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港のリョーコ横浜横須賀さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 118
性別 女性
年齢 41歳
自己紹介 前回アクセス(H30.11月)から2年ぶりに再びアクセス。
なかなか時間がないものの、地味〜に、たま〜に、映画は観ているのですが、、何故か映画鑑賞よりレビューを書く方が時間がかかる不思議…
簡潔に論理的にまとめる能力が欲しいです(泣)

<採点基準>
10  :生涯のベストムービー。理由は様々だが愛してる

9 ~8 :かなり大好き。純粋に面白い。好き!

7 ~6 :なかなか良い、悪くない。云わば平均!

5 ~4 :微妙、消化不良、苛々。あまり好きではない

3 ~2 :見たことをひたすら後悔、後悔、後悔

1 ~0 :滅多に出ないが出たら最後。永遠にさようなら

これからもよろしくお願いします!

令和2年10月10日

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101.  コンスタンティン
先に申し上げておきますが、ワタシはキアヌ大好きなので必然的に+1点です。 よってストーリーのみの評価で言えば7点。  率直に面白かった。 やはり私の勝手な『キアヌセオリー』は間違っていなかった。  映画館で観た後にDVDを購入して既に3回くらい見てますが (つい最近久々に見直したのがその3回目)、飽きずに何も考えず見れてラクです。 主人公はスパイダーマンのように善人でもなく、バッドマンのように裕福でもない。 自己中で憎まれ口を叩くシニカルな様は、初対面では間違いなく印象最悪男。 しかし仕事は黙々とポリシーを持って遂行する。 女心をくすぐりますね、まさにギャップ萌え。 おそらくヒロインもそんな彼のギャップにやられたに違いないでしょう。  ただ終盤の展開に少々物足りなさも感じたため、その点がマイナスポイント。 しかしグロさもエロさも控えめのため、鑑賞対象の幅は広いでしょう。 「天国と地獄のエージェント」というコピーがより神秘さを増していてナイスです。  ちなみに私のキアヌセオリー。 「肥えキアヌ映画は駄作多し。痩せキアヌ映画は良作多し」です。
[映画館(字幕)] 8点(2007-07-31 12:02:30)
102.  クレイジー/ビューティフル 《ネタバレ》 
この映画のテーマは『シンプル・イズ・ディフィカルト』だと思う。 主人公の二人は性格は正反対、人種も階級も違うが、それでも惹かれ合い純粋に愛し合う。 互いの表現の仕方に違いはあるにせよ、『相手を大切に想う』気持ち、『ありのままの相手を受け入れようとする』努力、そして『自分の気持ちも大切にする』という根底の部分は一致している。 これは恋愛に限らず人間関係において大切な要素だと思った。   そんな二人もそれぞれの家族や将来の悩み・問題に直面する。 どれも互いにとって大切な存在だからこそ、万事順調になることを願う。 困難な現実に立ち向かうことは、誰にとっても厳しい。 それでも立ち向かえるのは、様々な葛藤や悩みの中『愛情』のみで繋がっている 互いの存在の大きさなのだろう。 ただ、彼氏に比べると彼女の問題は少々幼さも感じたため、そこが少々残念でもある。  気持ちは口にしなければ相手には伝わらないことを頭では分かっていても、 それを実際に行動に移し、素直になることはなかなか難しい。 「簡単だけど難しい。分かっていてもなかなか出来ない」と思う事柄は、 少しでもシンプルになれれば、それだけで何かが変わる可能性大なのだろう。  全体的に、主演二人の若さ溢れる楽しそうな輝きには自然と顔がほころんでしまう。 特に海辺の写真のシーンは、爽やかで甘酸っぱい自分の記憶をも呼び覚ましてくれた。 若さ故の勢いに乗るも様々な問題や葛藤に溺れ、しかしそれでも精一杯愛し合う二人の姿は、狂気<クレイジー>でもあるが耽美<ビューティフル>にも成りえるのだろう。 
[映画館(字幕)] 8点(2007-07-31 10:41:58)
103.  イルマーレ(2000)
手紙は、本当に素敵な通信手段だと思う。 私は高校時代に遠距離恋愛をしていて、よく恋人と文通をしていました。 当時は既に携帯メールも普及していましたが、彼が 「手紙に今の俺たちを残そう。手紙なら、きっと普段以上にお互いに素直になれる」 と言ったのですが、彼の言う通り、そこにはお互いの確かな想いがあった気がします。  手紙は想像力と理解力が会話以上に要求されると思うが、 その行為こそが既に「相手を思いやっている証」でもある気がする。 自分と相手をシンクロさせ、相手の立場になり、想いを馳せ、 そして言葉の一つ一つに込められた言葉を汲み取っていく。 メールのような機械的な文字でなく、それぞれの個性が確実に出る手紙だからこそ、 顔すら知らない相手でも互いに惹かれ合ったのだろう。  想いが込められた言葉は『言霊』となると思っていたが、 主人公の二人がこの先も二人で言霊を育んでいこうとするラストが素敵だと思った。
[DVD(字幕)] 7点(2007-07-20 14:28:38)
104.  ザ・メキシカン 《ネタバレ》 
主演二人の共演はドリームマッチ。 なのにジュリアとブラピが不釣合い。 二人が恋人に見えないのは、ストーリーを加味すると致命的でしょう。 ジュリアは「気の強い女」は適役のはずなんだけど、これじゃ単なるヒステリック。 対するブラピがプチだめんずを上手に演じてるだけに惜しいと思う。 終始盛り上がりに欠けている。 自分たちのことしか考えてないのは、ある意味幸せですね。
[DVD(字幕)] 5点(2007-05-07 14:39:13)
105.  リック 《ネタバレ》 
若かりしブラピの美しさも見物だが、内容も本当に素晴らしい。 彼は『限りある生活での命』ではなく、『限りない生活での短い命』を選ぶ。 しかし彼にとっての「限りない生活」とは私たちの「当たり前の生活」で、 彼にとっての「幸せ」が私たちにとっての「愉しみ」であることが、何とも皮肉だ。 神様、あなたはどうして稀に不公平なのですか? 彼ほど純粋で、素直で、優しい人間に、どうしてあのような試練を与えるのですか? 当たり前過ぎる日常に疑問も持たず、むしろ「もっとこうだったら…」などと より多くを求め、日々の生活や周囲の人々への感謝の気持ちも少なかった自分が、 なんて自分勝手でお気楽なのだ…と情けなくなり、 でもなんて幸せだったんだろう…と実感してしまった。  「今日は良いお天気だね。お散歩でもしようか?」 こんな些細な言葉でも、きっとリックにとっては大きな意味を持つ。 この映画を見てから、私はお散歩が大好きになった。 こんな言葉を当たり前のように口にし、風の心地良さを感じながら、 陽だまりの中をてくてくと歩くことに、とても幸せを感じる。 そしてちょっとキザかもしれないけど、キラキラした太陽の眩しさを見ると、 この映画のこともよく思い出すんですよ。
[ビデオ(字幕)] 8点(2007-05-07 12:07:49)
106.  LIMIT OF LOVE 海猿 《ネタバレ》 
恋人であれ、家族であれ、どんな愛にも期限はあると思う。 愛はそこに対象者がいて初めて意味を持ち、目には見えない形になって、 人に生きる希望や道しるべを与えていくのかもしれない。 だからこそ、大切だと思った人に出会った時はその出会いに感謝し、 決して自ら幕を閉じるようなことをしてはいけないのだと思う。  テーマが愛なのは分かる。 ただ、あまりにも主人公がスーパーマンになってるのが萎えた。 普通ならあの状況で妊婦が「母子共に異常なし」なんて有り得ないでしょう。 そしてあんな場面で長々と電話してプロポーズするか? これじゃ「本当に仕事に誇りを持ってるの?自信を失って行きずまっていたってマジ?」 って思っちゃいますよ。  ただ、人が極限の状態で生き残る時は、案外そういうものなのかもしれない。 主婦の「子供を守りたい、この世に送り出してあげたい」という 強い思い(母子愛)が彼女の心身に影響を与え奇蹟を起こしたのかもしれない。 「愛する彼女の元に戻り、幸せにしたい」という想いが彼を強くしたのだろう。 好き勝手に生きてきた男も、生死の境を垣間見たことによって、 一番大切なものが家族だと言うことに気がつく。  以前テレビで新潟の地震で崖崩れの中から救出された男の子のことを見た。 救出される直前まで(既に死亡している)母親や姉と話をしていた、と言う。 これこそ「愛」が成した奇跡なのかもしれない。
[映画館(邦画)] 5点(2007-05-05 01:33:47)
107.  バック・トゥ・ザ・フューチャー
初めてこの映画を見たのは、10年くらい前だったかな? 当時の私は小学生で、ワクワクしながら食い入るように見ていたのを覚えている。 ドクの愉快で素晴らしい発明品の数々に心を打たれ、 幼い私は、自分が大人になった時にはこうした製品が出来ているに違いない!! と信じてやまなかった。  月日は流れ、未だタイムマシンも宙を浮くスケボーも市場には出回ってないが(もしかしたら、知らない所で誰かが発明してるかも?!)、 今現在でもこの映画を見ると夢や希望が持てる。 「きっと10年後・・・いや、私が生きてるうちには見てみたいなぁ☆」 もう子供という年齢ではないのにそんな風に思える映画、 これを最高のエンターテイメントと言うのでしょうね♪  2,3も好きですが、やっぱり一番好きなのはこれです! マイケルJフォックスがパーキンソン病になったのは本当に残念でしたが、 あなたがスクリーンに出る回数が減っても、 この映画によってあなたの存在はこの先もずっとみんなの心に残ります。  素晴らしい映画を作った製作陣にも多大なる拍手!!
