901. スター・ウォーズ<特別篇>
焼き直しで内容はオリジナルとさして変わらないが、あのオープニングと音楽を映画館で久しぶりに観れただけで感動した。 [映画館(字幕)] 7点(2007-09-16 00:04:59) |
902. スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
大多数の意見とはおそらく正反対の感想となるかもしれないが、ヨーダがちょこまかと跳ね回る格闘シーンが一番つまらなかった。 ドゥークー伯爵はかなり好き。 [映画館(字幕)] 7点(2007-09-16 00:02:50) |
903. スター・ウォーズ
スターウォーズ6作品の中で唯一、公開中に映画館で観れなかった作品。 シリーズの中において、巷では評価が高いが、そういった経緯もあって、シリーズ最高傑作とは感じられなかった。 [地上波(字幕)] 7点(2007-09-15 23:57:16) |
904. 近松物語
香川京子の魅力が満載。 特に香川京子の“かかと”に惚れた!(危) [ビデオ(邦画)] 7点(2007-09-13 10:53:11)(良:2票) |
905. サイコ(1960)
ヒッチコック作品の中では今のところ一番好き。 特に雨の中の逃走シーンの緊迫感が最高。 ただし、最後の説明臭すぎる部分はマイナスポイント。 [DVD(字幕)] 7点(2007-09-11 05:32:06) |
906. 鷲と鷹(1957)
《ネタバレ》 とあるおんぼろの船。 そこに二人の六尺(181㎝)近い男が乗り込んでくる。 どうやら臨時の雇われ水夫の模様。 そして乗り込んだ途端の大喧嘩。 派手なアクション。 うーん、やはりこの作品は単なるスターの織り成すアクションものか・・・ と、当初の疑念も晴れるまま、物語は進行。 しかも石原裕次郎は相変わらずのクサい演技。 元々好きでなかった上に、今観るとイケてないファッションや髪型に閉口しながらの鑑賞。 そしてそのライバル役である三國連太郎も終始、不自然に上半身真っ裸。 これまた閉口。 まあ確かに立派な体格ではあるけれど、これはさすがになぁ・・・ そこで船長の娘が登場。 これがスレンダーでスタイル抜群。 しかもかわいい。 誰だ? 分からない。 オープニング・ロールのキャスティングに浅丘ルリ子の名があったが、まるで顔が違う。 誰だ? 若かりし頃の浅丘ルリ子は、『男はつらいよ』を全て観たことがあるので、よく知っている。 まったく顔つきが違う。 やっぱり浅丘ルリ子じゃあない。 浅丘ルリ子はもっと顔にクセがあるはず。 誰だ? この綺麗な女優サンは・・・ 観終えた後、ネットで調べると、この女優さんは浅丘ルリ子だった。 当時17歳。 そして『男はつらいよ』の初期に出た頃は20代後半。 こうまで雰囲気が変わるとは。 まさに衝撃。 本作における浅丘ルリ子は必見。 この“意外なほどに美しい10代の頃の浅丘ルリ子”を観ることができただけでも、本作を観た甲斐があった。 ~~~ 映画『飢餓海峡』ですっかりミクニの虜になった私。 本作では全編に渡り、不自然に上半身裸で、『飢餓海峡』で上がった私の“ミクニ熱”をすっかり冷めさせてしまった。 しかしそこは流石ミクニ。 最後はジゴロな白いスーツで登場。 「おいおい!そんな上下のスーツ、船の荷物の中のどこに隠していたんだョ!!」 というツッコミはさておき、そのあまりのジゴロ的かっこよさに、衝撃を受けてしまった。 さすがミクニ。 かっこよすぎ! というわけで、ストーリーよりも、豪華な出演陣の意外な魅力がいっぱいの本作。 まさにキャスティングの勝利だ。 [DVD(邦画)] 7点(2007-09-10 10:05:54) |
907. インビジブル・ウェーブ
《ネタバレ》 『地球で最後のふたり』は私にとってマイベストな映画。 その『地球で最後のふたり』と同じ監督、同じカメラマン、同じ脚本家、そして主演も同じ浅野忠信で撮られた本作。 『地球で最後のふたり』で感動し、「次回作も同じスタッフで撮る」というニュースを入手してから待つこと、実に3年余り。 監督がペンエーグ・ラッタナルアーンで、撮影がクリストファー・ドイルで、原作・脚本がプラープダー・ユンで、主演が浅野忠信。 この『インビジブル・ウェーブ』という作品を観るために、私は3歳も歳を取ってしまったのだ。 冒頭で、“ボス”の妻を毒殺した浅野忠信は、“ボス”の手配した船に乗って、香港からタイのプーケットへと渡る。 ここからいよいよ、私の大好きな“ロード・ムーヴィ”のはじまりはじまり。 えらい汚い船で、何故か人気(ひとけ)が感じられない。 誰もいないのだ。 間接的に窓の向こうに人影が見えたり、部屋を船員などが訪れたりはするが、基本的に浅野忠信以外の人間が出てこないのだ。 これがとても気味悪く、奇妙な雰囲気を演出することに成功していた。 あ、そういえば、エレベーターの中でも浅野忠信の旧友と名乗る奇妙な日本人男性と遭遇したっけ。 ここでの浅野忠信の振る舞いやリアクションがとても良かった。 別に普通に聞いてる分には、特別、面白くもない会話なのだが、浅野忠信のリアクションが面白かったのだ。 この辺りは浅野忠信ファンでないとなかなか理解してもらえないところなので、詳細な説明は割愛させて頂く。 逆に、浅野忠信ファンならば、この奇妙な男性に対する浅野忠信のとぼけた対応に注目すべし。 これを演じた浅野忠信、そしてこれを演出したペンエーグ監督はさすがのセンスである。 そして音楽。 『地球で最後のふたり』と同じ感じの音楽が本作でもずっと流れ続ける。 同じ感じの音楽なんで、おそらく同じ人が音楽を担当したんじゃないかと思う。 静かなBGMだったが、ペンエーグ監督とドイルが描き出す世界観に見事にマッチしており、これまた最高であった。 ロード・ムーヴィちっくなところも良かったし、ドイルの撮ったアジア各国の映像美も感動したし、浅野忠信の魅力も十二分に発揮されていた久しぶりの作品だった。 ただ、ストーリーにそれ程の厚みはないし、話も淡々とゆっくり進むので、人によっては退屈な映画に感じてしまうかもしれない。 [映画館(字幕)] 7点(2007-09-10 09:51:07) |
908. TAKESHIS’
北野武のイマジネーションが、映像として極めて明瞭に具現化された傑作。 タレントとして、あまりに有名になりすぎた北野武が、「もし自分が垢抜けない凡人だったら」と想いをめぐらし、それを現在の姿と対比させて表現していく。 武の「凡人であったら、さぞかし気楽であろうに・・・」という、ないものねだり的な一種の願望を、スクリーンに映し出したのだ。 そして単純に楽しめる部分として、武のコンビニ店員姿。 これが意外にもサマになっていて、武って結構マジでコンビニ店員に憧れてるのでは?と感じてしまった程だ。 武のいるコンビニに行きたい。 そして武に「弁当温めますか?」と、やる気なさそうに聞かれてみたい。 又、この作品を観て思うに、人はどんなに社会的・経済的に満たされても、どこがで不満を持ってしまう生き物なんだということ。 この社会において、武の様に超有名人である人間は、ごく一握りなわけで、その様な位置にいる人間が持つ、深い部分での心理って、理解しがたいものがある。 それらの人達が持つ矛盾や心の闇、悩み、願望などを、本作を通して体感することができた。 [DVD(邦画)] 7点(2007-09-09 00:37:49) |
909. 菊次郎の夏
音楽が情景を脳内に残す。 それだけ久石譲の音楽が素晴らしい。 [ビデオ(邦画)] 7点(2007-09-09 00:35:20) |
910. ソナチネ(1993)
浜辺で、武がピストルをこめかみにあててニヤリとしているシーンが、凄まじく印象的な作品。あのシーンだけでも、ただならぬ凄みを感じさせる傑作。 [ビデオ(邦画)] 7点(2007-09-09 00:31:33) |
911. Jam Films S
“Jam Films”シリーズは全部観ましたが、これが一番良かったですね。 このシリーズは大好きだったんで、もっと続編をやって欲しかったんですが・・・ [映画館(邦画)] 7点(2007-09-04 20:24:27) |
912. 青春群像
《ネタバレ》 フェリーニが初期の初期に放った「青春映画」の傑作。 個人的には、「一人、汽車で町を出ていく男と、それを駅で見送る少年とのシーン」が最も印象的。 初期(1950年代)フェリーニ作品には、こういった「終盤の印象的な会話シーン」が多く、それはフェリーニにしか演出できないレベルのものだと私は思う。 [ビデオ(字幕)] 7点(2007-09-04 09:57:26) |
913. 寄席の脚光
フェリーニの処女作。 「本邦未公開作品」且つ「ビデオが発売されたのも古い」ので、観るのはなかなか難しい本作品。 しかし、“巨匠”のデビュー作だけあってかなりの出来。 この時代の作品って、「歴史的価値がある」とか「映像が芸術的」とか「音楽が素晴らしい」とかの評価は出来ても、「掛け値なしに面白い」作品って、案外少ないと私は感じている。 しかし、この作品は「掛け値なしに面白い」のだ。 そして、他の作品では“常におばさんっぽい”のあのジュリエッタ・マシーナが、本作品ではまだ若く綺麗だったりするのは非常に新鮮味があった。 [ビデオ(字幕)] 7点(2007-09-04 09:56:54) |
914. SURVIVE STYLE5+
レンタルするのに、とにかく苦労した一本。こんなことなら去年、映画館で観ておくべきだったかな。スタイリッシュでスピーディな、いまだかつてない邦画。音楽や映像の切れ味は抜群。それだけに、もう少し短めなら、更に切れ味とスピード感が増したかも。豪華キャストも見どころの一つ。そして豪華キャストでありながら、浅野忠信を十分に堪能できる作品でもある。浅野忠信の、“顔のゆがみ”が素晴らしい。 [DVD(邦画)] 7点(2007-09-04 09:42:41) |
915. 双生児
塚本晋也監督作品。最初はホラーだと思って観たのだが、意外にもヒューマンな映画だった。「江戸川乱歩」原作の小説を、映画化した作品なのだが、江戸川乱歩が大好きなので、かなりツボにハマった。だけど、冒頭のウジ虫が這う映像は、勘弁。ほんの2,3秒の映像だけどね。 [DVD(邦画)] 7点(2007-09-04 09:36:29) |
916. 殺し屋1
私が初めて「三池崇史」という監督と出会った、記念すべき作品。そしてR-18指定の、強烈な作品でもあった。当時、こういうグロテスクな作品に免疫がなかったので、かなりしんどかったのを記憶している。でも、この作品の浅野忠信は、私が観た全ての出演作の中で、最もカッコよかった!衣装もいいし、金髪もサイコーにかっこいい!やっぱロンゲはダメ。 [ビデオ(邦画)] 7点(2007-09-04 09:26:02) |
917. FRIED DRAGON FISH THOMAS EARWING'S AROWANA<TVM>
タイムリーで観た作品。とにかく衝撃的だった。何が衝撃的だったかというと、「こんな俳優がいたんだ・・・」っていう、驚きの発見という意味で。紛れもなく、私が浅野忠信という俳優に引き込まれていった瞬間だった・・・もう、10年近くも前になるのかぁ。。いや?待てよ?!1996年ってのは、あくまで劇場公開した年だから、私が観たのはもっと昔か。調べてみたら「1993年」にテレビで放映したらしい。この時、観たわけだから、実際は12年前か・・・。自分も浅野氏も10代の頃だねぇ、懐かしい。それはそれとして、言うまでもなく「浅野忠信ファン」は必見の作品である。 [地上波(邦画)] 7点(2007-09-04 09:19:55) |
918. 大人は判ってくれない
モノクロの良さが凄まじいくらいに出ている名作。 [ビデオ(字幕)] 7点(2007-09-03 16:19:35) |
919. さすらいの二人
ラストの長回しがとにかく印象的。 [ビデオ(字幕)] 7点(2007-09-03 16:15:13) |
920. 赤い砂漠
最も良かった頃のアントニオーニ風味が、やや色褪せつつも十二分に残った作品。 色使いがとても印象的で、モニカの服の色とか、とても印象に残っている。 『太陽はひとりぼっち』や『夜』には及ばないものの、アントニオーニの描く、愛の不毛と退廃的な雰囲気を感じられるのが良い。 それにしても、劇中でモニカを口説く男。許せない! [ビデオ(字幕)] 7点(2007-09-03 16:14:12) |