101. 刑事コロンボ/ビデオテープの証言<TVM>
《ネタバレ》 被害者の娘であり、加害者の妻である女性のちょっとした一言が、事件解決の突破口となります。彼女がつぶやいた何気ない一言。『いすの上に***が見えた』普通なら聞き流してしまう一言を元に犯人を逮捕するコロンボは、やはり優秀な刑事でした。最後、悪あがきする犯人は正に***でした。警部、芸術って難しいですね。 6点(2004-02-22 20:02:18) |
102. 刑事コロンボ/歌声の消えた海<TVM>
ファーストシーンからコロンボが登場する珍しいパターン。カミサンが抽選で当てたメキシコへの船旅に参加します。いよいよミセスコロンボの登場かと思いきや、案の定はぐれてしまい次回のお楽しみって所です。さて今回のコロンボの見所は様々なファッションです。パジャマ、アロハと普段見られない姿を披露してくれます。警部、ヨレヨレのレインコート以外も似合うじゃないですか! 6点(2004-02-22 19:38:19) |
103. 刑事コロンボ/毒のある花<TVM>
《ネタバレ》 女王陛下と陰口を叩かれる、化粧品会社の社長が犯人。彼女には十分に人間的魅了があります。コロンボとのやり取りは面白く、彼女が嫌がっている様子も窺え、また主任研究員や産業スパイの女等、脇を固める人物の表現もしっかりしていて秀作となりえるはずなんですが、この点数。これは彼女の往生際の良さにありますね。女王陛下と揶揄されるような人が、あれくらいで観念してはいけません。何のかんのと、白を切りとおさないと、コロンボの活躍が半減です。まぁ、あれだけへばりつかれたら、犯人じゃなくても「ワテがやりましてん」と言ってしまいそうですけどね。警部、かぶれは治りましたか? 6点(2004-02-15 14:46:35) |
104. 刑事コロンボ/二つの顔<TVM>
《ネタバレ》 旧シリーズのセカンドシーズン最終作。パイロット版から通算すると17話目にあたる。コロンボ作品では珍しい犯人が複数います。途中で殺される”協力者”ではなく主犯が一人でないのは、今作と『ロンドンの傘』ぐらいでしょうか。その2作ともセカンドシーズンで作られているのは興味深いところです。やっぱり製作サイドに多少、マンネリに対する意識があったのでしょか?さて本作は犯人に魅力が乏しいです。コロンボの面白さはある意味、犯人の魅力よるところが大きいと思います。いい人であれ、往生際の悪い奴であれ、犯人の人間性がはっきり見えてこないと、それを追い詰めるコロンボも生きてきません。そういう意味では5点でもよかったのですが、使用人のペックさんに怒られてアタフタするコロンボに+1して6点とします。警部、やっぱり他人の家の床に葉巻の灰を落としたらマズイですよ。 6点(2004-02-15 12:50:47) |
105. ナバロンの要塞
幾度となくテレビで観ていた子供のころを懐かしみながらDVDで観賞。G・ペックが若い!渋い!派手なアクションや銃撃戦がなくても戦争映画は作れるんだと再認識させられました。長いのが難点。 6点(2004-02-11 18:32:43) |
106. 刑事コロンボ/第三の終章<TVM>
《ネタバレ》 まず自分に疑いを掛けさせて、それを晴らすことによって安全地帯に逃れようとする。斬新なアイデアでした。ただし、余計なことをしすぎたために、自ら墓穴を掘ってしまう犯人。あっけないラストでした。警部、6ドルのチリは、いつものより美味かったですか? 6点(2004-02-08 20:05:43) |
107. 刑事コロンボ/悪の温室<TVM>
コロンボの相棒ウィルソン刑事が初登場。コロンボを古畑とするならば、ウィルソンは今泉と西園寺の中間あたりか。ストーリーが淡々と進み、あっけなく犯人が逮捕される。余り印象に残らない作品。警部、アフリカ・バイオレットは咲きましたか? 6点(2004-02-08 13:24:25) |
108. スコア
まず苦言。マーロン・ブランドは必要ない。ストーリーも見え見えで、それゆえ緊迫感に欠けた。ノートンの演技は見事で、デ・ニーロの好演も認めるが、すでにバーのオーナーである『ボス』があのような危ない橋を渡ること自体に設定の無理があるように思える。 6点(2004-01-18 16:29:27) |
109. 刑事コロンボ/偶像のレクイエム<TVM>
