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カニばさみさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 600
性別 男性

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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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61.  紙の月 《ネタバレ》 
美しさが消え行く寸前の女が若い男に手を出して破滅するという話。宮沢りえは素晴らしかったですね。儚い。大島優子もいい味出してたし、面白いと思いますよ。ただ、ただですよ!どうしても納得出来ないのはラスト。カンボジアだかタイだかわかりませんけど、なぜどうでもいい伏線を回収するんでしょう。宮沢りえの清々しさすらある逃走シーンは偽物の自由を求め破滅した人間の最後の輝きではなかったのか?とんでもないスケールの横領をしでかしたのですから、警察に捕まればそうそう出て来られない。でも、あのシーンの宮沢りえは若かったじゃないですか。1995年の梨花じゃないですか。ありえん、ありえんぞ。観客を突き放したラストが大好きな吉田大八の作家性がオチをメチャクチャにしてしまった。もったいねー。
[映画館(邦画)] 6点(2014-12-12 19:10:07)
62.  フューリー(2014)
序盤は凡庸な戦争映画のディテールでしたが、田舎町を占拠してからはかなり面白かった。退屈と感じる人も多いであろうアパート内のシーンが一番お気に入りです。あの緊張感は出したくても出せない。ブラピだからこそ表現することが出来たシーンでしょう。クライマックスの籠城戦(籠戦車戦?)では、男たちの友情とノーマンの成長を残酷なリアリティと共に描き切っており、好感を持ちます。ラストの皮肉も痛烈で、戦争・軍隊のバカバカしさを見事に浮き彫りにしており、深刻なテーマを持ち出しながらも戦闘の快楽を優先的に表現しようとしている映画よりもはるかに良い。歴代の傑作戦争映画と比べれば幾分落ちる作品ではありますが、決して無駄な作品ではないと思います。
[映画館(字幕)] 7点(2014-12-06 20:48:56)(良:1票)
63.  ある過去の行方
音楽・BGMの使い方はちょっとベタ。物語や演出は文句ありません。
[映画館(字幕)] 7点(2014-09-23 09:07:13)
64.  私の男(2013) 《ネタバレ》 
とにかく美しい映画ではありますが、逃げも見られますね。花と淳吾が上京してからむちゃくちゃに難解、というか、「あの件はどうなったーーー!!!!」ということばかり。死体はどうした事件はどうなったお前は誰だ等……。せっかく芸術的な映画を目指してるんだから、完璧な映画にせえよ!終盤の展開はとても考えさせられて心にずーんときたし、ラストショットの浅野忠信の気持ちはよくわかりますよ。北海道パートの厳しい自然の中の美しさや花と淳吾のいびつな愛、ド変態な愛情表現はかなり好みでした。おとなしそうな眼鏡っこが家であんなことしてるかもしれないの!?やべー思春期やべーと勝手に盛り上がったりもしましたよ。二階堂ふみはメガネが似合いますね。流氷の上で叫んでる姿もとても魅力的だった。だからこそ後半パートのいかんともしがたい出来栄えに納得いかん!もっとすごい映画に、ちょっとの努力でなったかもしれんのに!疑問が全て消化されるべきだとは言わないけど、すげー初歩的なことじゃないか!あの刑事は単独行動を取っていたのか?証拠のことは同僚に話してないの?死体は?血は?ちゃんとしろーーー!!!
