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ESPERANZAさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2254
性別 男性
年齢 77歳
自己紹介 団塊の世代 映画鑑賞歴50年以上 見た映画はおよそ3000本?

1960年~1985年頃はよく映画を見に行きました。その後2000年頃までは忙しくほとんど映画を見なかったのですが、DVD登場とともにまた見るようになりました。最近はメモと記憶を頼りに昔見た映画のDVDを探して懐かしんでいます。

ESPERANZAとはスペイン語で、「希望」の意味です。夢や希望、感動を与えてくれる映画は好きですが、むごたらしい映画や命を粗末にする映画は嫌いです。

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81.  家族の灯り
ジャンヌ・モローは最近「クロワッサンで朝食を」でお目にかかったばかりだが、クラウディア・カルディナーレについては何十年ぶりだっただろう。「刑事」や「ブーベの恋人」など若き姿しか知らなかったので大変興味深く期待して見た。映画はシベリウスのヴァイオリン協奏曲をバックに港にたたずむ一人の男を映し出すシーンから始まる。不穏な雰囲気を醸し出すオープニングは実に印象的、あたかも光と影の芸術家レンブラントが描く絵のようでもある。ところが一転して貧しい家の一室、中央にテーブルと椅子があるだけ、そして家族や来訪者のおしゃべりが続く。舞台はほとんど動かず長い台詞の会話劇、演劇のセットをそのまま切り取った映画シーンは慣れてない人にはきっと退屈に感じてしまうだろう。演劇好きな私もさすがに眠気と格闘しながら見る羽目になった。この映画は100歳を超えてなお映画を撮り続けるオリヴェイラ監督作品、芸術性は高いと思われるが私には少々・・・。
[映画館(字幕)] 5点(2014-06-02 14:52:01)
82.  ひまわりと子犬の7日間
動物もの映画となると忠犬とか人間との絆とかそっちの方面が圧倒的に多いけど、この映画はちょっと違う。保健所職員の仕事「殺処分」という現実のテーマに立ち向かったことが良かったと思う。現実にあったことを元に作られた映画だそうが、子を守る気持ちは人間も動物も同じだということをつくづく感じさせられる。ただ映画としての描き方は十分であったのかどうかはわからない。
[DVD(邦画)] 6点(2014-05-27 06:25:04)
83.  エヴァの告白
エディット・ピアフを演じたときも良かったが、マリオン・コティヤールはこの映画でもすばらしい。原題のImmigrantとは移民とか移住者を指す言葉。新大陸に渡った女性の危うさとそれにつけ込む男の物語であり、愛と憎しみが交差し見応えのある映画となっている。
[映画館(字幕)] 7点(2014-05-18 07:03:23)
84.  ブルーノのしあわせガイド
おおざっぱで無頓着で不注意、いい加減でだらしがない怠け者と本人が言うように、脱落者にさえ思えるブルーノ。また悪友と遊び回り、勉強せず落第点をとるルカ。本当に似たもの同士と思える親子のふれあいが実に良い。見た後の爽快感がとてもよく心温まる映画だった。"Scialla!"と何度も繰り返すエンディング曲が印象的、多くの人に見てほしい。
[映画館(字幕)] 9点(2014-05-08 08:40:56)
85.  ある過去の行方
「彼女が消えた浜辺」「別離」に続きアスガー・ファルハディ監督の映画を見る。さすがにアカデミー賞の外国語映画賞に輝いたことのある監督の作品だけあって、前作、前々作に少しも劣るところがない。それどころか故国イランからパリに進出してさらに深みが増してきたようにも思う。
[映画館(字幕)] 8点(2014-05-06 19:52:07)
86.  タイピスト!
