Menu
 > レビュワー
 > ESPERANZA さんの口コミ一覧。4ページ目
ESPERANZAさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2254
性別 男性
年齢 77歳
自己紹介 団塊の世代 映画鑑賞歴50年以上 見た映画はおよそ3000本?

1960年~1985年頃はよく映画を見に行きました。その後2000年頃までは忙しくほとんど映画を見なかったのですが、DVD登場とともにまた見るようになりました。最近はメモと記憶を頼りに昔見た映画のDVDを探して懐かしんでいます。

ESPERANZAとはスペイン語で、「希望」の意味です。夢や希望、感動を与えてくれる映画は好きですが、むごたらしい映画や命を粗末にする映画は嫌いです。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1234567891011
投稿日付順1234567891011
変更日付順1234567891011
>> カレンダー表示
>> 通常表示
61.  ヴィオレッタ
昔見た「思春の森」のエヴァ・イオネスコよりも、ずっと艶めかしい小悪魔を演じるアナマリア・ヴァルトロメイの美少女っぷりがすごい。写真集発売に関する監督自身の生い立ちは表現できても、映画としてのまとまりのなさが気になる。
[映画館(字幕)] 5点(2014-09-01 16:25:33)
62.  ハラがコレなんで
雲の流れを追うように生き、状況が悪けりゃ昼寝、風向き変わったらドーンと・・・。こういう生き方を粋と思うかどうかで評価は違ってくるだろうと思うが、私にとっては興味深いし好き。都心の真ん中に取り残された長屋と登場人物たち、いずれもおもしろい。大きなおなかを抱えた主人公仲里依紗の熱演が光る。終盤のドタバタがややひっかかるが・・・。
[DVD(邦画)] 8点(2014-08-23 02:19:43)
63.  思い出のマーニー
主役二人が女の子なので、アリエッティほどはおもしろくなかった。女の子の成長を描いたと言えば評価できるけど、ミステリーというわけでもないし、ファンタジーもさほど・・・。やはり男の子も出てくるような映画が私は良い。
[映画館(邦画)] 5点(2014-08-21 19:35:41)
64.  パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間
この映画は、「ダラスの熱い日」や「JFK」のようにケネディ大統領暗殺事件に関する謎に迫ったり、陰謀の仮説を立てたものとは違う。題名のパークランドとは、瀕死の大統領が運び込まれた病院であり、立ち会った多くの医師や看護師、神父らが登場する。生々しい真実を描き出す。また一方射撃犯されたオズワルドの母や兄、パレードを撮影していたザプルーダーなど、突如として事件に巻き込まれた実在の人物たちを描き出す。特にザプルーダーなど撮影されたフィルムは大変貴重なものとして有名だが、人物そのものを描いた例はなかったのでは・・・。
[映画館(字幕)] 6点(2014-08-18 10:20:33)
65.  一命
瑛太と満島では仲代達矢をはじめ、三国、岩下、丹波と役者をそろえたオリジナルの名作「切腹」にかなうわけがない。それに半四郎と求女、美穂の三人の生活になってからは情に流れすぎで、オリジナルの緊縛感や説得力はない。それでいて、竹光での腹切りや立ち回りシーンはやり過ぎのようにも思う。
[DVD(邦画)] 6点(2014-08-13 21:37:05)
66.  永遠の0
周囲から「卑怯者」「臆病」と陰口をたたかれながら、小隊長や教官になれること自体うさんくさい。命を大切にとか家族のためにとか心の中では思っても、口に出すと非国民扱いにされていた時代のはず。特攻隊とそれにまつわる事実を伝えたかったのかもしれないが、戦争が愚かなもの、悲惨なもの、二度とあってはならないものという観点からは遠くかけ離れているように思える。原作者が右よりの人だから仕方ないのかも。やたら戦闘シーンが多いのも好きでないし、特攻隊というのは自爆テロと本質的には同じ。美談にしたり、尊い命を捧げたなどと言っていると再び戦争への道をたどることになるかもしれない。
[DVD(邦画)] 3点(2014-08-12 20:55:22)
67.  横道世之介 《ネタバレ》 
