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とかげ12号さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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141.  グッド・シェパード
う~ん、『インファナル・アフェアIII 終極無間』を観たときと同じ感想になってしまいますが、時間軸のいじくり方が複雑過ぎてたまにどの時代なのか分かりにくくなるのが難点。奇しくも本作の監督デ・ニーロと製作総指揮コッポラが組んだ奇跡の傑作『ゴッドファーザーPARTII』も、当初は時代の切り替えが多過ぎて非常に分かりにくかったのを直しに直してあの絶妙な構成に至ったそうですから、本作でもその辺はもっと慎重にしてほしかったです。しかも『ゴッドファーザーPARTII』と違って本作の「現代」と「過去」の間は十数年程度しかないうえに、全ての時代を同一の役者が演じていて余計に区別がつきにくいわけですから。でもその辺をキチンと押さえられれば結構ハマれる内容でした。メインキャラのクローバーやサリヴァン将軍の存在意義がイマイチ薄かったことなどにやや不満もおぼえますが、久々に見応えある重厚な映画に出会えてとりあえず満足です。
[映画館(字幕)] 8点(2007-10-24 20:00:13)
142.  鳥(1963)
あのラスト自体に不満はないのですが、逆に僕は前半の方に欲求不満を感じずにはいられない。要するに、鳥が実際に人間を襲いだすまでが非常にダラダラしている気がするんです。ちょっとずつ小さな不安を積み上げていき、それからドバーッと恐怖体験を見せつけるという手法はホラー映画の常套手段ですが、それにしてもこの映画の最初の一時間は退屈。「ええからはよ鳥を出せ!」って思っちゃいました。『サイコ』なんかだと全編にわたって緊張感が跡切れることはなかったのに。でも、オープニングクレジットがとてもカッコ良かったし、後半は面白かったのでこの点数。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2007-10-07 18:12:15)
143.  シベリア超特急
「水野晴郎の異常な愛情/又は私は如何にして心配するのを止めて『シベ超』を愛するようになったか」いやぁ、この映画ほど点数をつけるのに悩む映画はない。確かに駄作と言えば駄作なのだが、その反面、僕はこの映画を存分に楽しんでしまったのです。「これが噂の揺れない列車か!」「これが噂の2回のどんでん返しか!」などと、終始一人でツッコミを入れながら非常に楽しいひとときを過ごしてしまった。そして全てが終わったとき、僕は言いようのない満足感を感じた。ついに伝説を目撃したのだ、と。それと同時に、この時点で当サイトの8点のライン(見た後、素直に面白かったなぁといえる作品)をクリアしてしまっているのである。ヤバイ。しかし、ここでこの伝説の映画に8点9点などという半端な数字はつけたくない。というわけで若干の後ろめたさも感じつつも10点を贈呈します! でもいいのか? 『ゴッドファーザー』や『ラピュタ』と同じ点数つけちゃって…。と、とにかく、水野晴郎の映画に対する凶暴なまでの愛が容赦なく炸裂しまくる狂気の1時間半。考えるな!感じろ!
[DVD(字幕)] 10点(2007-10-07 15:32:39)(笑:4票) (良:3票)
144.  まあだだよ 《ネタバレ》 
僕も含めた猫愛好家の方にとっては、ノラ失踪事件にはきっと胸を締め付けられることでしょう。でも、個人的にグッと来たのはこのエピソードだけ。あとはどれも中途半端というか…。あと、教え子たちの過剰な反応も気になります。特に酒の席でのあの大袈裟なウケ方や笑い方がどうしてもワザとらしく感じられてしまい、どうもリアリティが感じられない。ただラストはよかったです。あのエンドロールへの入り方は凄くよかったと思う。全盛期の勢いは確かに失われてはいるものの、巨匠の遺作としては決して悪くはない作品だと思います。
[DVD(邦画)] 6点(2007-10-07 15:32:19)
145.  どですかでん
ある意味『どん底』の現代版というかなんというか…。これが当時の社会の一断片だったのかどうかは知りませんが、少なくとも流行りの「古き良き昭和」の匂いなど微塵も感じさせない圧倒的な説得力があります。でもやはりお話としてはちょっとまとまりに欠ける。もっと尺を短くし、乞食の親子の話一本だけにしてもよかったんでは?
