1161. キリング・ミー・ソフトリー
期待したわけじゃないけど、つまらない話でした。ジョセフ・ファインズのキャラがはっきり気持ち悪い。ヘザー・グレアムよりジョセフの姉役のナターシャ・マケルホーンが素敵。クール・ビューティですね。 4点(2003-12-25 00:11:24) |
1162. グッドナイト・ムーン
なんで浮気したダンナが子どもを引き取るのかしら?スーザン・サランドンも継母のやることがいちいち気に入らないのなら自分が親権者になればいい、なんかヘンと思ってたら、サランドンは余命わずかということでした。一応は納得したけどこういう人間関係は私には理解できないし、エド・ハリスとジュリア・ロバーツに都合よすぎじゃないか?こんな関係がこんなにすっきりといくわけないじゃない。サランドンには分別ある大人の女、堅実な母を演じてもらったのだろうが、この元妻のお母さんがあんまり現実的でないように感じる。エド・ハリスはマイケル・ケインと同じく出演作に対してさほどこだわりかないのだろうか。 4点(2003-12-19 09:13:34) |
1163. セント・オブ・ウーマン/夢の香り
これって評価高いのね。アル・パチーノがノミネート7~8度めにしてついにオスカーを獲得した作品でもあるのですが、このパチーノが一番嫌い。「俺の演技を見ろ!」といわんばかり、オーバーアクト炸裂なのだ。「そんなに大声出しなさんな」と何度思ったことでしょう。ほんとに死ぬつもりだったのかどうかも疑わしい。性格が災いして思うように出世できず、銃か爆弾だかの暴発で失明してしまった偏屈じーさんがダダこねてるみたいだった。どうしてこんな失礼なことを感じてしまうのでしょうか?私は演技しているアル・パチーノを観たいとは思わない。この人は年とともに役を自分に引き寄せるタイプになったわね。それがいけないことだと言うつもりはないが、役に自分を近づけ、その俳優が役の人物になっているのが私は好きです。こういった物語の場合”演技している俳優”ではどのようなものかと感じるわけです。クリス・オドネルにとってはこのじーさんと過ごすことでちょっとした人生勉強ができたわけですから有意義だったでしょう。オドネルは初々しく自然で、見るからに真面目そうなルックスでハマり役でした。作品としては、あまりにストレートで、人生に幕を下ろそうとしている老人の悲哀とか静かにじんわり響いてくるものが感じられなかったです。マーチン・ブレスト監督は、「ジョー・ブラックをよろしく」でも思ったけど、なんといいますか余分なものをくっつけるのが好きなのかしら?ラスト、学校へ乗り込み道徳の教科書を読んでいるようなパチーノの演説はまったくいらない。シラけてしまった。最後までひねくれた偏屈じーさんのままでよかったんじゃないの? 自分を救ってくれたチャーリーへのお礼?でもこのラストはなんとなくパチーノの案のような気もする。 4点(2003-12-15 01:07:42)(良:1票) |
1164. スコーピオン
なんと言ったらよいのか困ってしまいます。結局主演はカート・ラッセルでいいのね?かつてはアメリカの正義と言われたケヴィン・コスナーがこうなりましたか。いったい何人殺したのかしらん。ラストの方で、あのこまっしゃくれた子に気遣いをみせていたのはせめてもの罪滅ぼし?カート・ラッセルは年とりましたねえ。首のシワが目について弱りました。メイクも結構きつかったんじゃない?高齢になった漫才師みたいでちょっと辛いものがありました。でもエンドクレジットの熱唱はかっこよかった。50才すぎてるのにあれをやっても違和感ないのはさすがです。しかしスターというのはバケモノだわ。クリスチャン・スレーターのことは忘れることにしました。「ユージュアル・サスペクツ」のホックニーが刑事役で出てましたね。 4点(2003-12-09 00:31:10) |
1165. クリムゾン・リバー
《ネタバレ》 これと「ボーン・コレクター」は同じタイプの作品といえますな。後半息切れしてしまい、なげやりなラストという点が共通している。冒頭の死体の描写に全勢力を注いでしまったんじゃないだろうか。ジャン・レノとヴァンサン・カッセルが別々の捜査をするうち、二人がかち合うシーンまではよかった。しかし、「犯人は双子のかたわれでした」なんて、バカにするのもいいかげんにしろッ!と怒りを覚えてしまった。 鑑賞後、あの終わりかたが信じられなくて、あっけにとられ、ボーゼンとしてしまった。エンドクレジットの後、最後にすごいネタがあるんじゃないかと期待したけど無駄でした。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2003-12-04 09:43:53) |
