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飛鳥さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1679
性別
自己紹介 今まで観た映画の記録を整理したくなり、レビュー開始。
物忘れが良いのでメモを残しておかないと、印象薄めのものは内容をすっかり忘れていたり、前に観た映画も初見かと思って後半にようやく気づくなんてことも。
備忘録を兼ねているので、ほとんどのレビューはネタバレで書いてます。

10 至高の殿堂入り
9 心に残る傑作 
8 もう一度観たい佳作
7 面白い
6 そこそこ面白い
5 普通
4 それほど面白くはない
3 面白くはないが見どころがなくはない
2 全然面白くない
1 酷い駄作
0 呆れ果ててもはやネタレベル

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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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61.  月光の夏 《ネタバレ》 
今まで特攻隊を描いた小説や舞台を見ては号泣。そういう話には滅法弱い。前途有望な若者が散っていった姿は、あまりにも切ない。この映画でもそうした若者の姿が描かれてはいるが、そこまで心を揺さぶられなかった。突撃前にピアノを弾きにいった青年が、どれほどの思いをピアノにこめていたのか。その背景や過ごしてきた日々があまり描かれていなかったために、感情移入しきれなかったような気がする。失うものの大きさ、重さが、十分には伝わってこなかった。 それでも、エンジントラブルで生き残った隊員たちの悔しく申し訳ない思いは心に痛い。こういう状況に彼らを追い込んだのは何だったのか、防ぐことはできなかったのか。戦争を知らない平和な今だからこそ、いろいろ考えさせられる。
[DVD(邦画)] 5点(2015-05-10 23:05:50)
62.  D坂の殺人事件(1998) 《ネタバレ》 
倒錯的で理解不能な世界。贋作を作ったらオリジナルは燃やしてしまうという贋作者独特の主義が、殺人の動機につながっている。が、この主義がピンとこない。女装して鏡に映った自分の姿にうっとりしているのもそう。特異なものに感じて、別世界の人間のよう。 江戸川乱歩の世界には、人間の闇や狂気のようなものを感じる。『D坂の殺人事件』『心理試験』『屋根裏の散歩者』を元にしているらしいが、『心理試験』だけが既読。心理テストがシーンに組み込まれていて、明智小五郎の分析がなかなか面白い。刑事コロンボシリーズと同じで、犯人はわかっているので、探偵役がどうやって真相まで辿りつくかがみどころ。
[地上波(邦画)] 4点(2015-05-10 22:58:33)
63.  バッド・ガールズ(1994)
スター女優4人がメインの西部劇。 お色気もありだが、どうもピリッとしなくてぼやけた印象。 娼婦なのに名うてのガンマンのように銃を扱っているのも嘘っぽい。 西部劇は男臭いダンディズム、ハードボイルドがいい。
[地上波(吹替)] 4点(2015-05-04 21:14:59)
64.  ブラッド・シンプル ザ・スリラー 《ネタバレ》 
コーエン兄弟の処女作「ブラッド・シンプル」を再編集したもの。登場人物が事件に関してそれぞれ誤解を持っていて、その思い違いが思わぬ事態に進んでいく。全体像を知っている観客がそれを俯瞰で見るような構図。コーエン兄弟の技巧が目に付くのだが、その作為的なストーリーや演出のあざとさ、不自然さが引っかかる。 例えば、レイが拳銃を踏んで暴発させてしまったところ。弾が何発残っているか、後のロシアンルーレット的なスリルを狙った伏線にもなっているが、いかにも不自然。大量出血でピクリともしなかった男が、実は生きていたというのも強引で都合がいい。ラストのほうで、銃弾で壁に開いた幾つもの穴から光が差し込むシーンも印象的だけど、光の線の散らばり具合が美しすぎて嘘っぽく感じてしまう。非凡なものを感じながらも、肌に合わないのだろうか、好きになれない作品。
[DVD(吹替)] 4点(2015-04-30 21:39:47)
