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ESPERANZAさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2254
性別 男性
年齢 77歳
自己紹介 団塊の世代 映画鑑賞歴50年以上 見た映画はおよそ3000本?

1960年~1985年頃はよく映画を見に行きました。その後2000年頃までは忙しくほとんど映画を見なかったのですが、DVD登場とともにまた見るようになりました。最近はメモと記憶を頼りに昔見た映画のDVDを探して懐かしんでいます。

ESPERANZAとはスペイン語で、「希望」の意味です。夢や希望、感動を与えてくれる映画は好きですが、むごたらしい映画や命を粗末にする映画は嫌いです。

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【製作年 : 1940年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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101.  お嬢さん乾杯 《ネタバレ》 
34歳の自動車修理工と26歳の学習院出のお嬢さんか、よさこい節と幻想即興曲との違いは何といっても大きすぎる。うまく行きかければだめになるし、だめになったかと思ったら・・・。追っかけていくところで終わるのが、いかにも木下恵介らしい人情劇。昔はこういうのが多かったなあ。 
[DVD(邦画)] 6点(2011-10-10 14:19:31)
102.  深夜の告白(1944)
結論が先に出ていても、最後まで見る者をはらはらさせるよくできた映画だ。こういうのを心理サスペンスというのだろう。バーバラ・スタンウィックの金髪(かつら)が気になったが、悪女を強調するためかもしれない。 最初見たときは、嫌疑が別方向へ行って何もフィリスを殺さなくてもと思ったが、やはり飛び乗った電車は終点まで降りられないのだと思い直した。それと主人公が、いったんキースが疑いだしたら、間違いなく真実をつきとめるという凄さを感じた。
[DVD(字幕)] 7点(2011-10-04 23:36:13)
103.  晩春
原節子主演の小津映画の最初の作品であるが、私が見るのは一番後になってしまった。 父親となかなか嫁ごうとしない娘の細やかな感情を描いた良い映画だったことはよく覚えているが、いまいち他の映画(東京物語など)と比べると印象が薄い。その少ない記憶の中で、笑顔を絶やさなかった原節子が急に真顔になったのを覚えている。そして嫁ぐことになったのだが、花婿さんがどんな人か、誰が演じるのだろうかと思っているうちに終わってしまったことも・・・。 今思えば、せめてカラーの「秋日和」より先に見るべき映画だったのだろうということ。
[DVD(邦画)] 6点(2011-10-01 09:55:40)
104.  青い山脈(1949)
「若く明るい歌声に」と歌われる「青い山脈」は戦後の日本を代表する最大のヒット曲、歌詞の内容と共に藤山一郎の明るい歌声は、当時の人たちにどんなに大きな影響を与えたことだろう。映画もまた、古い封建思想を打ち破る若者・女性たちが生き生きと描かれている。 この映画に出てくる「変しい、変しい、私の変人新子様」も当時かなり有名になった。
[ビデオ(邦画)] 7点(2011-09-21 05:57:59)
105.  私を野球につれてって
野球をスポーツとしてではなく、ショーとして楽しむ映画。コメディミュージカルとしてはそこそこおもしろい。つっこみどころは多々あるが、ま、よしておこう。 ジーン・ケリーのダンスはさすがだ。こういうミュージカルでは第一人者だ。ところで美人オーナー役のエスター・ウィリアムズ、水着がさえると思ったら元は水泳の世界記録も作ったほどのスイマーだったらしい。そしたら、もう少し見せてほしかった。 さらにもう一つ、悪役のエドワード・アーノルド、「我が家の楽園」や「スミス都へ行く」でも同じような役回りを演じていたが、堂々の貫禄である。
[DVD(字幕)] 6点(2011-09-12 16:33:36)
106.  幽霊と未亡人 《ネタバレ》 
美しきマーサ(天国は待ってくれる)のジーン・ティアニーがここでも健在、8歳の娘を持つ美しき未亡人ルーシーを演じる。対するグレッグ船長はレックス・ハリソン、頑固で怖い幽霊かと思いきや、ルーシーのひるまぬ態度に彼女に尽くす幽霊となる。 前半のややコミカルな展開から、フェアリーが登場し別方向に進み出す。ところが相変わらずジョージ・サンダースの役柄はうわべだけの男、船長の幽霊が出てこなくなったあたりが映画も中だるみ。 幽霊との恋ではどうにもならないと思っていたところ、見事な結末。天国は待ってくれるならぬ、幽霊は待っていた。このラストシーンには思わず涙。終わりよければ全て良し。 ところで、娘アンナの子ども時代は、ナタリー・ウッドだったんですね。三十四丁目の奇蹟とどちらが先だったんだろう。  
[DVD(字幕)] 8点(2011-09-11 10:01:03)
107.  我が道を往く
