81. 恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ
《ネタバレ》 これは率直に大人の映画だな~と…。兄弟の言い合いは悲しくもあったが、別れは別の言い方をすれば新しいスタートだという事を忘れていた。それぞれがしっかり前を向き、自分の道を行く。晴れやかな気分になれた。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-02-15 21:04:56) |
82. Wの悲劇
主演の薬師丸ひろ子を差し置いて半分以上、三田佳子の映画だったと記憶されるだろう。大女優のイメージをそのまま投影させた役だけにハマリすぎてて怖い。各映画賞で助演女優部門を総なめにしたようだが大納得である。スキャンダルも後年… やめておこう…。主人公・三田静香は劇団の研究生、立場的にあの話を持ちかけられて心が動くのは当然だ。いけない事だと分かっていても売れるためなら汚い手も使う、それはスポーツ選手のドーピングに似た感覚かもしれない。失うものが無い者、すべてを手に入れた者、三田静香、羽鳥翔、二人の女性を通して見えてくる俳優、そして人間の心理に引き込まれる。舞台の芸術性も作品全体にいいイメージを与えているし、華やかな表、ドロドロとした裏が同時進行で展開され、まったく飽きさせない。(新人)の表記付きだった高木美保も、とてもそんな風に思えないほど堂々としていて見事。あ~ 面白かった。 [CS・衛星(邦画)] 9点(2011-02-01 19:35:43) |
83. シャーキーズ・マシーン
《ネタバレ》 2時間濃かった。好きな女を守るためなら指の一、二本どうってこと…(痛い!) そんなバート・レイノルズのかっこよさや男臭さもさることながら、さらに凄かったのがヘンリー・シルヴァの人間とは思えないしぶとさだ。これはちょっと笑えるレベルに達している。最後は二人の直接対決になり、その結末にはスカッとすること間違いなし。その直前の会話では逆光にたたずむヘンリー・シルヴァが強いインパクトを残している。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2011-01-22 20:02:09)(良:1票) |
84. ミッション
《ネタバレ》 原始的な武器しか持たない原住民と彼らを守ろうとする一部の白人が列強の侵略者と戦う。ありふれた感じだが、この手の映画は嫌いじゃない。ただ、本作はどうも迫力不足で、豪華な俳優陣や製作費の割りに安っぽい印象を受けた。負けるにしても出来うる限りの抵抗をし、一泡吹かせてやったという快感も少ないかな…。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-01-11 21:01:42) |
85. チ・ン・ピ・ラ(1984)
デパートの屋上で道夫を見つけ「どうしてすぐ逃げなかったんだ?」と問う洋一に道夫から返ってきた言葉… これにやられた。最後はどちらとも取れるような作りになっている。シンプルに、車から降りると二人が見つめ合って大笑い!… という感じだと思ったから意外だったな~。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-01-10 16:05:48)(良:1票) |
86. 摩天楼(ニューヨーク)はバラ色に
UNIVERSALのロゴの時点からBGMが最高、街並みや主演のマイケル・J・フォックス含め80年代の空気が伝わってくるようで魅せられた。内容も楽しくて、特にパーティー後のみんながコソコソ部屋を行き来するシーンは大笑い。でもニューヨークに出てきたばかりの頃のちょっと壁にぶつかってる感じも好き。大都会の夕焼けが切なくてたまらない。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2011-01-08 19:37:24) |
87. バウンティフルへの旅
あ~ なるほど、気が済んだというより成長したと言うべきか。古き良きアメリカの雰囲気が心地良い秀作でありました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-12-28 22:42:28) |
88. 機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編
最後の戦いは圧巻。ミライさんをめぐる3人の男(ブライト、カムラン、スレッガー)の物語も良かった。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2010-11-26 22:07:31) |
89. 機動戦士ガンダムII 哀・戦士編
《ネタバレ》 わりとカイが好きなのでミハルとのエピソードが入っているⅡは必然的に好きですね。リュウやマチルダさんも死んじゃうし、哀・戦士編のサブタイトル通り、哀しい物語でありました。やっぱランバ・ラルはかっこいいなぁ。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2010-11-26 22:05:46) |
90. 機動戦士ガンダム
以前に見たのが「特別版」で、ずっと保留扱いにしてました。今回オリジナル版を見る事ができて、やっぱり面白いな~と思った。でもこれは序章なので点数はこれくらいで。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-11-26 22:02:59) |
91. ポリス・ストーリー/香港国際警察
男も女もベテランも若手も関係なく、みんな一歩間違えば病院送り級の凄いアクション、、これは尊敬しちゃいます。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-11-25 17:34:32) |
92. ガンジー
この映画のピークは南アフリカ時代だと思いました。インドに移ってからはちょっと間延びしたかも。青年時代から最期までを一人で演じたベン・キングズレーには拍手。 [DVD(字幕)] 7点(2010-10-14 12:33:50) |
93. 二百三高地
前提としてロシアの方が国力、軍事力で日本を上回っているという事。格下の日本がどうやってロシアを倒すのか? そこに快感を期待していると痛い目に遭う。日本が勝った戦争なのに思い起こされるのは日本兵のやられシーンばかりで、最後も乃木将軍の嗚咽で終わります。軽い気持ちで見ちゃダメだな。 [DVD(邦画)] 6点(2010-09-28 18:35:29)(良:1票) |
94. 愛と追憶の日々
一癖も二癖もある人ばかりだなぁ・・・。中でもオーロラは異常と言える域、この人の幸せを願うのは無理だった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-09-22 19:04:25) |
95. 家族ゲーム
《ネタバレ》 とにもかくにも松田優作、ネタバレだけど終わってみればただの家庭教師だった。変わり者だが、裏の姿があるわけじゃない。しかし与えたインパクトは強烈。さすがに一時代を築いた俳優は違う。ただ、この映画は一体何だったのか?と考えたら良くわからない。コメディとしても例の“最後の晩餐”以外、大笑いできる場面は無かったように思う。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2010-09-22 19:03:26) |
96. 遥かなる山の呼び声
《ネタバレ》 まあ...いろいろありまして、ついに本当のことを明かす時がやってきた。その内容はショッキングだったに違いない。それでも民子の思いは変わらず、最後の夜、ついに「行かないで、私寂しい」と思いをぶつけるのだった。これは切ないと同時にとても嬉しかった。二人の関係に少しでも希望を持てたからだ。幻滅したり、あるいは思いを殺したまま別れてしまうのはつらすぎる。判決が出た後、移送中の列車の中でその希望は確信に変わり映画は終わる・・・。う~ん、いい話だ この余韻は最上級。 [DVD(邦画)] 8点(2010-09-22 19:00:29) |
97. ダウン・バイ・ロー
どうやって脱獄するのかという所はすっとばして、脱獄した後の珍道中がメインになるというやや珍しい映画。イタリア人のロベルト・ベニーニが良いアクセントとなって面白みが増しました。タイヤみたいと言いつつ、みんな笑顔でウサギを食べるシーンが好きだ。 [DVD(字幕)] 7点(2010-09-14 22:37:24) |
98. ドラえもん のび太の宇宙開拓史
《ネタバレ》 旧声優陣を懐かしみながらも、内容はあくまで子供向け(当たり前か)。ギラーミンも期待させた割に活かしきれていないというか、あっさりでしたね。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2010-09-06 19:40:25) |
99. 霧の中の風景
《ネタバレ》 名作らしいけど、理解できなかった。父親に会うためにドイツを目指す姉弟の話。でも、これは最後死んでますね・・・? 国境の警備がそんなに甘い訳無いですから。そうなると「火垂るの墓」同様、お姉ちゃんに責任があるのでは? 認めるべきは認め、適切な行動をとるのが務めだったはず。帰る家があり、好きではないようだが母親もいる。なぜこのような思いをしなければならなかったのか? 他に選択肢はなかったのか? そんなことを考えてしまいました。霧もそうだし、雨の後の濡れた路面など、晴れない心を表してるようですね。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-08-27 18:36:12)(良:1票) |
100. 影武者
《ネタバレ》 黒澤監督が「編集でもっと切りたかった」と言っている通り、無駄と思えるシーンが多く、長さを感じる。その点は外国版でいくらか改善されているらしいが、逆に影武者と竹丸のエピソードなどはもっと時間を割いても良かったかもしれない。それにより別れが一層悲しいものになったと想像できる。 [DVD(邦画)] 5点(2010-08-17 18:08:43) |