65.  ミラーズ・クロッシング 《ネタバレ》 
コーエン兄弟のマフィアもの。展開は二転三転、裏切りの連続でテンポよく次々と事態が動いて飽きさせないけれど、ちょっと都合が良すぎる気もする。主人公トムに確かな計略や一貫性があるわけではなく、その場しのぎで動いている印象。行き当たりバッタリ的なだけに、どうなるかわからない面白さはあるのだけれど。そうした人物が激しい抗争の中を最後まで生き残るのは、奇跡的な幸運が何度も続かなければならないので。主人公としての魅力もちょっと物足りない。
[DVD(吹替)] 6点(2015-04-26 22:50:31)
66.  永遠に美しく・・・
豪華キャストだけど、笑えないコメディはつらい。
[地上波(吹替)] 2点(2015-04-19 22:44:56)
67.  ブラッド・イン ブラッド・アウト 《ネタバレ》 
白と茶と黒、刑務所での三つ巴の抗争、勢力争いが熾烈を極める。メインとなるのは、パコ&クルス兄弟と従兄弟のミクロの三人の男たち。 悪ガキグループのリーダーだったパコが刑事となり、一番まともそうだったミクロが骨の髄までマフィアに染まっていく。幼い弟をドラッグで死なせたことで家族から見放されてすさんだ生活を送るクルスも、最後に家族から許され救われる。かわいがってくれたボスを裏切ったミクロは、メキシコ系マフィアの首領に成り上がっても、この先救われることがあるのだろうか。  仲間に入るには血を流さなければならない――アメリカ人との混血で、見た目は白人、中身はメキシコ人ということで、どこからも爪はじきにされがちな境遇の中で、必死にしがみついたのがメキシカンマフィアとの血の結束。 肉親とのつながりか、組織の仲間とのつながりか。パコ&クルス兄弟とミクロでは、ファミリーとする拠り所は異なるが、ミクロのいうファミリーには危うさが付きまとう。  香港ノワールに通じるようなベタな男臭さと熱さを持った映画。ハリウッドのマフィア映画とはまた違った面白さだ。クールでドライとは反対側にある、むんむんするような蒸し暑さ。 『ゴッドファーザー』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』以来、タイプは違うけれど久々に見応えたっぷりのマフィアものに出会えた。単なる抗争ものではない、濃厚な人間ドラマがある。3時間もの長尺も、2時間ものくらいに感じて退屈しない。
[DVD(吹替)] 9点(2015-04-16 20:40:30)
68.  インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア 《ネタバレ》 
ボーイズラブ好みの女性向けのようでもあり、ロリコン男性向けのようでもあり、ヴァンパイア劇場で犠牲になる美女が妙にエロかったり、殺人シーンが意外とグロかったり。 ちょっとターゲットがわからない混沌とした雰囲気の映画。 重厚でおどろおどろしかったのに、ラストは軽快でアップテンポなサウンドで締めくくられると、なにやら化かされている気分。 荒削りながらユニーク、悪く言えば一貫性やまとまりがない作品。 豪華キャストであるがゆえに、いろんなスターを立てようとして、ポイントが絞れずに中途半端に散ってしまった感も。 独特の世界観にもあまり入り込めなかった。
[DVD(吹替)] 4点(2015-03-29 23:48:01)
69.  ブレイド(1998) 《ネタバレ》 
ハンターvsヴァンパイアの闘いを、グロ描写を交えながらアクションものとして描いている。 光線で寝たきりのデブを焼き殺すシーンは必要だったか? あれでは正義であるべき側が、ただのイジメ虐殺っぽくも見える。 正義の旗を掲げるアメリカ軍がイラク人捕虜を虐待したメンタリティを思い出す。
[地上波(吹替)] 3点(2015-03-28 00:14:49)
70.  美しき諍い女 《ネタバレ》 