1166. マグノリア
《ネタバレ》 「ブギー・ナイツ」は大好きだし、群像劇も好きなんだけどこれはちょっとね。作品によっては全く気にならないものもあるけどこれは長い!実際に長い映画なんだけどその長さが耐えられない。「まだ終わらないの?」とイライラしてしまった。そう、この作品は最初から最後までイライラさせられた。ジュリアン・ムーアのヒステリックなアップ、トムの長髪と汗まみれのような演技。脇役も味のある人たちばかりなのになんで? 何年かぶりで再見してみてこんなことを感じました。 登場人物のそれぞれの事情は一通り順番に語られることで理解できる、けれどそれ以降がかなりしつこい演出と感じました。キリキリ、キツキツの神経衰弱。だから疲れるのかもしれない。なんだかんだいってもみんな自分のことで頭も手もいっぱいいっぱい。正真正銘第三者のこっちが逃げ出したくなる。 他人の悩みや愚痴を聞かされるということはこういうことなんですね、会うたび話すたびに延々と聞かされたのではやっぱりうんざりします。 ラストのあのオチなんですが、あれだけしつこく引っ張っておいてアレはやっぱりないですよ、無責任というか、ここまでしたならきっちり締めてくれと思った。 「そこまで言う?!そこまで・・・?!」とお手上げ気味の登場人物たちなんですが、あの土砂降りで一気に状況が変わるといいますか、正気になるといってもいいのかな?「ショート・カッツ」は地震だったのですけど、あの土砂降りも天災といえばそうなるわけで、そう思うと人間ってほんとにちっさい存在なんだなぁなんて思った次第です。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2003-11-29 21:57:12) |
1167. ゲーム(1997)
《ネタバレ》 う~ん、これはいわゆるサプライズパーティになるのかしら?でもここまでやられたら笑って「な~んだ、そうだったのお」じゃ済まないわよ、私だったらね。ちょっと悪趣味だわね。 [ビデオ(字幕)] 4点(2003-11-26 00:40:13) |
1168. JFK
オリバー・ストーンは私が信頼していない監督の一人。社会派監督だなんて認めない。それはストーンが使ってきた主演俳優を見ればわかる事。アイドル顔のチャーリー・シーンにトム・クルーズ、ここではアメリカの正義ケヴィン・コスナーときた。作品についてはですね自分で研究し、推理した「ケネディ暗殺」をみんなに聞いてほしくて、ほしくて作ったのだと思う。かなりの演説好きの目立ちたがり屋さん。例の封印された報告書が開示されるまであと30年くらいあるのか?たぶんオリバー・ストーンはそれを見なければ死ぬに死ねないなんて思っているのかもしれない。。。なにがってジョー・ペシの強引すぎるカツラ姿につきるっ!!これはもうサイコーです。「JFK」というとまず、これが頭に浮かぶ。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2003-11-07 16:20:37) |
1169. THE BATMAN-ザ・バットマン-
《ネタバレ》 ポール・ダノのリドラーが見たかったんです、でも期待通りとはいかなかったです。 バットマンの見所は悪役にかなりあると思うのね、なので今まで名だたる俳優たちが悪役を演じてきてる。 リターンズでミシェル・ファイファーが演じたキャットウーマンですが、やりたいという女優がけっこういたという話も何かで読んだ記憶があります。 そもそもバットマンがあの手この手でシリアスにダークに作り変えられることがなんか不思議なんですよね。 そういうのやりたい、見たい、好きっていう人も多いんだろうなとは思いますが。 本作は映像はいいし(ただし暗すぎるのが難)、キャラクターもいいと思うし、久しぶりに渋い悪役のジョン・タトゥーロも見られたんですが テンポが悪い上に長すぎる、どう編集しても3時間必要とは全く思えません。これが最も気になったとこ。 テンポが悪いから何が事の確信部分なのかもわかりづらい、というかなんか途中でどうでもよくなってくる。 そして今回のブルース・ウェインのキャラがあんまり好きじゃないです。 ゾーイ・クラヴィッツはキャットウーマンを演じるには小柄過ぎませんかね?最初、バットマンの子役の相棒が出てきたと思え、 キャットウーマンとはわからなかったです。 [インターネット(字幕)] 3点(2023-05-10 10:30:17) |
