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あばれて万歳さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1200
性別 男性
ホームページ ないっす!!!
年齢 60歳
自己紹介 客観的に分析したようなもっともらしいレビューって、実はちょっと地頭よければ誰でも書けちゃうわけで、結局ありきたりな物になりがちです。
別に映画評論家でもない1個人としては、個人の感性や主観、あるいは体験を元にしたその人しか書けないレビューの方がよほど価値があるように思うのです。
もちろんそれが、事実誤認やヘイトレベルの差別や偏見に寄って立つものであれば問題ですが、しかしその人しか書けないレビューというのは必ずあるわけで、そういう個人的な感覚や体験を元にした主観的なレビューは、いかにももっともらしいありがちなレビューよりよほど価値があるし読んでて面白いんじゃないかと思う今日この頃。(でも自己陶酔溢れるポエムみたいなのは…)
好きな言葉は「恋」 です。

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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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81.  ギャングバスターズ
誰にでも楽しめる(そしてほろりとさせる)素晴らしい娯楽映画。傑作に近い佳作。 いい意味で「しょせんB級娯楽映画(最高)」  この監督について調べてもわからなかったんですが、タランティーノの弟子かなんかですかね? ゾーイベルも出てるし、タランティーノの映画にロドリゲス要素を入加えて、さらにコミック風にして今風にした感じの映画です(長いよ)。  悪党だけどとことん悪い奴じゃないって連中の人情風味を入れたアクション物ってわりとありますが、この映画はそれらの中でも最上級に位置づけできる映画になっていると思います。  おっかっけてくる連中のアホっぽさ、コミックっぽさといったらもうね。 娯楽作というのはこれくらい振り切れた方が面白いだろ、と言わんばかりです。
[インターネット(字幕)] 7点(2020-05-22 17:09:25)
82.  マリアンヌ 《ネタバレ》 
非常にシンプルで観ている側がそうなるんだろうなと予想する通りのラストを迎える予定調和なストーリー。 観終えた後に思ったんですが、これ監督の手腕でどうにでもなる映画だと思うんです。  例えばもっと感傷的な撮り方をすれば「号泣必須のラブストーリー」になるわけですが、一方で「感動の押し付け」「安っぽい映画」という批判も受けたんじゃないかな、と。  で、ゼメキスは、この話を割と冷めた視点で淡々と撮ったわけです。 そうすると全体に風格みたいな物も出るし、感動の押し付けにならないのはいいんですが、一方であまり感情移入せず客観的に映画を観ていた客は「あぁやっぱそうなるよね」と淡々と思うだけになる。 冒頭古い車が走ってくるシーンで何の説明もなく年代をわからせ、劇中さりげないセリフでここがカサブランカだとわからせ…という見せかたは非常にうまいと思いましたが、そういう小粋さを重視するあまり感動的な要素が薄まってしまったんじゃないか、と。  なかなか難しい匙加減だと思いますが、映画には見栄というか外連味がやっぱ必要だと思うので、この映画に関してはもうちょっと大げさに感動的に撮った方が面白かったんじゃないかな、と思います。それこそBTTFのように。
[インターネット(字幕)] 7点(2020-05-11 09:02:00)(良:1票)
83.  Wake Up, Girls! 七人のアイドル
最近、とある場所でWake up Girls(実在の声優アイドルグループ)のラストライブ映像を見る機会がありまして、で、そこでみた「タチアガレ」という楽曲の映像(歌う姿)に衝撃を受けたわけです。 ぶっちゃけWUGについてそんなに詳しいわけじゃない自分が、その熱の入った歌唱に感動を受けたんですよ。 こんな年になってアイドルが歌う姿で感動する事あるんだ、とびっくりしたわけです。  で、そこから改めてWUGの歌とかアニメを観ているわけですが、その原点というか最初がこの映画です。 50分程度の小品で、テレビアニメでときどきある「第一話は1時間スペシャル」程度の内容です。  昨今、ラブライブやアイマスを筆頭にアイドル系のアニメは多いわけですが、それらと比べてとにかく泥臭いのが特徴で、それがいい面もあり悪い面もあり…というところでしょうか。 華やかで極端なアニメっぽさを廃し、地に足のついたローカルアイドル物を作ろうとしたんでしょうが、それがプラスになってるかというと、うーん…という感じ。 たとえばキャラデザ、実際に演じている人に寄せたリアル系の地味キャラになってるわけですが、おかげで個々の特徴が薄すぎてキャラの区別がつかないっていう問題を生んでいます。 アニメっぽい極端なキャラデザインって、客にすぐキャラを認識させる意味で極めて意味があるんだな…という事を改めて納得させてくれました。  デビューまでの障害もちょいちょいあるわけですが、どれも定番というかお約束のような物ばかりで、まぁおかげで安心して観られるわけですが「昭和かよ!」とツッコミを入れたくなりもしますし。 さらに時間の関係もあっていろいろ掘り下げも浅い。  そもそもこの映画はこのあと制作されるテレビアニメの第1話2話に相当するエピソードを切り取って先行製作されたものでキャラやエピソードの掘り下げはそのあとのテレビアニメで行われるわけで、映画単体として成立もしていません。(一応話は盛り上がりますが)  いろいろ難しいところはありますが、内容的にはまぁまぁ面白いですし、ここから何年もたったラストライブの素晴らしい歌唱を知っているので、その成長を勝算する意味で甘めの点数にしたいと思います。ほんとは6点か5点でしょうね…
[インターネット(邦画)] 7点(2020-05-08 13:56:20)
84.  チャイルド44 森に消えた子供たち 《ネタバレ》 
実在した連続殺人鬼をモデルにしているわけですが、この映画の舞台は旧ソ連。 連続殺人鬼を追いかけるありふれたサスペンスミステリは食傷気味なので、今回は旧ソ連の政治体制をアクセントにしてみました…という映画かと思いきや、全然違ってました。  実際は逆で、連続殺人鬼事件はあくまでもストーリ上の1エピソードにすぎず、実際に映画で描かれているのは旧ソ連内の体制内での人間模様なのです。 あらすじとか映画の紹介から客が期待する内容からは明らかにずれてます。 連続殺人鬼捜査物だと思って観始めた客はどこにポイントを置いて映画を観ていいのか困ってしまいます。  何しろ当の連続殺人の捜査自体は実に簡単で「一番多く死者が出てる街にいき容疑者がいそうな工場で出勤表を調べて特定するだけ」という、もう捜査も推理もあったもんじゃないという内容ですし、犯人もいきなり自分語りはじめちゃうし…ですからね。そこに力点がないのは明らかです。  まぁまぁ面白い映画ではあるのですが、「え、そういう映画だったの…先に言ってよ」というのが観終えた正直な感想になってしまうのはしょうがないところでしょう。  ちなみにモデルになった実在の殺人鬼は映画の設定より20年くらい後(1977~1990年)に52人を殺してるんですが、1980年代になってなお「社会主義社会に連続殺人鬼は存在しない」という理由で放置していた旧ソ連ってすげー国だな、と感心するばかりです、はい。
[インターネット(吹替)] 7点(2020-04-19 16:42:51)
85.  映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ 《ネタバレ》 
まんきゅう監督というと「じゅーまんじゅーまんおまんじゅー」(←弱酸性ミリオンアーサー)のような気が狂ったようなものしか作らないのかと思ってたので、こんなしっとりしたまともな物を作るんだ!とびっくりした次第です。 ちょっと世間で過大評価されすぎているきらいがあり、基本は「すみっこ可愛い!(特に雑草!)」を楽しむ映画であるという事を忘れてはいけません。 あくまでもまったく期待せずに観たときに「まさかこんなジーンとさせるとは!」となる映画であって、ハードルあげまくって観るとちょっときついのでは…  とりま、この映画を観た後に本にばりばり落書きするような子供はかなりヤバイと思います。
[インターネット(邦画)] 7点(2020-04-14 23:23:13)
86.  テッド2 《ネタバレ》 
主役キャラが下品で性悪すぎるため、かなり好き嫌いがはっきりするタイプの映画だと思いますが、個人的にはかなり好きです。  特にお気に入りポイントは以下3つ。  ①「オープニング超カッコイイ」―――昔のミュージカル好きにはたまらんものがあります。 ②「ゴラム似キャラをきっちりこなすアマンダセイフライド」―――これ向こうで実際似てるとか言われてるんでしょうか…実際ちょっと似てますよね笑 ③「何があったんだリーアムニーソン」―――エンドクレジット後に再出演してオチをつけてくれて「映画はエンドクレジットまでちゃんと観なさい」というマナーの大事さを教えてくれます。  …って主役コンビ関係ないじゃん!!! いやでもかなり面白かったですよ、うん。
[インターネット(字幕)] 7点(2020-04-13 23:38:06)
87.  デス・ウィッシュ 《ネタバレ》 
この映画には好きなシーンがいくつかあります。  まずオチ。 あのセール199ドル品がここで使われるのか!って奴で、くどくなくサクっと終わらせてくれたのはほんとにセンスがいいな、と。 ヘタなアクション映画だとこのあたり無駄な格闘シーンで10分とか使っちゃってげんなりしますからね。  センスがいいシーンといえばもう一つ、アイス屋を殺すとこもそうで、歩いてきたと思ったらワンカットでいきなりバンバンバン。 はや!  イーライロスってセンスある監督なんだな、と思いました。 で、イーライロスなのにゴア描写ないよ!と思ってたらいきなり整備工場で軽くかましてくるっていう…もう油断も隙もないよ!   奥さん役のエリザベスシューですが、私的に毎回「見た事あるけど誰だっけ…あエリザベスシューだ!」となる女優さんでして 「インビジブル」…この美人ヒロイン博士見た事あるけど誰だっけ…あ、エリザベスシューだ!もっとエロい目にあえばいいのに! 「ピラニア」…このおばさんだけど美人のお母さん警官見た事あるけどだれだっけ…あエリザベスシューだ!ケツでけーな! ときてからの本映画で…やはり顔はわかるけど誰だっけとなりましてキャスト確認する羽目に。  BTTFシリーズは本当に何回も見てるので彼女の顔だけは覚えてるんですよね。 でも彼女を見かける間隔が毎回10年近くあくので「観た事あるけど誰だっけ」になるっていう。 それにしてもさすがに老けました。まぁ当然ですが。  さて、この映画はどうしても賛否両論わかれてしまう「私的復讐モノ」なわけで実際に公開時にも相当叩かれたわけですが、そもそも私的な復讐する映画なんて沢山あるわけです。 たとえばリーアムニーソンあたりの映画にも有名な奴ありますけど、そんな中であえてこの映画だけがあれこれ言われる理由が全然わかりません。 てか、そもそもアメコミヒーローや仮面ライダーなんかも基本的にはみんな私的リンチ行ってるだけなのに…と。 まぁこの映画は内容がストレートすぎるからだろう、とは思いますが、しかし誰しも実生活の中で泣き寝入する事不当な我慢をする事はよくある話。 そんな抱え込んだストレスや鬱屈してる想いを素直に発散させてくれるってのも映画としての仕事じゃないでしょうか?  そういう意味では非常に映画らしい映画だと思います。  まぁ問題があるとすれば最後の「シカゴの犯罪率が減りました」って余計な一言くらいでしょうか。 あれは忖度感じて叩かれちゃいますよね…  チャールズブロンソンのオリジナルとの比較は、すみません、狼よさらばを最後に観たのはもう40年くらい前だと思うので全くわかりません、はい。
[インターネット(字幕)] 7点(2020-04-03 12:10:56)
88.  翔んで埼玉
関東地方以外の人に関東の細かい地名をおぼえてもらうのに最適な映画。 たとえば熊谷は「最高気温が記録された都市」くらいしか知らないと思いますが、この映画を観る事で「ほぼ群馬」であることがわかります。 勉強になりますね笑