パソコンもワープロも存在しなかった1950年代、時代の先端を行く事務機械はタイプライター、そのキーをいかに早く打てるかが秘書としての能力を左右していた。映画はその早打ち大会であり、保険店の経営者と秘書とのラブロマンス。ストーリーはきわめてシンプルなのだが、お洒落でキュートな感覚がすばらしい。ヘップバーン似の主演のデボラ・フランソワはどじっぷりもかわいらしくチャーミング、軽快な音楽もまた良い。
[DVD(字幕)] 7点(2014-05-03 22:01:20)
87.  テルマエ・ロマエ
古代ローマの公衆浴場テルマエと平たい顔族の銭湯、なかなかおもしろいアイデアだし娯楽映画として十分楽しめる。プッチーニやヴェルディのオペラの有名なアリアをふんだんに使ってイタリアの雰囲気を出しているのも良い。
[DVD(邦画)] 6点(2014-05-03 07:09:01)
88.  私が愛した大統領
足が不自由な大統領と吃音癖の国王、二人が己の短所をさらけ出して親密になるくだりは大変興味深い。とくにジョージ6世については、「英国王のスピーチ」を見ていたおかげで親しみやすかった。またルーズベルトについても包容力があって良いなと思っていたら、とんだ愛人関係だ。秘められた愛人の日記をもとにした映画だからしょうがないが・・・。
[DVD(字幕)] 6点(2014-04-23 20:28:37)(良:1票)
89.  スタンリーのお弁当箱
歌と踊りの長編大作のインド映画にあって異色作、箸を使わず手で食べる風習に戸惑いつつも、子供たちの笑顔がとても素敵な映画だ。スタンリーがどうしてお弁当を持ってこれなかったか終盤になってようやくわかるのだが・・・。ほのぼのとしていて暖かく良い映画だと思う。
[DVD(字幕)] 7点(2014-04-20 08:55:15)(良:2票)
90.  ラヴレース
ポルノ映画史上最大の興行収入をあげた「ディープスロート」それまで秘密めいて作られたポルノ映画が堂々と一般映画館で上映されたわけだから、大騒動になったわけである。こちら日本でも上映されたが、もちろんカットとぼかしの嵐、結局たいした映画でもなかった。そのディープスロート撮影に関しての裏話、主演リンダ・ラヴレースの物語である。興味のある人にはおもしろかろうが、そうでない人にはさっぱりかも。ただしラヴレースを演じた主演のアマンダ・セイフライドの体当たり演技は特筆に値するだろう。
[映画館(字幕)] 6点(2014-04-19 06:35:58)(良:1票)
91.  神さまがくれた娘
最初はインド版の「アイ・アム・サム」くらいかと軽い気持ちで見ていたのだが、なかなかの力作。特にラストはこっちの方がずっと良いと思うし泣かせる。子役のベイビー・サーラーが可愛すぎだけど演技もなかなか良い。それと何よりも知的障害者になりきったヴィクラムの凄さだろう。こういう演技があればこそ、大感動を呼ぶのだろう。この映画は「ボリウッド」と称されるヒンドゥー語映画とは違い、「コリウッド」と呼ばれる南インド、タリム語映画だそうである。したがって今までの歌とダンスのインド映画とはイメージが大きく違う。
[映画館(字幕)] 8点(2014-03-27 17:54:46)
92.  グッモーエビアン!
