1201. 大アマゾンの半魚人
昔ハラハラどきどきで見た記憶はあったのだけどレンタルのDVDがあるとは思わなかった。そしてビリー・ワイルダーの七年目の浮気とも繋がったら私とまったく同じ思いの人までいたんだ。何億年も進化しなかったというけど頭脳はちゃんと進化しているし、美女に弱いのはキングコングと同じだ。 [DVD(字幕)] 6点(2015-07-07 16:31:53)(良:1票) |
1202. ミス・マープル/鏡は横にひび割れて<TVM>
原作は同じでも「クリスタル殺人事件」と比べるとキャストが地味で魅力に欠けるのは仕方がない。それと本筋に関係ない登場人物も多く、雑多な感じさえする。写真を撮っていた女性カメラマンがマリーナの養子だったとは驚いたけど、もっと驚いたのはマリーナを演じた女優さんが「ライムライト」のテリーだったとは・・・。 [DVD(吹替)] 6点(2015-06-22 16:34:33) |
1203. ルシアとSEX
裸とかセックスシーンに気を取られていたらストーリーがわからなくなり、もう一度見直す羽目になった。何となく人物関係だけはつかめたけど、肝心の「穴に落ちて途中に戻る」という肝心な所がいまいち。さらに見直すと評価も上がるような気はするが・・・。題名にも描写にも日本では蔑視されそうだが、スペインなど欧州では普通の感覚らしい。 [DVD(字幕)] 6点(2015-06-13 13:35:09) |
1204. 刑事コロンボ/ホリスター将軍のコレクション<TVM>
皆さんの点数が低いのには驚いたが、私はそれほど悪いできだと思わない。コロンボの追求にも微動だにしないのはさすがに名称軍と言われるだけのことはあるし、目撃者を懐柔してしまうのも容易かったのでは・・・。コロンボだって最初のうちは目撃証言を疑ったほどた。死体の重りがはずれて浮かび上がったのは本当にラッキー。 [地上波(吹替)] 6点(2015-06-08 15:45:24) |
1205. ボビー・フィッシャーを探して
「ほとんどの人にとってチェスはゲームに過ぎないが、一部のある人たちにとっては人生そのものであり芸術でもある」というようなことが語られていたが、それはチェス以外のどんな競技にもあてはまるだろう。ゲームとして楽しみかつ天才的に強ければ言うことないのだが・・・。ジュシュの両親の考え方の違い、ブルースとヴィニーの戦術の違いと対比が非常におもしろいし、何と言ってもジョシュ少年のつぶらな瞳がとても印象的だった。それにしても手合い時計を押しながらあんなに早く駒を正確に動かせるものだろうか、驚異的。 [DVD(字幕)] 6点(2015-05-31 21:03:45)(良:1票) |
1206. 初春狸御殿
歌と踊りの和製ミュージカルでストーリーも極めてシンプル。雷蔵、若尾文子、勝新太郎を初め出演者もなかなか良く、プロの歌手も混じっている。音楽が吉田正なので歌謡曲調なのが気になるが、民謡はいい。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2015-05-28 19:32:40) |
1207. ガープの世界
一言で言えば奇想天外な映画。主人公が生まれてくるいきさつが何ともはや変わっているし、死んでいくラストはまた唐突。普通に恋し結婚し子供が生まれてと常識の世界へ向かって行っていたと思ったのだが・・・。前半は結構おもしろく思えたのだが、後半は私の好みに合わなかいというか付いていけなかった。 [DVD(字幕)] 6点(2015-04-02 15:25:50) |
1208. シンデレラ(1950)
わかりやすく子ども向けには良いと思う。昔見たときはシンデレラの足ってそんなに小さかったのかぐらいにしか思わなかったのだけど、見直して新たな疑問。ガラスの靴も魔法のはずなのに、どうしてこれだけは元に戻らなかったのだろうと。ま、いいか、童話だから。 [DVD(吹替)] 6点(2015-03-25 20:35:25) |
1209. マルタのことづけ
監督が女性ならば主役も女性、それどころか主役を取り巻く人たちもほとんど女性。男っていえば4人姉弟の末っ子だけという映画。死を覚悟した母親(シングルマザー)とその家族、そして監督自身がモデルの病院で知り合った女性との交流を描いたものだけど、死に臨んで何をどう伝えていくかを深刻なものとせず日常生活のままで表現する。こういう映画もあるのだろう。 [映画館(字幕)] 6点(2015-03-24 16:52:38) |
1210. くちびるに歌を
題材は良いと思うのだが映画に深みが足りないように思う。(なぜピアノが弾けなくなったのか、どうしてまた弾き始めたのかなど) 先生役の新垣結衣よりナズナら中学生のはつらつさが光る。 [映画館(邦画)] 6点(2015-03-09 14:53:29) |
1211. 野いちご
外見は善良で尊敬される紳士だが身近なものから見ればエゴイストというのは珍しくない。この映画の主人公もそうだったのかもしれないがわずか一日で変身、夢と回想が物語っている。評判高い映画だけど個人的には十分つかみきれていないのでこの点数。 [DVD(字幕)] 6点(2015-03-07 14:51:43) |
1212. 6才のボクが、大人になるまで。