[DVD(字幕)] 9点(2007-04-12 10:01:43)
108.  鉄道員(ぽっぽや)(1999) 《ネタバレ》 
高倉健さん、すごい俳優さんなんだと思います。 でもゴメンなさい、やっぱりいつも似たような演技としか思えませんorz でもこの主人公なら、やっぱり健さんがピッタリだったのかも。 「自分、不器用ですから・・・」がまんま役柄だったし。  良い意味でも悪い意味でも、一昔前の『邦画』だなぁ~という印象です。 役者たちの声が小さくて聞き取りづらい。 ムダに間延びしてダレ気味。 所々でキャスティングミスが色濃く出てしまう。 良いお話なんでしょうが、結末はだいたい分かってしまってました。  多分この映画を見るなら、 お正月に久々に親戚一同で集まって、割と年齢層も高い人が多めで、 でもティーンもいるから古臭いのじゃつまらない、 かと言ってお正月から激しいのはお年寄り的にもちょっと・・・ ってシチュエーションで見るのが一番平和なんじゃないかと思いました。
[DVD(吹替)] 5点(2007-01-13 17:28:46)
109.  トレインスポッティング 《ネタバレ》 
クスリがキマったあとのみんなは底抜けに明るい。 ドンギマリでそれぞれが独自の世界観を語ったり、浸ったりしている。 やりたい放題して楽しそうなのが、ちょっと羨ましく見えてしまう。  でも、私はやっぱりドラッグなんてやりたいとも思わない。 私はドラッグに手を出したことがない(当たり前だが)から、 ドラッグを愛して止まない人たちの気持ちや言い分は、まったく解らない。 彼らからすれば「お前ら(非ドラッグ使用者)の方がつまんねぇ人生だな」と、 冷笑し蔑んでいるかもしれないが、それでも構わない。 解りたいとも思わない。 他人に迷惑をかけなければ好きにすればいい。 自分の体と人生なのだから。  でも、自分の家族・友達・恋人にドラッグ中毒者がいたら、 こんな簡単に見放すことなんて出来るか? 私の友達にも、レントンと似たような子がいた。 発見した時、私は無茶苦茶にぶん殴って何時間もやめるよう説得した。 でも何度も同じことの繰り返しだった。  それでも「いつかは解ってくれる」と信じ、説得した。 本当にやめて欲しかった。 しかしある日連絡が途絶えた。 今その友はどこにいるかも分からない。  ドラッグに手を染めてしまう理由はそれぞれだろう。 この映画でレントンは克服しているが、現実はレントンの仲間たちのように、 克服できず、泥沼をまるでオアシスのようにすすり続けている人が多いだろう。 ドラッグ使用者は、ドラッグに何を求めているのだろう。 やはり、私には理解できない。 ただ、解って欲しい。 それを知った時のあなたを想う周囲の人々は、本当に悲しむ。 結果的に何も出来なかった時は、さらに自分を責める。 私が今願うことは、友がレントンのように生きていることだけだ。
[DVD(字幕)] 8点(2006-10-31 11:17:41)
110.  下妻物語 《ネタバレ》 
ロリータとヤンキーまではいかなくても、そういえば私の周りの友達も みんな個性が強くて、自分とは性格や考え方が正反対の子が多かった。 恋愛ではよく正反対の者同士が惹かれ合うけど、 女同士でその仲が成立するのは確かに難しい。 きっと女は男より欲深くて自尊心の高い生き物だからかもしれない。 それでも心を通わせていくのは、お互いに『尊敬』をし合っているからだと思う。  桃子は周囲の目や言葉など気にせず、冷酷なまでに自分の世界をどこまでも貫く。 それが自分の幸せに通じる、と言うことを知っているから。 そんな桃子の「強さ」にイチゴは憧れと尊敬の念を抱いたのでしょう。 逆にイチゴは、人から虐げられる外見をしていてもポリシーとルールは持っている。 自分を変えたくて始めたことでも、すべてソレに染まる必要はないことも知っている。 そんなイチゴの「純粋」さに、桃子は戸惑いつつも『感情』を学んだのだろう。  桃子に足りなかったモノを持っていたのがイチゴ。 イチゴが欲しかったモノを持っていたのが桃子。 唯一、二人に共通していたモノは『素直さ』だったのだろう。 自分の世界を貫くのも、ストレートに感情を表現するのも、 どちらも自分に対しても他人に対しても素直でなければ出来ないことだと思う。 単純な構図だけど、人間が人間に惚れる時は、きっといつだってシンプルなんだ。  「男の友情は強く、女の友情は脆い」ってよく聞くけど、 女の友情だって捨てたモンじゃないでしょ。
