121. ポセイドン・アドベンチャー(1972)
《ネタバレ》 自力本願型の牧師の行動力・自己犠牲も素晴らしいのだが、少年の情報力も見逃せない。正しい情報があってこそ、リーダーは正しい決断ができる。 「人数が多ければ正しいのか?」は名言。 <追記>16年ぶりに再見。各々が特性を生かしながら犠牲となっていく。この辺は職業召命観の表れだろう。船首か機関室かで医師のグループと見解がわかれるが「お前、見たのかよ?」の言い争いになる。正しく状況を確認し、把握・認識し決断する事の重要性。そして生き延びてやるというある種の生への執念というか執着の大切さ。コロナ禍のパニック状態で見るとまた違った味わいがある。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2004-11-15 01:26:10) |
122. ロンゲスト・ヤード(1974)
ミッドナイト・エクスプレスの直後に観たせいか中々複雑な気持ちです。所長に逆らえば一生刑務所からは出られない。それでも守るべきモノとは何なのか?一時の感情で行動を起こすのは確かにスカッとするが、その後の苦難が・・・。かといって屈辱を背負って生きてくのも辛いわけだが・・・。自分だったらどうするのか?と考えると素直に楽しめませんでした。 6点(2004-10-13 03:43:05)(良:1票) |
123. 黒の斜面
《ネタバレ》 岩下志麻の魅力が存分にでているのはいいのだが、オチが物足りない。てっきりダンナ殺害して3000万と慰謝料の一石二鳥を狙うのかと思ったよ。 7点(2004-10-12 03:12:31) |
124. ミッドナイト・エクスプレス(1978)
刑務所モノを見ていつも思うんだが、人間は環境に慣らされてしまうものだなあと。私は刑務所にいるわけではないが、毎日なんとなくダラダラと過ごして気がついたら何年も経過しているという現実に恐怖と不安を感じつつも、何かをしようとする意志も気力もなく、その現実に慣らされてしまっている。この茹でガエル状態からいつになったら脱獄するんだろうか? 7点(2004-10-11 05:29:59) |
125. アウトロー(1976)
政府の言う事は信用するな。と言い放った主人公が選挙に出馬し首長になってしまうなんて・・・ 5点(2004-10-02 21:40:55) |
126. マンハッタン
人間不信ではあるが、周囲を裏切らずに誠実であろうとする主人公。だが、周りにいる人間はいい加減なため右往左往してしまう。最後は10代の真っ直ぐな気持ちに「少しは人を信用して」と説教されるが、酸いも甘いも嘗めた40代にはたいして届きはしない? 最後の主人公の笑みには10代の青臭さに呆れると共に、40独身男の焦りと諦めを感じるのだが。 6点(2004-08-29 19:36:09) |
127. 妹
んー、わけわからん。 3点(2004-08-29 01:22:31) |
128. ジャスティス(1979)
交換条件で判事の弁護を引き受けるわけだが(この時点で清濁併せ呑む人物と思える)、材料が無くなっので弁護を降りたとも受け取れ(純粋な正義感と言えるのか?)、交換条件の囚人が射殺されずに生き残っていたら果たしてどうなっていたのか?が気になる。ちょっとセルピコに似ているが、腑に落ちない部分が残る。 7点(2004-08-03 01:24:49) |
129. 野性の証明
「新幹線~」「君よ憤怒~」に続く高倉健&佐藤監督のコンビだが、前2作に比べるとテンポも悪く、ストーリーも破綻している。無理矢理東映任侠の要素を盛り込んでるが、ちょっと違うんだよねえ。角川が娯楽性を履き違えたなあという印象。作中の拠り所は中野良子なんだけど、変な死に方しちゃうし。夏木勲はヘナチョコだし。実は肉体派俳優でもある高倉健の良さは多少でているものの、本来の魅力はあまり出ていないように感じる。 6点(2004-07-12 01:48:16) |
130. 暗黒街のふたり
《ネタバレ》 フランスらしい、レ・ミゼラブル系かと思ったら、結局最後は殺人しちゃうしなあ。死刑の妥当性にも疑問が残るし。なんだか腑に落ちない作品。 5点(2004-06-19 23:34:56) |
131. パピヨン(1973)
若い時はマックイーンの生き方に憧れる。でもいくつかの挑戦はしたものの、年取って厳しい現実に直面するとホフマンの挑戦しない安定的な生き方も悪くないのかな?と思えてしまう。ただし、ホフマンの生き方は「人生を無駄に過ごしていないのか?」という不安との戦いでもある。結局、崖下の飛び込むのも勇気がいるし、留まるのも勇気がいる。 「勝率は?」「そんな事は関係ない」この2人のやりとりが全てを凝縮しているように思える。 8点(2004-05-23 18:12:48) |
132. JAWS/ジョーズ
作品・音楽に負けず劣らず、巨大ザメの上を水着の小さい女性が泳いでるポスターが印象的。 8点(2004-05-15 21:32:56) |
133. 狼よさらば
お土産にもらった銃を機内に持ち込んでもスルーしちゃうのにびっくり。当時はOKだったのだろうか???ここのレビュー見てもわかるように日米問わず皆、復讐劇は大好き。(本作品の場合、厳密には復讐ではなく、行き過ぎた正当防衛の繰り返しだが)でも、違法な英雄的行為はどこまで許されるのか?主人公はお咎めなしだったが、検事との裏取引があったので司法の裁きは受けた格好になっており、一応話しの筋は通っているのがポイントか? 6点(2004-05-03 03:52:14) |
134. エマニエル夫人
えーと、これは、芸術作品ですよね???子供の頃そう教わりました。 5点(2004-05-01 00:30:24) |
135. コールガール(1971)
なんか犯人がバカだし、ストーリーもイマイチ。犯人がバカだとサスペンスとしての緊張感が無くなる。 4点(2004-04-26 02:37:43) |
136. スラップ・ショット
《ネタバレ》 エロは暴力より強し? 5点(2004-04-09 23:54:36) |
137. 砂漠の流れ者
酒、水、金、女、友、優しさ、厳しさ、勇気、情け、時代の変化への柔軟な対応等、砂漠の何も無いところから「生きていくために必要なもの」を主人公が順に得ていく様が見事に描かれている。 8点(2004-04-08 00:49:04) |
138. ハーパー探偵シリーズ/新・動く標的
前作から10年近く経過しての続編。ストーリーは相変わらずたいしたことなく、オチもムリヤリとという感じ。ニューマンの活躍も前作に比べると弱い。収穫は若きメラニー・グリフィスの出演ぐらい。 4点(2004-04-04 00:35:16) |
139. オデッサ・ファイル
《ネタバレ》 内容的には結構楽しめるのですが、J・ボイドがジャーナリストでスパイ活動をするというのが、どうも似合わないなあと終始思っていたのですが(但し、「ちゃんとスパイできんのかなあ」と心配になって、それはそれでハラハラするのですが)、最後で「父の仇」という人情モノだったという事で彼でもよかったのかなあと。逆にストーリーが最後になって、驚きと共になんか拍子抜けしてしまった感が無きにしも非ず。 作中、J・ボイドが老け顔に変装するのですが、これが結構上手く出来ていて、今のJ・ボイドの顔を見慣れているせいか、なーんの違和感もないのが驚きです。(体格がちょっと違うけど) 7点(2004-03-29 16:15:55) |
140. ルパン三世 カリオストロの城
ラストだけ埼玉県警のパトカーが左ハンドルだなあ。特注か? 6点(2004-03-27 02:10:26) |