やや落ち目になった往年の名女優が犯人。初めて会う前にいつも以上に 身だしなみを整え、特に爪にまで気を使うコロンボ。そして初対面のときの、はしゃぎようは愉快です。ただ殺害方法には少し無理があり、ラストの罠も、いつもより、キレが無いような気がします。でも、いつものネクタイが『カミさん』の贈り物とは。警部、あなたって本当に愛妻家なんですね。 6点(2003-12-14 15:00:48) |
110. バイオハザード(2001)
ゲームを原作とする映画の中では良く出来たほうでしょう。ただゲームの世界観は余り表現できていない。ゲームでは扉を開ける恐怖、角を曲がる緊張等、ただ歩くだけでも怖かった。タイラントが出てこないのもダメ。元々ゲームには映画的手法が使われているので、そのあたりが残念である。でも、あんだけゾンビが出てきたら、とてもじゃないがクリア出来んなぁ。 6点(2003-11-30 13:04:44) |
111. 刑事コロンボ/逆転の構図<TVM>
この作品が74年。パイロット版『殺人処方箋』が67年。あのコートを7年着ているそうだが、ちょうど計算が合う。さすがコロンボ。教会でのやり取りは◎。ラストは△。で6点。 6点(2003-11-29 22:45:29) |
112. 刑事コロンボ/構想の死角<TVM>
《ネタバレ》 シリーズ化されての第一作目。スピルバーグの作品であるが、特に面白いとは思わない。正直言って、あんな証拠で自白するとは思えない。それだったらいっそのこと、ラストであのメモをごみ箱に捨てるカットを入れて、メモは被害者が書いたものではなく、コロンボの捏造としたほうがコロンボらしい。観るものは、ニヤッとシニカルに笑えたと思う。 6点(2003-11-24 17:59:21) |
113. 12モンキーズ
アイデアは面白いが、12モンキーズの計画完了後もう一ひねり欲しかった。B.ウイリスの演技はちょっと暑苦しかった。 6点(2003-11-22 21:50:49) |
114. 刑事コロンボ/パイルD-3の壁<TVM>
コロンボシリーズの中ではピーター・フォークが監督した唯一の作品。カメラの視点がいかにも俳優監督らしい。パイルを掘り出した後、がっかりしている振りをしているコロンボが面白い。ただ高速でのパンク等意味の無いと思われるシーンがあったのでちょっと減点。 6点(2003-11-22 00:00:46) |
115. 風の谷のナウシカ
そこそこに楽しめる。ただラストは『何でもあり』って感じがした。それにしても安田成美は歌下手やったなあ。 6点(2003-11-03 22:49:00) |
116. パニック・ルーム
普通に楽しめました。犯人のバカさ加減が取りざたされていますが彼らは元々コソ泥なのであんなもんでしょう。カメラワークが一つの売りのようですが、私にはちょっと鬱陶しかった。確かにもうちょっとひねりがあれば良かったかな。 6点(2003-11-03 13:41:21) |
117. マトリックス リローデッド
1作目が予想外の大成功。その後2,3作目を連続して作るのはバック・トゥ・ザ・フューチャーと同じパターン。BTFが一般向けだったのに対し、これはストーリーが難解でマニア向けになっている。アクションと映像美が画期的でなければ、ここまでのヒットは無かったであろう。さらに映像技術が進歩するであろう10年後に観た時、ただの『分かりにくい映画』になっていないことを祈る。ところで、預言者の側近の男は加門達夫か?と思ったのは私だけであろうか? 6点(2003-11-02 00:09:40) |
118. スピード(1994)
面白いことは面白いが、ちょっと内容が希薄かな。地下鉄以降の展開にもう一ひねり欲しかった。 6点(2003-11-01 17:54:07) |
119. 八つ墓村(1977)
「たたりじゃ~。八つ墓様のたたりじゃぁ~」当時、このセリフが流行らなかった小・中学校は無かったんちゃうて言うぐらい流行ったね~。映画としてもまあまあおもろかったと思う。 6点(2003-10-26 21:18:09) |
120. 断崖
《ネタバレ》 ロクデナシ男と結婚をあせった浅慮の女の話。これといった盛り上がりも無いままラストを迎える。結局のところ男はただのロクデナシなのか、それとも非道いロクデナシなのか?確かに余韻を持たせるエンドではある。ヒッチコックがそこまで狙っていたかどうかは良く分からんが、もし狙っていらとすれば最後にあの「光るミルク」のカットを入れて欲しかった。しかし今も昔も女性ってロクデナシがお好きなようで。 5点(2004-05-05 16:47:13) |