1170. 検察側の罪人
《ネタバレ》 まずアガサ・クリスティの「検察側の証人」が浮かびまして、「おぉーやられた~~」と心地よく騙されるのかと思ったら・・・ ナンダコレ、めっちゃ軽い娯楽作品でした。キムタクはキムタクのままで二宮和也も含め頭のキレる検察官には見えません!! スタイリッシュに描きたかったのかどうかしらないけど、あのセリフ回しがイライラするし、おまけに早口なので何言ってるかきちんと聞き取れません。だからなのかアマプラでは日本語字幕入りとして配信してますね。 なんだろう、なんか見るもの全部がしっくりこなくて落ち着かないんです。 で、直接絡んでこない人物なのに突拍子もなくヘンな人が意味なく多すぎです。 内容なんですが、最上があそこまで危険をおかすほどの根拠が全く見えません、説得力が皆無なんです。 学生時代世話になった下宿屋の娘が最上にとってどのようなどれほどの存在なのか語られてませんよね。 起訴できなかったことに対する怒りってことなんですかね。 そうなら検察官としてどうなんですかね?闇の人間とも持ちつ持たれつな関係ですし、 「もう検察官辞めればいいのに、ラストで辞めろよ」と後半からずっと思ってました。 そして吉高由里子はなんであんな重そうなボブヘアにされたのか疑問。 本作と「藁の楯」どっちにもかつての仕置人山崎努が出てるのね。 [インターネット(邦画)] 3点(2022-04-13 16:13:50) |
1171. ノルウェイの森
《ネタバレ》 読書しない私は本作の原作ももちろん読んでません。でも村上春樹という作家が海外での評価も高く、ノーベル賞受賞か否かといつも話題になっていることは知っています。なので小説「ノルウェイの森」は素晴らしいんだろうなとは想像できます。 時代背景が自分の親世代に近いので、なんとかついていけるかなと鑑賞しました。 木々の緑や雪の冬景色、雨が窓ガラスにあたる光景、みどりの自宅の室内とそこから見る風景などは美しく素晴らしいです。 でも「青いパパイヤの香り」とよく似ていて、俳優が演じているのにそれがこっちに入ってこない、人物のキャラもどうでもよくてただ眺めているだけなんですよ、コレいいんですかね?どう描きたいのかもよくわかりませんでした。食べるシーンもわりとあったんですが、どれもこれも全然美味しそうじゃないし楽しんでいるとも感じない、ヤバイです。 菊地凛子と水原希子っていうのもよくわかりません、あとレイコ役の女優とかタイプがよく似ていて、3人とも顔付きも体つきも骨っぽくて やたら性の話題を口にするんですが、頭でっかちで濡れるの濡れないの、傷つきたくないとか自己中で理屈っぽくて情感も共感もない。 「何言ってんのこの女」としか思わなかったわね。 来るもの拒まずなモテる男とめんどくさい女たち。性描写は特筆する美しさも無く、言葉や会話はやたら気取っていてうそ寒くてやっぱり全くこちらに響かない。印象的だったのは直子の髪型と爆発寸前のような早歩きです、いちばん怖かったわ~ 背景、景色の美しさは評価します。ところで糸井重里はすぐわかったけど、高橋幸宏と細野晴臣はわからなかったなあ。 [インターネット(邦画)] 3点(2022-04-11 16:18:01) |
1172. ポップスター
《ネタバレ》 解説に衝撃作とか問題作とか書いてあったけどそうは感じなかったです。 結局、銃乱射事件はショービズ界に進むきっかけになった程度の扱いのように感じたし、事件のトラウマを抱えて苦しんでるというよりも、過酷なショービズ界でスターになったがための不安定さにしか感じなかったです。 考えようによってはセレステは幸運だと思うんですよ、でもとにかくマネージャーとか、お付きの人がよくないね。 セレステはいわゆるお騒がせスターで、そういう人の裏側ってこういう感じなんですよってことを見せたかったのかしら、実際昔からいろいろ漏れてくるしなんとなく想像はつくけどね。 ラストのステージも派手な衣装にメイクのわりには曲は同じような感じで一本調子でよくなかったです。ダンスはスピード感があってキレキレってわけではないのに、他には無いみたいな感じで惹かれます、そういうとこがパヒュームみたいだなと。 ナタリー・ポートマンはイスラエル出身で祖父母はアウシュビッツで亡くなったという複雑な背景を持ってる人だけど、凄い学歴でかなりの才女。でも映画の役柄は不安定で精神的にちょっと?とか面倒臭い人って感じのが多くて見てるこっちもイライラと落ち着かないことが多いのです。意図的にそういうのを選んでるのでしょうか、クセのある役を演じて個性的とか魅力的に見せるとか? 40歳ということですし、そろそろ誰にでもおぼえがあるようなテーマでしっとりとした演技も見たいものです。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2021-08-12 13:55:45) |
