121. 裸の銃を持つ男 PART33 1/3/最後の侮辱
この映画に出てくるネタって、映画や米国の事情に通じていればいるほどさまざまな含みがあって面白いと思います。「ミセス・ビースト」や「チチの祈りを」「ボロ・コップ」などのキャラクターネタ、「ジュラシック・パーク」などの映画パクりネタなど全編通じて笑えました。 [ビデオ(字幕)] 6点(2006-01-02 11:07:11) |
122. プリンス・オブ・エジプト
迫力があり、人間ドラマもしっかり描かれているのでこの点数かなと思いました。実写版である「十戒」は未見。比較されている方が多いので、一度見比べてみたいと思います。しかし、聖書にあまり馴染みのない私たち日本人にとって、この映画を見ることは何をもたらしてくれるでしょう。幼いころから学校で教わったりしている西洋人とは、考え方が違って当然だな、などと考えさせられました。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2005-08-27 20:25:00) |
123. ガタカ
常に一定以上のクオリティを持っている。見る人にとって、何かを感じさせずにはいられない。そんな映画。私自身も「遺伝子の優劣」「命の選別」「努力の限界」などのテーマを考えさせられた。音楽も秀逸。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-08-20 11:15:20) |
124. スモーク(1995)
息子より若い父親のエピソードなど、そこかしこに魅力のある話が詰まった佳作。全体的に穏やかで英語も聞き取りやすく、大人の映画という印象。ときどき差し挟まれる押さえた音楽も良かった。最近煙草を吸うシーンが映画の中から取り払われている感があったが、この映画に限っては嫌味がなく、貴重なアクセントになっている。惜しむべきは、途中登場人物を増やしすぎてしまったために話が見えにくくなってしまったこと。途中暴力が絡んでほしくもなかった。「死ぬまでに観たい映画1001本」収録作品。いつか原作もじっくり読んでみたい。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-08-07 09:35:34) |
125. お日柄もよく ご愁傷さま
下の【あにやん】さんのいう通りで、普通の庶民の物語です。普通といっても、いろんなことがいっぺんに起きてしまいますが、そこが滑稽でもあり、この映画の面白いところと言えます。ただこの作品、10年前の映画なのに妙に古臭さを感じてしまいました。今では当たり前となったリストラやフリーターの話などが、この当時は異様なものの象徴として描かれているせいもあるでしょう。いかに日本がこの間に変容してきたか、ということが身に染みて分かりました(笑)。 [ビデオ(字幕)] 6点(2005-07-23 10:48:25) |
126. 死の棘
なんなんだ、これは。醜い闇の心を描いた、どうにも暗くて映画だ。 嫉妬、狂気、疑念、葛藤、猜疑心。こんな言葉が渦巻いてくる。 主演二人の演技はほとんど完璧と言っていいほどだ。 それが、この作品を芸術の域にまで高めている、そんな気がしてくる。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-07-08 11:13:56) |
127. ジュラシック・パーク
まるで自分が本物の恐竜に出会ったような感覚!初めて観たときは身が震える思いがしたものです。しかし、残念なことにアドベンチャー映画ながら「パニック」としての要素が強すぎます。ある時点から、恐竜に追いかけられ、攻撃され、食べられてしまうシーンが続くので、あまりいい気分はしません。なぜか登場人物の中で、脇役(ハッカー役の白人、システム管理の黒人)が印象に残っています。 [ビデオ(吹替)] 6点(2005-06-29 10:19:25) |
128. アナライズ・ミー
マフィアものだが、安定してみられるコメディ。7点にしようかどうか迷った。渋いがここぞというときに頼りないロバート・デ・ニーロと、少し気が弱いが精神科医としての腕は確かなビリー・クリスタルのやりとりが、この映画の最大の魅力。くされ縁(?)で始まったセラピーが、最後のほうではボスの深層心理に迫っていくくだりは興味深い。ボスの手下もなかなかいい味を出していた。とにかく台詞が多いので、吹替のほうがおすすめだと思う。 [ビデオ(吹替)] 6点(2005-06-21 21:04:09) |
129. コリーナ、コリーナ
娘のモリーが言葉を取り戻していくくだりは素晴らしいが、後半になるにしたがってひとつひとつのエピソードが際立たなくなってしまった感がある。白人と黒人の問題を持って来たり、父親とコリーナの衝突を描いてみたり。。。それがなければ、魔法のようなお話。信号機に向って必死に魔法をかけようとするモリーの姿が印象的だった。 [ビデオ(吹替)] 6点(2005-04-11 08:58:29) |
130. パルプ・フィクション
バイオレンス映画ですが、すごくクオリティが高いと思います。各キャラクターの設定の高さ、台詞の面白さ、そして何といっても脚本の良さが目立ちます。こういう暴力映画の系統は、私がもっとも不得意とする分野のひとつですが、それでも面白いと感じたのは本当に面白いからなのでしょう。映画を見たときの精神状態が良かったのか、ここまでダークなストーリーを楽しめたことに満足しています。ただ、触発されて暴力的になったり人を傷つけたりしないか、それが不安になります。 6点(2005-02-20 21:27:18) |
131. アメリカン・ハート
隠れた名作でしょう。父親と息子の葛藤が、いい雰囲気の中でよく描けているのではないでしょうか。しかし、相当屈折しているのも確か。ゲイだの銃だの犯罪だの妖しい雰囲気が自分には合わず、総合評価は6点止まり。それにしても「アメリカン・ハート」というのは雑誌のタイトルらしいですが、本当はどういう意味があるんでしょうね。(VIDEO、字幕スーパー) 6点(2005-02-08 22:05:28) |
