981. 犬ヶ島
《ネタバレ》 近未来の日本を舞台に、人間に虐げられた犬たちの反抗と戦いを独特の映像とユーモアを交えて描いたクレイ・アニメ。この監督のセンスとは昔から合わないと感じていて敬遠しがちだったのですが、日本が舞台ってことと豪華な声優陣に惹かれて今回鑑賞してみました。うーん、やっぱり僕の感性とは合わないですわ、この人。何度も途中で寝落ちして、都合三日かかって最後まで観終えました。ストーリーも分かったような分からんようなだし、キャラクター造形も別段魅力を感じず。これは好みの問題なので如何ともしがたい。映像だけはキレイだったので4点。 [DVD(字幕)] 4点(2019-01-04 00:50:31) |
982. オレの獲物はビンラディン
《ネタバレ》 「ビンラディンを捕まえ、法の裁きを受けさせることが出来るのはお前だけだ!」という、突然の神の啓示を受けた糖尿病を患う中年男ゲイリー・フォークナー。主治医の先生を騙して資金を調達し、ヨットやパラグライダーという移動手段を手に入れ、そして通販で一本の日本刀を入手するとゲイリーは綿密?な計画を練ることに。様々な紆余曲折の末になんとかパキスタンまで向かった彼は、まるで憑りつかれたように山岳地帯の何処かに潜伏中だというビン・ラディンを捜しはじめる。当然、彼の友人たちや恋人はなにかと振り回され、現地で職務を遂行中のCIA職員にまで影響を与えるようになる。一方何も知らない現地のパキスタン人は、突然現れた日本刀を振り回す白人男を面白がり、ゲイリーは一躍有名人へとなってゆく…。そんな実在するイカレタおやじのイカレタ旅路をスラップスティックに描いたブラックコメディ。うーん、正直いまいち笑えなかったですね、これ。大して面白くもない小ネタをひたすら垂れ流してるだけで、ストーリーが一向に進んでいかないのが致命傷。だいたいパキスタンまで到着するのが遅すぎて、途中のダレ具合が半端ないっす。また登場人物が物語の中で誰一人として動き出さないのもいただけない。主人公はもちろん、彼の恋人の娘である脳性まひの女の子なんて、いくらでも面白くなりそうな素材なのに全く活かされていません。実話とは言え、いかに映画として面白く魅せるかがスタッフたちの腕の見せ所なのに、いったい何をやっていたのでしょうか。途中で何度も睡魔に襲われながらなんとか最後まで観ましたが、得られたものは何もなかったです。イカレタおやじを嬉々として演じていたニコラス・ケイジの嵌まりっぷりに+1点! [DVD(字幕)] 4点(2018-12-03 22:25:56) |
983. ジオストーム
《ネタバレ》 とほほ……な映画デス、はい。 [DVD(字幕)] 4点(2018-10-27 23:49:52) |
984. ワンダーウーマン
《ネタバレ》 ワンダーウーマンについて、これまでのジャスティス・リーグ等でちょこちょこっと出てきたなぁという程度の予備知識のみで今回鑑賞してみました。ギリシャ神話と第一次世界大戦真っ只中のヨーロッパ、熾烈を極めるイギリス軍対ドイツ軍の戦いの最中に突如として現れる無敵のアマゾネス…。この設定、最初から無理があり過ぎる気がするんですけど(笑)。もうその基本設定に入り込めなかったので肝心のストーリーの方もさっぱり楽しめませんでした。まあワンダー・ウーマン役の女優さんはかなりの嵌まり役でしたけども。 [DVD(字幕)] 4点(2018-09-20 23:22:13) |
985. 皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ
《ネタバレ》 イタリア版『キックアス』のようなリアルヒーロー誕生もの。物語の重要なカギとなる鋼鉄ジーグとは、イタリアでもかつて放送されていた永井豪原作のロボットヒーローアニメのこと。うーん、ごめんなさい、僕は全然嵌まりませんでした、これ。まず主人公に全く魅力を感じなかったのが残念ポイントその1。だって普通のおっさんですやん。ヒットガールのように主人公をヒーローへと導く天真爛漫ヒロインキャラにも全く魅力を感じなかったのが残念ポイントその2。だってぶちゃいくですやん。脚本のところどころに破綻があるのがその3。イタリアの警察無能すぎるっしょ。そもそも超絶パワーを得るきっかけが安直すぎるのがその4。川に飛び込んだらそこに放射能入りの液体が混ざっていたからって…。じゃあ、その川に飛び込んだ人はみんな超人になれるやん!てか、そこに生息している魚はみんな無敵になって生態系が無茶苦茶になるんじゃない?そして、そんな得体の知れない物質で汚染された魚が海洋へと進出して漁師の網に引っ掛かり人々の食卓へと提供されでもしたら…。主人公、ヒーローになるうんぬんよりもまず保健所へと通報しましょう。と、そこらへんが気になってどうにものめり込めず。映像的にもそんなにセンスを感じませんでした。日本の偉大なる漫画作家、永井豪へのリスペクト姿勢に+1点。 [DVD(字幕)] 4点(2018-09-16 23:25:37) |
986. ライフ(2017)
《ネタバレ》 火星から持ち帰った単細胞生物が瞬く間に進化し、舞台となる宇宙コロニー内に居る人間たちを次々と襲い始めるというSFホラー。まあエイリアンもどきのB級ホラーなんですけど、何気に役者陣が豪華だったので今回鑑賞してみました。うーん、正直微妙な出来でしたね、これ。ドラマの見せ方が恐ろしく雑なせいもあって、最後までいまいちサスペンスが盛り上がりません。肝心のモンスターの造形も最初こそあのクリオネみたいな繊細な見た目に「おお」と期待を持たせるものの、あれよあれよという間に単なるタコの化け物になっちゃったし(笑)。最後のオチも酷い代物。正直観る価値はなかったかな。 [DVD(字幕)] 4点(2018-08-26 00:07:47) |
987. ザ・マミー/呪われた砂漠の王女
《ネタバレ》 現代に甦ったミイラの恐怖を新しい視点で描いた、ダークユニバースシリーズ第一弾。主演はハリウッドのトップ俳優トム・クルーズとラッセル・クロウ。あまりいい評判を聞かなかった本作、あまり期待せずにこの度鑑賞したのですが、それでもやっぱり酷い出来でしたね、これ。最大の欠点は、この薄っぺらいくせにあまりにも取っ散らかった脚本でしょう。正直退屈極まりないです。まあ映像はぼちぼち迫力あったので+1点かな。あと余談ですけど、DVDの特典映像に収録されている監督や俳優たちのコメンタリーで、こんな酷い作品を撮った彼らが和気藹々と自画自賛しまっくてるのは聞いてて超腹立ちました(笑)。 [DVD(字幕)] 4点(2018-08-20 02:37:47) |
988. ジャッキー ファーストレディ 最後の使命
《ネタバレ》 ケネディ大統領暗殺直後のドラマを妻の視点から描いた作品。ジャッキーの愛称で親しまれたケネディ夫人役にはナタリー・ポートマン。なんか実話を基にした映画のダメな部分が前面に出た作品でしたね、これ。実話というのは得てして面白くないもので、映画はそれを如何に面白く見せるかが監督の腕の見せ所なのにこれがさっぱり面白くなってない。時間軸をバラバラにするという工夫が凝らされているものの、これが全然効果を発揮していない。それに暗殺直後の頭を吹き飛ばされたケネディ大統領をうつすとこなんて悪趣味さの方が際立ってしまってます。うーん、4点。 [DVD(字幕)] 4点(2018-07-13 23:11:55) |
989. グレートウォール(2016)
《ネタバレ》 万里の長城を舞台に、中国の兵士が何故か大量の怪物たちとひたすら戦うだけの映画。なのに何故か主人公はマット・デイモン演じるウィリアムという名の西洋人(笑)。なんか、恐ろしいほど内容のない作品でしたね、これ。映像とアクションを楽しむだけの映画なんでしょうけど、『ロード・オブ・ザ・リング』やら『スターシップ・トゥルーパーズ』やらの既存作品をちょっと中国風にアレンジしたってだけで目新しくもなんともない。 [DVD(字幕)] 4点(2018-07-05 03:33:05) |
990. ブラッド・ファーザー
