Menu
 > レビュワー
 > R&A さんの口コミ一覧。8ページ目
R&Aさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2162
性別 男性
年齢 57歳
自己紹介 実は自分のPC無いので仕事先でこっそりレビューしてます

評価:8点以上は特別な映画で
全て10点付けてもいいくらい
映画を観て損をしたと思ったことはないので
酷評しているものもそれなりに楽しんで観たものです


  *****

●今週のレビュー
   「」

   
     










    


  










  


 












表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1234567891011121314
投稿日付順1234567891011121314
変更日付順1234567891011121314
>> カレンダー表示
>> 通常表示
141.  愛のイエントル 《ネタバレ》 
全然ミュージカルしてないところにバーブラが自らの心情を語るときだけミュージカルになるという、良く言えば斬新、悪く言えばバーブラのための映画。学問が男だけのものだった時代にひとりの女性が敢然と立ち向かった、というたいそうなものではありません。ただ学びたいがために男に化けるが結局その地ではなく女性でも学んで良いという開かれた地へと旅だってゆくという結末からもわかるように。そういった特殊な環境の中で繰り広げられるコメディと言ったほうがぴったりくるような。霞みがかったような画に柔らかい光を採り入れ、時代と設定をうまく表現していた。
6点(2005-02-04 13:21:15)
142.  ビクター/ビクトリア
劇中のショーでたっぷりとジュリー・アンドリュースの歌を聞かされるわけですが、私には助長に感じられた。ドタバタに撤してもよかったんじゃなかろうか。ところどころで笑わせてもらったが、ドカーンと爆笑まではいかない。コメディだから冒頭のジュリー・アンドリュースが飯も食えないほどの貧乏に見えないとか、男のどこに魅力を感じて好きになっていくのかがわからないとかは目を瞑るとしても、結局この手の作品は主演女優に魅力を感じるか感じないかで評価が左右されてしまうところがある。魅力を感じられたら最高なんでしょうが。
5点(2005-02-02 10:44:39)
143.  溝の中の月
よ、よーわからん..。ジェラ-ルの弟もロレッタの兄も結局だれかれかまわず疑惑の目を向けるジェラ-ルの内情を見せるためだけに登場し、ジェラ-ルの妹をレイプした犯人を探し続ける行為も廃墟から抜け出せない自分を正当化するためのものでしかない。そして廃墟から抜け出したい願望がロレッタとの恋愛感情に化け、踏ん切りよく抜け出したはいいものの、やっぱり廃墟がお似合いさ。って話?(かなり独善的解釈かも。)まあ、内容よりもベネックスによって作り出された異世界を楽しむ、そんな映画でしょうか。
5点(2005-01-25 11:41:10)
144.  月の輝く夜に
その辺にうじゃうじゃ転がってるラブコメより内容は薄いかもしれない。ただ、イタリアのエッセンスをまぶしただけで独特な作風に仕上がっている。男が複数の女を追うのは死への恐怖から、という哲学的な会話があるが、男と女の考え方が一致し女の自分の気持ちに対する確信を得る材料だけに終わってしまっているようで残念。じいさんの一言は笑いました。
5点(2005-01-24 10:16:36)
145.  ファニーとアレクサンデル
ベルイマンはこの作品を最後に映画を作らないことを宣言。よってこの作品はベルイマン映画の集大成とも言われます。私が見たのは3時間バージョン。見応えのある一大絵巻でしたが、もともとテレビ放映用に作られたオリジナル版の5時間バージョンはさらに完成度が高いと評されているようです。 高貴漂う装飾品の数々、数え切れないほどのロウソク、足の太い馬車馬、、、細部まで本物に拘った重厚かつ美しく息づく背景をバックに、大家族群像劇を奥行きある映像で見せた前半がとても好きです。中盤からの展開で人それぞれの生活や宗教を対比しながら最後には家族が助け合って生きてゆくことがいかに素晴らしいことかを説いていきます。ベルイマンの分身であるアレクサンデル少年の特別な力は、芸術の世界に生きる人に不可欠な超越した想像力を象徴的に描いたのだと思います。それにしても、家族愛を通して人間賛歌を描くに終わらせず、最後に”アレ”を出すところがベルイマンらしく、他とは一味も二味も違う。(5時間バージョンを見る事があればまた追記したいです。)    //追記// 5時間バージョンを見ました。まず2時間も削った3時間バージョンが、5時間バージョンにひけをとらない出来に仕上がっているところにあらためて感服。3時間バージョンでもじゅうぶんに理解できますが、さらにわかりやすくなっています(例えば幽霊話しの真偽)。理解できるなら、より短いほうが優れていると考えますが、ベルイマンの最後の映画を少しでも長く見ていたいという欲求に答えてくれるという意味において、5時間バージョンはやっぱり素晴らしい。そしてなにより5時間が全く長く感じなかった。1点追加します。
[DVD(字幕)] 8点(2004-12-17 15:28:00)(良:2票)
146.  2010年
もともと『2001年宇宙の旅』もこの作品と同じようにナレーションがあったのをキューブリックが公開直前に全カットしたのだそうです。それでは意味が全く解からなくなる、というアーサー・C・クラークの言葉に対しモナリザがなぜ微笑んでいるかが解かっていたら今日のように人々を魅了しただろうか、というようなことを言って意見を通したとなにかで読んだことがある。そして、観た人の数だけ答えがある、とも。観客たちがそれぞれ思い、考え、そして漠然とだけど導き出した答えがすべて正解ということ。なのにこの『2010年』は私が無い頭を振り絞って出した答えにあっさりとダメダシをくらわせやがった。だから私はこの作品を『2001年宇宙の旅』のある人が導き出した答えのもとに作られた続編、と位置付けている。そうみると、「あぁ、この人、なかなかするどい見解だなぁ」と思うわけです。..と文章にしてみて今気付いたのですが、これっておもいっきり負惜しみじゃないですか!
6点(2004-12-08 12:36:46)
147.  炎628
美しい音楽とおぞましい効果音、そして激しい爆撃音が同時に流される。それらの音をバックに終始リアルな戦争の悲劇が描かれる。悲劇という言葉で片付けるにはあまりにすさましく、あまりに恐ろしい事実。悲しんでる余裕すら与えない人間の非情を描く。人間はここまで残酷になれるものなのかと目を背けたくなる。血が飛び交うなどのスプラッター系の直接的な描写はありません。ただ自分と同じ人間が実際に行ったという事実に目を背けたくなるのです。ヒトラーでさえも同じ人間なのだということを表すラストシーンで戦争の本質に迫る。非常に完成度の高い作品です。
8点(2004-12-02 10:27:47)(良:1票)
148.  五月のミル
五月革命の最中、母が亡くなり久しぶりに家族が集まるが話題は遺産のこと。なんとも不快な展開ではあるけども、ブルジョワのブルジョワゆえの身勝手さや楽観的な行いを見ているうちに不快感は薄れていく。その気楽さ、正直さにフランスの田舎町ののんびりとした美しい風景があいまって「なんだか楽しそう」と思うに至る。しかしドンチャン騒ぎの傍らで黙々と墓穴を掘る使用人の描写で再び不快感を呼び戻す。だからブルジョワ狩の噂に総出で逃げ出す場面はちょっと気分が良かったりする。結末はなんてことはない。五月革命と同じようにこの人達はなにも変わらずそれぞれの家に帰ってゆく。ミルの人格が素晴らしく、そしてそのミルだけがひとり寂しそうなエンディングを見ると、一貫したブルジョワ批判ではなさそうではある。ルイ・マル監督のブルジョワ階級への憧れと嫉妬が垣間見れたような気がする。
6点(2004-11-12 12:45:29)
149.  3人の逃亡者/銀行ギャングは天使を連れて
いろんな要素がギュギュっと詰まって程好く感動。二人のキャラが決して脱線しないのがいいです。ドパリュデューがコメディ路線にいかず徹底してシリアスにきめてたから良かった。笑うところはしっかり笑え、ドキドキもあり、ホロッと泣けるところもあり、最期もニッコリ終わる。いいねぇ。ストッキングが破れるシーンは爆笑しました。なんであんなにうまく破れるかなぁ(笑)。
7点(2004-11-10 09:52:44)
150.  コックと泥棒、その妻と愛人
