961. シュレック
CGでキャラクターを創るときは、無機物や毛の生えた動物・実在しない生物を扱う場合には、それほどの違和感はないんですが、生身の人間を扱う場合、どうしても肌の質感などでなじめないものがあります。ドンキーやドラゴンはいいんだけど、フィオナ姫やロードがねえ(苦笑)。それから、鎧甲冑のナイトや剣士がたくさん出てくると、どうしても"Age of Empires Ⅱ"のオープニングデモシーンと同じに見えてしまいます(笑)。あれはゲームの内容を知っていると面白いデモなんだけどねえ。映画のストーリーとしては姫を助けてから後が間延びしてしまった感じかな。メスドラゴンがどうやって抜け出したかの説明がわからなかったし、終わったのか終わらなかったのかわからないエンディングもすっきりしなかったです。ただ、みんなで歌って盛り上がるシーンは、懐かしい曲がかかっていて楽しかったけどね。 6点(2002-10-25 09:11:36) |
962. 愛しのローズマリー
グウィネス・パルトロウがどんな風に"化ける"のかが興味の対象でした。まあ頑張ってコメディしてましたね。笑顔が可愛かった(笑)。でも、アメリカ人の「非デブ信仰」が垣間見られて、ちょっと虚しかったかな。催眠状態で外見が格好良く見えた人達の三人に一人は太っているという演出でしょ。私自身はまったく太ってはいませんが、あまり気分いいものではないですね。それから、身障者や不可抗力の病人・怪我人をネタに挙げるのもちょっと抵抗がありました。「アナライズ・ミー」でデ・ニーロの片腕だったジョー・ヴィッテレリが、グウィネスのお父さんだったのは迫力がありましたね。 6点(2002-10-23 05:23:04) |
963. 死の接吻(1991)
「ブレード・ランナー」のレプリカントのときは、人形のような美しさに惚れたものでしたが、ショーン・ヤングの眉毛だけが印象に残った映画です。エンディングの列車のシーンと、とってつけたような窓から覗く子供のシーンは、なんだかなあでした。 6点(2002-09-27 12:55:48) |
964. 恋におちて
現実問題をいろいろ考えると、こんな評価になります。もし本屋で素敵な出会いがあるのなら、私も経験してみたいです(笑)。 6点(2002-08-18 07:46:47) |
965. クリッター
ああいう"もこもこキャラクター"が増殖する映画ってアメリカ人が好きですよね。でも、私も単純に「小物パニック映画」として楽しめました(笑)。 6点(2002-08-13 14:27:41) |
966. グリーン・ベレー
良くも悪くも、アメリカ人が作ったベトナム戦争映画ですね。三景さんがおっしゃるとおり偏ってます。完全にベトナム人を見下して、その残虐性を強調した映画です。だからこそ、今に残す価値があると思います。戦意高揚とはこういうことでしょう。 6点(2002-08-13 14:15:51) |
967. グース
主人公の女の子に感情移入ができませんでした(汗)。わがまま言っているとぶっ飛ばすぞ!と私なら言ってしまいます。映画の内容としては、結論は最初からわかっていましたね。事実の方がやっぱり重みがあるかな。実際の映像の方が、感動しましたよ。 6点(2002-08-13 13:15:38) |
968. 小説家を見つけたら
ショーン・コネリーが惚れ込んだと言うけど、"なんだかな"でした。せっかくF・M・エイブラハムと競演だったのに、「薔薇の名前」のような、バスカビルのウィリアムと異端審問官との攻防のような緊迫感がありませんでした。せっかくあんなところでマット・デイモンが出てきたお遊びがあったのに、これによって、かえって、この映画が文系版「グッドウィルハンティング」ということになってしまいました。そして、2匹目のドジョウは柳の下にはいませんでしたね。かなりの部分を時短で見ていました。どうせだったら、ショーン・コネリーが朗読するシーンは、全文を彼の声でハッキリと聞かせて欲しかったです。あの声はとても心地よいのだから。それと、黒人少年の演技力の凄さは、私にはわかりませんでした。前作でのマット・デイモンの方が凄かったと思うから。 6点(2002-07-24 04:30:22) |
969. ダブルボーダー
竜頭蛇尾。前振りはものすごくいいんですよ。死んだはずの兵士が集まってメキシコからの麻薬組織の撲滅に動く。リーダーは悪役がよく似合うマイケル・アイアンサイド。方や、メキシコ国境で割と勝手に取り締まりに従事するテキサス・レンジャーにニック・ノルティ。そして音楽がジェリー・ゴールドスミス!オープニングの太陽のシーンで流れる曲には、これからどうなるんだろうと思わせるワクワクドキドキ感があるので、すごく好きなんですけど。でもねえ、さんざん盛り上げておいて、あの落ちでは今ひとつスッキリしないんだなあ。もっと魅せて欲しかった。 6点(2002-07-04 12:52:18) |
970. オデッサ・ファイル
フォーサイスの原作を映画化したものは、その緻密さを描ききれないものがたくさんあり、ほとんどが原作を越えられません。この作品もその一つになってしまいますね。私が評価できるのは「ジャッカルの日」くらいでしょうか。「オデッサ」の場合、冷戦のさなかに書かれたものであるから、その辺をどう描くかがポイントになっていると思うし、ナチスの残党の話でいえば、「ブラジルから来た少年」の方が面白かったですね。 6点(2002-05-24 11:56:10) |