《ネタバレ》 かつて裏社会の一員として犯罪の限りをつくしたものの、酒が原因で身を持ち崩し捕まって何年も服役した初老の男リンク。今や荒野の片隅のトレーラーハウスでひっそりと暮らす彼だったが、そんな平穏な生活を送っていた彼の元にある日、何年も会っていなかった17歳の娘が訪ねてくる。「メキシコマフィアの一員だった彼氏を誤って殺してしまった。私、きっと殺される!」――。最愛の娘のために一肌脱ぐことを決めたリンク。だが、彼に残された術は、長年の経験から培ってきたサバイバル術のみだった。果たして父と娘は、執拗に追ってくるメキシコマフィアから逃れることが出来るのか?メル・ギブソン主演で送る、そんな荒野を疾走する父と娘の決死の逃走劇を描いたサバイバル・アクション。うーん、90分間頭空っぽにして観ていられるエンタメ・アクションだと思って今回鑑賞してみたのですが、なんだか全体的にテンポの悪さが際立つ作品でしたね、これ。物語のギアが全然かからないまま、だらだらだらだらと最後までいっちゃいました。肝心のアクションシーンもなんかショボい銃撃戦がちょこちょこっと散発するだけで迫力不足も甚だしい。メル・ギブソンは相変わらず渋くて良かったのに、肝心の内容がこれではね~。娘役の子がなかなかのかわい子ちゃんだったので+1点ってとこかな。 [DVD(字幕)] 4点(2018-05-18 23:49:12) |
991. アサシン クリード
《ネタバレ》 なんかよく分かりまへんでしたわ、これ。ゲームが原作なんですね?豪華キャストに惹かれて鑑賞してみたのですが、なんか独り善がりな設定やらストーリーやら続出で最後まで観るのが苦痛でしかありませんでした。まあ映像はぼちぼち迫力あったのでおまけの4点で。あと、どうでもいいことなんですけど、エンドロールが15分近くあったのはびっくり!!恐らく僕が観た中では過去最長なんじゃないでしょうか。ゲームの権利関係?それか物凄くたくさんのスタッフたちが関わった作品だったのかな?で、この出来(笑)。 [DVD(字幕)] 4点(2018-04-13 22:55:33) |
992. パシフィック・ウォー
《ネタバレ》 太平洋戦争末期、日本へと投下する原子爆弾をレイテ島へと極秘裏に運搬したものの、その直後に日本軍の潜水艦によって撃沈させられた戦艦インディアナポリス。史実を基に、数百名もの死傷者を出したというそんな悲劇の戦艦を描いた本作、日本人としては非常に興味深い内容だったし、毎度おなじみニコラス・ケイジ主演ということで今回鑑賞してみました。冒頭、もちろん日本軍との激しい戦闘シーンから始まるわけですが、そこで使われているCGがびっくりするぐらいショボくて(プレステ2のデモ映像レベル!)、この時点で若干苦笑い。気を取り直してそのまま観続けていると、今度は準主役級の若い男が出てくるのですが、こいつが一人の女を巡って親友との三角関係へと発展しそうな展開に、あの伝説の国辱ハリウッド映画『パールハーバー』の悪夢が脳裏を過り、嫌な予感がますます強くなるのでした。それでも、「いやいや、日米の歴史において極めてデリケートなテーマを戦勝国であるアメリカが今この時代に映画化したのだからそんなわけがない」と頑張って観続けました。ですが、その真面目に観ようという僕の気持ちにとどめを刺したのは、潜水艦内における日本軍の描写。ばりばり英語なまりの下手な日本語を話す艦長が、まるで老師様のような姿の師匠?と鏡越しで対話を始めた瞬間に僕のその決意はものの見事に砕け散ったのでありました。これっていつの時代の映画やねん!直後に発射された人間魚雷・回天が目標を外すシーンも極めて簡単に呆気なく終わって、日本人としては「え、なんやったん?今の?」と怒るヒマすら与えてくれません。さらには肝心のインディアナポリス号沈没シーンが、もろタイタニックのパクリなのに画面から一切緊迫感が伝わってこないという…。また、一応群像劇となってはいるのですが、個々のエピソードの描き方が極めて稚拙なせいで最後まで誰が誰だか分かりづらく物語が一向に盛り上がりません。挙句の果てに、沈没後、まさかのサメパニックな展開に!はは、これって実は戦争映画の皮を被ったオープン・ウォーターだったのですね(笑)。サメとの攻防がまさか映画の三分の一を占めているとは…。最後は一応真面目なメッセージを残して終わるのですが、そんなの他のもっと完成度の高い映画で見たかったっちゅーねん(怒)。うん、なかなかのトンデモ映画でありました。4点。 [DVD(字幕)] 4点(2018-03-09 18:29:46) |
