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ESPERANZAさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2254
性別 男性
年齢 77歳
自己紹介 団塊の世代 映画鑑賞歴50年以上 見た映画はおよそ3000本?

1960年~1985年頃はよく映画を見に行きました。その後2000年頃までは忙しくほとんど映画を見なかったのですが、DVD登場とともにまた見るようになりました。最近はメモと記憶を頼りに昔見た映画のDVDを探して懐かしんでいます。

ESPERANZAとはスペイン語で、「希望」の意味です。夢や希望、感動を与えてくれる映画は好きですが、むごたらしい映画や命を粗末にする映画は嫌いです。

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81.  鉄くず拾いの物語
第63回ベルリン国際映画祭で審査員グランプリに輝いた映画。「ノー・マンズ・ランド」の監督ダニス・タノヴィッチがわずかな自己資金でたった9日間の撮影で作りあげた。当事者の夫婦を出演させ、実際に起きた物語をドキュメント風に綴ったもの。ロマ族一家の現実のきびしさを感じさせられる。
[映画館(字幕)] 7点(2014-03-20 14:15:16)
82.  少女は自転車にのって
どんなに映画通の人であっても、この映画以前にサウジアラビアの映画を見たことのある人はめったにはあるまい。イスラム教のきびしい掟があり、サウジアラビア国内では映画館の設置さえ禁じられているという。一夫多妻制度やヒジャブを巻いて肌をさらさないなど女性には特に厳しく、車の運転もかなわない。そういう厳しい情勢のなかで、サウジアラビア初の女性監督が国内で出演者を募集し、映画を製作したとなると驚嘆という言葉以外にはない。映画は決して反イスラムを掲げたものではなく、少女が自転車に乗るという優しく愛らしく描いている。サウジアラビアという国を理解する上でも必見。
[映画館(字幕)] 7点(2014-03-16 07:28:28)
83.  鑑定士と顔のない依頼人 《ネタバレ》 
ミステリー映画と知りつつも、「ニュー・シネマ・パラダイス」や「海の上のピアニスト」の雰囲気で見ていたものだから、まんまとだまされてしまった。隠し部屋の肖像画がすべてなくなっていたときは、主人公同様唖然としてしまった。依頼人がなぜ顔を出さないのかそっちにばかり気を取られていたからかもしれない。そういえば顔を出してからはちょっとばかり簡単にロマンスの方向へ行ってしまったような気もするし・・・。ジェフリー・ラッシュは何をやらせても上手い。
[映画館(字幕)] 7点(2014-03-11 16:03:54)
84.  ハンナ・アーレント
アドルフ・アイヒマンは冷酷な極悪人だったのか、それとも命令に忠実な小役人にすぎなかったのか。映画はアイヒマン裁判の実録フィルムを交えて、ハンナ・アーレントの論理を展開していく。大詰めのスピーチシーンは、誰しもがアイヒマンになりうることを指摘しているようにも思う。
[映画館(字幕)] 7点(2014-02-20 19:36:16)
85.  ポテチ
70分かからない短い時間に、いろんなエピソードが伏線となって繋がりエンディングを迎える。無駄のなく凝縮された映画、短編はこうでなくちゃと感心させられる。ポテチが何の省略形かも知らないほど現代感覚に乏しい私だが、この映画十分に新しい感覚を味わった。個性溢れるキャストが良いし、木村文乃さんて素敵だなと思う。無駄のない作りと言えば、野球のあのシーン、空振りやファールはあっても遊び球(ボール)はひとつもないんだ。
[DVD(邦画)] 7点(2014-02-03 06:45:53)
86.  マリリン・モンロー 瞳の中の秘密
以前「マリリン7日間の恋」を見たときにも思ったのだが、映画で演じている女優マリリン・モンローと私生活におけるマリリン・モンローとでは大いに違う。お馬鹿な金髪のセックスシンボルとして見られがちな彼女の真の姿を、当時のテープや現代の男優と女優の言葉を借りて写し出していく。彼女のファンならば必見の映画と言える。