[映画館(邦画)] 7点(2014-08-06 21:49:56)(良:2票)
65.  塔の上のラプンツェル
井の中の蛙大河を知る映画。不満なのは、この世の悪が全く出てこないことかな。物語に登場する悪は過保護な親の恐怖だけじゃないですか。それじゃあ「世の中には怖いことがいっぱい」というラプンツェルを塔に幽閉するための表面的な理由に重みが出ないじゃん!悪そうな奴はだいたい良い奴だし……。悪役はヴィラン以外にも必要ですよ。物足りないなぁ…。
[DVD(字幕)] 6点(2014-08-06 21:44:55)
66.  告白(2010) 《ネタバレ》 
『渇き。』が良かったので、久々に見直しましたが、こっちはやっぱりダメ。観客が松たか子に共感していくまでの、2人の少年の描き方が好きじゃないんです。どうです?ムカつくでしょー復讐されて当然でしょー?ってね…。もっとクソっぷりを表現する方法いくらでもあるんじゃないのか?クソさを点で表現するだけ、線になってない。一番むかつくのは爆破シーンのCGのショボさ。ダメダメ…。
[DVD(邦画)] 3点(2014-07-27 20:36:34)
67.  思い出のマーニー 《ネタバレ》 
びっくりした。面白くてびっくりした。アリエッティであれだけ小さい話を作っていた人とは思えないほど面白かった。序盤から「俺は伏線だぞー!」と自己主張の強いあれこれが出てきて心配だったんですが、話が進むにつれてどんどん良くなっていく。昔話で伏線をガッツリ回収し過ぎだとは思ったけど、それでも取り残し具合が良い。オチがまた良くて…。いろいろとミスリードさせてくれる箇所があったのも高ポイント。勝手に深読みしてただけかもしれないけど。 気になったのは、風立ちぬに出てきたもの(平野を走る列車とか、絵を描く女性、サナトリウム、棒読みの声優)が出てきたこと。ひょっとして、またジブリスタッフを主人公にした話なのかと思った。米林監督が宮﨑駿を意識しまくってるのはよく伝わってきましたね。ポスト宮﨑駿は米林監督が一歩リードしたかなと思うくらい良かったです。これまでに見てきた映画の中で、一番得した気分。
[映画館(邦画)] 8点(2014-07-26 00:22:01)
68.  GODZILLA ゴジラ(2014) 《ネタバレ》 
この映画はプロレスです。プロレスなんです。人気レスラーは終盤までなかなか必殺技を繰り出さず、観客をじらします。焦らして焦らしてもう我慢の限界だ!というところでドーンと試合を決めると言った感じ。ゴジラは中盤まで出てきません。代わりに足の長いゴキブリみたいな怪獣(ギャオスじゃなくね?)が登場し、各地で暴れ回ります。おいゴジラはまだかよ!いい加減にしろ!と観客の誰もが感じ始めたところでゴジラ登場!お馴染みの声で吠えます。でも、ゴジラが登場しても格闘シーンが変則です。ゴジラが戦っている映像をテレビや映像で見せられ、再びゴジラはいなくなってしまいます。また別の話が始まるので、ストレスが溜まってきます。ストレスが爆発寸前のところで再びゴジラ登場。今度は大迫力の格闘シーンを見せてくれます。でも、放射熱線はなかなか撃たない。まだかよいい加減にしろ!と思っていると、画面に青い光が…!これ、どっからどう見てもプロレスの盛り上げ方だろ!でもそれが素敵!怪獣映画は大体プロレスになるけど、ここまで迫力のある映像でプロレスされたら敵わん!というわけで高得点です。下手くそなストーリーテリングだとは思わなかったなぁ。怪獣たちの恐怖感はゴジラが画面に映っていない間も伝わってきたし。片言の日本語や、どう考えてもアフレコしてるとしか思えない日本語が頻発する前半はそれだけで楽しかった。心のなかで楽しみながらツッコミを入れまくってました。怖くて笑っちゃうレベルの映像もありましたし、満足ですよ。ミサイルでぶっ倒れるゴジラじゃなくてよかった。 ■格闘シーンが暗いのは、ハリウッドの流行りなんですかね。パシフィック・リムもそうだったし…。
[映画館(字幕)] 8点(2014-07-25 16:16:09)(良:1票)
69.  シージャック(2012) 《ネタバレ》 
