121. ミュージック・オブ・ハート
なんか先生がひたすらヒステリックでさ・・・子供達の(実子も含め)信頼を得るに足る「何か」が全然見えてこなかったよ。なんか時制もよく分かんなかったし。まあ実話だって事で、いい話だし、5点くらい付けとこう。ところでグロリア・エステファンは何しに出てきてたのかな?どうせならエンディングテーマ歌えばよかったのに。 5点(2003-09-06 04:09:51)(良:1票) |
122. 戦場のメリークリスマス
ワケ分かんねぇっす。ワケわかんねえけど、印象には残った。とりあえず、大島渚はよっぽどホモ映画好きなんだね。たけしはなぜTAKESHIなのか。BEAT TAKESHIじゃイギリス人にはわからんか。 6点(2003-08-22 21:00:35) |
123. 雨あがる
「ああ、三十郎、鞘に収まったんだね。」って感じ。顔付きも随分優しくなって・・・。話の流れも、風景の撮り方も、寺尾聡も良かった。見事にそれを壊してくれたのが三船史郎を始めとする城中の侍達の大根っぷり。いや、親父さんも大根だったけどさ、親父にはそれをカバーするオーラと、声の良さがあるんだよね。息子さんにはそれがない、だからただの大根。吉岡秀隆もミスキャスト。キャスティングさえよければ、大傑作だったろうに。 7点(2003-08-21 08:16:52)(笑:1票) |
124. 戦国自衛隊
死ぬほど頭の悪い映画。自衛隊もバカ、武将もバカ。時代考証メチャクチャ、自衛隊に戦略性無さすぎ。この映画を観て「自衛官って死ぬほど頭が悪いのね。」と思われないことだけを切に願います。ただ、発想は良いと思うので、もっとまともな監督にリメイクして欲しい。 1点(2003-08-21 06:33:34) |
125. ミスター・ベースボール
野球ってだけで2点くらい点数上乗せしてるから。野球シーンは少ないし、ストーリーはメチャクチャだし、高倉健が英語喋ってるし・・・まあ、日本の野球がバカにされてるのは仕方ない。まだ日本人が誰もメジャーに行ってなかった頃に、たまにメジャーを見る機会があると「凄い、なんだコレ」って子供心に思ったもの。この時代にメジャーでまともに通用したのは野茂を除けば秋山くらいなもんだろう。まあ、それにしたって日本のピッチャーが全員サイドスローなのはどうかと。メジャーに比べて多かったことは多かったんだけど。「日本」がバカにされている度合いは他の映画に比べればマシな方だと思う。そこだけは好感が持てた。 5点(2003-08-06 11:56:45) |
126. 2001年宇宙の旅
《ネタバレ》 確かに映像は凄かった。「○○年前でこの映像!!」度は「トラ!トラ!トラ!」に並ぶ。猿人が興奮して骨をブンブン振り回してるところでは一緒になって興奮した。あそこの描き方は凄いと思ったよ。でも、分かったのはそこだけ。全体的には謎だらけ。要するにあの石版は進化をもたらす物って事?そんな簡単じゃない?最初出てきたときは「ああ、プレゼンスかな」と思ったけど・・・。違ったな。「60年代であの映画は凄い」じゃなくて、60年代だからあの映画が出来たんだと思う。 6点(2003-08-06 07:09:26) |
127. 卒業(1967)
名作の評価が定着した作品なんだけど、ちょっと分からなかったです。優等生が堕落していく過程は良かったんだけど、そっから先がなあ・・・。エレーンがそんなにベンに惚れた理由がわからん。可哀想なカール。二人がバスに乗り込んだ後のエレーンの微妙な表情が二人の将来を暗示してた気がする。 6点(2003-07-31 23:57:08) |
128. 踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!
《ネタバレ》 ファンでもないのにプレミアムシートで見てしまった・・・ゴメンナサイ。「ドラマ見てれば凄く面白いんだろうな」という印象。ドラマ見てなかったんで、散りばめられた小ネタというのがよく分からなかったんです。笑えたのは室井さんが「かまだ」と言う所くらいでした。良質な映画だと思うけど、日本のエンターテイメントは、周防作品みたいな地に足をつけたものの方が個人的には好き。 5点(2003-07-31 23:48:59) |
129. ターミネーター3
個人的不安を一掃。ターミネーターシリーズ独特の雰囲気を踏襲しつつ、戦闘シーンなんかは新鮮。シュワのターミネーターが、ちょっとヤな奴なのも良かった。彼が葛藤するシーンでは泣いてしまったぞ。ラストもあれは予測が付かなかった。難癖を付けるならT-Xに尽きる。ムダに武器付けすぎ。そのくせ弱すぎ。なんとか・ローケンが演技力不足からくる迫力不足。ロバート・パトリックのT-1000とは比べるべくもないけど、「トゥームレイダー2」の予告編を見て、アンジェリーナ・ジョリーが良かったな・・・と思っちゃったい。 8点(2003-07-13 21:27:44) |
130. 金融腐蝕列島[呪縛]
腐ってるぜJAPAN。堅い内容をテンポの良さとカッコイイ音楽で見やすくしている。ただ、テンポ良すぎて話が飛びすぎるところがあったり、椎名桔平の演技が個人的になんかムカついた。全体的には素晴らしい作品だと思う。 7点(2003-07-08 07:30:25) |
131. 至福のとき