最初の方は「えっ?、えっ?、何それ」という展開、馴れ馴れしくいきなり友達になったり・・・。でも「ごきげんよう、世之介さーん」と明るく天真爛漫に笑う祥子さんが登場して大変おもしろくなる。空気が読めない世之介とはしゃぐ祥子のカップルが実に良い。「ぼくたち付き合ってますよね」と確認したり、カーテンに隠れたり・・・。だが後半、彼が突然死んだことにより、ぐっと胸に応えてきた。そうか良い奴だったんだな。他人に悲しまれるより、そう思われる人間になりたいもの、私も遅ればせながら・・・。心に残る映画だった。
[DVD(邦画)] 9点(2014-08-03 07:22:54)
68.  海炭市叙景
暗く救いようのないストーリーばかり、最初の「まだ若い廃墟」はまずまずだったが、後はおもしろくない。特に暴力をふるう「裂けた爪」なんか最低。気分が悪くなるだけだった。
[DVD(邦画)] 2点(2014-07-30 17:08:17)
69.  借りぐらしのアリエッティ
私が一番好きなアニメはトトロだけど、それといくつも似通った点が見られるこの映画も大変好きだ。こびと族と人間は共存できるのかという問題を掲げながらも、それを前面には出さず、翔とアリエッティのふれあいを中心にしたのが良い。こぢんまりとしているが、原作者や制作者のやさしさが満ちあふれ心和む。これから先アリエッティらはどうなっていくのだろう。原作は続きがあるようだから、このあともまた続編が出ることを期待したい。冒頭の庭園のある風景も美しいし、人間とこびとの大きさの違いを、角砂糖や洗濯ばさみその他いろいろな物で表現できていて、これまた良かった。
[DVD(邦画)] 8点(2014-07-25 07:02:07)
70.  洋菓子店コアンドル
人の性格は十人十色、完璧な人間はいない。口ではひどいことを言い、態度には自分本位なところがあってもなかなか憎めないもの。そういった不完全な人間を、ちょっぴりビターにそしてスウィートにしてくれる洋菓子の魅力に感動。まずまずの映画でした。
[DVD(邦画)] 7点(2014-07-19 06:32:48)
71.  そこのみにて光輝く
原作者佐藤泰志は函館出身の小説家であるが、41歳の若さで亡くなった。死後20年を経て作品が映画化され始め、この映画は「海炭市叙景」に続き2作目。とはいえ、私は何も知らず、この映画を見るにあたって得た知識なのだが・・・。70年代高度成長から取り残された若者たちの閉塞感、どうしようもなさ、格差社会の一端を垣間見ることができる。そこのみにて光り輝くというタイトルが大変印象的だった。
[映画館(邦画)] 7点(2014-07-15 16:59:04)
72.  ある愛へと続く旅
ボスニア紛争を題材にしているが、それ自体の予備知識は必要ではなく、戦争が人間の運命を変えてしまうものだとつくづく感じさせてしまう。陽天気というかちゃらんぽらんに思えるディエゴに、ジェンマがどうして惹かれてしまったのか疑問に思えるが、恋とはそういうものだろう。80年代のサラエボは冬季五輪を前に活気に溢れているが、90年代に不穏に満ちたものとなる。そしてまた現在のサラエボは・・・。時代の違うサラエボを見ることができるが、ペネロペ・クルスは女学生から老け役までを熱演し驚くほどの違いを見せる。そしてまた代理妻を演じるサーデット・アクソイもまたエキゾチックで美しくペネロペと好勝負だ。映画の終盤は目が離せず、あっという展開は「灼熱の魂」という映画を思い出してしまった。主演と監督が同じ組み合わせの「赤いアモーレ」よりずっと良いように思う。
[DVD(字幕)] 8点(2014-07-12 23:08:52)
73.  春を背負って
雄大な大自然を圧倒的なスケールと過酷さの中で描いた「劒岳 点の記」を見た後では、いかんせんかすんでしまいそう。前作より人間ドラマ的になったものの、ストーリーには深みがない。やはりこの監督は撮影監督であって、脚本監督でないのかもしれない。山小屋の存在意義は理解できるものの、大自然のきびしさはいまいちだった。それにしても、60kgの重い荷物を背負って急勾配の山を登るなんて人間業とは思えないが・・・、驚嘆の一言。
[映画館(邦画)] 5点(2014-07-10 13:32:29)
74.  ぼくたちの家族
親の痴呆症を扱った映画はめずらしくないが、脳腫瘍が見つかって1週間の命というのにはびっくり、そしてまた1200万円という莫大な借金には驚きを通り越してしまう。こういう危機的な状況になったら、私だったら何もできなくてあきらめてしまうかもしれない。この映画だってごく普通の家族である。父親は行動力はないし、兄は一人で抱え込むタイプで引きこもりになったこともある。弟は気ままな大学生、当の母親は楽天的でいつのまにかサラ金のカードの山、こんなバラバラだった家族が不満を漏らし本音をもらしていくうちに少しずつまとまり必死になっていく、その過程は美談でも何でもなくリアルな現実そのものだ。生まれてくる我が子のことだけしか頭になかった長男の嫁も・・・。感動させようと作られた映画ではなく、家族とは何かを考え、何度もかみしめて味わうような映画だと思う。
[映画館(邦画)] 8点(2014-07-02 09:41:27)(良:1票)
75.  リトル・マエストラ
威風堂々が鳴り渡るところは英国映画「ブラス! 」と同じだが、作品の内容とできでは比較にならない。全編にわたってストーリーが甘く漫画チックと言わざるをえない。ところで屋内競技でオーケストラ応援はどうだろうか。審判の笛が聞こえにくくなるため鳴り物いりの応援は禁止というのが多いのだが・・・。
[DVD(邦画)] 4点(2014-06-28 09:43:12)
76.  42~世界を変えた男~
打撃王ルー・ゲーリッグの背番号4に始まり、日本でも沢村の14、川上の16などそのチームの永久欠番はめずらしくはない。だが複数チームとなると話は別、米国大リーグはもとよりマイナーからアマチュア野球にいたるまでの全チームが共通に欠番していることは大変な驚きだ。そしてまた4月15日には全員が42番のユニフォームを着用するジャッキー・ロビンソン・デーがあることにはさらなる驚きだ。映画としての感動以上に、こういう事実に大きな感動を受けた。
[DVD(字幕)] 8点(2014-06-18 06:45:05)(良:1票)
77.  レイルウェイ 運命の旅路
タイとビルマ(ミャンマー)を結ぶ交通路として、戦時中旧日本軍によって建設された泰緬鉄道は、過酷な労働と劣悪な環境によって日本兵や連合軍捕虜、原住民など数多くの犠牲者を出し「死の鉄道」とさえ言われた。この泰緬鉄道建設に関連した映画としては「戦場にかける橋」が名作として有名だが、それはあくまでフィクションであり、「死の鉄道」とはほど遠い。その点この映画は青年将校の自伝に基づくものだから伝わってくる迫力は全く違う。私もこの映画を見るために泰緬鉄道を調べてみるまでは、「戦場にかける橋」程度の認識しかなかった。だがリアルとはいえ建設での困難さの場面はほとんどなく、ラジオを作ったことで無線機製作及び通信と疑われ拷問を受けるなど戦争の生々しさが嫌と言うほど伝わってくる。そして当時の通訳との対峙、語り尽くせないほどの憎しみ、そしてまた・・・。映画を見た後永瀬隆さんの生き方についてパンフで読む機会があり、ニコールとのロマンスを短くしてでも真田広之の部分をもっと深めてもらいたかったと思った。
[映画館(字幕)] 8点(2014-06-17 15:25:29)(良:1票)
78.  青天の霹靂
大泉洋の手品はすばらしい。これだけの手品だったら拍手大喝采だと思うのだが、それにしては浅草の劇場は静か、劇団ひとりとの漫才みたいになってようやく笑いが出てくるとは少し不満。タイムスリップしたときも、両親に出会ったときも、とまどいや驚きがあっても良さそうなものだが・・・。死んだ両親に出会うという映画は前にもいくつか見ていて、そんなに目新しくはなかったが、見る人によっては大きな感動を呼ぶに違いない。
[映画館(邦画)] 6点(2014-06-10 14:37:52)
79.  フルートベール駅で
ごくごく平凡に綴られる日常のなかに、あまりにも突然起こる悲劇、実にリアルで衝撃的、米国の社会情勢の一端を如実に表している。
[映画館(字幕)] 7点(2014-06-09 19:36:43)
80.  家族の灯り
ジャンヌ・モローは最近「クロワッサンで朝食を」でお目にかかったばかりだが、クラウディア・カルディナーレについては何十年ぶりだっただろう。「刑事」や「ブーベの恋人」など若き姿しか知らなかったので大変興味深く期待して見た。映画はシベリウスのヴァイオリン協奏曲をバックに港にたたずむ一人の男を映し出すシーンから始まる。不穏な雰囲気を醸し出すオープニングは実に印象的、あたかも光と影の芸術家レンブラントが描く絵のようでもある。ところが一転して貧しい家の一室、中央にテーブルと椅子があるだけ、そして家族や来訪者のおしゃべりが続く。舞台はほとんど動かず長い台詞の会話劇、演劇のセットをそのまま切り取った映画シーンは慣れてない人にはきっと退屈に感じてしまうだろう。演劇好きな私もさすがに眠気と格闘しながら見る羽目になった。この映画は100歳を超えてなお映画を撮り続けるオリヴェイラ監督作品、芸術性は高いと思われるが私には少々・・・。
[映画館(字幕)] 5点(2014-06-02 14:52:01)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS