことをセガールがしゃべってみるのも別にまぁそんなに悪いことじゃないと思います。とりあえずもう少し主張を抑えてセガールの武術を多く見せてくれた方がうれしいとかうれしくないとか、そういうことはまぁ良いじゃないですか、といっておこうとおもいました。 [地上波(吹替)] 7点(2009-08-23 05:40:42) |
67. 愛と野望のナイル
《ネタバレ》 妙に痛々しい描写と、なんか楽しげな題材が相まって不思議となんだかリアルに感じた。友情物語をナイルの源流と絡めるなんて、どうしてこういう話を思いつくかなあ。すげー。 違うやり方でなんかもっと面白くなりそうな感じはするけど、子供の頃に観たので十分に楽しめた。こういう地味でじわじわと世界観が迫ってくる映画って絶対子供の頃に観ておきたい。 [映画館(字幕)] 7点(2009-08-08 00:47:53) |
68. ブレア・ウィッチ・プロジェクト
《ネタバレ》 なかなか面白かったと思う。 公開当時、ぜーんぜん興味が無かったので音として「ぶれあういっち」とか言うかんじのタイトルの映画があったな。という程度に覚えていた。翌年レンタル店で借りたのも、昔みた物をなん本も借りなおしたとき、未見作品も一本借りっかと思ったら予備知識が一つもない映画がこれしか目に入らなかったからだ。 そういうわけで、いったい何の話かまっったく解らない状態でダラダラみたおかげでなかなか楽しかった。基本的に森って怖いじゃないですか、シャンプーしてるとき後ろに誰かいるかもね的な怖さを上手に造ったなぁって思う。中盤くらいまでは結構ノリノリでみることが出来たけど最後の方がなぁ。最後の最後に隙があったかな。何人かのうち1人だませれば相当な人数になるのではないかという計算高さが漂っていていやだなぁこう言うのは、って思ってしまった。 とはいえ森が怖い、迷うと怖い。ちゃんとこれが映像になってるから予備知識があってもそれなりに楽しいんじゃないかと思う。 学生のとき、暇だなぁって百キロも二百キロも離れた地方都市に金もないのにほぼ寝間着で、お金も持たずに夜中よくドライブに行った。オモシロ半分で市街地から外れてみて元の道に戻れなくなって当然迷う。延々と森や畑と古い家ばかり続く道で、高速道はおろか、市街地への方向を示す表示板すら全然出てこないとき、もの凄い後悔と恐怖が襲ってくる。 正常な判断が出来なくなってる丑三つ時、まばらな古民家にすいません迷いましたと訪ねられる神経の人ってそういないと思う。そういう恐怖がこの映画にもあった。タイムリーだったんだ。でも違うのは、明け方に家にこっそり何事もなく帰ったら授業をサボって昼まで眠りこける安心な現実と、無理矢理恐怖と絶望を感ようと努力し過ぎちゃったしらけた結末。あの異世界に迷い込んだかのような恐怖感と、帰ってきたときの安心感、道を覚えたからまた行ってみようかなっていう風景。作り物なんだけども。 それでも造った人たちが意図しない方向に現実的なおもしろさがあったところがこの映画が意外とウケた原因じゃないのかなって思う。設定に恐怖感を作り出せない人は、先駆的な視点に気づかなければ何にも響かないんじゃないだろうか。 [ビデオ(字幕)] 7点(2009-07-26 02:04:53) |
69. 氷の微笑
《ネタバレ》 これを公開当時今はもう無いであろう湘南の劇場で見た時、 たしか、確か記憶では。確かにそういう気がしたんだけど、シャロンストーンが足を組み替えるシーンでぼかしがなかった気がする。 もうそれだけで評価が正常な心理で付けられない訳で、少年少女で見に行ったあの帰りに皆そこに触れなかったのはやはり見えていたからなのではないだろうか。 サスペンス物としてもエロティック物としても秀逸な本作。後に何かの番組でたしかバーホーベン自らがシャロンストーンが犯人であることとその証拠をいちいちくどくどと、どうしても聞き入ってしまう話しぶりで解説していた。やっぱり犯人は彼女だったんだろうな、その後はどうなるんだろう・・・と想像した瞬間、たしかマイケルダグラスは殺されないでしょなどと身もふたもないことを言っていた気がする。何というかプロらしく物語のバックグラウンドまで提供するとか、そういう所もセットで考えて非常に良くできたイベント的な映画だったんだな、とか非常に感慨深い。 でも、そうじゃない。問題なのはそこじゃなかった。 あのときの少年少女達は時が経ちすぎれば離ればなれになっており、あのスジは今ではすっかり永遠の謎になってしまっている。 [映画館(字幕)] 7点(2009-07-25 15:23:29) |
70. レオン/完全版
なかなか面白いことは間違いないんだけど、なんかイマイチだ。 追加された部分がものすごく蛇足で、かなり不完全になっちゃった感じがする。マチルダがティーンズ向け雑誌やアニメで覚えた恋愛表現を優しく受け流すレオンを表現したかったのは分かるけど、マチルダの性格造形が雑で素直に観るのが辛い。 レオンの過去をしゃべらせるトリガーが、マチルダが性交渉をせがむこと、というのもいかん。倫理性を大きく損なう犯罪を絡めると簡単に脚本にエッジが効くのは分かるけど、それを嫌って入れなかった保険の場面じゃないのかこれは。なぜ入れたんだろう。 少年的な表情と体の動きで当惑するレオンにセックスをせがむと、過去の人への愛を語り始める。これもレオンのキャラ造形を揺らがせてしまっているように思う。よく言えば幅が出た、だろうか。でも、トニーのほんの少しの台詞から、過去を想像させた方が良かったはず。レオンの涙ながらの吐露も想像を具体的、確定的にさせてしまう効果になってしまっているようでもったいなかった。 マチルダの性格を極端にしてしまった結果、あの演技をかわいいと思えないという人もいるんじゃないだろうか。とはいえ、それほど考えさせる映画ではないので、素直に見入れば良いことかもしれない。劇場版の方が高品質というだけ。 完全版じゃない方を最初に見ておいて、もっと世界観に浸りたいっていう感じで使うと良いなと思った。 ファンなら気にならないし、ありがたくもあるんだけど入れずにすんだ場面をなぜ入れたんだか分からない。もうちょっと何とかならなかったのか。 [ブルーレイ(字幕なし「原語」)] 7点(2009-02-11 15:49:06)(良:1票) |
71. ロッキー5/最後のドラマ
《ネタバレ》 そんなに悪くない。というか普通より面白かったと思う。 労働者としての人生はこれから盛りになっていく年代にもかかわらず、 自身の職種としては引退せざるを得なかった、リタイア後の人生を描いているから。 2は面白かったけど、3、4と比べるとこちらの方がまじめで良いじゃないかと思う。 ものすごく酷評されているけれど、再評価されている。 5の空気は続編にきっちり埋め込まれているし、この即物的には得る物のないケンカで ロッキーが得た物は、普通はその年齢では人生を諦める人なんかほとんどいないと言う 当たり前の理解ではないかと。 この後ロッキーはレストランのオーナーとして、自分サイズの才能を発揮させていく訳だけれど、 それまでの人生が無駄にならないい生き方をこの5が終わった後、ロッキーがどういう風に生きていくのだろうと 子供の頃色々考えた、その答えになる6が与えられたのは素直にうれしかった。 [映画館(字幕)] 7点(2009-01-24 15:39:20) |
72. ホーム・アローン
冬にこれをテレビで見ると和みますよね~。 泥棒がかわいそうで大笑いですよ。もう罠とか覚えちゃってるから志村後ろ状態なんですけれど、いい気味よりかわいそうになっちゃって(笑) [地上波(吹替)] 7点(2009-01-02 15:07:33) |
73. ラン・ローラ・ラン