12年間とり続けることも大変だけどそれを1本の映画にすることはもっと大変なことだと思う。子どもの成長がどうなっていくかの興味で見ることはできたが、映画としてはさほどおもしろいものには感じられなかった。米国文化に馴染みがあるともっと違ったものになったかもしれないが・・・。 [映画館(字幕)] 6点(2015-03-02 19:39:05) |
1213. 星の旅人たち
人はなぜ旅をするのか。宗教的な深い理由がなければ巡礼の旅は自己発見か自己再生かそれとも・・・、もちろん人それぞれ違うはず。トムやジャックは何となくわかるような気がするが、他の二人はダイエットとか禁煙というような表面的なものとは違うだろう。その証拠にダイエットといいながら食べ物飲み物には目がないし、喫煙どころか常にスパスパとやっている。風景や景色がいいのは映画としては良いけれど、歩く側は本当はもっと大変なはず。年配で急遽歩き始めた主人公が4人の中で一番元気なのはちょっとまた不思議。 [DVD(字幕)] 6点(2015-02-26 20:22:35) |
1214. ナイト ミュージアム2
舞台をスミソニアン博物館に移したので、展示物や登場人物が増え前作よりさらに豪華になったのはよいが、ファンタジー映画がドタバタ映画になったような気もする。蝋人形中心だったのが絵画の中の人物も動き出したりするし、科学の分野にも拡がってくる。飛行機も出てきて、なかでも女性パイロットのアメリア・イアハートの活躍は断然光っているし、エイミー・アダムスが何とも魅力的。 [DVD(吹替)] 6点(2015-02-19 09:00:59) |
1215. チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密
ちょっとばかりお馬鹿なストーリーだけど結構楽しめる。ジョニー・デップは本当にいろんな役がこなせる俳優だと思う。チャーリーが活躍しているようだけどほとんどジョックのおかげ、こんなに忠実でタフな部下は頼もしい限り。 [映画館(吹替)] 6点(2015-02-16 14:04:12) |
1216. 東京の休日(1958)
ローマの休日には人気では負けるけど豪華さでは負けてはいない。三船敏郎をはじめ東宝映画スター女優陣が総出演、あの俳優どこで出ていたっけ、この顔よく見る顔だけど名前が出てこないというような感じで映画ファンにとってはとてもうらやましいかぎりだ。観光バスに乗って東京巡り(この頃の定番は皇居に議事堂と決まっていた)や華やかなショー、歌に踊りに民謡童歌もふくめ李香蘭の懐かしい歌までもりだくさん。ストーリーといえば、口は堅いからの内緒の話が次々広がったり、ショーに便乗しようとして儲け損なったり、幼なじみと思ったら偽物だったりのたわいのないものものだけど、90分足らずの記念映画だから仕方ないだろう。札束が1万円札でなく5000円札なのに時代を感じる。ところで出演者多数ではっきりしないけど、志村喬、乙羽信子、杉葉子は出ていないと思うけど・・・(クレジットに名前がない) [CS・衛星(邦画)] 6点(2015-02-05 06:50:57) |
1217. 砂塵
銃を持ったカウボーイが出てくるのだから西部劇なのだろうが、中身はほとんどコメディというかドタバタ娯楽劇。飲んだくれ保安官(役目のためには酒もやめるのは立派)やロシア人の恐妻家などおもしろい人物がいて丸腰の保安官代理という設定もいい。物事を解決するのは銃でなく秩序と法という理念なのだが、最後はやっぱり銃というのはがっかりした。酒場で歌っているのは間違いなくマレーネ・ディートリッヒだけどこんなにアバズレた役に驚いた。 [DVD(字幕)] 6点(2015-01-21 22:19:39) |
1218. ニューヨークの巴里夫(パリジャン)
主人公の性格や物語の展開に着いていけず、スパニッシュ・アパートメント同様に自分にはやっぱり合わないのかなあと思っていたら、舞台がニューヨークに飛んだあたりから俄然おもしろくなった。グザヴィエをとりまく女性たちがそれぞれ個性があっておもしろいし、終盤移民局の調査官を初め女性たちがアパートで鉢合わせするシーンには興奮を覚えた。「ロシアン・ドールズ」は未見だし、「スパニッシュ・アパートメント」ももう一度見直してみようと思う。シリーズを通しての発見が見つかるかもしれない。 [映画館(字幕)] 6点(2015-01-20 09:12:50) |
1219. 鉄格子の彼方
ようやく港に入ることができ船も見つけたというのに、船には乗らず女性の元へ戻っていく、それが恋なのか。ルネ・クレマン、ジャン・ギャバンだけど舞台は敗戦の傷跡が残るイタリア、貧しさが漂う暮らしの中に弱い者同士助け合う一面を感じた。 [DVD(字幕)] 6点(2014-12-30 19:42:47) |
1220. バンクーバーの朝日
実在した野球チームの物語だから野球が中心になるのはわかるけど、バントや盗塁、スクイズなどせこいシーンが多すぎるように思う。(バントばかりでは作戦が読まれてとても頭脳プレーには見えない) チームのメンバーはカナダ生まれの日本人2世なのだから、2つの国に挟まれてもっと葛藤する部分があっても良かったのでは・・・。実在した野球チームには感動を覚えるが映画の方は今一歩。カナダロケでなく足利市に作られたセットが見事、当時の時代風景は良く出ていると思う。 [映画館(邦画)] 6点(2014-12-25 14:57:56) |