[地上波(邦画)] 7点(2020-02-24 19:04:28)
89.  美女と野獣(2017)
聞いてはいましたがアニメ版にかなり忠実な話でびっくりしましたが、しかし非常に丁寧にバージョンアップが行われていてとても良くできていると感じました。 減点法で見ればほとんど減点するところのない映画だと思います。  が、しかし、これは91年のアニメ版からそうなのですが、個人的にまったく刺さりません。 なぜか映画に入れないというか…とにかく根本的に刺さらないのです。 これは全く個人的な感覚で映画の出来が悪いとかそういう話ではありません。 ミュージカルが好きで恋愛物が好きな自分になぜこの映画が刺さらないのか…明確に理由が説明できないのですが、もう理屈ではなくなんとなく…としか言えません。  というところで(とにかく映画の出来はいいと思うので)7点とさせていただきます。  それから冒頭の王城のパーティシーンでいきなり感じたのですが、あそこに黒人がいるのは明らかに不自然です。 架空とはいえ中世ヨーロッパが舞台の本映画。 そこにそんな人いたのか?と考えれば不自然さは歴然。 忠臣蔵の討ち入りに白人いましたとか黒人いました、みたいなものですから。  最近のハリウッドの風潮とはいえ、なんでも白人にするのも問題ですが、しかしこの映画のように変に配慮しすぎるのも逆に問題だと思います。 多様性を表現するというのはそういう事じゃないと思うんですよ。 (もう一つ、話題になったゲイ問題もありますが、そっちについてはあまり気になりませんでした)
[地上波(吹替)] 7点(2020-02-22 15:53:30)(良:1票)
90.  大統領の執事の涙
いい映画だとは思いますが、アメリカの公民権運動の歴史などに疎い日本人にはなかなかハードルの高い映画です。 キューザックのニクソンや、リックマンのレーガンなんかは「なかなか寄せてきてるな」なんて感じで面白かったわけですが、これもニクソンやレーガンをうっすらおぼえていればこそ。 基本的には他国の近代史、しかも暗部にかかわる話なわけで、そのときの空気感なんかを全く知らない日本人が観ても表面的な面白さをなぞるだけになってしまうのが残念なところです。  さてそれはさておき、邦題について これ、原題から考えても「執事」あるいは「大統領の執事」でいいはず。 シンプルイズベスト。 しかるに「の涙」って…一体なんやねん?どっからきたん?
[インターネット(字幕)] 7点(2020-01-16 09:53:46)
91.  パトリオット・デイ
実話をもとにした映画というのは独特の重みというか緊張感があり最後まで飽きずに見入ってしまう映画が多い気がします。 しかもそれがまだ記憶に新しいボストン爆弾テロの話となるとなおさらです。  しかし一方で純粋に映画として評価する場合、何しろ実話である以上脚色等にも限界があるわけで、というか基本的なストーリーは誰かが考えて作ったものではないわけで、一定以上の評価が与えづらいというのも事実。 だって普通の映画だと存在する「ネタバレダメ絶対」が基本的に存在しないわけですから、その時点で普通の映画とはすでに評価軸が違うわけです。  というわけで、面白い(というか最後まで緊張感をもって観る事ができる)映画ですが「映画」として評価するとまぁこんなもんでしょう、という7点です。
[インターネット(字幕)] 7点(2019-12-16 17:48:19)
92.  スイス・アーミー・マン
サンダンス映画祭で初めて上映された際に、設定についていけない客が次々と席を立ったという逸話を持つスイスアーミーマン。 普通の映画の基準で採点する事はほとんど不可能なこの映画ですが、とりあえず海外でもエロ本は微妙なとこに落ちてるんだな、とか「先っちょだけでいいから」は世界共通なんだな、とかいろんな発見のある映画でした。  どこにでもありそうな家庭内や職場のありがち退屈エピソードを映像化して「ヒューマンドラマ」なんて銘打って偉そうにするよりはよほどこちらの方が面白いような気がするわけですが、それはさておき、この映画がダニエルラトグリフの現時点での代表作であることは間違いないでしょう。ハリーポッターあたりとは役作りのレベルが違います。