[映画館(字幕)] 7点(2014-01-21 07:07:34)
87.  舟を編む
辞書作りのお堅い映画かと思い躊躇していたが、見ると結構おもしろかった。何よりも辞書作りの仕組みや大変さなど興味深く見れたことが大きい。「右」や「恋」「ださい」など辞書でどう表現するのかもおもしろかった。
[DVD(邦画)] 7点(2013-12-19 08:02:25)
88.  鍵泥棒のメソッド
堺、香川、広末の三人三様のおもしろさは抜群、特に前半のコメディぶりは良い。だが記憶を取り戻してからの後半の展開はどうもすっきりしない。一応サスペンスなのだろうが・・・。
[DVD(邦画)] 7点(2013-10-31 23:33:52)
89.  そして父になる
先行上映にて鑑賞、何度も予告編を見ていただけに良い映画ではあったが、私にとってはそれ以上の映画ではなくストーリーもほぼ予想通り。だが取り違えの真実には多少なりとも驚かざるをえなかった。この映画は自分だったらどうだろうかなど、どこまで感情移入するかによって見方評価も大きく変わってくるだろうと思う。バッハのゴルトベルク変奏曲などピアノの調べが雰囲気作りに効果的だった。
[映画館(邦画)] 7点(2013-09-24 15:37:51)(良:1票)
90.  ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を
戦争終結から68年、本土復帰から41年が経った沖縄、長い年月によって米軍基地があるのが当然のような錯覚さえしてしまう。しかし、毎日のように響き渡る飛行機の轟音、何度も起こる墜落事故や米国兵隊の犯罪など、あってはならぬことであり他人事ですまされない。かくいう私も宮森小学校墜落事故はこの映画を見るまで知らなかったし、もっと多くの人が事故の詳細を知り考えなければならないことだと思う。だが映画のできは決して良いとは思えず、須賀健太と能年玲奈のロマンスも必要なのか疑わしい。映画上映にともなって展示された写真や新聞記事、数々の証言などがむしろ切実感があり、映画ももっとドキュメント風にした方が伝達力があったのではとさえ思う。とにかく一刻も早く基地のない平和で安心して暮らせる沖縄を取り戻す必要があり、沖縄の人々の怒りや心情を理解しなければならないと思う。なお私が学生の頃、米国はベトナム戦争で北爆を繰り返し、多くの多数の一般市民も犠牲になったのだが、その攻撃機は沖縄の基地からも飛び立っていた。
[映画館(邦画)] 7点(2013-09-09 03:44:59)
91.  大鹿村騒動記
歌舞伎なんて私にはまったく縁遠いものに思っていたのが、妙に愛着を感じる。実在する村と美しい風景、伝統の芸能、そして原田芳雄の遺作にして一世一代の名演技、そうした諸々の要素がストーリー以上に映画の魅力。暖かさとおもしろさがほどよくミックスされた秀作だと思う。
[DVD(邦画)] 7点(2013-08-22 21:28:11)
92.  嘆きのピエタ
さすがヴェネチア国際映画祭で金獅子賞に輝いた作品だけに、すごくインパクトがある。暴力的な場面など荒っぽいシーンが苦手な私だが、それでも映画に引き込まれてしまった。私の評価は低いかもしれないが、映画通の方が見ればきっと高得点になると思われる。なおピエタとは死んで十字架からおろされたキリストを抱く聖母マリアのこと。
[映画館(字幕)] 7点(2013-08-05 15:26:18)
93.  最強のふたり
何といっても主役二人の性格がユニークで大変おもしろい。そしてまたこの二人の結びつきが邦題が示すように実に最強。ひさしぶりに大変おもしろい映画を見たというのが率直な感想。しかもこの映画のモデルが実在するというのに大変感激。
[DVD(字幕)] 7点(2013-07-10 23:43:36)
94.  塀の中の中学校<TVM>
「何も受刑者にここまでしなくても、公のお金はもっと被害者のために使うべきだ」というような意味のことを主人公オダギリが言う。もっともな論理だ。おそらく多くの人も皆そう思うに違いない。しかし公のお金だからこそ、犯罪がいかにしたら減るかに注がれなければならない。「教育」それは人間の本質を形作る最大のものだからである。その意味で考えされるドラマであり、実践だった。
