101. 上海の月
《ネタバレ》 さすがにぶつ切り過ぎて内容がよく分からない。 音声も悪い。 中国語部分の字幕は見づらくて、読み切らない内に消えてしまう。 山田五十鈴は中国人には見えず、山田五十鈴だった。 [映画館(邦画)] 2点(2023-12-08 16:57:12) |
102. ソワレ
《ネタバレ》 なんとなく期待して鑑賞に望んだけど、ダメだった。 わたしの感性には合わなかった。 虹郎にも魅力を感じない。 男女の破滅的な逃避行の先に何があって、どんな意味があるのか。 それも分からない。 何もかもよく分からない映画。 [インターネット(邦画)] 3点(2023-12-06 02:56:48) |
103. 脅迫(おどし)(1966)
《ネタバレ》 最初から最後までスピード感はあるが、ボスの西村晃の貫禄がないのが致命的。 室田日出男と三国連太郎の大柄な二人の方がよほどボス感があるのが難点だ。 [インターネット(邦画)] 5点(2023-11-29 08:48:03) |
104. 生きてるだけで、愛。
《ネタバレ》 なかなかメンタル重めの内容。 趣里はおかしな人ということで理解できるけど、そんな趣里と3年も付き合った菅田将暉を理解できない。 しかもあまり楽しそうでもないしね。 趣里の気持ちはすごい分かる。 生きてるだけで大変っていうやつ。 確かにこの世は生きてるだけで大変だ。 生きてるだけで、愛。というより生きてるだけで、大変。 [インターネット(邦画)] 7点(2023-11-24 21:43:42) |
105. ヌーヒン バンコクへ行く
お子様向けの内容で、アニメーションを合成した映像などは観るに耐えないが、タイ映画ならではの味わいは感じられ、まずまず楽しめた。 ヌーヒンを演じた女のコは、『地下鉄のザジ』以来のキモさとインパクト。 それとは対象的に、ミルクを演じた女性は、スタイル抜群で、まさにアジアン・ビューティ、タイの美女だった。 モデル並のスタイルと美しさを併せ持つ、豪邸の美人姉妹を楽しむことに途中から専念していた気がする・・・ [DVD(字幕)] 5点(2023-11-22 18:11:13) |
106. 深呼吸の必要
《ネタバレ》 このバイト、若い頃にやってみたかった! 一心不乱にさとうきびを刈ってみたい。 さとうきび刈りの魅力は味わえたが、ストーリーはどちらかと言えば退屈なのがもったいない。 [インターネット(邦画)] 6点(2023-11-16 19:20:50) |
107. あのこは貴族
《ネタバレ》 生い立ちに絡み否応なしに訪れる厳しい現実を、痛々しいまでに容赦なく描いている。 それを演じ切った門脇麦は見事だし、彼女との対極的な存在として奔放な役柄を演じた水原希子もなかなかのハマり役。 女の敵は女として描くのではなく、女性同士を共存すべき存在として描いている。 そこに女流監督としての心意気を感じ、またセンスも感じる。 自立して生きている、もしくは自立しようと奮闘している現代女性への応援歌のような作品だ。 色々と苦しいこともあったけど、ほのかに希望を感じさせるラストは、なかなかの味わい。 世の中楽しいことばかりじゃなくて、最悪で泣きたい時もある。 そんな時、話を聞いてもらえる誰かが居れば、それで良いんじゃないかな。 劇中のそんなセリフが印象的だ。 外から東京にやってくる人達が憧れる典型的な東京の景色(東京タワー、東京駅)が分かり易く描かれていたり、虚しく流れる東京の夜の街風景が何度も出てきたりと、どこか寂寥感を感じさせる東京の描写も秀逸。 (余談) ・松濤という町の名前が幾度となく出てくるが、外から東京にやってきた人たちが決して立ち入ることのできない場所として描かれているのが面白い。 ・監督さん、わたしと同じ大学、しかも同じ学部・学科ということで、とても親近感を覚えたし、これからもマークしていきたい。 ・石橋静河さん、石橋凌と原田美枝子の子供と最近知って驚いた。というか、石橋凌の奥さんが原田美枝子ってのも重ねて驚き! [インターネット(邦画)] 8点(2023-11-10 18:37:09) |
108. 父、帰る
《ネタバレ》 父が穴を掘って掴み出した何かの箱、あれは何だったんだ?それがすごく気になる! 父は落下して事故で死んだ。 子供たちがその父の死体を、父自身が掘った穴に埋めてしまい、、そんな展開ならもっと面白かったかも。 事故が起きた島の付近には人の気配が全く感じられないのが、また寂しくて怖い雰囲気を増長していて良い。 しかし父親は何故帰ってきたのか? 何故にあそこまで暴力的で威圧的なのか。 あらゆる疑問が分からないまま終わり、もやもやが残る内容でもあった。 もうひと工夫あったら、もっと楽しめたのに。 [インターネット(字幕)] 7点(2023-11-10 00:18:20) |
109. ノー・エスケープ 自由への国境
《ネタバレ》 これストーリーは無難に面白いんだけど、それ以上にロケーションがいい。 荒涼とした砂漠に切り立った岩山、無数に生えたサボテン。 特にあの根っこが絡まったサボテンの大群は初めて見たし、ストーリーにもうまく絡んでいた。 あれだけ無慈悲に殺しまくったオッサンが、最後に命乞いするのも愉快。 [インターネット(字幕)] 7点(2023-11-04 20:17:53) |
110. トゥモロー・ワールド
《ネタバレ》 敵も味方も関係なく、赤ちゃんはみんなの救世主!って感じで、誰もが銃を撃つのを止めるラストシーンが素晴らしい! あとジュリアン・ムーアが襲われて死ぬシーンは、リアルで息を呑む臨場感だった。 [インターネット(字幕)] 6点(2023-11-04 16:05:18) |
111. バージニア・ウルフなんかこわくない
《ネタバレ》 夢と現実が混在した夫婦喧嘩に2時間付き合わされる。 でもその夫婦喧嘩はとてもパワフルで圧倒された。 登場人物の会話の中で、見ている誰しもが心当たりがあるであろうエピソードが幾つも出てくる。 これがまた居心地の悪い気分になる。 気分はすぐれないけど、なんだか物凄いものを見た気分にもなる。 二人の気合いの入った夫婦喧嘩に引き込まれ、退屈はしなかった。 見た後に健やかな気分になれないので評価は分かれるであろう作品。 私は案外好み。 [インターネット(字幕)] 7点(2023-10-29 18:13:20) |
112. あらくれ(1957)
《ネタバレ》 映画館で鑑賞。 フィルムの劣化によるコマ飛びがヒドかった。 それにしても、キャストがあまりに豪華すぎ! 高峰秀子、上原謙、森雅之、志村喬、仲代達矢、加東大介、沢村貞子、東野英治郎、宮口精二という布陣。 というより、上原謙と森雅之が共演している時点で既にヤバすぎ。 ここまで豪華な作品は、そうはない。 この豪華キャストながらDVD化されていないのは、前述した劣化によるコマ飛びが原因であろう。 実に勿体ない話だ。 本作で最も光っていたのは、高峰秀子と加東大介の夫婦喧嘩のシーンだ。 コミカルなアクションが、もの凄いテンションで行われる。 これを観れるだけでも、本作には一見の価値があると思われる。 それと上原謙の陰険ぶりも凄い。 上原謙と言えば、優男で色男というのが定番的な役柄だが、本作では全く違う印象。 今まで優男役の上原謙しか見たことがなかったので、非常に興味深く観ることができた。 ラストシーンも、なかなかの素晴らしさ。 雨の中、傘も差さずに歩いていく高峰秀子。 これは圧巻だった。 [映画館(邦画)] 8点(2023-10-29 16:21:29)(良:1票) |
113. her 世界でひとつの彼女
《ネタバレ》 OSと恋をする話ってので、キワモノなんじゃないかと警戒しながら見始めたものの、その世界観に途中からはまり意外と楽しめた。 最後の方でOSが起動しなくなり焦ったが、これも相手がOSならではの特性をうまく活かしている展開だと思う。 OSとの恋愛だからといって永遠に続くとはならず、最後は別れがあるのも、リアルな恋愛に近く面白い結びだ。 [インターネット(字幕)] 7点(2023-10-29 11:13:36) |
114. 生きていた男
「背後に海を臨むスペインの別荘地」というロケーションが抜群に良い。 そしてシーンのほとんどが暗闇で、怪しげな雰囲気が常に漂い、緊迫感が増長する。 隔離された場所、そして限られた登場人物の中で繰り広げられる物語。 そこには絶望感にも似た、孤独感が漂う。 ストーリー展開がキモなのかもしれないが、こういったロケーションと状況設定が、この作品を大きく支配し、引き込まれる要因となっている。 二転三転する展開と、序盤から張り巡らされた布石。 実にお見事!なサスペンス。 結末を知ってしまったので、次観ることはないかと思うが、隠れたサスペンス映画の傑作であることは間違いない。 結末は決してばらさずに、サスペンス好きの方にオススメしたい一本! [DVD(字幕)] 8点(2023-10-25 19:28:57) |
115. マイスモールランド
《ネタバレ》 クルド人難民という言葉自体は聞いたことはあったが意味は知らず、この作品を見て少し知った次第。 難民受け入れ問題って、なかなか難しい問題ではあるけれど、この作品に出てくるような人達なら、受け入れるべきだと思う。 難民のことなんて今まで考えたこともなかったけど、この作品を見て少しでも興味を持つことができた。 [インターネット(邦画)] 6点(2023-10-24 22:31:05) |
116. センチメンタル・アドベンチャー
《ネタバレ》 クリント・イーストウッド自身は長生きしてるが、それとは対照的な主人公を演じていて、全くイメージに合わない。 やはり私は彼が苦手らしい。 彼自身が監督、プロデュースをし、しかも主演までをはるという形式もまた苦手だ。 [インターネット(字幕)] 3点(2023-10-19 23:29:53) |
117. ジャイアンツ
《ネタバレ》 ジェームズ・ディーンの存在感は凄いものの、とにかく長くて退屈した。 人種差別を取り上げているのは良いことなのだが、どうしてこんなにつまらんのか。 個人的にロック・ハドソンとエリザベス・テイラーが好みでなかったのも大きく影響しているに違いない。 [インターネット(字幕)] 2点(2023-10-19 19:31:55) |
118. 狼は天使の匂い
《ネタバレ》 出てくる男たちがカッコいいとは思えず、しかもボクサー崩れはコミカル過ぎてムードを乱している。 最後は最後まで見せた方がいい、あまりに投げっぱなしだ。 [インターネット(字幕)] 5点(2023-10-05 20:16:20) |
119. ケス
《ネタバレ》 抑圧されていて不器用な生き方しかできない少年が不憫だ。 鷹匠に興味があるのはせめてもの救いではあったが、それだけでは飯は食えない。 労働者階級である以上、好きな事だけをしていては生きていけない。 なんと世知辛いことか。 大半の人が共感するであろうこの世を生きることの大変さ。 好きな事だけをして生きていけたら、なんと幸せなことか! クソーーー!! [インターネット(字幕)] 6点(2023-09-28 18:57:03) |
120. キャリー(1976)
《ネタバレ》 久しぶりに文句なく0点! キャリーの母親(クソババア)が宗教狂いで、しかもキャリーを虐待する。 このクソババアが不愉快以外の何者でもない。 しかも学校に行けばキャリーはいじめられる。 変なおばさんパーマをかけた同級生たちにいじめられるのだ。 キャリーの味方をしていた女性教師はいたが、キャリーに殺されてしまう。 なんてひどい展開だ。 最後は面倒なものを家ごと燃やして終了。 おまけで言えばキャリー自体のビジュアルもついでに気持ちが悪い。 不快を感じるシーンが多く、見ていて苦痛だった。 [インターネット(字幕)] 0点(2023-09-23 02:52:30) |