あのオッサン、このレストランのオーナーでしょ?なんであんなに下品な振る舞いを自分の店でするの?いやいや、これはストーリーを見てはいけない映画でした。ストーリーを追わなければ、人物を食材や調理器具を隔ててとらえる画といい、緑や赤の色使いといい、”美”を作れば同時に”汚”も生み出すという判っていても目をつぶってきたものを見せつけるこの作品の意図的な無神経さ(なんか日本語おかしいですね、、)といい惹かれるものはいたるところに散らばっている。でもいくらストーリーを追わないっていってもあのオチはどうかなぁ。コックが一度は断わっておきながら「それならば」と了承した、その「それならば」がよく解からん。てか、妻とコックの会話は無いほうが最期までストーリーを無視して鑑賞できたような気がする。
5点(2004-10-27 10:52:11)
151.  セックスと嘘とビデオテープ
嘘で固められた自己の深層心理に迫るという小難しい題材でありながら、登場人物を4人に絞りシンプルでわかりやすく退屈しない作品に仕上がっている。ただ、【らふらんす】さんもご指摘しておられるように旦那のキャラが突出しすぎている。わかりやすすぎる。旦那の行く末もありきたり。ビデオに告白するシーンがなんとも言えぬエロスを感じさせ、謎めいた部分が徐々にあらわになっていく緊張感を見事に表現しているだけに、旦那のキャラの明快さは勿体無い。そんな観客に媚びなくても4人に絞った時点で十分わかりやすいのに。
5点(2004-10-25 11:22:30)
152.  陽炎座
『ツィゴイネルワイゼン』では「生」と「死」の世界を一応分けてましたがこの作品では同居してます。なので摩訶不思議度はさらにアップ。さらにさらに、すぺるまさんのおっしゃるように繋がらないカットの応酬に観客は混乱必至。しかしやっぱりそそられる。この観客に不親切なカット割がなければここまで没頭できなかったかもしれない。そして圧倒されるのは絶妙なピンポイントで原色を配する色使い。特にラストシーンの「美」は参りましたとしか言い様がない。芝居小屋の一連のシーンは考えつくこと自体が凄すぎる。それにしても楠田枝里子はキンキンの横に立つとばかでかい女に見えるけど、相手が松田優作だときゃしゃに見えるから不思議だ。
7点(2004-10-20 11:53:30)(良:1票)
153.  ツィゴイネルワイゼン
難解ということでリンチの名前が挙がるんでしょうが、鈴木清順という人はどちらかというとゴダールの系統だと思います。映画文法を意図的に壊してますから。でもその部分だけであとは完全な独自の世界感を持っている。この作品では”あの世”というあいまいなものを彼の独特なセンスでもって描いているので余計に奇怪なものとなってます。驚かされるシーンは挙げればキリがないのですが、ひとつ。青地の現実と妄想(妄想も現実かもしれない)の中、小稲(あるいは園)が着物を脱ぎます。そこでオッパイもあらわにニッコリとポーズをとるカットが一瞬映し出される。ゴダールの踊らないミュージカル『女は女である』のアンナ・カリ-ナを彷彿させますが、こちらはオッパイ付きですからこちらの勝ち、、(冗談ですよ)。もうこのシーンだけでこの映画を愛せます。大正浪漫三部作の中でこの作品だけ未見のままで、本年ようやく観ることが叶った作品なのですが、期待を裏切らない傑作でした。これは今後、何度も観ることになると思います。
8点(2004-10-19 15:34:30)(良:1票)
154.  フェーム
みんなで歌い踊るシーンが本当に盛り上がって歌い踊っているのかミュージカル風演出なのかわかりずらい。前者なら醒めた性格の私には寒いだけ。後者なら生徒だけのダンスに不満。オーデション風景や授業風景はそれなりに楽しめるし、青春につきものの「夢」と「挫折」、「喜び」と「悲しみ」が適度に散りばめられているのも好感が持てるが、イマイチのれなかった。ノリノリのダンスムービーに「挫折」や「悲しみ」といった「負」の部分や、人種や貧富の問題、あるいは環境の問題、大人も含めた個人の悩みなどをさりげなく導入するあたりがいかにもアラン・パーカーらしい。
5点(2004-08-24 15:03:36)
155.  エンゼル・ハート