[ビデオ(邦画)] 7点(2013-07-08 23:10:38)
95.  カルテット!人生のオペラハウス
ヴェルディ生誕200年を記念するとともに、名優ダスティン・ホフマンが監督としてメガホンをとった映画。この映画はかつての名音楽家や名優がたくさん登場するが、それだけでも大変な興奮を覚える。さてカルテットを組む4人、それぞれの生き方が有り、過去のこだわりや迫り来る老化など、悲喜こもごもの生活がユーモラスにまた皮肉っぽく語られるのが実に良い。私は事前に有名な四重唱「美しい恋の乙女」を聴いてから映画館に出かけたのだが、そこまでする必要はなかった。なお彼らと同年代のギネス・ジョーンズは本物の歌手で、彼女の歌うアリアは少しも衰えを感じさせない。なおビーチャム・ハウスのトーマス・ビーチャムは、モーツァルトやベートーヴェンら古典を大変得意にしていた私の大好きな英国の名指揮者である。
[映画館(字幕)] 7点(2013-06-23 06:34:47)
96.  パーマネント野ばら
どうしようもない男たちと男運のない男たち、タイトルに似合わないどうしようもない映画だと思いつつ見ていた。下ネタがバンバン飛び出し、まともな人物はなおことカシマさんだけかと・・・。ところがところが思いがけない展開、あとでなるほどと思うシーンが続く。やっぱり良い映画なんだなと思う。
[DVD(邦画)] 7点(2013-06-20 21:25:50)
97.  かぞくのくに
まさに「近くて遠い国」北朝鮮は謎が多い怖い国なのだが、私が子どもの頃は本当に「地上の楽園」と呼ばれていた。しかしこれが大嘘とわかるのはずっと後のこと、歴史を知る上でも貴重な映画だと思う。
[DVD(邦画)] 7点(2013-06-01 00:39:01)(良:1票)
98.  偽りなき者 《ネタバレ》 
子どもは純粋だ。クララが大好きなルーカスに贈り物をしたのも、キスをしたのも純粋な気持ちの表れだろう。また嘘をついてしまったのも拒否されたからのちょっとした犯行で大意はないのである。しかし大人の世界は作為的だ。純粋な子どもが嘘をつくはずはないと信じ切ったことから大事件へ。もちろん純粋だからこそのたわいもない嘘があるわけなのだが・・・。しかしながら思い返してみると、特定の子どもから贈り物をもらうのが良くないというのも、唇へのキスも子どもとして早すぎるというのも大人の論理だ。やさしく拒否はしたものの子どもに通じるわけはないのだ。ラスト近くでルーカスの息子が一人前になったということで猟銃が与えられ狩りに出るシーンがあるが、息子もまた純粋の世界から作為の世界へと移ったのだろうか。原題の狩りが、鹿狩りと魔女狩りの両方の意味を持つ。
[映画館(字幕)] 7点(2013-05-14 14:31:35)
99.  塀の中のジュリアス・シーザー 《ネタバレ》 
刑務所の囚人たちが演劇を行う、しかもそれは学芸会レベルではなく本物のシェイクスピア、「ジュリアス・シーザー」である。日本では到底考えられないことだろう。ドキュメント風に綴られる映画はどこが芝居の練習でどこが日常なのかわからないほど、同一化されている。驚きと称賛に値するこの映画には、どう表現して良いか迷うほどだ。なおこの映画は本番の舞台劇のみがカラーで、当日までの刑務所内のシーンはすべてモノクロである。
[映画館(字幕)] 7点(2013-04-09 15:42:36)
100.  命をつなぐバイオリン 《ネタバレ》 
ユダヤ人虐殺や戦争によって翻弄される人々を描いた映画は数多い。この映画では、国を超えた三人の子供たちがピアノとヴァイオリンによって友情の絆で結ばれる。しかし戦争は容赦しない。ソ連共産党やナチスドイツによって引き裂かれ、ユダヤ人の二人の子供には一つでもミスをすれば死という完璧な演奏を要求されるのだ。美しい音楽とは裏腹に悲しく切ない物語に共感を覚える。
[映画館(字幕)] 7点(2013-04-05 14:57:15)
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