第2次世界大戦の最中、日本では「ほしがりません、勝つまでは」と言っていた時代の映画。のんびりしているというかきれいごとすぎて私にはなじめない。 老神父バリー・フィッツジェラルドの味深い演技が光る。本当はそんなに年でもないのだが・・・
[DVD(字幕)] 5点(2011-09-10 17:44:44)
108.  アンナとシャム王
「王様と私」がミュージカルとして傑出したものであれば、この「アンナとシャム王」は歴史映画として評価できると思う。「王様と私」に比べると、まじめすぎておもしろさは一歩譲るが、重厚感があってシリアス、欧米諸国に脅かされるシャムの運命と思い悩む王の姿がよく描かれている。 脇役陣もしっかりしていて、特にリー・J・コッブのクララホームの存在が光る。(王様と私とは比べものにならない)欲を言えば、リンダ・ダーネルのタプティムはもっと悲劇的に扱えたかも、そして息子ルイの死はあっけなかった。
[DVD(字幕)] 6点(2011-09-09 14:44:24)(良:1票)
109.  銀座カンカン娘
ブギの笠置シヅ子、ハワイアンの灰田勝彦、戦前戦後の歌謡界で一世を風靡した彼らと天才子役の名をほしいままにした高峰秀子が共演した映画。彼女は子役から女優へ脱皮するとともに、歌手としてもレコードを出すほどだった。この映画ではコメディアンの岸井晃を加え、それぞれの「銀座カンカン娘」を歌う。そういった意味で大変貴重な映画である。そしてさらに貴重なのは、伝説の落語家5代目古今亭志ん生の映像が見られることだ。 映画は不景気の時代、職はないし金はない。しかし登場人物は少しも暗いところがなく、明るく楽しく生きようとしている。ミュージカルという大げさなものでなく、楽観的にものを考えるあまり、つい歌い出してしまうというしろもの。ほほえましくもあり、ほのぼのとしている。ところで「カンカン娘」の由来だが、米国では「カンカン帽」が流行していた。その「カンカン」を取ったにしても、別に何の因縁もなさそうではあるが・・・。 
[DVD(邦画)] 6点(2011-09-07 15:24:34)
110.  そして誰もいなくなった(1945)
アガサ・クリスティの有名なサスペンスで、私のお気に入り。最初に読んだのは少年少女向けの小説本だったが、誰が犯人かなどストーリーはしっかり覚えていた。それでサスペンス感は映画では感じられなかったが、ストーリーを知らずに見た人にはどう感じられただろうか。結末がハッピーエンドになるのは、米国映画によくあることだし、これはこれでよいと思うが安易では・・・。
[DVD(字幕)] 6点(2011-09-05 23:23:05)
111.  レベッカ(1940) 《ネタバレ》 
私が見たヒッチコック映画(20本弱)の中では、この「レベッカ」と「北北西に進路を取れに進路を取れ」の2本がベストである。スリルとサスペンスという点では後者だが、ゾクゾクとするサスペンスと映画のできとしてはこの「レベッカ」 もちろんフォンティーンの美しさに目がくらんだと言うこともある。しかし何といっても主人公レベッカが最後の最後まで姿を見せない。死んでいるのだから当然なのだが、恐怖の存在として常に物語を支配しているのはすごい。逆にフォンティーン演じる女性は実質の主人公でありながら、私とかマキシムの2番目の妻という表現で名前すら出てこない。オリヴィエが彼女を呼ぶとき何というか注目して見てみたがやはり名前はない。実に不思議な映画だ。 映画はダンヴァース夫人を演じるジュディス・アンダーソンがすばらしい。この人がいて、この映画は成り立っているとも言える。しかし、最後までわからなかったのは、あの肖像画、あれはレベッカだったのだろうかそれとも・・・。
[ビデオ(字幕)] 9点(2011-09-02 17:41:58)(良:1票)
112.  断崖
ジョニーは決して根っからの悪人ではない。妻を愛していたのは本当だろうし、正直な面も見え隠れする。しかし楽天家、地道に働くことを嫌い賭け事を好むダメおやじなのだ。その男にうつつをぬかすリナにも困ったもの。疑ったりあきれたりするものの、何度もだまされるのは惚れた弱みか。 最初見たときは、ケイリー・グラント演ずるジョニーが遺産や保険をねらう悪者に見せかけて、実はそうでなかったという心理サスペンスかと思っていた。しかし今見るとラストシーンのUターンは、ダメ男にどこまでもついていくダメ女になりさがったように思える。 恋は盲目ということばを思い出す。
[ビデオ(字幕)] 5点(2011-09-02 06:02:26)
113.  哀愁
愛するが故にその人の幸せを願い、美しい愛情と想い出をそのままに胸に秘めて死んで行く。これがマイラの愛だろうが、数十年経た今では何とか分かるようなものの、若い時最初に見たときは正直に言って理解できなかった。 けだし、この映画は悲恋映画の名作であろう。また前年の「風と共に去りぬ」のスカーレットを演じたヴィヴィアンが180度違う性格の女性を演じている。 この映画の要所要所で流れる別れのワルツ(蛍の光)は、「Auld Lang Syne」という古くからあるスコットランド民謡だが、これほどまでに切なく聞こえるのは初めてだ。 ついでながら、二人の想い出の場所で踊ったこの曲は、演奏者が自分のパートの演奏を終えるとローソクを次々と消していくシーンを作り出す。実に印象的であり、フランツ・ヨーゼフ・ハイドンの交響曲第45番の逸話を思い出さずにはいられない。
[映画館(字幕)] 7点(2011-08-19 18:05:00)
114.  ガス燈(1944)
ミステリー映画としては、どんでん返しも何もなくおもしろいとは言えない。しかしこの映画が元々は舞台劇だったとなると話は別で、台詞のかけあいは見応えがあるだろう。 前半では夫が妻は精神を病んでいると言い、終盤では逆に妻が自分は精神を病んでいるからと切り返す。このあたりを観客に向かって大げさに演技するとまさに舞台劇、その場面が目に浮かんでくるようだ。 バーグマンは主演女優賞だったらしいが、私にとっては不満、この役はもっと演技力を要する役だと思うが。  
[DVD(字幕)] 5点(2011-08-03 15:03:37)
115.  秀子の車掌さん
何という社長だ。運転手と車掌が会社を何とかして発展させようと懸命に頑張っているというのに。あのラストには腹が立ってしまった。プンプン! 若い高峰さんを、ほんとにほんとに偶然に見てしまった。こういった映画は、貴重だと思う。他にもこういう昔の隠れた名画があれば、どんどんDVDにしてほしい。 もう一言、この映画の1941年は太平洋戦争突入の年、それをまったく感じさせないこののどかさは何なのだ。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2011-07-26 13:26:49)(良:1票)
116.  酔いどれ天使
飲んべえであっても、かわいそうな人たちに尽くす医者の物語かと思って見たが、つまらないヤクザ映画だった。こういう自分を大切にせず、強がる男は大嫌いである。 台詞も早口で怒鳴っているだけか、ぶつぶつと喋るかで聞き取りにくい。唯一救いだったのは、笠置シヅ子のブギを歌う姿が見れたこと。
[DVD(邦画)] 3点(2011-07-25 08:50:07)
117.  美女ありき
無敵艦隊(1937)の撮影中に始まったローレンス・オリヴィエとヴィヴィアン・リーの不倫の愛は、この映画「美女ありき」の撮影後、双方の離婚問題が決着し、晴れて夫婦となる。 この映画もまた、英国海軍ネルソン提督と絶世の美女エマ・ハミルトンのただならぬ愛を描いた作品であり、登場人物の役柄と役者がまさに重なり合う。 この映画の主人公を演じたヴィヴィアン・リーは、それこそ歴史に残る名演であり、彼女の美貌とともに永遠に語り継がれるであろう。派手好きながら献身的な愛は、彼女にはぴったりの役だった。
[DVD(字幕)] 6点(2011-07-13 12:56:12)
118.  異国の出来事
廃墟となったベルリンの市街を視察する米国議員団が、広島長崎に原爆投下を正当化する米国世論と重なって嫌な感じを受ける。 しかし政治のことは抜きにして、ワイルダーのユーモアと皮肉を交えたこの映画には、大変引かれるものがある。ジーン・アーサー演ずる女性議員の変貌ぶりや、手入れが入ってからのマレーネ・ディートリッヒ演ずる歌手の威厳に満ちた態度など、並の監督技ではない。優れた脚本による隠れた良き映画だと思う。
[DVD(字幕)] 7点(2011-07-09 13:31:06)(良:1票)
119.  アンナ・カレニナ(1948)
先にグレタ・ガルボの「アンナ・カレニナ」を見ていたので、どうしても比較になってしまう。 ガルボは1927年(サイレント、未見)と1935年の2度出演したが、堂々とした貫禄のあるアンナであった。しかし、それがそれが逆に作用して、原作本来の恋に悩み惑う姿にはほど遠かった。 その意味からすれば、ヴィヴィアンのアンナは、情熱的であり悲劇的な要素を十分に持っていて、後半に進めば進むほど見るのがつらくなる。 映画自体は前半のあっさりした展開に比べ、後半が重たすぎて私は好きでない。点数も絶賛していた淀川さんには悪いが・・・。
[DVD(字幕)] 5点(2011-07-03 11:56:56)
120.  幽霊紐育を歩く 《ネタバレ》 
「天国から来たチャンピオン」の方を先に見ていた。といってもずいぶん昔の話、細部はほとんど忘れていた。オリジナルのこの映画を見て、単に記憶が蘇っただけでなく、リメイクではわかなかったことまでもがはっきりして良かった。 特に前半部が良く、外見は変わっても中身はジョーのままだということや、映画視聴者にはジョーのままでも、周囲の人間には別の人間に見えるということ、この映画の基本的なことだがこれがはっきりしていた。 それとベティ・ローガンを演じたイヴリン・キースの美しさにも惹かれた。この人は「風と共に去りぬ」のスカーレットの妹だったのだ。それと原題の「Here Comes Mr.Jordan」の名前のように、ジョーダン氏の存在感も大きい。困ったときのジョーダン頼みも冗談ではなかった。(洒落のつもり) ところが後半のボクシングの試合から終盤にかけては、何かうまくいきすぎて空々しい感じさえした。実に残念である。ラストシーンと見た後の爽快感はリメイク版の方が圧倒的によいと思う。 
[DVD(字幕)] 7点(2011-06-07 07:30:31)
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