4時間は長すぎる。 しかも驚くほど地味なので、さらに長く感じる。 いくらベアールが魅惑的で、美しい肢体を晒してがんばったとしても、とてもじゃないけど最後まで持たない。 画家とモデルのリアルな間や空気感を出したかったのだろうが、この半分にまとめていいくらい。 絵画や芸術に関心が高いなら面白く見れるかもしれないが、エイターテイメント性に乏しいのできつい。  芸術家的というか哲学的というか、画家の思考回路や感受しているものがさっぱり理解できない。 フランス映画で時に遭遇する、自分の理解力を超えた難解すぎてお手上げの世界。 集中力も切れて、なんとか理解しようとする気も失せる。 絵のモデルをすることが、この映画を最後まで見ることと同じくらい大変なことはわかった。
[DVD(字幕)] 2点(2015-03-28 00:13:25)(良:1票)
71.  ジングル・オール・ザ・ウェイ
雑な作りでアラが目につくし、シュワちゃんの主人公にも魅力を感じない。 渋滞で路側帯を走ったり、店の行列に割り込んだり、そういう自分勝手なズルをするところも無視できないマイナス材料に。 あれをやられるとすごく腹が立つので。 子供向けでもくだらなくても笑わせてくれるバカ映画もあるのだが、笑えないハイテンションなアメリカンジョークに延々付き合わされてる気分。
[地上波(吹替)] 2点(2015-03-24 22:50:45)
72.  ヒート 《ネタバレ》 
『ゴッド・ファーザー』の幻影を追ってしまったのか、デニーロとアル・パチーノの共演にあまりに期待が大きくなりすぎたかも。 街中の銃撃戦が対テロ組織との戦場レベルで、なんだか大仰すぎる気がする。 犯行グループの大胆さは、警察を舐めてるかのよう。 それも仕方がないような、包囲しながらも取り逃がす警察のダメっぷり。 あれだけ銃をぶっ放せば、下手な鉄砲も当たりそうなものなのに。  警部やギャングたちがそれぞれ抱えている家族や恋人との関係をしっかり描いているので、物語に厚みが増す。 巻き込まれた女たちの人生もまたそれぞれで、哀愁を感じさせる。 ただ、ちょっと横道にそれすぎてまとまりに欠け、長くなりすぎた感はある。
[DVD(吹替)] 5点(2015-03-24 22:49:07)
73.  セブン・イヤーズ・イン・チベット 《ネタバレ》 
軽侮していた脱走計画にちゃっかり便乗した挙句、後は勝手に単独行動。 傲慢でいけすかない主人公に、そりゃあ離婚もされるだろうと同情もできない。 それが、邪気のまったくないダライ・ラマ少年との触れあいで感化され、角が取れていったよう。  ダライ・ラマに象徴される純朴で美しいチベットを、踏みにじる中国の横暴さが目に余る。 今もチベットやウイグルの弾圧を続けているこんな国が、日本の歴史認識や人権を上から目線で語るのが片腹痛い。 ハラーの自伝の映画化ということで、実話に基づいた作品にありがちな、淡々とした起伏のない展開とまとまりのなさが物足りない。 史実から離れた創作ものなら、横暴な奴らに一泡吹かせる展開で盛り上げるんだろうけど。 映画としては凡作だが、チベット問題を少しでも知らしめるという意味での価値はある。 中国がこの映画に激怒して自国で上映禁止にしたようだが、抗日ドラマばっかり作ってこういう自国の問題に蓋をするのがいかにも中華思想らしい。
[地上波(吹替)] 4点(2015-03-24 22:47:19)
74.  ミュージック・オブ・ハート 《ネタバレ》 
ヒステリックな中年女は大の苦手。 でも、この情熱には動かされる。 演じるメリル・ストリープもさすがに巧い。 熱血教師もの、音楽ものは好きなジャンル。 調子よくテンポはいいが、深みがないのが惜しい。 実話に基づいた物語のせいか、障害を克服するのがあまりにアッサリとしていて、挫折や葛藤が少ない。 そのため感動も控えめに。
[地上波(吹替)] 5点(2015-03-22 00:29:27)(良:1票)
75.  山猫は眠らない 《ネタバレ》 
途中まで地味で展開がゆるくて、退屈で眠たくなる。 終盤やっと盛り上がってくるが、全般的にみると辛気臭い。 やたらリアルなんだけど、パッとしたところがなくて面白くない。 いがみ合った後に友情が芽生えるというのは定番だけど、実戦経験のないミラーがダメすぎて不快感が募るだけ。 味方を撃とうとしたことも考えられない。 一方に魅力を感じないと、二人の友情にも感動できない。 お互いに魅力を発揮して五分に渡り合ってこそ友情ものに昇華できる。 それが、この二人ではバランスが悪くて成立しない。 でも、続編が出ているということは、マニアに受けてるのだろうか。
[地上波(吹替)] 3点(2015-03-22 00:28:08)