《ネタバレ》 ちょっと面白かった。 雰囲気とか見せ方もわりかしかっこいいし、良作ではないかと。 話がちょっとちみっちゃい感じがするのが残念なところだけど、選択ごとに状況がかわるパターンを3つっていうのは面白かったなぁ。 最初のがホントで残りがifっていう解釈があることにちょっと新鮮みを感じた。昔のフランス映画みたいな哲学同人みたいな嘘くささとは違うアニメ的なウソクササがすき。 [DVD(字幕)] 7点(2008-10-26 19:21:14) |
74. セブン
《ネタバレ》 ものすごく面白いと断言できる映画です。ちょっとした伏線をたぐる作業や、エンディングの嫌悪感など非常に好みの映画でした。 一つ難点を言えば、今見ると犯罪捜査の手法が気になって気になって・・・。 [ビデオ(字幕)] 7点(2008-10-09 21:07:27) |
75. 沈黙の戦艦
《ネタバレ》 セガールのリアル合気道を見れる初期作品としてはかなりアクションの完成度が高いです。 日本人の演舞以上にびっくりするほど美しく技が決まる様は見ていて爽快そのもの。 あ、内容の方はテレ東の昼間にやってそうな80年代アクションそのもの。 まったくひねりがありませんが、そこになんだか他の作品からワープして来ちゃったパワーバランスが崩壊する主人公降臨みたいな感じなんですよ。 初期の作品群だとこういう味わいになるなんて作ってる側も気づいていなかったんじゃないでしょうか(笑) アクションありきの映画ですが、楽しめます。セガールファンにはマストアイテムでしょう(笑) [DVD(吹替)] 7点(2008-10-04 14:48:37)(良:1票) |
76. 黙秘
《ネタバレ》 雰囲気のある映像でサスペンスが見られると、得した気分になりますね。 時間とともにいやな予感がふくらんできて、ラストでやりきれない気持ちにさせる作品て良いものです。 スティーブンキングの原作ものって、はっきり言ってふざけてんのか?と思うものばかりなんですが、時々こういうちゃんとしたやつがあるからやめられません。 [ビデオ(字幕)] 7点(2008-09-26 23:30:46) |
77. ゴースト・ドッグ
だるい雰囲気が良いです。 レオンのオマージュなんでしょうか?話にオリジナリティはないんですが、見せ方にオリジナリティがあります。 なんかかっこいいんですよね。 で、どこまでふざけてるのか、海外にはゾッコンのかたも多いこの映画、その境界が全然分かりません。 でもその結果ものすごい味が生まれてるんですよね。 [映画館(字幕)] 7点(2008-08-25 21:53:03) |
78. 運動靴と赤い金魚
かわいらしい話にかわいらしい画に、かわいらしい人たち。 運動靴を取らせてあげたい。どうしても運動靴を取って欲しい。 ものすごく応援してしまいます。 言葉なんて全然分からないけど、字幕の文字にかじりついて世界に入り込めました。 異文化が心地良い画像の世界に、もう少し残っていたいと思わせるようなラストも気持ちいい。 この国もこういう映画を作れる国ならよかったのに。とっても切なくなります。 [DVD(字幕)] 7点(2008-08-25 21:37:56) |
79. クール・ランニング
面白い。こういうきちんと筋が通ってるコメディ映画って良いですよね。 熱くなってしまった。 [ビデオ(字幕)] 7点(2008-08-24 12:50:34) |
80. ダイ・ハード3
《ネタバレ》 DVDボックス、画質が悪くてがっかり。リマスターしてほしいです。中身ですが、最初のテロの部分はちょっと恐ろしかったです。何となく生々しさがありました。 本作では閉じ込められる場所がニューヨーク全体という縛りが面白く、観光した気分にもなるし結構良くできている。謎解きも楽しく、後半部分の大風呂敷といいダイハードシリーズそのものです。2よりおもしろかったかも。この当時のアクション映画って、つじつまとか得られるものとかじゃないんですよね。爽快感が大事。そういう意味で割り切れる楽しさがありました。 [DVD(字幕)] 7点(2008-08-02 14:28:52) |