昔、雑誌で『ナインハーフ』のスタッフか共演者がミッキー・ロークのことを女たらしで女を見りゃ声をかけるというゴシップ記事を見たことがある。その後、『イヤー・オブ・ザ・ドラゴン』の関係者が彼のことを「イヤな奴」と言っている記事も見た。どちらも映画での役そのまんまの性格。私はこれらをすごくいいようにとって、「役になりきっているんだ」と解釈をし心の中で彼を絶賛してました。(かわぐちかいじの漫画『アクター』の影響もあり。)そしてデ・ニーロとの共演となるこの作品、見ないわけがない。相変わらずかっこいいではないか。だらしなさがかっこいい。ああ、なんでボクシングの試合なんてしたんだ。してもいいけど負けてほしかった。あの猫パンチが炸裂していなかったらその後も好きでいられたかもしれない。 あっ映画のこと書いてなかった。けっこう好きです。暗い映像、ジメジメした雰囲気、よりグロいシーンを想像させる演出もなかなかのもの。西洋の悪魔についての知識があればあるほど楽しめるものかも。
6点(2004-08-23 12:45:54)
156.  ハンナとその姉妹
W・アレンの映画はいつも「ちょっとスリリングな日常」を描いていて人生の横道にそれていってもちゃんと帰ってくる。決してハリウッド映画のように非日常へとなだれ込まない。そこがいいんだけど、人によっては物足りなさを感じるのでは。私もこの作品では、出てくる人たちが皆個性的なのでもうちょっと行き過ぎた展開で笑わせてくれても、と物足りなさを感じてしまった。でも皆が個性的なのに親近感を覚えるキャラで役者の演技も自然体で好感が持てます。アレンの演技も毒気が抜けていい感じ。
6点(2004-08-04 12:18:02)
157.  白と黒のナイフ
高評価の中申し訳ないが、やり手の弁護士がいとも簡単に依頼人と夜を共にするって展開がもうダメ。恋愛感情があるからこそのサスペンスドラマなんですけど、あまりにも簡単すぎます。
5点(2004-07-07 12:42:37)
158.  黒い瞳 《ネタバレ》 
どれほど素直な女性か、どれほど真直ぐな女性か主人公が一番知っているはずなのによくも約束ほったらかしで何年も気にせずにいれるな!最低野郎です。そんな最低野郎をマストロヤンニが完璧に演じてます。とにかくやさしく、ちゃらんぽらんで威厳がなく自分勝手で、でもやっぱりやさしくて..。やっぱ女にとって”やさしい”ってことが一番なんスかねえ。で、ラストは女にとって、そして男にとってどうなんでしょう?ロシアの霧がかった森のように淡い映像が雰囲気を盛り立てます。
6点(2004-07-06 12:42:25)
159.  カミーユ・クローデル 《ネタバレ》 
アジャーニ自ら製作会社をつくり、監督に『ポゼッション』の撮影監督でありアジャーニのかつての恋人、そして第一子の父親でもあるブリュノ・ニュイッテンを迎えつくりあげた作品。全体的に暗いシーンが多いが、さすが本職が撮影だけあってか暗闇の人物を確実にとらえる。 「天才+女」が精神を崩壊させ悲しい結末をむかえるという話は非常に多い。そして精神崩壊のきっかけはだいたい「男」である。恋愛の捉え方が男と女は違うのかもしれない。また時代が精神のバランスをとる術を女に与えなかったとも思える。男は愛人をつくりまくったり名声を得たりと自らの才能と上手に付き合う術を持ち得たのに対し。 頼りにしていた弟によって精神病院に送り込まれたという事実が悲しすぎる。
6点(2004-07-01 12:33:51)
160.  ポゼッション(1981)
何かにおびえる視点の定まらない目、何かにとりつかれたようなトリップした目、壮絶な演技を見せてくれたアジャーニがとにかく凄い。アジャーニ自身、自分が怖くてこの映画を観れないらしい。保母さん役と二役してますが、まるで別人です。100点満点の200点の演技。内容はたしかに難解ではあるが、観ている間は先の読めない展開にひきつけられて、難解であることがさほど気にならない。相手を所有したい、そして所有されたいという愛のカタチを夫の長期不在時も維持するための不倫。夫が帰ってきたことで崩れるバランス。そんな恋愛世界が繰り広げられるのかと思いきや、目に見えるはずのない妄想、そして魂の実体化、人間の体に棲みつく善と悪、そして輪廻転生とアンジェイ・ズラウスキー監督の脳内映像がめまぐるしく展開していく。あのタコおばけはきっとヨーロッパの神話に出てくる怪物です。(スンマセン、凄くテキト-なこと言ってます。)ピンクの靴下のおっさんは...それはヒミツです。(スンマセン、ホントは全然わかりません。)
7点(2004-06-30 12:09:07)(笑:1票)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS