121. テキサス・チェーンソー ビギニング
《ネタバレ》 24日にはハンニバル・ライジングが発売になりますが、同じカニバル(食人)でも、まさにデビルの美しさと獣ライクな狂人との差があきらかになった映画でした。単なるブッチャーでしか有り得ないトーマスとレクター博士との差は歴然としていました。まあ、あのような出生であれば、リトアニアの貴族の息子とは比べる事自体間違いであることが判りました。まあ、それでも血がペンキではなく本物の血らしいところはそれなりに評価できるかも。「悪魔のいけにえ」よりは画像もはっきりしてアングルも「お?」と思わせるところもありました。でもやはりスプラッターは小生の好みでないことを再認識しました。まだ脳外科も納得する、開頭後のヒルンを食べさせた方が新鮮でした。 [DVD(字幕)] 1点(2007-08-24 00:06:55) |
122. RETURNER リターナー
《ネタバレ》 邦画にしては、テンポも速く、時代設定よりはさらに遡った日本での出来事?と思えば、それなりに流れも理解しえたので、お気に入りの邦画の1つです。3回目の鑑賞ですが、新鮮味は落ちていません。鈴木杏さんという女優さんのちょつと中性的なところが生きていた映画でした。 [DVD(字幕)] 8点(2007-08-21 00:56:17) |
123. 明日の記憶
《ネタバレ》 同級生が、同じ疾患にかかり、非常に多才な人だったのでショックを受けていました。 種々の評判を聞いて、この映画を観ましたが、進行症状も大体同じようでした。 しかし、やはり映画なのでしょうか、あまり現実にある悲惨さがいまいち小生には感じられませんでした。一方、俳優さん達が皆、達者で、みなおしました。特に医師役の及川光博さんは、「前田慶次郎」のイメージとは打って変わってシリアスなイメージで驚嘆しました。家族の悲惨さを樋口可南子さん一人で受け止めていたようですが、現実はもっと惨めみたいです。自分がそうなった時のことは、既に妻への手紙に書いてありましたので、それを「特に訂正しなくてもよい」と言う結論になりました。 [DVD(邦画)] 6点(2007-08-17 00:36:51) |
124. トランスフォーマー
《ネタバレ》 始めの基地が襲撃される場面では、「お!結構激しい戦闘シーン!」と期待に震えました。出てくる武器等も最新式のものが多く、多分マニアの方の解説がそのうち読めることを期待しています。しかし、その後は、「ああ、やっぱりスピルバーグ製作の作品だな」と思わせる少年とロボットの大冒険、となってしまいました。途中のテンポが速すぎて、小生には、何故トランスフォームに善側と悪側が分かれたのかが理解できず、またあまり本筋には関係のない人物が大勢出てきて、混乱してしまいました。CGも動きが早く、音も大きくてそれでいて緊張感がなく、最後には少々疲れてしまいました。 邦画の「リターナー」でも「擬態宇宙船」などが出てきましたが、その時のような驚きはありませんし、感動も得られませんでした。 [映画館(字幕)] 5点(2007-08-06 17:16:06) |
125. 太陽(2005)
「朕の不徳なる・・・」と云う文芸春秋に掲載された文を読んで、昭和天皇に対する畏敬の念が大きくなっていました。この「太陽」を映画館で観れなかったのでDVDで初めてみました。天皇があんなに堂々とマッカーサーとやり合っていたとは知りませんでした。また、多数国語が喋れたということにも吃驚しました。さらに畏敬の念を強くしました。 [DVD(邦画)] 7点(2007-08-03 09:21:37) |