2012年の東京国際映画祭で見ました。娯楽要素が一切排除され、リアリティが際立つ映画です。海賊と主人公シェフのやり取り、交渉に緊迫感があり、苦虫を噛み続けているような感覚がありました。衝撃のラストと後味の悪さ、カネのことばかり気にして人命を軽んじる船社のずさんな態度など、とにかくいやーなことばかりが思い浮かびます。それを緩和してくれるのが、冒頭に出てくる日本語が怪しい日本人サラリーマン。なんで日本語が怪しい日本人キャラクターはこんなにも萌えるんでしょうか。緊迫感の中の萌え。残酷シーンに優雅な曲を流すのと同じような効果があると私は思いますね。
[映画館(字幕)] 7点(2014-07-24 11:07:24)
70.  わが母の記 《ネタバレ》 
なかなか面白かったです。セリフに頼らないスマートな脚本は最近の日本映画には珍しいんじゃないですかね。役者陣も素晴らしいです。樹木希林の良さは言うまでもないですが、化粧しているとはいえ、中学生と言われても違和感がない宮崎あおいに驚いた。
[映画館(邦画)] 6点(2014-07-24 10:10:20)
71.  この空の花 長岡花火物語 《ネタバレ》 
僕もこの映画が初めての大林宣彦映画でした。衝撃を受けましたね。役者がことごとく棒読みというか、ハキハキ喋ることを考えすぎて演技が下手になっているのか?と思うような演出、謎のテロップ、謎の一輪車少女、たまのランニングが山下清役で出演……。なんじゃこりゃあ。映画か?と思いながら見ていると、なぜか「大団円」(映画を見た人ならわかる、かなりびっくりするテロップ)で大号泣してしまうという。謎の体験でしたねえ…。2年前に見た映画ですけど、ほとんどのシーンを覚えています。クライマックスの謎デジタル処理とか、「さようなら~」とか、混乱必至です。あまりの衝撃に他の大林映画を見るきに慣れないまま。この映画のことは多分死ぬまで覚えていると思います。反戦映画としては正直いってどうかなぁと思いますけど。
[映画館(邦画)] 8点(2014-07-24 10:05:47)
72.  オール・ユー・ニード・イズ・キル 《ネタバレ》 
面白かったです。久々のIMAXだったのでかなり楽しめました。トム・クルーズとエミリー・ブラントの物語も楽しかったんですが、ギタイという敵そのものがとんでもなく気持ち悪くて良いんですよ!漂流教室の未来人類が超光速で動く感じ。それがIMAXの3Dで動きまわるんだから最高です。さらにエミリー・ブラントです。彼女の存在感が素晴らしいですね。気が強くて腕っ節も強い女性キャラはだいたい好きなんですが、死と隣り合わせの戦場だからこそキャラが生きますね。それでいてたまに照れたりしてね……。やっぱり映画のキャラクターはギャップが一番だなーと再確認しました。本作を見るならIMAXで見たほうがいいです。
[映画館(字幕)] 7点(2014-07-11 18:26:02)
73.  マレフィセント 《ネタバレ》 
最近のディズニーの傾向として、昔のようにお姫様が王子様に導かれる物語は少なくなり、戦うお姫様、つまり女性の自立を描いた作品が多いと聞いていました。今作はいばら姫の物語をなぞりながら、「真実の愛は友情のことだ、男と一緒になる必要はなく、やりたいことをやりなさい」というメッセージの最後にやはり男も必要かもねーととぼけてみせているので、ちょっと中途半端なんじゃないかと思います。映像は凄いので、見て損はないです。他の観客の反応も良かったので、安心して見に行けるかと。ただ、アンジーは怖い。顔の輪郭が。
[映画館(字幕)] 6点(2014-07-11 18:21:09)
74.  トランセンデンス(2014) 《ネタバレ》 
めちゃくちゃ退屈でした。突っ込みどころの塊のような映画。感情がないのはジョニデに操られている人たちだけだと思っていたら、主要キャスト以外の全ての登場人物にも感情がありませんでした。超常現象に対するリアクションが薄すぎでしょ。モーガン・フリーマンとマックスとかいう科学者は戦争ごっこに率先して参加してるし。あんたら何者だよ!餅は餅屋!戦争は戦争屋!個人的に最も不満なのは、反科学組織の金髪女。もっと魅力的なキャラクターに出来るでしょー!男観客向けのサービスにしかなってない。目の保養ならレベッカ・ホールで間に合ってるから。唯一の頭髪が目立つ登場人物なのに、製作陣何がしたいんだ?