971. A.I.
私の場合、前半がちょっと消化不良でした。テディが出てくる辺りから、興味が出てきました。あのクマのぬいぐるみは、ホントに健気で、ジーンときました。いい味出しています。 6点(2002-05-12 22:57:13) |
972. エクソシスト3(1990)
我がジョージ・C・スコットの出演作として、ある程度期待して見たんだけど、ちょっとがっかりしました。老刑事としての味は出てたんだけど、悪魔の力と対抗するにはああいう方法しかなかったのだろうか? 6点(2002-05-08 02:01:34) |
973. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ
デ・ニーロだし、レオーネだし、モリコーネだし、マフィアものだし、期待していたのですが、ちょっと長すぎました。たしかに全てを描こうとしたら、これくらい必要なのかもしれないけど、半分くらいにまとめてもよかったかな。 6点(2002-04-28 16:38:27) |
974. アビス(1989)
アレは結局宇宙人なんですか?それとも海底人?(笑)どうにもこうにも、ラストがよくわかりません。途中の盛り上がりはよかったのにね。 6点(2002-04-28 16:16:12) |
975. 愛は静けさの中に
最初期待していたんです。手話の世界で恋愛映画ってことで。でも、段々身勝手になる男女の仲を見ていて、最後はちょっとガッカリしてしまいました。やっぱり健常者と障害者の愛は難しいの?でも87分署シリーズの主人公キャレラはクレアとうまくやっていたのにね。 6点(2002-04-28 16:02:30) |
976. カールじいさんの空飛ぶ家
《ネタバレ》 冒頭の冒険家と夫婦愛の話を3分の2くらい費やして、飛んだ後の話は残り3分の1くらいで好かった気がする。とにかくあのガキがわずらわしかった。存在を抹消したいくらいに。 [地上波(吹替)] 5点(2013-04-08 16:47:25) |
977. DOG×POLICE 純白の絆
《ネタバレ》 わんこ! 今日は猫の日だけど、わんこが頑張った。 シナリオの破綻とか、主人公の犬に対する始動と自分の行動との自己矛盾とかいろいろあるけれど、まあ、犬の演技を評価したい。最後はどうしてもあんな状況から生還できると思えなかったんだけれどね。その前に無線で連絡しろよ。肩にあるだろ。 [地上波(邦画)] 5点(2013-02-22 22:58:21) |
978. CURE キュア
《ネタバレ》 Youtubeで日本語音声で鑑賞。なんの映画かまったく予備知識なしに観たので、イラついて萩原聖人をぶん殴りたくなった。暗くてよくわからない描写、BGM無しで間延びしたカット、さまざまなノイズ、すべてげんなりさせられる。洗濯機の音は実際に夜中にやられるとイライラするんだよね。寝ていても目が覚めてしまうし、そのあと眠れなくなるから(わかるか?隣人!)。 で、これってホラーだったんだね? う~ん、ぜんぜん怖さを感じなかったな。最初はサスペンスとして観ていたが、だんだんオカルトっぽい展開になって途中から「自分が望んでいたものと違う」と思うようになった。それもあって、さらに退屈さが増し、100分程度の映画が2時間以上経ったように感じられた。 とにかくイラつくから、二度と観ることはないだろう。 鑑賞者にこう↑思わせるのが狙いだったりしてね。萩原聖人の演技力と製作者の演出にはめられたとも言える(笑)。 [インターネット(字幕)] 5点(2012-10-29 13:13:16) |
979. ノウイング
まさに竜頭蛇尾。つかみはオッケーだったんだが、あの展開、あのエンディングでは納得できない。ということで、点数評価は中盤までのもの。後半はダメダメだった。残念! [DVD(字幕)] 5点(2011-12-04 17:11:11) |
980. ベスト・キッド(2010)
ジャッキーは吹き替えこそ至高と思って観たのだが、なんともテンポが悪い! あれじゃ字幕で好かった(笑)と思っても当然。特訓が始まるまでのあれこれを引っ張りすぎで、映画全体の尺にしても長すぎる印象。ジャッキーが単なるふぬけにしか感じられず、見せ場といえばガキども相手の受身くらい。主人公の少年に肩入れする魅力が感じられず、一方の中国人少年たちがいじめに走る動機も不明で、なんのために争うのかがまったくと言っていいほど意味不明。また、ジャッキーの妻子に関するエピソードが浮いてしまって、オリジナルのミヤギ老人と比べてしまうと浅いとしか思えない。観客に、車にワックス掛けするのかと期待させつつはぐらかされてしまったのは、オリジナルファンとしては納得いかない感じだろう(笑)。 結末は誰もが想像できるので、大会に入ってからの緊張感はなくなってしまうので、それ以前の段階でどれだけ魅力的な場面があるかを期待していたのだが、それがあまりなかったので残念。 とにかく長すぎてだれてテンポが悪かった。 [DVD(吹替)] 5点(2011-02-20 22:43:02) |