141. 永遠に美しく・・・
《ネタバレ》 ○なんともブラックなコメディ。面白かったが、設定が面白い故にもっと面白くなったのではと思ってしまう。バック・トゥ・ザ・フューチャーの監督だけに。脚本の問題か。総じて普通。 [DVD(字幕)] 5点(2011-05-15 23:14:33) |
142. メリーに首ったけ
《ネタバレ》 ○典型的なラブコメだと思って見ていなかったが、キャメロン見たさに見てみたところ案外面白かった。○下品なシーンや差別的な要素はあるものの、展開がなかなか面白く、笑いどころもそこそこある。○キーを忘れていると言う意地悪なエンディングと思いきややっぱり的などんでん返しは好きだな。しかし最後撃ち殺す必要はないのでは。○エンドロールから現場の楽しさがそのまま伝わってきた。楽しそう。○それにしてもキャメロンが素敵。もっと見たいと思ったくらい。 [DVD(字幕)] 7点(2011-05-07 10:48:02) |
143. デッドマン・ウォーキング
《ネタバレ》 ○結果的にヘレンの置かれた状況は映画のテーマ的にはすごく面白い。しかし、なんとなく引き受けた仕事であることと、結局どうしたいのかがそこまではっきりしなかった点が残念。しかも、結局殺人はしていたというなんとも救いようのない(ある意味あるが)結末。考えさせられる点ではあるが。○思いテーマに沿った作風なので少し退屈するきらいはあった。 [DVD(字幕)] 5点(2011-05-07 10:43:01) |
144. 陰謀のセオリー
《ネタバレ》 ○見せ方がうまかったのか、途中までメル・ギブソンの言っていることが嘘か本当かわからなかった。主人公に感情移入させるような演出がうまい。ただ少し長かった。○この手の映画ではヒロインにジュリア・ロバーツと珍しい。お偉いさんの割にあっさり主人公を信じちゃうし、違和感のある人選ではあったがこれもありかと思った。 [DVD(字幕)] 6点(2011-04-17 15:40:05) |
145. プリティ・ウーマン
《ネタバレ》 ○王道というか予定調和というかストーリーは陳腐でつまらなかった。同監督では「潮風のいたずら」が面白かったので期待したが、残念であった。○ほとんどジュリア・ロバーツのファッションショーと言うべき展開。確かに20代前半にしてかわいさと綺麗さを兼ね備えた雰囲気・容姿は素晴らしい。 [DVD(字幕)] 3点(2011-04-17 01:43:15) |
146. キンダガートン・コップ
《ネタバレ》 ○シュワちゃんのコメディは初めて見たが、これはこれでイケるなと思った。安心して見られる。○シュワちゃんが子供相手するなんて。初めて教室に入るシーンで、緊張しているシュワちゃんが最高におもろい。 [DVD(字幕)] 6点(2011-03-17 00:08:17) |
147. エニイ・ギブン・サンデー
《ネタバレ》 ○展開が予定調和すぎるが、その割に長い上映時間を感じさせない演出はさすがオリヴァー・ストーンというところ。○控えだった選手が活躍し、酔いしれて、チームメイトから嫌われ、最後はみんなで勝つというありきたりもいいところのストーリーなのだが、オーナーとのやりとり、メディアとのやりとり、そしてあくまでコーチが主役でというバランスがある程度取れていたのがよかったのだろう。○バランスこそそこそこいいかもしれないが、時間の割になぁという印象。アル・パチーノに言わせるからこそといったセリフもあろうが、他でも聞けるスポ根モノのセリフばかり。もう少しオリジナリティがほしかった。 [DVD(字幕)] 5点(2011-03-16 23:03:21) |
148. 激流(1994)
《ネタバレ》 ○いたって普通の作品。それ以上でもそれ以下でもないかな。○話にもう少し面白みがあれば良かった。テンポは良かった。○ケヴィン・ベーコンはいつから悪役やっているかわからないが、出てくるだけで悪役と分かってしまうのはなんか惜しいなぁ。○メリル・ストリープがサスペンスアクション映画に出るのは貴重。○銃を持つ犯人相手に屈しないメリル・ストリープ演じる母親も凄いが、デヴィッド・ストラザーン演じる父親が地味ながら超人ばりの大活躍。渓谷・山道を難なくクリア。○割と純粋なサスペンスアクションの中に、インディアン差別が残るアメリカを反映するシーンは凄く浮いた印象。 [DVD(字幕)] 5点(2011-01-02 09:29:33) |
149. L.A.コンフィデンシャル
《ネタバレ》 ○約2時間半飽きることなく観られた。テンポが非常に良いし、登場人物の多さの割りにきれいにまとめられている。○キム・ベイシンガーのアカデミー賞受賞は微妙だが、主要の役者の演技を見るだけでも十分価値のある作品。 [DVD(字幕)] 9点(2010-12-31 17:17:25) |
150. 戦火の勇気
《ネタバレ》 ○「羅生門」をモチーフにしたなかなかの良作。それぞれの証言による展開、メグ・ライアンの証言ごとの演技の違いなど見所もある。○設定上、ナットにも負い目を感じるエピソードが必要なのはわかるが、メインストリーとはあまりにも繋がりがなさすぎる。そこが残念。○他ではあまり見かけないが、ルー・ダイアモンド・フィリップスの自信と迷いの両方を秘めた演技はなかなか印象的であった。 [DVD(字幕)] 6点(2010-02-16 10:33:56) |
