1741. ベル&セバスチャン
《ネタバレ》 ベル。白くて大きくて美しい犬ですね。そして何より頭が良い。 人間にひどいことをされても、いい人と悪い人の区別がちゃんと付くのですねぇ。 でもあの犬は、おそらくですけどスイスの犬種じゃないかな。 舞台はフランスだけど、スイスに亡命する上での案内役という意味合いでスイスの犬を出してきたということかしら。 [DVD(字幕)] 6点(2016-03-26 00:11:27) |
1742. マーターズ(2015)
《ネタバレ》 あの傑作ホラーをハリウッドがリメイクってことで観てみました。 パッケージにあるような変な器具付けられた女性は本作では出てきません。 オリジナルは、ある意味ハリウッドでは作れないようなホラースタイル、思索的で宗教的展開だったので、 それをどう焼き直しするのかと思いましたが、まぁ可もなく不可もなく。 グロ描写もそこまで過激でもなく、とことんダークであったオリジナルとは違いまだ救いのある結末。 要はより見やすく娯楽的にマイルド風味になってるわけですが、オリジナルのファンはそういうのは不満かもしれません。 でも一本の映画としてはしっかりと楽しませてくれる出来になってます。 [DVD(字幕)] 6点(2016-03-19 21:56:08) |
1743. PAN/ネバーランド、夢のはじまり
《ネタバレ》 記憶の木とか、鉄砲で打つと色鮮やかな煙になるとか、ヴィジュアル的に面白いなと思ったシーンが幾つかあります。 特に終盤の、巨大な結晶を縫うように進む海賊船のシーンとか夢があっていいですね。 主役の男の子は新人だそうですけど、すごくいい演技してたと思う。 でも何よりヒュー・ジャックマンですよ。変なカツラとヒゲのせいもあるけど、普段の彼とは全然違う形相でそのカメレオンっぷりに脱帽です。 ピーターパンの前日談でありますが、フック船長がまさかあんなイケメン青年だとは。 彼との間に、その後一体何があったのでしょう?そういう謎は続編へ持ち越しということでしょうか。 [ブルーレイ(吹替)] 6点(2016-03-18 20:49:56) |
1744. ダイバージェントNEO
《ネタバレ》 エスケープシーンが幾つかあるのですが、いずれもハラハラさせられる出来栄えでした。 それ以上に、「実験」のシーンが映像的に独創性があってよかったです。 ストーリー的には目新しいものではないし、B級SFではあるんだけど、お金がないなりに頑張ってるなという印象。 [DVD(字幕)] 6点(2016-03-01 19:45:46) |
1745. ロスト・リバー
《ネタバレ》 初監督作品ということですが、映像センスが素晴らしいと感じました。 昔のフィルムノワール的な雰囲気といいますか、現実と夢の間の映像のような感じ。 ただ、映画としては全然面白くなかったんです。 誰か別の人の脚本で、また監督をしてほしいな。 [DVD(字幕)] 6点(2016-02-16 18:50:51) |
1746. 奇跡の2000マイル
《ネタバレ》 自省の旅ですね。旅は人生そのものと言いますが、まさにその通りでして、 人はみな孤独であるということ、後悔したりしながらも前を進んでいく、いろんな出会いがあること。 そういう一つ一つが端的に経験していく、それが旅という感じでした。 何のために、こんな旅をしたのだろう。本人も途中言ってましたが、 人生そのものも、意味を探し歩きながら模索するようなもんですからね。 にしても、愛犬との別れは本当に辛いなぁ。あの出来事で、「孤独」というものをまざまざと痛感させられる。 まぁでも、彼女を支えてくれる友人がいたから、自分が一人になることで彼らのありがたみを実感したのかもね。 [DVD(字幕)] 6点(2016-02-14 22:00:24) |
1747. 自虐の詩
《ネタバレ》 独特な笑いと世界観が楽しめる作品でした。 「大阪のおばちゃん」的な大阪のイメージを更にデフォルメしたみたいな感じで、 通天閣下に広がる薄汚い町が妙にツボ。ほとんどセリフのない阿部ちゃんもパンチパーマが似合っていて良かったです。 中谷美紀も見事ですよ。普段見られないような役柄だけど、これまたハマり役でした。 西田敏行は東北弁うますぎるなぁと思ったら、実際に東北の方なのね。 イサオとの恋愛物語より、熊本さんとの友情の方がグッとくるし話としては主軸よね。 熊本さん役がアジャコングで、子供時代を演じてた子がすごく似てて良かった。よく見つけてきたねあんな子。 東京が舞台の時は、二人が大阪の時とキャラがだいぶ違うのでその辺は少し違和感あった。 [ビデオ(邦画)] 6点(2016-02-13 21:32:47) |
1748. アントマン
