1261. 羊たちの沈黙
《ネタバレ》 ○ストーリー展開もさることながら、レクターとクラリスの掛け合いが面白い。○サスペンスとしては、特にラストが読めているため、クラリスとそれ以外の捜査官のシーンの交錯は無駄だと思う。○僕の中で、アンソニー・ホプキンスはこのレクター役を超えるものはないと思う。インパクトがあまりにも強すぎる。 [DVD(字幕)] 8点(2009-06-13 17:58:16) |
1262. ターミネーター
《ネタバレ》 ○B級SFアクションでは最高の部類に入る。低予算ながらこの完成度は、キャメロンの手腕が一番の功績だろう。○シュワが最初はターミネーター役ではなかったというのも名作たる所以のこぼれ話で好きなエピソードだ○ラストの畳み掛けは素晴らしい。誰もがタンクローリー爆発で終わったと思ったことだろう。コマ送りのアクションは見劣りこそするが、十分鑑賞に堪えうる出来である。○有名な空耳アワーの「信じられへん」にはびっくり。 [DVD(字幕)] 9点(2009-06-13 17:53:48) |
1263. ブレイブハート
《ネタバレ》 ○メル・ギブソンの自己陶酔映画ではあるが、歴史スペクタクルとしての完成度はかなり高い。○スケール、臨場感共に素晴らしいアクションシーンがやはり一番評価できる。肉弾戦の迫力を感じたのは今作が初めて。○多少は曲げられているだろうが、メル・ギブソンという俳優がこの役を演じたことに意味があると思う。○スケールを大きく感じさせる撮影の仕事は素晴らしい。○スコットランド伝統のバグパイプを活かしたジェームズ・ホーナーらしいスコアもなかなか。 [DVD(字幕)] 9点(2009-06-13 17:41:16) |
1264. ロッキー4/炎の友情
《ネタバレ》 ○ネタ切れが丸分かりで、前作の使い回しや政治色を取り入れた構図、エンターテイメント要素としての音楽は大衆には受けたかもしれないが、映画としては質が低くなったとしか言えない。○アメリカVSソ連の構図に対し、アウェーのロッキーがソ連から声援を受けると言うあまりにも幼稚なアプローチは笑うに笑えない。○対戦相手のドラコこそ存在感を見せたが、どう見てもロッキーに勝ち目はないと感じた。○前作のミッキーに続き、ロッキー成功の立役者であるアポロ、それからビル・コンティをシリーズの変化として追い出すのはあまりにも脳がない。そういう観点からビル・コンティのスコアをバックにしたトレーニングシーンがないのも残念。 [ビデオ(字幕)] 3点(2009-06-13 17:35:25)(良:1票) |
1265. ロッキー3
《ネタバレ》 ○酷評するほど悪くはないが、スタローンの自作自演が見え見えなのはさすがに痛い。○ミッキーの死はグッとくるものがあったが、これはシリーズとして必要とされる変化と言う形での犠牲。そういう意味では可哀相。○アポロスタイルを取り入れたボクシングスタイルとなっているが、さすがにガードなしのボクシングシーンは飽きた。 [DVD(字幕)] 3点(2009-06-13 17:29:03) |
1266. ロッキー2
《ネタバレ》 ○もう観る前からオチが見えているのは残念。とは言え、ラストまでの盛り上げはなかなか。○中盤のコメディ要素が中途半端。不器用なのを表したかったんだろうが。○ボクシングシーンは前作からかなりの成長。とは言え、ガードは一切なし。○スタローンはどうしてもロッキーの続編を作りたかったんだろうが、1作目で終わっておいても良かったと思う。どんどん続編を作るのが彼なのだろうが。 [DVD(字幕)] 6点(2009-06-13 17:24:33) |
1267. ロッキー
《ネタバレ》 ○評価される所以はいくつかあるだろうが、そのほとんどが彼自身を投影したことと音楽にあろう。○後にエゴイスティックな面を批判されるが、スタローン本人が主演して大正解だろう。タリア・シャリアも含め美男美女でないと言うのは本人たちには悪いかもしれないが、好感が持てる。○どん底から這い上がっていくと言うシンプルなストーリーだからこ得られる感動がある。○ミッキー演じるバージェス・メレディスの存在も大きい。○ビル・コンティのスコアもロッキーの象徴となっている。○続編でも言えることだが、ボクシングシーンの粗さは否めない。ガードがまるでない。 [DVD(字幕)] 9点(2009-06-13 17:12:38) |
1268. プロジェクトA
《ネタバレ》 ○ジャッキー映画では間違いなく五本の指に入る作品。彼のアクション、映画のスタイルが確立されてきた全盛期の作品であり、サモ・ハン・キンポー、ユン・ピョウとのゴールデンコンビも見もの。○アクションコメディの教科書のような出来で、そのバランスが素晴らしい。小道具や設定が生むアクションコメディは顕著。特に自転車シーンは笑える。○ロイドへのオマージュの時計台シーンでは本当に死にかけた。その勇気と熱意には感服。○いつものことだが、ジャッキー映画はコメディの割りにラスボスの死に方がえげつない。 [DVD(字幕)] 9点(2009-06-13 16:53:54) |
1269. キートンのマイホーム(文化生活一週間)
《ネタバレ》 1920年に製作された映画であること。こんなに素晴らしく面白いアイデアを20分でまとめ上げた見事な構成と編集。キートン映画に出合えて本当に良かった! [DVD(字幕)] 9点(2009-06-12 14:50:11) |
1270. チェブラーシカ(1969)
《ネタバレ》 NHK教育でやってそうなアニメ。ある目的を達成するためにしたことが、その過程で達成されていた、など教育的要素が存分に入っている。工具を盗むのはどうかと思ったが。にしても、チェブラーシカの魅力が一番。 [DVD(字幕)] 8点(2009-06-12 14:49:28) |
1271. 007/ダイヤモンドは永遠に
《ネタバレ》 前作はそこそこ良かったのに、またいつもの007シリーズのサイクル。スパイのくせにあっさり捕まるボンド。ティファニーよりもプレンティの方が魅力的だったし、そのくせティファニーはボンドガールとしての存在感なし。敵にも存在感があまりなかった。黒人の水着女と、二人組みの敵しか印象にない。 [DVD(字幕)] 3点(2009-06-12 14:44:17) |
1272. Kids Return キッズ・リターン
《ネタバレ》 変に成功するより、ふとしたことから落ちていく方がリアリティがあって良い。青春モノだからこそのラストの救いもこの映画には映える。周りにいる変な大人のモロ師岡の不気味な存在感が凄い。 [DVD(邦画)] 8点(2009-06-12 14:38:56) |
1273. ハーレーダビッドソン&マルボロマン
《ネタバレ》 もっとお気楽映画かと思えば、あっさり友達がいっぱい死んじゃう最悪な映画。そのくせ、中途半端にコメディだから笑えない。主演の二人が楽しそうなだけで、話もアクションもいまいち。 [DVD(字幕)] 3点(2009-06-12 13:52:29) |
1274. アニー・ホール
《ネタバレ》 徐々に自分を観ているようでつらくなる作品。 [DVD(字幕)] 6点(2009-06-12 13:49:41) |
1275. 男はつらいよ 奮闘篇
《ネタバレ》 まあほとんどいつもと変わらぬ男はつらいよなのだが、今回は恋愛という観点から見ると、少し違う。恋愛というより、父性のようなものが感じられた。 [DVD(邦画)] 6点(2009-06-12 13:46:33) |
1276. 青春デンデケデケデケ
《ネタバレ》 青春モノの王道。ちょっとした映像的遊びが安っぽくも見えたが、総じて面白いと感じた作品。感動という感動もないが、楽しく観られる。オープニングのクレジットを観て浅野忠信を探していたが、今とは全然違うのでびっくり。 [DVD(邦画)] 8点(2009-06-12 13:44:08) |
1277. 不思議惑星キン・ザ・ザ
《ネタバレ》 資本主義への風刺が効いたソ連のSFコメディ。確かに面白かったが、この内容で2時間15分は長い。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-06-12 13:41:00) |
1278. 気狂いピエロ
《ネタバレ》 ゴダールの中では分かりやすい方らしいが、それでもあまり分からない。でも最後まで観られた。にしてもエンディングのインパクトは半端ない。また観てみたい作品でもある。 [DVD(字幕)] 7点(2009-06-12 12:48:12) |
1279. 座頭市物語
《ネタバレ》 座頭市の話も勝つ新太郎も全然知らなかったこともあり、非常に新鮮であった。多くを語らない序盤から、勝新太郎の魅力が全開でぐいぐい惹きつけられる。ストーリー展開も無理なく、要所をしっかり押さえている。続編のことはよく知らないが、座頭市が超人のようになっていくような気がしてしまう。 [DVD(字幕)] 8点(2009-06-12 11:57:27) |
1280. 鉄道員(1956)
《ネタバレ》 日本人受けしそうなストーリー展開。泣いたりしなかったが、確かに良い映画だった。この手の作品は溢れてるから、オチが読めてしまったのが残念だった。 [DVD(字幕)] 7点(2009-06-12 11:18:42) |