《ネタバレ》 色々とツッコミ所の多い映画ではある。最大の謎は、オッサンがなぜあんなにもあのデブに執着したのか分からない。あれがあるせいで、どんなにオッサンが少女と触れ合っても「結婚のためだろ」と思ってしまう。そして最後に全てが御破算になって、初めて(たぶん)心の底から少女を元気付けてやろうとしたオッサンを事故らせるチャン・イーモウのセンスも分からない。ただ、なんだかんだ言ってラストではほろっと来たし、全体的に想像してた以上に観やすい映画だった。 7点(2003-07-04 14:19:36) |
132. MON-ZEN[もんぜん]
劇場公開時に迷って迷って結局見に行かなかった。正解。ドイツ人2人のドタバタ珍道中。映画そのものより「外国人の目から見た日本」が垣間見えるのが興味深い。寺に着いてからは眠い一方、寺務長のありがたいお言葉もあまり耳に入ってこない。思わずお経のCDを買ってしまったほど、お経の催眠効果は素晴らしい。 6点(2003-07-03 20:45:58) |
133. プライベート・ライアン
何ていうんかなぁ・・・アメリカが作るベトナム戦争映画っていうのは話の内容が「自分でまいた種から変な芽が出て困っちゃって、それを摘み取るのにこんなに苦労と努力をしました。感動して下さい。」みたいな感覚があって、オマエそれは違うだろうと。点数は冒頭の戦闘シーンに。 3点(2003-06-18 14:47:14) |
134. ノー・マンズ・ランド(2001)
久々に戦争映画を観て心から虚しい気持ちになった。ボスニアもセルビアも国連もマスコミも戦場で殺し合う兵士達も、戦争にまつわるものは全てクソだと監督さんは言いたいんだろうね。戦争に英雄なんていないし、美談なんかあり得ない。 9点(2003-06-18 07:25:26) |
135. さらば、わが愛/覇王別姫
中学生の時に一度見て、レスリー・チャン追悼の意を込めて再見。中学の時ですら凄い映画だと思ったんだから、今見直したって評価は上がりこそすれ下がりはしない。役者はどれも凄いけどやっぱりレスリー・チャンが神憑り的な演技を見せてる。彼も蝶衣のようにギリギリの所で演技をしてたんだろうか。1930年代~文革までの中国の退廃的雰囲気、文革の狂気、それらも見事に表現されてる。中国映画の最高傑作。 10点(2003-06-14 10:03:45) |
136. 神に選ばれし無敵の男
空気の読めないバカの話。「ティム・ロス最新作」にだまされた。ていうか主人公から端役に至るまで、扱いがぞんざい過ぎる。こいつは何で出てくるの、あの思わせぶりな態度は結局何だったの・・・説明してくれ!あとな、シーンをそれぞれポンと置くんじゃなくて、繋げてくれ。ドイツ映画でドイツの監督がティム・ロス以外は東欧系の俳優を使ってるのに、英語を喋るのも訳が分からない。また英語圏の人間じゃないからヘタなんだ・・・6月現在2003年度ワースト1。 2点(2003-06-08 23:46:05) |
137. たそがれ清兵衛
良い映画ではあるけど、期待ほどではなかった。予想以上に淡々とした映画。役者の演技とリアリズムは期待通りだったけど。いつの時代も人間は人間なんだね。清兵衛のように生きたいと思うけど、無理。この映画がアカデミー独占というのは、まあそういう時代なのかな。10年前ではありえなかったろう。まだ若いから、わかんないけど。 7点(2003-06-02 22:01:05) |
138. 戦場のピアニスト
んー・・・匿ってもらう、逃げる、匿ってもらう、逃げる、の繰り返しで、今ひとつドーンとくるものがなかった。実話として面白いのはナチスの将校に助けられた話くらいで、後は大戦中の東欧にならどこにでも転がっていた話だと思うし、今まで何度も語られてきたものだと思う。悪い映画ではないと思うけど、カンヌでグランプリ取るほどの映画かというと・・・同じ戦争ものでカンヌのグランプリなら「鬼が来た!」の方が良い。 5点(2003-06-02 21:50:21) |
139. アトランティスのこころ
なんか雑。原作は読んだことないけど、いちばん感じたのは、ボビーとテッドがどうしてそんなに心を通わせるようになったのか、映画の中で描かれている交流にそれほど説得力がない。そのせいか、テッドとの別れのシーンでも全く感動できなかった。最後に母親をあっさり許してしまうハリウッド的展開も個人的にはちょっと・・・。当然アンソニー・ホプキンスの演技は文句なかったし、映像、音楽もなかなか良かっただけに脚本が弱かったのが痛い。 4点(2003-02-07 16:51:09) |
140. BROTHER
「北野流・普通のヤクザ映画」って感じ。そのため、指を詰めたり腹を切ったり、自分が苦手なタイプの「痛そう」が多かったのがちょっと。「北野組」俳優陣は相変わらずいい演技。寺島進がものすごい良かったのに、早々に消えてしまったのが悲しい。ラストシーンは蛇足だなぁと思いつつ、ちょっとホロッとしてしまうのは日本人だからか。全体的には、説明不足な箇所があったり、意味不明なカットがあったり「ソナチネ」や「HANA-BI」の繊細さがどっか行っちゃったかんじ。まあ「カッコイイたけし」シリーズで「ソナチネ」以上のモノを望むのは難しいのかな。 6点(2003-01-31 03:00:49) |