993. ピートと秘密の友達
《ネタバレ》 不幸な事故により、人里離れた森の中で独りぼっちとなってしまった少年ピート。そこで彼は、森の奥深くで人知れず暮らしてきた秘密の生物と友達になる。その生物とはなんと、全身が緑の毛で覆われたドラゴン――。持っていた絵本からエリオットと名付けたそのドラゴンと、ピートは6年もの間平穏な日々を過ごすことに。たがある日、森林伐採を目論む人間の目に触れることになってしまい…。少年とドラゴンとの交流を美麗なCG映像で描き出す、心温まる王道ファンタジー。そんないかにもディズニーらしいオーソドックスな作品なのですが、なんだかディズニーのダメな部分がこれでもかと目につく出来に仕上がってましたね、これ。もう最後まで予定調和の雨あられ。一ミリたりとも驚きといったものがなく、ストーリー展開も最後まで先が読めるので退屈極まりない。それに登場人物誰もが何処かで見たことあるようなステレオタイプの人間ばかりで、印象に残るような人物が一人も出てこないのもいただけない。ロバート・レッドフォードなんて単なるおじいちゃんだし。そんな薄っぺらい内容なのに、なんだか説教臭さだけがやたらと鼻につくという、ね。肝心のドラゴンの造形も特に格好良くもないし可愛いわけでもないという、一言で言うなら単純にセンスがない。だってこのドラゴン、よく見たら顔がおっさんじゃないですか(笑)。ま、結論を言うとよくあるタイプの凡作ですね。 [DVD(字幕)] 4点(2018-02-08 18:38:59) |
994. ある天文学者の恋文
《ネタバレ》 不治の病に侵され、余命幾ばくもない初老の天文学者。だが、彼には不倫の関係にある若い女性の存在があった。自分が死んでしまった後、彼女をなるだけ悲しませまいと天文学者はとある計画を立てる――。彼が亡くなったことを知り、深い悲しみに打ちひしがれる恋人。だが、そこに生前の彼が遺した大量のメッセージが、メールや手紙、動画やDVDとなって彼女の元へと届けられるのだった。まるでなくなってしまった後もその光を届ける宇宙の星のように…。という設定に興味を惹かれ今回鑑賞してみたのですが、いやー、これが見事なまでに気持ち悪かったですね~。「俺が死んだ後も俺のことを忘れんなよ、絶対」と言わんばかりの、この老天文学者のナルシズム全開のいたい暴走に僕は全く嵌まれせんでした。対する若い彼女もいかにも男が夢見そうな美化されたステレオタイプの女性像で、正直「こんな女いねーよ!!」と何度も突っ込んじゃったし。やっぱり僕はこの監督の感性とは合わないみたいです。すいません、4点で。 [DVD(字幕)] 4点(2018-01-22 23:16:58) |
995. ザ・ギフト
《ネタバレ》 何の落ち度もない主人公夫婦が、怪しい知人によって追い詰められていくというサスペンス・スリラー。最初はワイン、次はガラスクリーナー、そして鯉、…とどんどんとプレゼントされるものが豪華になっていき、最終的には…、というよくあるタイプのスリラーなんだけど、目新しいところは実は主人公の方が酷いやつで怪しい男の方が主人公によって人生をめちゃめちゃにされた被害者だったというところ。でもまあ、そこが映画として効果的だったかと言えば特にそうでもなく、逆に肩透かし&中だるみ感がちょっと。まあ結論を言うと、さして面白くはなかったです。 [DVD(字幕)] 4点(2018-01-14 15:12:48) |
996. 高慢と偏見とゾンビ
《ネタバレ》 ジェーン・オースティンのメロドラマの古典的名作にゾンビという全く正反対のものをリミックス!!上流階級の優雅な恋の駆け引きに突如として迷い込むゾンビどもを、英国貴族たちが中国武術と日本刀でぶった切る!!果たして彼らの恋の行方と人類の道末は?とまあやりたいことは分かるけど、いまいち空回っている感が…。もうちょっとはじけてくれても良かったのにね。僕はそこまでのれなかったです。 [DVD(字幕)] 4点(2017-12-15 22:52:10) |