76.  普通じゃない 《ネタバレ》 
小説家志望の冴えない男が、会社をクビにされて社長室に押しかける。 なりゆきで令嬢を誘拐してしまったものの、令嬢が男を叱咤して身代金の奪取法を指南。 二人をくっつける使命を帯びた天使コンビが、いろいろ仕掛けて―― と、少女漫画によくありそうなたわいのないファンタジー&ドタバタラブコメディ。 天使という設定が陳腐で、ファンタジーにする必要があったのかどうか。 なんでもありになってしまうと緊張感も出ないし、コメディとしても笑えない。 ジャジャ馬令嬢とそれに振り回される男に、キャメロン・ディアスとユアン・マクレガーはピッタリだけど、内容はすぐ忘れそう。 キャメロンのスタイルの良さだけは印象的。
[地上波(吹替)] 3点(2015-03-21 01:35:22)
77.  ウルフ 《ネタバレ》 
話自体はどうってことないけど、怪優ニコルソンの狼男が似合うこと。 敵役のジェームズ・スペイダーも憎々しくていい。 影で主人公の職と夫人を奪っておきながら、心にもない綺麗ごとや嘘を平気で口にできるとんでもないヤツ。 それがきっちりしっぺ返しを食らうのは溜飲が下がる。 美女と野獣の組み合わせ的なラブストーリーにもなってはいるが、ミシェル・ファイファーが『恋のゆくえ』の頃と比べると数年で美貌も衰えたような。
[地上波(吹替)] 5点(2015-03-09 01:34:28)
78.  ニードフル・シングス 《ネタバレ》 
静かで平和な町にやってきた古道具屋の老主人は、人の心を操り争いを起こす悪魔だった。 一番欲しいものを与える代償として、その人とは無関係の悪戯を指示する。 リンゴを投げて窓を壊したり、愛犬を殺したり、中傷する紙を貼りまくったり。 すると、被害者は犯人を普段から仲の悪いアイツだと疑うのは自然な流れ。 疑心暗鬼が増幅して、抑えきれない憎悪となって爆発する。 犯罪には普通、人間関係の絡みや動機がある。 でも、そういうものがない無関係の愉快犯が、悪意を持ってかき回そうとすれば、バレもせずに案外たやすいのかもしれない。   S・キング原作だけに、設定はおもしろい。 ただ、もっと巧妙な仕掛けがあれば悪魔の恐ろしさも迫ってきたのだろうけど、そこまでではなかった。 原作は未読だけど、原作だともっと罠が精巧に張り巡らされているのだろうか。
[地上波(吹替)] 5点(2015-03-09 01:32:57)
79.  理由(1995) 《ネタバレ》 
黒人が少女を殺した冤罪を晴らしてめでたしめでたしではあまりにシンプルで定型すぎてつまらない。 何か裏がないとと思っていたら、ちゃんと続きがあって隠された真相を見せてくれた。 「差別偏見をはねのける黒人青年」という定型を逆手に取ったのが良かった。 発端が孫の無実を証明しようとする老婦人というのも、それだけで同情を引き寄せる。 主人公の邪魔をする黒人警官をいかにもステレオタイプの悪役風に印象づけておいたのも効いていた。 かなり強引なストーリーだけど、見る人の思い込みをうまく利用しながらサスペンスとして引っ張ってくれる。
[地上波(吹替)] 6点(2015-03-05 20:56:07)(良:1票)
80.  クルーエル・インテンションズ 《ネタバレ》 
人の心を悪魔のように操る少女と義理の弟が、何のために戦っているのかがピンとこない。 エロティックな内容もありながら、女優は裸にもならない。 どうせやるなら、シャロン・ストーンくらい見せればいいのに。 そういうのはなしでリアルな学園ものにするなら、実年齢が高校生くらいのキャストにしたほうがいい。  サスペンスとしてのストーリーも破綻しているように思えるし、人物にも背景が見えてこないしキャラがブレている印象。 キャスリンは元彼がセシルに乗り換えたことでセシルを標的にしたのに、セシルがチェロ教師の黒人に恋心を抱いているのではピントがぼやける。 セバスチャンが初めて愛するアネット役のリース・ウィザースプーンにも、それほどの魅力は感じない。  サスペンスなのか、純愛ものなのか、エロ路線なのか、すべてにおいて中途半端。
[地上波(吹替)] 3点(2015-03-03 22:58:25)(良:1票)
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