1173. ラスト・ターゲット(2010)
《ネタバレ》 スウェーデンの雪景色の中でのオープニングにかなり期待しました。 しかし、イタリアの田舎町の雰囲気景色はかなりよいのですが、何が始まるのかと思えば娼婦との恋愛なんだもの。 私はこの娼婦もそのうちやられちゃうんじゃないかと、二人きりになるシーンになる度にハラハラしたのに。 とにかく暗殺者であるジャックの人物像があんまりよくないと思うのね、魅力的じゃないです。 原題は「The American」なんですが、ヨーロッパでのアメリカ人てスナイパーですらこんなもんなんですかね。 敵を追う、狙う、射殺する時の身のこなしや顔つきにプロフェッショナルなキレを感じないからかっこよくない。 話の内容もこれといって面白くないです。 なぜジャックは組織から狙われることになったのか、それくらい明確にしてほしい。 それすらよくわからないし、何も起きず娼婦とのイチャイチャだけ見せられて、いったい何がしたいのかさっぱりわかりませんでした。暗殺者の恋愛映画だったんですかね、それをクールにハードボイルドに仕上げたかったみたいですが失敗例のように感じました。そもそもイタリアじゃ無理かも、そのまま舞台は北欧のほうがヒリヒリ感は保てたんじゃないかと思う。 イタリアの女優さんたちが色っぽくて素敵だったことと、神父さんのキャラが唯一の救いだったような気がする。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2021-07-19 14:55:17)(良:1票) |
1174. リズム・セクション
《ネタバレ》 何日か前の夜中に観たんですが、一晩寝たら観たことも今日まで忘れてた。 すみません、「なんじゃ、こりゃ」が感想です。 CIAにMI6とか言ってるけどプロフェッショナルを感じる登場人物はひとりもいません。 ジュード・ロウがなんのためにいるのかもよくわかりませんでした。無理があるし雑過ぎ浅過ぎで呆気にとられてしまった。 爆発で不必要に人が死ぬ映画はそこらじゅうにあるけど、本作でのそれは持っていきかた、経緯も結果も凄くいやです。 「しょぼ映画」てことでこの点数にしました [CS・衛星(字幕)] 3点(2021-01-22 18:13:26)(良:1票) |
1175. グレタ GRETA
《ネタバレ》 もう最初から最後まですっかり読めちゃう、予想できちゃうという陳腐さなんです。 ニール・ジョーダンの監督作品てちょっと落差があるように思うのね、中年女性と若い女の子を中心で最初から最後まで女ばっかりなんですけど、この監督さんは女を描くのがあんまり得意じゃないのかもね。だからこんなにありきたりになっちゃったのかも。 イザベル・ユペールもクロエちゃんの演技もいいと思うんです、ただクロエちゃん演じるフランシスのキャラがよくない。フランシスのキャラが話の進行に合わせて都合よく臨機応変に設定されてるような気がした。守られキャラとして描いているのかな?それにしては肝心なとこで人の忠告や意見は聞き入れないし、か弱いというよりドンくさいと感じてしまいました、最後のツメも甘いし。あれじゃ振動で簡単に開いちゃうわよ、グレタは逃走してほとぼりが冷めた頃にまた現れるんだろうな。 タイトルロールにもなってますし、やはり大女優イザベル・ユペールに花を持たせたって事かな。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2020-05-27 15:30:45) |
1176. トゥ・ヘル
ニコラス・ケイジという人はかなりぶっ飛んだ人らしい、かなりの浪費家だし変人とも言われる。 来日時にパチンコにハマり、パチンコCMにも出てしまった、あのCMを見た時は目を疑ったわよ。 コッポラファミリーのひとりだけど、全くそういうものを感じない。ミュージシャンで身を立てようとしていたジョニー・デップの資質を見抜き俳優へ誘ったのもケイジだ、プロデューサーとしての才能もあるようだ。 そして支離滅裂のしっちゃかめっちゃかな映画にも度々主演して怪演を見せてくれるのです。コメディに出れば必死さの中の可笑しさと困ったような下がり眉でホロリとさせる情感を醸し出す、どう考えても低レベルと感じる映画でも決して手抜きはしない、いつも全力で演じているのがわかる。 なので本作もまあ、いいとしようと思いました。アンジェロ・バダラメンティのあの独特の曲とケイジのTシャツとブリーフ姿に、そして「ボーン・アイデンティティー」の頃と殆ど変わらないフランカ・ポテンテに敬意です。 希望としてはここらでニコラス・ケイジならではのホンワカしたヒューマン・コメディ、犯罪コメディが観たいなあ。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2020-04-11 15:12:44) |
1177. ドム・ヘミングウェイ
イギリス映画となってるけど監督はアメリカ人なんですよね、だから笑いの質がイギリス映画ぽくないわけだ。 ごめんなさい、全く面白くなかったです。劇場未公開なのも納得できてしまう。 オープニングは「お、イケるかな」と期待できるんですが、いくらなんでも1本調子過ぎじゃないですかね。 ハイテンションで怒鳴りまくり、悪態つきまくってメソメソ泣いて・・・ なんか邦画でいうヤンキー映画みたいなんです。 もともと不安のあったジュード・ロウの前頭部なんですが、本作ではそれを強調してたのか それとも成すがままだったのか・・・変に隠さず抵抗しないところが潔くていいいかも。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2020-03-29 21:25:01) |
1178. ファインド・アウト
《ネタバレ》 誘拐、拉致されたというのに妄想ということで精神病院に入院させられたり、 家族が突然行方不明になり必死の訴えをするもまともに取り合ってくれない警察、 こういうことを問題提起してるとはわかりました。 しかしいちばん感心したのは、よくもまあ咄嗟に次から次へと都合のいい嘘が言えるもんだということです。 いなくなった妹を一刻も早く助け出したいということなんだろうけど。 孤軍奮闘ぶりはいいんだけど、それがちっとも興味を引かない内容でして、 あんだけハイテンションで走り回った割には見てるこっちに達成感も爽快感もなく、 ラストの皮肉なひと言、これをどうしても言わせたかっただけなのかと。 なんか疲れる映画でした。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2018-11-01 16:37:59) |
1179. たかが世界の終わり
《ネタバレ》 この邦題からブラックユーモアな映画かなと期待したんですが いや~参った、まるで「8月の家族たち」フランス版 あっちは背景や説明がきちんとあって「なんでこうなのか、そしてこうなった」 ということがとりあえず理解できるんですけどこっちはそれが殆どなし。 突然帰郷する気になった次男でゲイで劇作家として成功したルイ、 実は病気で余命宣告されたからなんだろうなと、それすら明確に説明されてないわけで。 12年ぶりで帰ってきたからにはそれなりの理由があるんだろう、 それはなんなのかと気付かないのか聞きたくないのか 母親はケバイ化粧と服装でなんかやたらはしゃいでいるし、 手に負えないルイの兄と妹を助けてやってくれと成功したルイに頼むわけ デリカシーの欠片もない兄のアントワーヌは弟を厄介者扱いで怒鳴り散らかす ルイは結局自分のことは何も言えずに去るわけです。 俳優たちは一流の有名どころなんですが最初から最後までどアップの画面と噛み合わない家族の会話、 音楽も好みではなく苦痛の映画でした。でもカンヌで好まれるっていうのはなんとなくわかる [CS・衛星(字幕)] 3点(2018-10-05 17:55:52) |
1180. ダイバージェント
最初から無理あるでしょと思う未来の管理社会、そこにダイバージェント 無派閥とか言ってたけど、アウトロー、自由人、マルチ。。。 柔軟性、適応性の高い人ってことかな?それが危険分子ということか なんて思いながら見てた、なんか無駄に長い映画でした 主演の女優さんはかわいいけど。 全体像が見えないというかキチンと把握できないです 結局「なんのため?」っていうとこに説得力がないというか。 電車の乗り降りくらい普通でいいじゃん(笑) こういう作品にケイト・ウィンスレットがいることに違和感でした [CS・衛星(字幕)] 3点(2015-05-28 20:38:26) |