[インターネット(字幕)] 7点(2019-11-19 19:01:08)(良:1票)
93.  PARKER/パーカー
悪党パーカーシリーズといえば、ウエストレイクの代表作でアメリカを代表するクライム小説の有名シリーズなわけです。 (日本で言えばルパン三世とかコブラみたいな感じですね、ってここは小説で例えるとこじゃないのか?)  で、その有名なシリーズが映画化されたものを観て自分が思う事は…いやぁジェニファーロペスはケツでかいっすね。だがそれがいい! もうほんとそれ。それだけです。 劇中で何度かスパイスのように強調されるジェニファーロペスの尻。 たまらんものがあります。 実際、お母さん役のセリフにも「お尻そんなに目立っちゃて」ってのがあるから、これはもう確信犯であるわけで。  そんな彼女のお尻が気になった私は、映画を観た後ついつい「ジェニファーロペス 尻」で検索してみました。(したのかよ) すると「ジェニファーロペスといえば最近ブームの巨尻セレブの先駆け」とか書かれた記事が複数。 巨尻セレブ…だと??どこでブームなんだ、それ? 世の中にはまだまだ自分が知らない事があるんだな…と思うと同時に、そういう学びを与えてくれるきっかけとなる映画って素晴らしいな、と…思う今日この頃です。
[地上波(吹替)] 7点(2019-10-24 01:54:30)
94.  ドン・ジョン
映画の冒頭部、初体験リッジモンドハイのフィービーケイツがプールから上がるシーンが出てきて「おお!おっぱう出すのか」と思いきやそれっきり。 ひどいよ!! 初体験リッジモンドハイはあそこからおっぱいだすじゃん!!!おあずけかよ!!  ところで初体験リッジモンドハイのフイービイケイツの吹き替えって堀江美津子(アニソン歌手)がやってたって知ってました?  ってドンジョン関係ないよ!
[インターネット(字幕)] 7点(2019-08-06 17:30:13)
95.  スカイスクレイパー
タワーリングインフェルノにダイハードを足して、そこにさらにいろんな要素を突っ込んだアクションエンターテイメント。 映画を観た後この映画の感想をみるとみんな同じような事を書いてるのでやっぱ誰でも同じような印象を受けるんだなぁ…と感心。  いろんな要素をいいとこどり的に混ぜ込んだこの映画ですが、意外やそれがわりとまとまっていて、どうしても感じてしまう「なんかどっかでみたような〇〇感」を除けば大きな欠点はありません。 アクションエンターテイメント映画としては及第点以上の出来だと思います。 あ、欠点一つありました。 セクシー美女のセクシーシーンが全然ありません。 これはいかん!いかんですよ!!
[インターネット(字幕)] 7点(2019-07-29 23:49:47)
96.  エンド・オブ・トンネル 《ネタバレ》 
最後の最後がなければ「まぁこんなもんか」といった感じの映画ですが、ラストの10秒で評価が一転。  ネットでこの映画の感想などを読んでもあまり書いてる人がいないのが不思議でしょうがないんですが(3人で家族として暮すハッピーエンドとか書いてる人すらいてびっくり。ちゃんと映画を観てないのね)、最後のアレにはほんとやられました。 「娘がしゃべらなくなったのは2年前、彼(悪党)と付き合いだしたのも2年前、じゃ娘がしゃべらなくなった理由はわかるでしょ」…と母をミスリードして手なづけときながら、実は6歳の娘に手を出してたのは主人公自身だったという事がわかるラストの手つなぎシーン。 いやしびれました。 例えば娘が犬に話してる言葉だって主人公が自在に編集して都合のいいとこだけ切り出せばいいわけで、母をだますの簡単ですよね。 映画の途中、娘が下着姿で徘徊して主人公のとこにくる謎のシーンとかあったわけですが、そういうのも娘と主人公が出来てる伏線だった、と。 マジすごいです。  映画中で細かく気になるいろんな伏線を最終的に回収せずに放り出してますが、もうそんな細かい事はどうでもいいです! 途中までずっと主人公として活躍してた人間が実は小児性愛者の変態でした!とか、そんな映画他にないです。  彼がなぜ金を横取りしようと思ったのかもそもそも謎だったわけですが、単に一番悪い奴が主人公だったというだけっていう…これはほんとにまいりました。 すごい映画です。
[インターネット(字幕)] 7点(2019-06-22 15:51:52)
97.  パシフィック・リム:アップライジング 《ネタバレ》 
世の中の多くの人と感想が異なるのですが、私は前作よりこっちの方が好きです。 前作は画面もストーリーもアクションなんかもちょっと暗すぎ重すぎでした。 まぁイエーガーの設定厨感とかは前作の方がはるかに上で、今回のは細かい詳細不明でその辺の面白みにかけたりするし、個々のキャラの掘り下げが足りないので登場人物の有象無象感がすごい…とかいろいろ問題あるわけですが、しかし単にロボットと怪獣がガチャガチャ戦う面白さはこっちの方が上かなぁと思うからです。 ストーリーも実にありがちで悩む要素もないですし。  ちょっと「あー」と思ったのは東京の街の中国感。 東京感があまりに薄い!もうほんと中国! (富士山と東京の距離感が近すぎるのは作劇上の都合でどうでもいいんですが) はるかな昔、かつてのベストキッド3で映った日本の風景がどうみても日本じゃなかったあの頃とこのあたりは何も変わってなくて、やっぱ西洋人から見ると東洋の街並みってみんな同じに見えるのかなぁ、と思ったりします。  一番好きなシーンは、東京の街中にガンダムの像があって「お、ガンダムじゃん」と思ってるとその建物の看板に「アナハイム」の文字があるあのシーン。この(日本人でもほとんどの人がわからないであろう)相当なマニアックさはまったく嫌いじゃありません。あそこは観ててさすがに笑いました、はい。
[インターネット(字幕)] 7点(2019-06-16 23:31:51)
98.  ミックス。
同じ脚本監督の「エイプリルフールズ」がかなり残念だったのと比べると、こちらの「ミックス」はなかなか面白い映画に仕上がってると思います。 なぜその差が生まれたのか…について考えてみたのですが、ベタで鉄板の設定やストーリーは結局面白いという事だろうし、コミック的な演出もこの映画にはあってる…と分析的にはいろいろ理由があると思うんですが、つきつめれば結局 「新垣結衣が魅力的だから」 これにつきるのではないでしょうか。  すげーな新垣結衣
[地上波(邦画)] 7点(2019-05-17 15:40:12)
99.  SING/シング
とてもよくできた娯楽エンターテイメントムービー。 これ以上弄るところはないというレベルで見事にまとまっているわけですが、しかし逆に言えばそれだけであって、それ以上のものは何もないのが残念なところです。 極論を言えば「観ても観なくても別に構わない」映画にになってしまっていて、わりと面白いにも関わらずそれだけだと客は納得しないっていう。 いやぁ映画ってほんとに難しいんですね。
[地上波(吹替)] 7点(2019-03-18 14:16:21)
100.  ゾンビーワールドへようこそ
エロとホラーとコメディ、そして青春物の親和性の高さはすでに多くの映画で証明されているわけですが、この映画はまさにそれを過不足なく完璧に融合してみせた傑作だと思います。割合としては下ネタ青春要素多めでホラーグロ要素少なめ。ゾンビ映画なのに全く怖くないってのはどうなんでしょうか(笑)でもこれだけ面白ければ何も文句はありません。 個人的には自信をもって他人におススメできる傑作だと思いますが、しかしその傑作具合はあくまでもB級娯楽映画としてのそれ。 決してこのサイトで9点や10点をもらうタイプの映画ではありません。 でもしかし、そんな見た目の点数に関係なくこの映画は傑作だと思うわけです。 ちょっとタイプは違いますがトレマーズが傑作だと言われてるのと同じ感覚だと言えばわかりやすいかもしれませんね(って余計わかりづらいかもしれませんが…)
[インターネット(字幕)] 7点(2018-11-22 00:53:32)(良:3票)
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