[DVD(字幕)] 9点(2006-08-18 10:22:50)(良:1票)
111.  マシニスト 《ネタバレ》 
クリスチャン・ベールは本当に素晴らしい役者さんですね~。 「アメリカンサイコ」を見てスマートな彼にホレてましたが、 今回はあの時のスマートさとは別の意味で本当にスマートすぎて怖い。 『ひたすら絶食』のおかげで超不健康な人になった彼に何より拍手したいです。   映画のストーリーには最後のオチにちょっと消化不良気味。 雰囲気や見せ方がとても良かっただけに、本当に残念でなりません。 例えば、トレバーやスティービーのような影を持つ人間を撮る時には 部屋や工場などをどことなく暗くて歪んだ「負の空気」の漂わせ、 逆にそれ以外の人物が絡む街中や刑務所の白さなどはまさに正反対だと思います。 『見せ方・撮り方』が秀逸だったおかげで、ストーリーにもメリハリが出来て 目が放せない状態になっていたことは間違いないと思います。  「メメント」を超える作品という前評判を聞いていたのですが、 ストーリー的には私の中でメメントを越えるほどではありませんでした。 ただ、役者魂の面ではクリスチャン・ベールに余裕の軍配です。 彼によって完成された映画と言って過言ではないと思います。
[DVD(字幕)] 7点(2006-07-23 00:54:43)
112.  きみに読む物語
若き日の主人公の二人は、子供過ぎたのかもしれない。 人間は弱い生き物だから、死ぬほど愛し合った人を失った寂しさや無力感を、 別の誰かでそっと蓋をし、癒そうとする事は仕方がないと思う。 でも、アリーは手紙を待ち続けたと言うけど、1日でもお母さんより先にポストを見る機会はなかったのか? ノアがアリーを愛する気持ちは痛いくらいに伝わってくるけど、 あまりの愛の深さ故に周りが見えず、少々盲目的になりすぎている気がする。 対するアリーは気持ちと行動が刹那的すぎて、あまり共感出来なかった。 きっとその大胆さと素直さが男性には魅力的に映るのかもしれないが、 婚約者がいるのに元彼と会って、いくら知らなかった過去が露わになったとは言え、 肌を合わせる前にもう少し理性を働かせることは出来たように思える。 ノアもカラダだけの関係とはいえ、未亡人だろうが一人の女の気持ちをもう少し考えてあげても良かったと思う。 二人とも「まっすぐで素直で純粋」なのだろうが、言い方を変えれば子供と同じだと思う。 純粋であるがゆえに知らず知らずのうちに誰かを傷つけてしまう。 特に恋愛においては、自分の知らないところでも必ず誰かが傷つき、 涙している人がいるということを、もっと念頭に置かなければいけない気がする。 本当に『若さ』だけで突っ走る事ができ、結ばれた関係だと思う。 老年でアルツハイマーになってもアリーを愛するノアの想いの深さは、本当に素晴らしい。 女なら、ここまで愛されてみたいと思う。 でもアルツハイマーになってごく稀にしかノアへの愛を思い出せないアリーを見ると、 若い頃からの刹那的感情は、悲しくも病の上でも同様のように思えてならなかった。 もしかしたら、この映画は最高の片思い映画なのかもしれない。
[DVD(字幕)] 5点(2006-07-06 16:10:20)(良:1票)
113.  星になった少年 Shining Boy and Little Randy 《ネタバレ》 
