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101.  岸辺のふたり 《ネタバレ》 
音楽は素晴らしかったし、8分間で人生を描ききろうとするのははすごいのだが、逆に言うと描き方が直線的で、8分なのに冗長に感じるところがあったことは否めない。。。  岸はまさに彼岸、あの世へと渡る場所。最後は父と再会できたが、それはすなわち死後の世界(時間が進んでいない(戻っている)のがその証拠)。だとすると思い続ける美しさなのか、失ったものに囚われて現実の人生を棒に振ったのか、簡単に美しい物語ととらえずに考えてみた方がいい気がした。
[インターネット(字幕)] 7点(2009-11-07 13:55:59)
102.  容疑者Xの献身 《ネタバレ》 
数学・物理好きで元山岳部なんだからこりゃ見るしかないでしょ、とドラマ未見・原作未読で鑑賞。  まあ多少変なシーン(おそらくドラマ由来)はあるが、総じて楽しめた。 もうちょっと「天才同士の対決」をフォーカスしてもよかった気がするが。  (あ、私は普通にネタとして楽しみましたが、あれを真に取られると困るので注記すると、数学者も物理学者もあんな風に「論理的でない」とか言いませんから。 物理の理論を見つけるのは普通に「直観」に依拠しますし、数学の解法もしかりです。むしろそういう学者は論理の適用範囲の限界を分かっているので)  山のシーンは無駄。むしろ心理的部分をもっと深めていい。  あと、「安易に人を殺すのに興ざめ」という否定的レビューが散見されたが、「殺した人間の咎」という側が今回のスポットだし、人を殺すことがそこまでよくないことである(殺される側がかわいそうである)からこそ、殺した側はますます重い十字架を背負うのであり、だから別に問題ないと思う。
[DVD(邦画)] 9点(2009-04-01 23:42:13)(良:1票)
103.  4ヶ月、3週と2日 《ネタバレ》 
主人公が身勝手な周りの連中に散々振り回される、せっかく主人公はいろいろ考えて動いているのに、ちっとも報われない、しかしそれでも頑張っている・・・というのが一般的な解釈のようだ。確かに周りは身勝手だ。周りは皆自分の都合で動き、主人公がせっかくいろいろと配慮してもそれを踏みにじっていく。  だが、人々の行動には皆前後のコンテクストがある。外側から見たら非常識極まりないような行動であっても、その人の置かれた前後の環境を鑑みれば理解はできることも多い。いやむしろ、コンテクストを無視してはその人の行動を理解することなど出来ない。 さてこの映画のミソは主人公につきっきりでカメラが回っており、主人公の心理変化「のみ」が完璧に観客に伝わってきて、逆にそれ以外の人は主人公の見た範囲でしかわからないように作られている。だから主人公の行動は非常に誠実で理解可能だし、他の人の行動は身勝手だ。だがそうなるのは、あくまでも「観客が主人公のことしか知らないから」だということを忘れてはならない。  別の人のコンテクストから眺めてみると、この映画はがらりと変わる。せっかく母親がその人のためにケーキの準備までしているというのにあまりにも不愛想に誘いを断る彼女、危ない橋を渡る仕事なのに約束を全然守ってくれず金さえろくに用意してくれない客、堕胎の一番必要で苦しい時にほっぽり出してどこかへ行ってしまう友人、パーティーに来たと思ったら即帰ろうとし、パーティーの途中で「妊娠したらどうするの」とわけのわからない理由で責め続ける彼女・・・主人公の言動が自然であり、それに対する周りの対応が無理解に映るのは、彼女の前後のコンテクストを知っているからであり、逆に別の人のコンテクストを前提において主人公のコンテクストを知らないものとすれば、主人公こそ「身勝手な人」に映るのだ。  この映画を、「一見周りは皆身勝手だが、一歩引いてみれば自分もまた身勝手であることがわかる」映画ならば10点あげてもよいが、どうもそのようには見られていないようだ。身勝手な周りとそのなかでけなげに生きる主人公、暴力的な男性中心主義とそれに立ち向かう主人公・・・悪いのは皆周りで、自分の考えは正しいのだ、こういう発想こそが一番「身勝手」なのだ。