997. ジャック・リーチャー NEVER GO BACK
《ネタバレ》 トム・クルーズ主演「ジャック・リーチャー」シリーズ第二弾。監督は社会性の強いアクション作品には定評のあるエドワード・ズウィック。あの『ラストサムライ』コンビが再びタッグを組んだということで今回鑑賞してみたのですが、「え、ちょっとどーしたん?」ってくらいいまいちでしたね、これ。なんかストーリーがすんなり流れてなくて全体的にテンポが悪い。クライマックスもいまいち盛り上がりに欠けました。うーん、一作目がそこそこ良かっただけに残念! [DVD(字幕)] 4点(2017-12-10 20:55:24) |
998. ドクター・ストレンジ
《ネタバレ》 ストーリーが荒唐無稽すぎてついていけませんでした。肝心の映像の方もごちゃごちゃしててかなり見辛く、とてもセンスがいいとは思えません。 [DVD(字幕)] 4点(2017-11-26 18:53:21) |
999. ペイ・ザ・ゴースト ハロウィンの生贄
《ネタバレ》 幽霊に借りを払って――。ハロウィンの夜、七歳になる一人息子がそんな言葉だけを残して忽然とその姿を消した。警察による懸命な捜査にも関わらず、犯人どころか少年の痕跡すら発見することも出来ないまま、ただ月日だけが流れていく。父親である大学教授のマイクは当然諦めることも出来ず、私生活を犠牲にして懸命に息子の行方を追い続けるのだった。だが、何も手掛かりを得られることなく息子が失踪してからもうすぐ一年の月日が過ぎようとしていたそんなある日、マイクの回りで不可思議な現象が起こり始める。居なくなったはずの息子の声が何処かから聞こえてきたり、息子が最後に持っていた玩具がいつの間にか机に置かれていたり、何かを訴えかけるような息子の幻が見えたり…。「きっとあの子が何かを伝えたがっている!」。改めて調査したマイクはやがて衝撃の事実を知ることになる。自分の息子以外にもハロウィンの夜に失踪した子供たちは何人もいて、そのほぼ全ては二度と見つからなかったという事実を。いったい息子は何処に消えてしまったのか?最後に呟いた謎の言葉の本当の意味とは?そして、息子は無事に両親の元へと帰ってくることが出来るのか?ハロウィンの夜に居なくなった子供を追って不可解な世界へと迷い込むことになる父親の恐怖を描いたホラー作品。毎度おなじみニコラス・ケイジ主演のB級感満載のそんな本作、あまり期待せずに今回も鑑賞してみました。まあ正直微妙でしたね、これ。とにかくお話のテンポが悪く、息子が失踪する以外これといった事件も起きないままだらだらと展開していくので途中の中だるみ感が半端ないです。その合間に何度も怖がらせイベントが発生するのですが、これがまた今までホラー映画で何度も何度も見せられてきたようなベタなものばかりで、古臭いったらありゃしない。また脚本も雑。途中で急に現れて何もすることなく唐突に死んじゃうあの霊媒師はいったい何のために出てきたのでしょうか。最後のオチもありがちなよくあるもので面白くもなんともありません。そして、本作の最大の欠陥はホラー映画なのに全然怖くないってとこかな(笑)。 [DVD(字幕)] 4点(2017-11-08 13:17:47) |
1000. スノーホワイト 氷の王国
《ネタバレ》 前作の内容はほとんど覚えていなかったけれど、シャーリーズ・セロン&エミリー・ブラント目当てで今回鑑賞してみました。正直、ほとんど期待せずに観始めたのですが、その期待を遥かに下回る薄っぺらい内容でしたね、これ。何処かで何度も見たような映像と脇の甘い脚本に終始睡魔が…。「愛は全てに打ち勝つ」みたいなクサい台詞が連発された日にゃ苦笑が止まりませんでした。主演女優お二人の美貌(特に、なかなか出てこなかったシャーリーズ・セロン姉さんが鏡の中からようやく登場したときは、その美しさに思わず溜息が漏れそうになっちゃいました)に+1点。 [DVD(字幕)] 4点(2017-10-20 22:12:40) |