[DVD(邦画)] 6点(2007-10-07 15:30:30)
146.  八月の狂詩曲
4人のガキ軍団の露骨に優等生(時に悪ガキ)ぶった態度と、その両親たちのこれまた露骨な欲丸出し描写。これらがあまりにもハナに付くため、じっくりと物語にのめり込めない。おばあちゃんが命がけ(?)で挑んだあの印象的なラストシーンをもってしても、バカな子孫たちのマイナス分を補うことはできませんでした。よってギリギリ評価の5点。
[DVD(邦画)] 5点(2007-10-07 15:20:26)
147.  夢(1990)
あのスコセッシ御大がゴッホ役(しかも英語)! このミスキャストぶりがあまりに衝撃的過ぎて、あとの話はどうでもいい感じ。各話の尺は短いけど、短いなら短いなりに物語に起伏が欲しかったです。
[DVD(邦画)] 5点(2007-10-07 15:12:41)
148.  キング・コング(2005)
1933年のオリジナル版とほぼ同じストーリーですね。違うといえば、髑髏島での長過ぎる恐竜とのバトルシーンぐらい。あそこはもっと削った方がよかったと思います。あんな絵やこんな絵をどんどん見せたいPJ監督の気持ちは分かるが、そこは全体のバランスを重視してカットすべきでしょう。しかも、カット割りが細かいうえにあっちこっちにカメラが動き回るもんだから、一体何が起こってるのか全然分からなくなるシーンが多々あってちょっと残念。あと、原住民の描写はちょっとヤバくないですか? オリジナル版や『キンゴジ』に登場する東宝ダンサーズよりも遥かにヤバイですよ、マジで。でもまぁ久々に熱い映画を観ました。最近リメイクがはやってますけど、せめてこれぐらいの水準でやってもらいたいもんです。
[映画館(字幕)] 7点(2007-10-03 22:40:48)
149.  隠し剣 鬼の爪
前作『たそがれ清兵衛』をひと世代若くしたらこうなりましたって感じ。前作とほとんど同じ話なので、展開に混乱するようなことはなかったけど、逆に新鮮みがなかったのも確かである。忘れた頃に出てきた隠し剣の正体には思わず唖然。剣じゃないやん、あれ。まぁ『たそがれ』と比較してしまうと可哀相だけど、これはこれでなかなかよくできた名作ではないでしょうか。
[映画館(吹替)] 6点(2007-10-03 22:40:21)
150.  樹の海 《ネタバレ》 
あ、これってオムニバスだったんだ。どうりで各エピソードがほとんどつながらないわけだ。ただどう考えても井川遥のエピソードはいらなかったような…。なんかあの話だけ浮いてる感じがするし、自殺を図る意図もよく分からないし(これ以外の話の主人公は皆「自殺する本人」ではなく「自殺した人orしようとした人に関わった人」なわけだから)。各エピソード共クセ者ぞろいで退屈することなく楽しめましたが、やはり本作最大の功労者は彼でしょうね。そう、死体の田中さん。
[DVD(邦画)] 5点(2007-10-03 22:39:47)
151.  フラガール 《ネタバレ》 
プロット自体はありきたりかもしれないが、そこに「昭和」「炭坑」「貧困」という要素が加わることで、この映画はそこいらの能天気なサクセスストーリーとは一線を画するものになったのだと思います。その境界線となっているのはやはり「生活」に対するリアリティ。彼らは生きる為に石炭を掘り、生きる為にフラダンスを身につけ、生きる為にヤシの木を守る。全ては生きるため。生き続けるため。ただ夢や希望を追うだけの映画では決して感じられないある種のパワー、それこそが『フラガール』最大の魅力かもしれません。ま、炭坑娘たちがフラガールへと変貌する過程がアッサリし過ぎとかトヨエツの存在感が中途半端だとか、ツッコミどころもなくはないのですが…。
[映画館(邦画)] 6点(2007-10-03 22:38:49)
152.  亡国のイージス
同じ福井晴敏原作の『ローレライ』よりは遥かに重厚で見応えがあったんだけど、皆さんおっしゃられてるように非常に説明不足。この物語のキモとなる如月と宮津、そしてヨンファとジョンヒのバックグラウンドがあまりに希薄で「何故ここでこうなる?」「このシーンの意味は何?」って思える部分が特に後半で多々見られて残念だった(特にジョンヒは一体何しに出てきたんだ?)。仙石をヒーローとして見せようとするあまり、一介の先任伍長に過ぎない彼が突如B・ウィリスばりの大活躍をしたり、彼との戦闘シーンになると工作員が途端にショボくなるのも大いに疑問。で、肝心の「亡国」に関する問いかけも結局十分に突き詰められることはなく、仙石の「とにかく生きろ!」って台詞だけで何となく締められてしまっている感じがする。なんとも尻すぼみな印象が拭いきれない作品でした。
[DVD(邦画)] 3点(2007-10-03 22:37:42)
153.  善き人のためのソナタ
大尉の心が揺らいだきっかけが不明瞭なのと(「善き人のためのソナタ」にまつわる逸話だけでは弱い気も…)、ラスト手前のものすごい時間の経過にやや消化不良を感じますが、総じて落ち着いた雰囲気のいい作品だったと思います。不用意に東西ドイツ問題について風呂敷を広げず、あくまで大尉(及びそのごく周辺のみ)の視点の範囲に絞った構成も◎。
[DVD(字幕)] 7点(2007-09-29 18:58:48)
154.  ナイスの森 The First Contact
劇場公開する映画としてこれはどうなんでしょう? 構成が無茶苦茶だとかオチがないとかそんなことはどうでもいいんです。とにかく徹底的につまらない! 笑えもしない! 1時間以内にまとめてくれていたらかろうじて1点献上しますが、これは…。今後は予告編だけ観て安易にDVD借りるのはやめようと固く心に誓いました。
[DVD(邦画)] 0点(2007-09-29 18:49:22)
155.  蛇イチゴ
次作『ゆれる』でもそうですが、ある事件をきっかけに「家族が家族でなくなってしまう」ことの恐怖を描く西川監督の容赦ない演出には本当に驚かされます。決定的な絶望を与えない代わりに分かりやすいハッピーエンドも与えず、観賞後もしばらく「あの一家はどうなってしまうんだろう?」と考えずにはいられなくさせる圧倒的な説得力はホント体に良くないです(笑)。で、この『蛇イチゴ』。宮迫のキャラに若干リアリティが乏しいのが残念ですが、とりあえず蛇イチゴのエピソードでチャラ。本作も絶妙なタイミングでの幕切れでした。
[DVD(邦画)] 8点(2007-09-29 18:41:24)
156.  スモーク(1995)
1日平均5~6本のペースで喫煙している愛煙家です。その視点から見るとこの映画、タバコに火を付けるタイミングが実に絶妙。気まずい空気になった時、話しだすきっかけを作りたい時、考える時間が欲しい時、あの「ガサガサ(煙草取り出す音)→シュポッ→フーッ」っていう一連の動作が実にいい「間」を作っているのがよく分かります。この映画の面白さはこの「間」にあると言っても過言ではない。イイ映画です。ちなみに僕もラストのアレは不要派。
[DVD(字幕)] 8点(2007-09-29 18:28:08)
157.  グラディエーター
戦闘シーンに面白みがないとかCGが酷いといった文句は多々ありますが、全ての元凶はテンポの悪さでは? 二時間半近くにわたって大した起伏もなくダラダラと展開されるものだから、ストーリーや登場人物の行動の矛盾ばかりが目立ってどうにも話にのめり込めない。クライマックスにおける例の暴挙(?)だって、それまでの展開をもっとうまくまとめていたら「待ってました皇帝!」ってな感じでハマれたかもしれない。とにかく、テンポの悪さが最後まで祟った印象です。
[DVD(字幕)] 4点(2007-09-29 18:17:01)
158.  パプリカ(2006) 《ネタバレ》 
映画化のだいぶ前に原作を読んだことがありますが、この映画、相当カットしているうえに終盤の構成が全然違います。特にDCミニや夢による精神治療のバックグラウンド、そしてパプリカのキャラクターの役割がよく分からないと、ただ夢と現実がごちゃ混ぜになっただけの意味不明な物語に思えてしまうかもしれません(原作では第一部のかなりの部分を割いてこの辺の説明があります)。文字通りどんどん溢れ出てくる映像の洪水には大満足ですが、作品全体としてはやや消化不良です。
[DVD(邦画)] 4点(2007-09-08 19:49:33)
159.  シュレック
子供の頃に観た『ターミネーター』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズなど一部例外を除いて基本的に外国映画は字幕派の僕ですが、これは吹替えで観てよかった。確かに浜ちゃんの吹替えは一部棒読みだったりでイタイ部分もあるにはあるが、あのシュレックというキャラに対しては完全にはまり役。あの関西弁にしてもまるで彼が別世界の住人であることを示しているようでこれまた正解だと思う。ストーリーも単純ながら小ネタ満載で非常に楽しかったです。
[CS・衛星(吹替)] 8点(2007-09-08 19:42:28)(良:1票)
160.  アニー・ホール
冒頭いきなり始まる漫談や複雑な時間軸の構成、台詞、アルビーのキャラクターなども含め、良くも悪くもウディ・アレンの「オレ様」映画といったところ。そういった奇抜な演出自体は楽しかったものの、お話自体は特にどうということもなかった気がする。あのように延々と屈折したエゴや屁理屈を捲し立てられると、正直シンドイです。90分という絶妙な尺に救われた感じです。
[DVD(字幕)] 6点(2007-09-08 19:36:32)
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