[映画館(字幕)] 2点(2014-07-11 18:20:34)
75.  ラッシュ/プライドと友情 《ネタバレ》 
映像は迫力があります。素晴らしい。物語もいい。複雑な心境を主演の二人が表現できているし、ラウダが復帰した時の会話は感動して泣いてしまいました。ただ、日本GPから演出が変わってしまったことが不満。なぜスローモーションを連発しちゃうのー?ジョニー・トーのスリを思い出しました。雨、傘、スローモーション、極限の緊張感。ただ、この使い方は緊張感を削ぐ。もう一つ不満な点があり、史実ものの映画にはつきものなんだけど、GPの決着がもたついててイマイチ。引っ張りが下手なんじゃないですかねー。
[映画館(字幕)] 7点(2014-07-11 00:00:34)
76.  ヒックとドラゴン 《ネタバレ》 
私はこの映画が大嫌いです。途中まではとても面白くて、感動してウルウルしました。しかし、ラストシーンの強烈なセリフが私の堪忍袋の緒を切ったのです。「ドラゴンはペット」。なんということでしょう。つい先程まで友情を育み、共に困難に立ち向かっていたドラゴンを、ヒックはペット呼ばわりしたのです!私の感動は一瞬にして消え失せ、笑顔のヒックとドラゴンに「お前ら、それでいいのか!」と一喝したくなりました。おいおい、子供向けのファンタジー映画なんだぞー?そりゃねーだろー!ドラゴンは明らかに他者・異人種のメタファーで、彼らと協力することで凄いことを成し遂げられるかもしれないんだから、みんな仲良くしよう!人類皆兄弟!と語っている裏で、人種差別的なセリフが物語のオチに使われているなんて!私はアンチじゃありませんよ。途中までは大好きなんですから。しかし、このセリフだけはいただけない!ただし、このセリフがもし製作者が意図したもので、このセリフに隠された差別意識に気がついた子どもたちだけを「将来的にはヒックを軽蔑しなくてはいけない」状態に陥れることが目的だったとしたら?と考えると、なるほど、とても味わい深い映画だと思います。
[DVD(字幕)] 1点(2014-07-07 01:54:42)
77.  渇き。(2014) 《ネタバレ》 
若者が好きな映画でしょう。なんで学生1000円キャンペーンが理解できないのかが理解できませんね!ポップなセックスアンドバイオレンスが、魅力的な俳優陣で見事に表現されています。中島監督の会心の一作だと思いますよ。下妻物語以来の見てて楽しい映画でした。若手女優陣が素晴らしい演技をしていました。主役の新人・小松菜奈は、ドコモのコマーシャルで見せた演技の嫌な感じを最大限に受け継いだ演技で映画を引っ張りました。既に人気女優になっている橋本愛と二階堂ふみは脇役としてしっかりと仕事をしてましたね。せっかくこの二人が出るんだから、積極的な絡みが欲しかったですね!役所広司も妻夫木もオダギリジョーも見せ場があっていい感じでした。こんな感じの映画をもっとたくさん見たいです。中島監督のカットバックを多用するポップな演出も見事に決まっていました。 ただ、良かったのは途中まで。妻夫木が轢かれるまで(笑)種明かしがつまらん!最低ですよ。長いし。どうでもいい。惜しいですが、見て損はないです。学生は今すぐ劇場に行こう。
[映画館(邦画)] 8点(2014-07-05 14:59:18)
78.  X-MEN:ファースト・ジェネレーション 《ネタバレ》 
時代背景とマッチした演出、美術、CGに息をつく暇も与えないストーリー、そして魅力的な悪役!新時代のCGアメコミ映画映画のバイブルですね。続編が楽しみです。
[DVD(字幕)] 8点(2014-06-05 01:09:22)
79.  藁の楯 《ネタバレ》 
重たいテーマを扱っていればいるほど突っ込みどころがあると白ける。たくさんありすぎて疲れました。藤原竜也は性犯罪者に見えないし、女性警官を性犯罪者の護衛に当たらせないだろうし、「俺とお前だけの世界」に突入し過ぎだし、何じゃそりゃのオンパレード。 アクションも三池崇史基準でもあんまり良くないかなと思いました。俳優陣は大物揃いですが、演技はあまり良いとは…伊武雅刀は良かったですが。せっかく原作から改変して作った松嶋菜々子の役に動きがなさすぎて勿体無いです。動かしようのない設定だったかもしれませんけどね。悪玉として音尾琢真が出ていましたが、ハリボテみたいに広がりのない怖い顔をしていらっしゃいました。音尾琢真の顔がこの映画を象徴していると思います。 あと、登場人物はしゃべりすぎです。心のチャック閉めたら?
[DVD(邦画)] 4点(2013-10-17 03:09:13)
80.  英国王のスピーチ 《ネタバレ》 
映画に主人公の成長は不可欠ですが、主人公の成長だけで出来た映画というのは…物足りないですね。パンチに欠けるのではないかと思います。スピーチが無事終了してやったーって、これから戦争だぞ!何を呑気にしてるんだろう。そこら辺を考えて作ったんでしょうか?
[DVD(字幕)] 5点(2013-10-16 02:17:41)
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