《ネタバレ》 序盤にいきなり、ものすごく若い顔をしたマイケル・ダグラスが出てきたので素直に驚き。 オォ〜、今の映像技術の凄さをいきなり見せつけられた感じです。 ヒーローが小さくなって戦う。ありそうでなかった視点ですね。 昔はミクロキッズとかミクロの決死圏とかそういう映画がありましたけど、ヒーローが小さくなるってのはなかったと思う。 そんで小さくなって、アリとか昆虫を家来にする。乗り物になったりヘルパーになったり。 ミクロの世界での戦いでは、ものすごく派手なことが起きてるのに、等身大の視点で見たらすごく些細であるというシーンが面白かった。 いろいろとコミカルな要素もあっていいんだけど、個人的にはもっとバカバカしい感じにしても良かったかなと。 映像的に良かったのは、やっぱり巨大コンピュータを飛び回るシーンと、どんどん小さくなって亜空間に行っちゃうシーン。 なんだか、2001年宇宙の旅を見ているようなシーンでした。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2016-01-30 23:17:47)(良:1票) |
1749. テッド2
《ネタバレ》 前作があまりに面白かったので、本作も相当期待して鑑賞いたしました。 結論から言いますと、引き続きお下品ネタ満載で楽しませていただきはしましたが、前作ほどではなかったなと。 よかったなと思うシーンは、ジョンが独り身でくだらないエロ動画を見てそれをテッドが追求するシーンと、 ジョンが棚を倒してあの液体がぶわ〜っとかかるシーン、大麻畑発見をジュラシックパークで表現するシーンと、 いろんなアニメキャラが出てくる終盤のシーン。それから、ジョンが死んだふりをしていて、テッドが涙を流すシーンでしょうか。 不覚にも自分まで泣きそうになってしまった(笑)。 ただ、そのコミコンのシーンでは、元ネタがわからないやつもあり、その点は少々不満。 これでもかというぐらいスターが次々出てくるので、そういう点も見どころの一つです。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2016-01-28 22:04:53) |
1750. チャイルド44 森に消えた子供たち
《ネタバレ》 「理想国家ソ連にこのような犯罪は存在しない」との理由で事件もみ消しという。 ソ連時代がどのようなものであったのかは詳しくは知りませんが、雰囲気は伝わります。 孤独な声をあげても、周りがみんな敵のような状況では虚しいばかり。 『このミステリーがすごい!』で1位に輝いた原作という割には正直大したことないなという気もするのですが、 まぁソ連時代のセットや衣装などが丁寧に作りこまれてはいたと思います。 ただ、暗い世界を表現するためか画面そのものが暗くて、わかりにくいシーンもいつくかあったので、 その辺はもう少し工夫も必要かなと。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2016-01-21 21:15:05) |
1751. ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション
《ネタバレ》 一番最初の、飛んでる航空機にしがみつくシーン。あれは実写なんですよね。 トム・クルーズってほんとすごいなぁと。危険なスタントをなんでも自分でやろうとする、その心意気に脱帽します。 本作はこれまでのミッション:インポッシブルの王道な展開を踏襲している作りで、 あまりCGを使わずに実写でやろうとしている。その点も素晴らしいですね。 個人的にはやはり脱出不可能施設への侵入シーンですね。水中を必死で動き回るトムの姿にハラハラしました。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2016-01-18 23:44:29) |
1752. カリフォルニア・ダウン
《ネタバレ》 いや〜、凄まじいまでの地震と津波。マグニチュードどれぐらいだったらあんなんなるのかしら? ストーリー的には、地震予知が可能ですというような設定になってるけど、現実には難しいだろうなぁ。 まぁとにかく、映像的には迫力満点でした。水の表現とかが少しCGくさいと感じたりもしましたが、 街が崩壊する様子は凄くよくできてる。 特に、高層ビルで人々が逃げ回り、屋上に上がるも崩れ落ちるシーンが凄まじかったです。 [ブルーレイ(吹替)] 6点(2016-01-18 20:19:56) |
1753. 誘拐の掟
《ネタバレ》 リーアム・ニーソン。歳はとりましたが、相変わらず格好いいですね〜。 本作は、そんなリーアムの格好よさを存分に堪能できる仕上がりになってる。 淡々としてはいますが丁寧な画作りでしっかりと見せてくれます。 電話での駆け引きから終盤での人質との交換、一騎打ちまでぐんぐん引き込まれる。 狂人的悪役にヤクの売人シビアな連中だらけの中、少年とのやりとりはホッとさせてくれるね。 [DVD(字幕)] 6点(2016-01-09 23:51:31) |
1754. パーフェクト・プラン
《ネタバレ》 最初の入り口はなかなか良いんですけどね。 自分がトムと立場だったらどうするだろう、、、、、と。 とりあえずあの場所にお金置いといて、誰も取りに来ない日々がずっと続いたらもしかすると、、、、 などと考えると、自分の悪どさに気付いちゃいました。 マフィアたちとの抗争の展開は月並みで、アクションも物足りない。 全体的には地味。だけど暇つぶし程度にはなる。 [DVD(字幕)] 6点(2015-12-29 22:29:06) |
1755. ガガーリン 世界を変えた108分
《ネタバレ》 人類で初めて宇宙に行ったガガーリン。 今でこそ数多くの宇宙飛行士が宇宙に飛び立つ時代になっているが、 その当時は「そもそも人間が無重力状態で生きられるのか?」すらわかっていなかった。 そんな状態で、宇宙に行くわけですから、これ以上野心的な冒険てないんじゃないでしょうか。 人類史に残る偉業を成し遂げたガガーリンですが、意外にも家族(特に母)は喜んでなかったですね。心配ばかりしてた。 どこまで史実に基づいてるのかはわかりませんが、ああいう親の姿は万国共通なのですね。 [DVD(字幕)] 6点(2015-12-29 22:25:35)(良:1票) |
1756. ガントレット
《ネタバレ》 蜂の巣バス。そこまで撃たんでもよかろう〜(笑) [ビデオ(吹替)] 6点(2015-12-15 22:28:22) |
1757. イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密
《ネタバレ》 天才は凡人に理解されないとは言いますが、アラン・チューリグさんはまさにその典型のような方だったのですね。 まぁ確かに、人に対するある種冷徹な態度は周囲から嫌われること必至でありますが、それは彼が心のない人間だったわけではなく、 一つのことにガーッと突っ走る性格がそうさせてしまうという。あるいはまたかつてのボーイフレンドの悲劇が彼の性格に影響したのかも。 そういうわけで人間的に理解されない面が描かれるわけですが、それ以上に、この時代にデジタル式計算機なんてものを凡人たちに理解できるわけがないよね。 周囲からすればチンプンカンプンでしょう。天才はやはり孤独だなと。しかもセクシャルマイノリティ。二重に孤独なのだわ。 当時は同性愛は犯罪で病気だったというのも個人的に驚きでした。刑務所に入るか投薬治療のどちらか選べって、そりゃないですわ。 二人の何気ない会話からアランが閃き、ダッシュで戻って解読成功するくだりはなかなかのカタルシス。 ただ、全体としては良くも悪くも淡白な作りだなと思いました。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2015-12-05 21:44:13) |
1758. 愛を積むひと
《ネタバレ》 そんなに大した話ではないのだけど、亡くなった妻が残した手紙で 「盗んだ子を責めないでください」の下りがすごくジーンときました。 博愛というか、立ち直れるように必要なことをしてあげてという考えが大人だなぁと。 [DVD(邦画)] 6点(2015-11-19 21:46:08) |
1759. アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
《ネタバレ》 敵は人工知能?今風な設定ですが、このメンツと対峙できる悪役となるとこう言う設定しかないのかな。 にしても分かり難て悪キャラでありました。つかみどころのない奴。 アクションはさすがで、全編にわたってスピーディーな戦いが繰り広げられますが、 早すぎてアクションが逆に印象に残らなかったり。 残ったシーンは、空中に浮く待ちとか、前半の、トニーがハルクを捕まえようと街中で格闘するシーンかな。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2015-11-15 22:00:11) |
1760. ワイルド・スピード/SKY MISSION
《ネタバレ》 シリーズ7作目ってことですけど、なんかもうスパイ映画みたいなことになってましたね。 そんでね、「んなアホな」の連続。みんな超人すぎるんだもん。その超人っぷりを笑いながら楽しむというのが正しい見方でしょうか。 車にパラシュートつけて着地させるところから、今にも落ちそうなバスから脱出し間一髪車で救出シーン、 それから何と言っても、「野獣」でビルからビルへと移動するシーン。 おいおいマジかーー!!って叫んじゃいました。目に楽しい、ぶっ飛びアクション。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2015-11-07 22:22:29) |