チケットを買う時、窓口で私の相方も言いました。 「”ゾウになった少年”のチケット2枚ください」 カンベンしてくれよ、マイダーリン_| ̄|○   夢半ばで終わった坂本哲夢さんの短すぎる生涯を描いた”ドキュメンタリー的感動映画”という感じです。 実話なだけにわりと淡々と話が進むので、映画としてのストーリー性を求めると鑑賞後は少し物足りなさを感じてしまうかもしれません。 所々で持ち出される親子の確執などが中途半端に終わってしまっているので、それをもう少し掘り下げて描いていたら、もう一味違った作品になっていた気がします。 あと、常盤貴子が年齢的に母親役がちょっと厳しいかな。 柳楽くんの演技は今回初めて見ましたが、可もなく不可もなく・・・という感じ。 「だれも知らない」を見ればまた変わるのかな?  この映画の伝えたいことは「哲夢のゾウ使いへの道の厳しさ」と「ゾウと哲夢の心の通い合い」そして何より「哲夢のゾウへの熱い想い」だと思います。 哲夢が果たせなかった夢を、この映画を見た人たちに少しでも多く伝わり、 哲夢と同じような夢や希望を抱いてくれる人が少しでも増えてくれれば・・・そんな想いがいっぱい詰まっている気がしました。 私は、哲夢さんの弟が彼の想いを受け継いでくれたら・・・と、ひそかに願ってやみません。  ゾウが大好きな人・無類の動物好きの人には、この作品はとってもオススメできます。 ただ、私の母がこの映画のCMを見てこうも言いました。 「この主人公の男の子、最後は死んじゃうんだよね?そういう映画は子供がいる母親は見たいと思えないよ。あんたも子供を持てば分かるよ」 私の母と同じように思う方には辛いかもしれません(『別れ』は人間だけではなくゾウにもあるので)。 ストーリー自体は5点ですが、ゾウと柳楽くんの頑張りに1点プラス!!
[映画館(字幕)] 6点(2005-07-19 00:37:26)
114.  太陽と月に背いて 《ネタバレ》 
ホモ映画なのに、腹くくって演じた俳優陣がスゴイ。 普通に考えたら演じるのも躊躇うはずだし、見るこちらにも多少抵抗がある。 だけど、どんどんデカプリオに目を奪われる。 ランボーについて詳しくは知らないが、破天荒で繊細で美しいランボー。 演じるデカプリオ自身が、彼そのものなんじゃないか?と思ってしまうくらい同化していた気がする。  相手役には私の好きな俳優さんの一人でもあるデビちゃん(なんかこう言うと変ですねw)。 ・・・禿げ上がりすぎだよぉ~。・゚・(つд`)・゚・。 デカプリオとのラブシーンもあまりキレイじゃないから、思わず顔を背けたくなっちゃった・・・。 でもモザイクに目が釘付けになってる自分がいたのも事実です(笑)。  太陽と月。 月は太陽によって輝き、太陽は月の存在によって休息を得る、正反対の存在。 しかし、両者が一つになることは永遠にない・・・。 ランボーとヴェルレーヌも同じく、互いの存在を感じあうことで悦びを得るが、 両者が共存を望めば残るものは破滅。  それにしても、何も掌を撃たなくても・・・。 めちゃくちゃ痛そう。 
[DVD(字幕)] 6点(2005-06-28 18:14:45)
115.  妹の恋人 《ネタバレ》 
見終わってまず、とてもあたたかい気持ちになりました。 「人を愛する気持ち」と言うのは、誰に対しても平等で自由なんだな・・・と、つくづく実感しました。  年代的な問題もあるのかもしれないけど、傍目から見ればジューンとサムは「病人・変人」かもしれない。 だけど、二人を見ていてもさほど違和感は感じない。 二人はただ単に『ちょっと違うだけ。ちょっと特別なだけ』なんだと思う。 もしこの二人がまだ幼い子供だったら、周囲の人間もこれほど特異な目で見るだろうか? ジューンとサムが「大人」という括りに分類されるから、二人の言動・行動・表現が少しおかしく思えるだけな気がする。 二人は『大人の身体で、子供のような純粋な心』を持っているんだと思う。 