132. ドクター・ドリトル(1998)
たぶん、動物たちは「腹へった。早く食いてえ。」とか「あの雌猫とやりてえ。」としか思ってない。そこを人間と同程度の思考能力を持った生物として描くから面白い。スペイン語を話すオラウータンには爆笑。虎をはじめ、次々と出てくる動物達の名演技(?)が素晴らしい。7点に近い6点献上。(TV=日本語吹替、VIDEO=字幕スーパー版) 6点(2004-12-19 16:47:00) |
133. ぼくらの七日間戦争2
「沖縄」と聞くだけでパラダイス気分になる自分にとって、この集団逃避行はキライじゃないっすねえ。そりゃ前作みたいなのを期待したくもなりますが、ホームアローンばりの仕掛けを考えたスタッフにも拍手を送ろうじゃありませんか。しかーし、TMNがB・B・クイーンズに変わってしまったのは痛い。出来自体は前作と同じ7点として、TMNと宮沢りえ(今回は出ていませんね)の魅力がないので-2点、それに「沖縄」の魅力を+1点として、6点献上。っていうか、ほんと具志堅ティナ(久手堅ティナに改名したそうな)って誰よ!? 6点(2004-12-09 23:54:37) |
134. 裸の銃を持つ男 PART2 1/2
相変わらず笑える、後半になればなるほど面白くなっていく映画。でも、やはり前作よりはパワーダウンかな?パロディは元ネタ知ってないと効果ないので「ターミネーター2」や「ゴースト」等見ておくといいでしょう。 6点(2004-10-19 13:40:56) |
135. アポロ13
なぜだかあまり印象に残らない作品。おそらく事実ゆえに、最初から結末が分かってしまっているという1点があるから、ハラハラドキドキしてみていられない、ということだろう。ただ、最後までしっかりとまとめているし、擬似体験としては飛びぬけているところがあるので、6点。(ビデオ、日本語吹き替え版) 6点(2004-10-09 14:28:48) |
136. スター・ウォーズ/ジェダイの復讐<特別篇>
《ネタバレ》 ルークとダース・ベイダーの人間ドラマ。これこそが今作の最大の鍵。 それだけにあのラストは予期していなかった展開として、素直に驚愕しつつ感動しました。 単純に主人公がダース・ベーダーと皇帝を倒して、はいハッピーエンド、チャンチャンではない!最後まで、ダース・ベーダーが悪の心を振り払えるのかという疑問があっただけに、素晴らしいとしかいいようがありません。それだけでもう満足。 ハンソロ救出劇が少し凡庸なところもありますが、スピーダー・バイクの迫力あるシーンやイウォーク族のコミカルなエピソードがじゅうぶんカバーしています。3CPOが神様になっちゃうあたりのくだりは最高です。 全編を通じて、一瞬たりとも見逃せないシーンばかり。コアなファンがいるのも納得です。 ラストのジェダイマスター勢ぞろいのシーンを観て泣きそうになりました。 [ビデオ(字幕)] 6点(2004-10-01 23:01:08) |
137. ギルバート・グレイプ
見ていてなんともやるせない映画でした。270【ドレミダーン】さんのいいたいこともすごく分かります。あのラストでギルバートは幸せになれたのでしょうか。映画というのはやはり、非日常の物語、マイナスをプラスに変えてくれるもの、と信じている自分には、リアルすぎるこの家庭の物語には、プラスのエネルギーをほとんど感じられません。それは「マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ」でも感じたことです。やはり名作であるので6点としましたが、心情的には5点かも。全部見るのにとても時間がかかりました。台詞も訛りがあるのか聞き取りずらかったです。(VIDEO・字幕スーパー) 6点(2004-09-29 10:29:22)(良:1票) |
138. ギャラクシー・クエスト
確かに最高のB級映画といわれてもおかしくないほどの映画。おバカ映画にして、出来としては良い。面白い人にはとても面白いだろうね。だけどこれを何回もみるかといわれたらうーんと困ってしまう。「ネット掲示板には感涙に咽んだと賞賛の嵐が・・・」といわれてもねえ。自分にはもっと見たい映画が他にあるもんで。でも、ネバーギブアップ!! 6点(2004-09-09 11:16:12) |
139. 仮面の男(1998/ランドール・ウォレス監督)
ディカプリオの運命にハラハラドキドキ。でも、すきとはいえない。 6点(2004-08-31 09:51:20) |
140. イルカに逢える日
《ネタバレ》 小笠原に行くのは、何年も前からのオレの夢だったんだよね。切符まで取って、明日出発というときに身内に不幸があってやむなく取り止めたこともあるぐらい。だから、この作品を見るのはとても楽しみだった。心の中で「天国にいちばん近い島」に似たものを期待していたのかもしれない。でも、始まってすぐコンサートをめぐるゴタゴタや暴走少女団、ペースメーカーをつけた女性の病気、果てはヒロインが溺れる等やはり失敗だったかと悔やんだ。ただ、ここであきらめちゃいけないんだな。ここから最後へ向ってだんだん卒なくまとめていくのがこの映画。最終的には平均点を越えた評価になったのは、イルカが取り持つベタな恋やところどころにみえる小笠原の風景などがちゃんと撮られていたから。これを見て小笠原へ行きたくなったとかそんなんじゃないけれど、見て良かったと思う。ただ、エンディングで水族館の映像使っちゃダメでしょ(笑)。それと小笠原は飛行便がないので自衛隊に依頼して来てもらうんだけれど、それが航空自衛隊でなくて海上自衛隊が水上ジェット機みたいのを飛ばしてきたのはびっくりした。きっと滑走路がそれほど長くないために陸上へ着陸するのは無理なんだろう。誰を見ていないことを良いことに、勝手なことをしゃべりまくってスイマセン^^; 6点(2004-08-18 19:00:00) |