151. 顔のない天使
《ネタバレ》 ○グダグダせずにあっさり描いているところは好感が持てる。○ハートウォーミングな話自体は良かったもののそこまでの感動はない。○主演にメル・ギブソンというのは悪くないものの、適任の俳優は他にもいたはず。 [DVD(字幕)] 6点(2010-02-16 10:28:13) |
152. 心の旅
《ネタバレ》 ○言いたいことはものすごく分かる。トム・ハンクスの「ビッグ」に似たところがある。○まさか最初に発した言葉のリッツが不倫相手と過ごすために使ったリッツカールトンホテルだとは。思わず吹いてしまった。○ハリソン・フォードの演じる役ではない気がする。○ビル・ナンが良い味出している。彼が家を訪ねたときのセリフが全て。集約されすぎている感もあるが。○ラストはあれで良かったのだろうが、それだけでは解決にならない。 [DVD(字幕)] 4点(2010-02-02 12:38:38) |
153. ナチュラル・ボーン・キラーズ
《ネタバレ》 ○オリヴァー・ストーンの撮る映画じゃない。作風自体は決して悪くないが、柄にもないことはすべきじゃない。○痛烈なメディア批判だが、もっとシンプルにしたほうが分かりやすい。○キャストは言うことなしだった。 [DVD(字幕)] 4点(2010-02-02 11:53:05) |
154. リプリー
《ネタバレ》 ○オリジナルには及ばないがそこそこ面白かった。上映時間も長いが手堅くまとめられている。○ラストシーンには期待してみていたが、肩透かし。そこが一番のクライマックスなのにと言う感じだった。○ジュード・ロウ、フィリップ・シーモア・ホフマンの存在感が群を抜いている。ジュード・ロウは興味がなくてもその場のノリでやり過ごす軽い男を好演。女優陣にもう少しインパクトがほしかった。 [DVD(字幕)] 5点(2010-02-02 11:15:57) |
155. ケープ・フィアー
《ネタバレ》 ○一体何が言いたいのかという主張に一貫性はあまり感じられなかったのが残念。最後はサスペンスアクションになってしまった。○バーナード・ハーマンのスコアを使ったということで、サスペンスに映える曲調は流石であった。○結局のところ、復讐する男デ・ニーロという彼頼みの映画になってしまった感はある。当時絶賛されていたというジュリエット・ルイスだが、それほどかなぁというのが正直な感想だ。 [DVD(字幕)] 5点(2010-01-01 19:58:13) |
156. アビス/完全版
《ネタバレ》 ○完全版ということで少々長いが、昔にテレビで観た通常版よりかは作品に深みがある。○通常版でも感じたことだが、終盤は「2001年宇宙の旅」を意識したのだろうか。○ドラマこそもう一つなんだが、それぞれのキャラがしっかりしている。○エド・ハリスのファンには彼が主役とはたまらないだろう。マイケル・ビーンも以前にはない極太なキャラを見事に演じている。 [DVD(字幕)] 6点(2009-11-29 23:28:40) |
157. ボーン・コレクター
《ネタバレ》 ○非常に後味の悪い映画。セルマを殺すなんて許せなかった。○効果的な伏線もなく、辛うじて覚えている程度の人間が犯人で、動機があからさまにとって付けてあり、接着部分があまりにも不自然。○デンゼル・ワシントンは動きまわろうが、じっとしていようがさすが。存在感を存分に見せ付けている。○アンジェリーナ・ジョリーは意図的なキャスティングにしても飾りのような存在でしかなかった。 [DVD(字幕)] 3点(2009-11-29 23:23:34) |
158. マルコヴィッチの穴
《ネタバレ》 ○生と死を暗示するオープニングから出てくるエピソードたちを集約しながらマルコヴィッチの穴へと進んでいくプロットは面白い。○ちょっとした思いつきなのかもしれないが、マルコヴィッチ本人が穴に入った時のマルコヴィッチだらけのレストランはわろた。 [DVD(字幕)] 6点(2009-11-29 16:50:25) |
159. ラウンダーズ
《ネタバレ》 ○なんか何が言いたいのかよく分からない映画だった。単に自業自得のような気が…○相変わらずエドワード・ノートンの芸達者振りには唸らされる。はっきり言って、当時のマット・デイモンでは太刀打ちできないレベルだ。訳の分からんロシア人を演じているジョン・マルコヴィッチもさすがだが。 [DVD(字幕)] 4点(2009-11-29 12:10:06) |
160. 息子(1991)
《ネタバレ》 ○もう20年近くも前の映画なのに、若者像、老人像ともに今もめちゃくちゃ通じるところがある。残念だが。○老人ってこうやって追いやられ一人になっていくのか。三國連太郎がアパートで歌うシーン、最後に家に帰って妄想するシーンには感動した。 [DVD(邦画)] 7点(2009-11-29 12:06:53) |