[DVD(字幕)] 2点(2009-01-02 22:49:05)(良:4票)
104.  アフタースクール 《ネタバレ》 
さすだ内田監督、今回もやってくれました!  まさか最初のカットから騙されているとは・・・徹底的に練りこまれた脚本は、ミステリ界でも随一だと思います。  全体としてのまとめ上げ方は、個人的には皆さんの評価とは逆に『運命じゃない人』をしのぐとさえ思います。 前前作、前作が時間軸の前後という手段を取っているので、ある意味その方法を取ればある程度のものは出来てしまう(もちろんこの監督の作品はその程度では全くないが)。そしてこの方法のままだと2作が限界かと見ていたので、時間軸ではない普通の方法で来たのはうれしかった。 ただ、正攻法だと時間軸と違って、登場人物に最初から「だます意図」が存在してないとうまくいきにくいし、まさに観客のために騙すシーンが存在するという欠点がある。  次回作では、時間軸をそのままにして、かつ誰にも騙す意図はないのに(とコーエン兄弟になってしまうのかなぁ。あの形ではないほうがいいなぁ)というような奇跡のような作もこの監督になら期待していい気がする。
[DVD(邦画)] 9点(2008-12-31 22:31:17)
105.  パーフェクト ストーム 《ネタバレ》 
最後、え・・・。あれで助かるから大波に「行くぞ~」で突っ込めるんじゃないの???
[地上波(吹替)] 1点(2008-03-07 23:32:00)
106.  ファイヤークラッシュ・灼熱のカタストロフ<TVM> 《ネタバレ》 
いや、無理だろ。科学的に。それを乗り切るだけのストーリー性の面白さもゼロ。
[地上波(吹替)] 1点(2008-03-07 23:31:40)
107.  トンネル(2001) 《ネタバレ》 
ちょうど僕が生まれた年に崩壊したベルリンの壁。 ベルリンというともう歴史になっちゃってるけど、当時はこういう風にがんばってる人たちがいたんだなぁ、と素直に思いました。 ただ、3時間という尺の長さ、後半は結構緊迫感があふれているのですが、前半は淡々としていてやや退屈、といった難点からマイナス。なんかダラッとしてますし
[DVD(字幕)] 4点(2008-03-07 23:26:14)
108.  深紅 《ネタバレ》 
前半と、過去の事件が段々明らかになるところはよかったんだけど・・・。現実の方の後半部分がなんか乗れなくてイマイチ。結局傷害はしちゃってそれを隠蔽しただけだし。
[DVD(邦画)] 5点(2008-03-07 23:24:18)
109.  マルホランド・ドライブ 《ネタバレ》 
この映画、わかろうとしてはいけないのかもしれないが、わからないならわからないで微妙。 一応自分としては、前半2時間近くが死ぬ間際に見た長い長い夢(願望の夢でもあるし、寝ているとき見る夢でもある)で、後半の20分が悲惨な現実、そして全体の時間がわっかみたいになってて、最後と最初がつながる、と考えたけど。まあ安易に「夢オチ」で片付けるべき映画ではないと思いますが。 リンチ映画に慣れてからみた方がいい気がしました。
[地上波(字幕)] 5点(2008-03-07 23:23:53)
110.  ライフ・オブ・デビッド・ゲイル 《ネタバレ》 
あまりにもどんでん返しがみえみえなので・・・。下手な弁護士を使い続けた、の部分ですぐに分かった。「ユージュアルサスペクツ」に比べて、回想シーンがつまらないのでこの点数。  ちなみに、死刑で冤罪の問題を挙げる人は多いが、じゃあ死刑以外の刑罰なら冤罪になってもいいのか、という単純な疑問は無視されているようだ。 結局、冤罪の問題は裁判制度の側の問題であり、これはもちろん改善されるべきだが、刑罰の側の問題ではないだろう。 (この映画だと、被告人が意図的に死刑判決を受けるよう工作しているから、さすがに防ぎようはないが)
[DVD(吹替)] 5点(2008-03-07 23:22:37)
111.  ザ・ミッション 非情の掟 《ネタバレ》 
ここの評価を見て期待しすぎたかな、確かに面白かったけど、それほどでは・・・ なんかごちゃっとしててわかりにくい印象を受ける。ただ狙撃の恐怖感のあおりはうまいと思ったけど。なんか漂っている「いい味」がうまつ伝わってこなかった。
[DVD(吹替)] 6点(2008-03-07 19:39:42)
112.  キサラギ 《ネタバレ》 
脚本が非常に巧妙に練られていて、細かい部分が伏線にとなっているのには唸らされる。(書くとネタバレになりそうだからやめておこう) 近年では希に見る傑作ではないだろうか。 邦画ならば、「運命じゃない人」「サマータイムマシーンブルース」あたりと比較したい感じの映画である。  ただ惜しむらくは、あそこまで引っ張っておきながら最後にキサラギミキの顔が出ていること。 私としては観客の想像に任せるべきだったと思う。 はっきり言って、時々出るキサラギミキの部屋やなんかさえいらないと思う。  もう一つ言うと、どうも役者の演技が下手。 明らかにオーバーだったり、臭かったりも。  また前半が変にコメディとサスペンス・ミステリが中途半端に混じっている感じだったので、あるところからは純粋にミステリ方向に絞ってほしかった。  批判めいたことが多く並んでしまったが、それらを補って余りある脚本力であるし、見るのは損ではないと思うことを慌てて付け加えておく。
[DVD(邦画)] 9点(2008-02-27 22:56:50)
113.  サンキュー・スモーキング 《ネタバレ》 
全体としての筋はイマイチ見えてこない。 いわゆるブラックユーモアなんだろうけど、どうもセンスが合わなかったよう。途中から家族ものと化したし  最後の答弁で、自由が出てくるのはものすごく予想できたし、それで議員が引き下がるとは考えられない。終わりがよくなかったかな。  それにしても、黒を白にしてしまう詭弁術はすごい。こういうのが世界には大勢いるというのに、日本の政治家は・・・(笑)
[DVD(字幕)] 5点(2007-11-27 22:41:42)
114.  オールド・ボーイ(2003) 《ネタバレ》 
ともかく心身ともに疲れる2時間である。ほかのことを考える余裕すらない。(だからこそオチがわからないのだろう)最初から15年の監禁、という重い事態でぐいぐい引き込まれる。日本料理店の名前が「地中海」(原題は日本海だと思うけど韓国人はそう呼びたくないのだろう)というトンデモさも気にもならない。「エバと名前を変えて」の「エバ」が「エバーグリーン」から来ていることは2回目に気づいた。いっぱいヒントはあるのに、全く気づかなかった。 そして心に残ったのは、「復讐は健康にいい」というセリフ。「メメント」でも書いたが、なぜ人は復讐するのだろう、という問は最後まで残り続けた。   ところで、2回ぐらいアリが出てきたけど、あれは「復讐者に哀れみを」から引っ張ってるのか(示唆するセリフがある)
[DVD(字幕)] 10点(2007-08-25 23:19:22)
115.  JSA 《ネタバレ》 
あんなにうまくいくわけない!、と思いながらも、やっぱり結末には切なくなってしまう。ああいう形でしか最後はいかないという事に南北の問題の行く末も表れているのかも。 ミステリーとしてよりはドラマとして見る方がいいでしょう。
[DVD(吹替)] 7点(2007-08-12 17:49:58)
116.  沈黙の聖戦 《ネタバレ》 
久しぶりのヒット。 これで思ったのは、セガールが面白くなりうる条件は、  ①セガールにどうしてもという絶体絶命の条件がある。 ②敵が多くて強い。  この2つが絶対。  ①が守れてないとただの殺戮と化す。テロリストものはこれを満たすし、今回も逼迫した事態。刑事ものとか、どっかへ乗り込んでくのは基本ダメ。やりすぎって見られる。 ②が守れてないと、弱いものいじめになる。あと、アクションシーンが減る。  で、これが守れていた本作はよかった
[DVD(吹替)] 8点(2007-07-30 08:55:27)
117.  千と千尋の神隠し 《ネタバレ》 
「カードあるから」って店にある食べ物を食いまくる両親。ありえない。あの時点で入り込めなくなった。そんな奴なら豚になってもいいし。   追記。ジブリの他作品(トトロ・ナウシカ・ラピュタ)を見て、この作品の陳腐さをさらに強く感じました。どうしてこれが金熊なんでしょう?