だからこそ二人には一般的な大人とは違う、独特の感性・豊かな表現力・莫大な吸収力などが重なり、サム=パントマイム、ジェーン=絵という『天賦の才』が育まれてきたんだと思う。 そんな二人が惹かれ合うのはもはや決まっていたこと、運命なんだな・・・と思いました。  それとは対照的に兄貴とウェイトレス(ジュリアン・ムーア、可愛い♪)の恋の行方は大人の駆け引きや悩みを抱えてもどかしく進む。 「俺だって自分の幸せや楽しみを考えたい、だけど妹が心配」そんな兄貴の苦悩もよく分かるし、 「何よ!!せっかく恥を捨てて勇気を出して私から誘ってるのにー!!」って煮え切らない相手に苛立つウェイトレスちゃんの女心もよ~く分かります(笑)。 結局、大人になればなるほどまっすぐ相手を見て自分の気持ちに正直になることが怖くなっちゃうんですよね。  サム役のmyジョニーは本当にステキ♪何着ても似合うけど、このスタイルにはマジでイチコロ(死語)でした!! ジューンはパッツン前髪と笑顔がキュートだし、兄貴とウェイトレスも安定した存在感です。 色々な面で不安な二人だけど、見てるこちらも純粋に応援したくなる・・・そんな素敵な恋を見せてもらいました。
[DVD(字幕)] 8点(2005-06-28 17:11:00)(良:1票)
116.  リバース・エッジ 《ネタバレ》 
キアヌわっけぇ~!!! 顔が甘めなのに服装はハードで、微妙なアンバランスさがまたよろしかった♪ しかもラブシーンのキアヌの表情に萌えた。  ストーリーは淡々と進みます。 基本的に、登場人物でマトモな人は殆どいません。 見終わった後に残るものも特になかったかなぁ。 キアヌの弟のナマイキさにムカつきながらも、それがまた可愛かった(*´ω`*)  服装がいかにも昔っぽくて、それもある意味で私のツボでした。 キアヌファンなら、期待せずに漠然と若かりしキアヌだけを見るつもりでどうぞ。
[DVD(字幕)] 6点(2005-06-28 10:46:43)
117.  ラスト サムライ 《ネタバレ》 
最初は本当に不安でした。トムがサムライだし、外国人が作る日本をテーマにした映画だし…。でもビックリするくらいトムは着物が似合ってるし(外人のわりに背が低いから?)、外国人が作った映画なのに8割方が忠実に描かれてるし!!確かに、風景や町並みに違和感を覚える点はたくさんありましたが、某TA○Iとかと比べたら…ねぇ?サムライ魂とはよく言ったもので、本当に古来から伝わる信義・礼節・名誉を上手に表現してくれたと思います。中盤の息子と謙さんのシーン、ボブと広之の最期のシーン、謙さんとトムのシーンがホントに泣けてしまった。でも最後の天皇のシーンは妙に許せなかった。「何で今更英語なの?!最初はアリガトすらカタコトだったじゃん!!」って感じだし、トムが生き残った時点でやっぱり英雄万歳アメリカちっくで納得いかなかったから8点。でもある意味、ちゃんとに勉強して日本を描いてくれてありがとう!!しかもトムが主演でこの映画作ってくれてありがとう!!って感じでした。
8点(2004-11-16 14:11:39)
118.  ギルバート・グレイプ 《ネタバレ》 
重い映画だった。見終わった後にすぐ思ったコトは「デカプリオ、マジですげぇ」でした。デカプリオの存在を全然知らない人が見たら、本物の障害者が出演してると思われるでしょう。それくらい違和感を感じさせませんでした。デップ、若いなぁ…。どうすることも出来ない現状の中での焦燥感、苛立ちを上手く表現してました。さすがデップ。結局、汚い大人の世界にうんざり。何とも言えないです。また改めて見たいとは思わないなぁ。
7点(2004-06-07 17:48:23)
021.69%
143.39%
297.63%
3108.47%
465.08%
51311.02%
61815.25%
71411.86%
82117.80%
91210.17%
1097.63%

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