大泉洋によるコメディとばかり思っていたら、「家族って何?」の問いに始まるなかなかのドラマだった。冒頭のやかましい音楽に少々うんざりしたが、ラストのライブ音楽はこっちもうきうきした気分になった。同じ音楽でも映画を見る前と後では随分変わるもの、ロックも捨てたもんじゃないと改めて思った。アキって呼ぶから能年さんかと思ったらお母さんの方だった。(あまちゃんの見過ぎのせい)
[DVD(邦画)] 7点(2014-03-23 06:38:30)(良:1票)
93.  塔の上のラプンツェル
元々はグリム童話だったらしい。それを明るく元気なお姫様とハンサムな泥棒というディズニーらしい映画に変えユーモラスに描く。そのユーモラスさの極めつけは何と言っても馬のマキシマス、表情たっぷりの滑稽さは最高。その他の登場人物もすべて良く、ミュージカルというよりコメディの要素が勝っているように思える。これなら万人受けするのでは・・・。
[DVD(字幕)] 8点(2014-03-20 21:27:10)
94.  鉄くず拾いの物語
第63回ベルリン国際映画祭で審査員グランプリに輝いた映画。「ノー・マンズ・ランド」の監督ダニス・タノヴィッチがわずかな自己資金でたった9日間の撮影で作りあげた。当事者の夫婦を出演させ、実際に起きた物語をドキュメント風に綴ったもの。ロマ族一家の現実のきびしさを感じさせられる。
[映画館(字幕)] 7点(2014-03-20 14:15:16)
95.  危険な関係(2012)
幾度となく映像化されてきた「危険な関係」今回は1931年の上海が舞台。中国のチャン・ツィイー、香港のセシリア・チャン、韓国のチャン・ドンゴンとアジアの名優をそろえてきた。スキャンダラスなエロティックさは中国映画だから今ひとつだけど、三者をめぐる関係はなかなかのもの、見応えはある。ただ日中戦争前の不穏な空気は感じるものの、日本軍が関係してくるような原作にない独自の展開はなかった。
[映画館(字幕)] 6点(2014-03-18 07:44:07)(良:1票)
96.  少女は自転車にのって
どんなに映画通の人であっても、この映画以前にサウジアラビアの映画を見たことのある人はめったにはあるまい。イスラム教のきびしい掟があり、サウジアラビア国内では映画館の設置さえ禁じられているという。一夫多妻制度やヒジャブを巻いて肌をさらさないなど女性には特に厳しく、車の運転もかなわない。そういう厳しい情勢のなかで、サウジアラビア初の女性監督が国内で出演者を募集し、映画を製作したとなると驚嘆という言葉以外にはない。映画は決して反イスラムを掲げたものではなく、少女が自転車に乗るという優しく愛らしく描いている。サウジアラビアという国を理解する上でも必見。
[映画館(字幕)] 7点(2014-03-16 08:04:38)
97.  鑑定士と顔のない依頼人 《ネタバレ》 
ミステリー映画と知りつつも、「ニュー・シネマ・パラダイス」や「海の上のピアニスト」の雰囲気で見ていたものだから、まんまとだまされてしまった。隠し部屋の肖像画がすべてなくなっていたときは、主人公同様唖然としてしまった。依頼人がなぜ顔を出さないのかそっちにばかり気を取られていたからかもしれない。そういえば顔を出してからはちょっとばかり簡単にロマンスの方向へ行ってしまったような気もするし・・・。ジェフリー・ラッシュは何をやらせても上手い。
[映画館(字幕)] 7点(2014-03-11 16:03:54)
98.  ブランカニエベス
アーティスト以来のモノクロ・サイレント、モノトーンの美しい映像美と音楽はすばらしい。舞台は1920年代のスペイン、その中で繰り広げられる闘牛、設定の変化はあるもののやはり白雪姫、ストーリーは知ってるからと油断すると結末は・・・。女性陣は美人ぞろいだが、若いカルメンシータのソフィア・オリアがとてもかわいい。
[映画館(字幕)] 6点(2014-03-01 17:36:55)
99.  ハンナ・アーレント
アドルフ・アイヒマンは冷酷な極悪人だったのか、それとも命令に忠実な小役人にすぎなかったのか。映画はアイヒマン裁判の実録フィルムを交えて、ハンナ・アーレントの論理を展開していく。大詰めのスピーチシーンは、誰しもがアイヒマンになりうることを指摘しているようにも思う。
[映画館(字幕)] 7点(2014-02-20 19:41:19)
100.  再会の食卓
何十年も連れ添った事実上の妻を、彼女が望むようにようにとあっさり元夫の元へ返すのはどうだろうか。あまりにも人が良すぎるように思うが・・・。それでも三人が囲む食卓では酒に酔い、歌を歌い、長年の思いが吹き出す。この三人の食事の場面での心情表現が実に良い。結果としてはやはりということになるが、それにしても二つに分かれた中国は悲しい。近代化の進む上海の街と取り残された裏町の対比が何とも言えない。
[DVD(字幕)] 6点(2014-02-09 08:46:07)
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