[映画館(邦画)] 4点(2007-07-30 08:49:48)
118.  アマデウス ディレクターズカット 《ネタバレ》 
■天才と秀才の差ということなのだろうか。必死に努力した真面目人間サリエリに対し、天才モーツァルトはすごく怠惰な生き方なのにあっさりとサリエリを乗り越えていってしまう。天才とバカは紙一重ということだろうか、素行はとても幼稚じみた一面を見せる。一回聞いただけでサリエリの曲を弾いてしまい、しかも「ここがよくない」とその場であっさり修正までしてのける。「こんな奴に」というサリエリの思いはよく届く。  ■後半はモーツァルトの生活はどんどん堕ちていく。金に困窮し、またサリエリによってどんどんやつれさせられていく様は、前半と打って変わってかわいそうに見える。おそらくはただ一人心を通わせられるサリエリに裏切られ、死に追いやられる。ただ、あんな簡単に死ぬのか、という疑問は残ったが。  ■この映画のもう一つのテーマは「神」にあると思う。事あるごとに出てくる「神」、冒頭からラストまでそうである。努力型秀才の凡人代表サリエリは、卑怯なまでの才能を持つモーツァルトを神に成り代わって殺す。ここで、ニーチェ的に見るならば、キリスト教徒はルサンチマンのものであり、つまり凡人であること、それこそがすばらしいものとし、秀でた能力を不当に持つものに対する怨恨を抱く。その肯定がキリスト教である。とするならば、異常天才モーツァルトに嫉妬して殺したサリエリは、神を否定した人間として描かれていながら、むしろキリスト教のありようを体現していると言えるだろう。最後の「皆凡人さ」というセリフも、そうした流れとして読んだのだがどうだろうか。
[DVD(字幕)] 9点(2007-07-24 23:31:50)
119.  パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち 《ネタバレ》 
極めてありきたりな大衆向け娯楽作品といえばよいだろうか。 大味で派手な戦闘は、はっきり言ってごちゃごちゃしてて見にくい。 ストーリーもあったもんじゃない。凡庸すぎる。 キャストは豪華だし、音楽は決まってるけど、あとは・・・ まあ見ている間は楽しめるけど、後には何も残らない典型的な作品。そういう作品にしてももうちょっと上手にできたはず。
[地上波(吹替)] 6点(2007-07-05 22:55:10)
120.  インファナル・アフェア 《ネタバレ》 
確かに潜入捜査がばれないってのはちと出来すぎだが、ストーリーがうまい。細かい伏線が後半にきいてくるし、緊迫感が持続していて良かった。 う~ん。でもあのラストは驚いた。ってか「善人になる」のか???そのまま善人になる甘いストーリーを考えてたら完璧に裏切られた。
[DVD(吹替)] 9点(2007-03-22 23:27:09)
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