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かたゆきさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1874
性別 男性
年齢 48歳
自己紹介 自分なりの評価の基準は、
10・超大好きな作品。完璧。映画として傑作であるばかりでなく、自分の好みと見事に合致している。
9・大好きな作品。完璧に近い完成度。手放しに歴史に残る傑作といっていい。
8・好きな作品。本当に面白い。欠点があるかもしれないが、それも含めて好き。
7・少し好きな作品。普通に面白い。欠点もあるかもしれないが、そんなに気にならない。
6・普通の作品。可も無く不可も無く。最後までストレスなく観られる。面白いけど、心に残るものはあまりない。
5・少しつまらない作品。最後まで観るのにちょっとストレスを感じた。面白い部分も多少はあった。
4・つまらない作品。最後まで観るのが苦痛だった。ほとんど面白いところが感じられなかった。
3・かなりつまらない作品。最後まで観た自分を褒めてあげたい。観終えた後に、怒りのあまりDVDを割りそうになった。
2・超つまらない作品。時間と金を返せ。観終えた後に、怒りのあまり製作者全員を殴りに行きたくなった。
1・絶望的につまらない作品。最低。観終えた後に、怒りを通り越して死にたくなった。
0・死霊の盆踊り。

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1741.  プラネタリウム 《ネタバレ》 
霊感のある美しい姉妹が、その能力を活かし、フランスで実録ものの心霊映画に出ようとするものの出資者であるユダヤ人の富豪の積極的な関与のせいで次第にギクシャクしてゆくという物語。名実ともに大女優となったナタリー・ポートマンとジョニー・デップの娘が共演しているということで今回鑑賞してみました。正直、さっぱり面白くなかったんですけど、これ。脚本がお粗末なせいで最後まで何が言いたいかさっぱり分からない作品でありました。霊能力を持つという姉妹の力が本物かどうかを描いたミステリーなのか、二人の間に割って入ってくる富豪との微妙な三角関係を描いた心理ドラマなのか、ずっと二人で暮らしてきた美しい姉妹の成長と確執を描いた青春ドラマなのか、軸がブレブレで最後まで観るのが苦痛以外の何者でもありません。また、それらしい台詞を役者に言わせて、それらしい映像を撮って、それらしい音楽をそこに被せれば、それらしい芸術っぽい感じに仕上がるんでしょとでも言わんばかりの監督の観客を舐め切った制作姿勢が腹立たしくさえありました。正直、有名女優の無駄遣いとしか言いようがありません。このジョニー・デップの娘さん、親御さんによく似てらっしゃるというくらいの印象しか残りませんでした。
[DVD(字幕)] 3点(2018-10-07 00:17:47)(良:1票)
1742.  わたしは、ダニエル・ブレイク 《ネタバレ》 
貧困に喘ぎながらも必死に生きる、イギリスの労働者階級の人々を淡々と描いた社会派ドラマ。長年大工として真面目に働いてきたものの心臓に疾患が見つかり失業者となってしまった主人公ダニエル・ブレイクと、二人の幼い子供を育てるためにぎりぎりの生活を余儀なくされているシングルマザーの交流を通していまだ格差の残るイギリス社会の現実が炙りだされていきます。また、本来は社会的弱者を救う立場にいるはずの役所の人間が、日々の業務に忙殺されていかに非人間的な対応を行っているかを告発する内容でもあります。この監督の作品は今回初めて見ましたが、正直辛気臭いお話ですね、これ。なんだか観れば観るほど気分がげんなりしてきて、残念ながら僕には合わなかったです。それにこの作品の根底に流れる左翼思想――労働者階級は富裕層に搾取され続ける可哀そうな人々で、彼らを救うためには根本的な社会システムを変えなければならない。そのためにはまず権力の手先である役所をみんなで攻撃しよう――が個人的に好きになれないので全く共感できませんでした。
[DVD(字幕)] 3点(2018-09-19 23:18:09)
1743.  ウィッチ 《ネタバレ》 
何、これ??なんか中世の魔女伝説誕生の秘話を森に追放された一家族の視点から描いた作品みたいなのですが、こんなにもキリスト教べったりなお話だとは思いもよりませんでした。内容暗いし展開たるいし主人公家族は全員鬱陶しいし、正直さっぱり面白くありませんでした。3点!
[DVD(字幕)] 3点(2018-07-24 18:07:18)
1744.  DEMON デーモン 《ネタバレ》 
舞台はアメリカのとある寂れた田舎町。保安官でも手を焼くほどの悪逆非道ぶりから地域の人々に恐れられている一人の男、ブラックウェイ。母親の死をきっかけにこの地に越してきたリリアンは、そんな彼に目を付けられ様々な嫌がらせを受けることに。ほとほと困り果てるリリアンだったが、保安官をはじめ住民の誰もが彼の復讐を恐れて彼女の声など聞いてくれない。だが、年老いたレスターという男だけがそんな孤立無援のリリアンに救いの手を差し伸べてくれるのだった。どうやらこのレスターも過去にブラックウェイと何らかの因縁があったらしい。神出鬼没のこの悪魔のような男と交渉するため、彼女たちは閉鎖的な町を捜しまわるのだったが…。アンソニー・ホプキンス&レイ・リオッタ共演ということで今回鑑賞してみたのですが、これがびっくりするくらいつまらない作品でした。内容としては、この二人の主人公(あと吃音の若い男も)が、ひたすらこのブラックウェイという男を捜しまわるだけのお話で最後まで地味で退屈極まりない。正直、眠気と戦いながらの鑑賞となってしまいました。肝心のこのブラックウェイという男の存在も、どうして彼がそんなに地域社会から恐れられているかという説明がほとんどないせいで説得力が微塵も感じられません。おかげでサスペンスがさっぱり盛り上がらない。最後は、無事に復讐?を果たせて呆気なく終わるという捻りも何もない展開。あと、被害者の女性がけっこう残念なルックスなのもどうかと…。どうしてこの人にブラックウェイがそこまで執着するのかちょっと理解出来ないですし。結論。アンソニー・ホプキンスが出てるとはいえ、正直観るだけ時間の無駄の凡作としか思えませんでした。残念!
[DVD(字幕)] 3点(2018-05-07 00:13:05)
1745.  素晴らしきかな、人生(2016) 《ネタバレ》 
一人娘を病気で亡くし、悲しみから自暴自棄へと陥ってしまった一人の男。深い絶望の中で彼は「愛」と「時間」と「死」に手紙を書くのだった。そんな彼を心配する周りの友達がとある計画を思いつく。彼が届くはずがないと思って書いたその手紙の宛先である「愛」「時間」「死」が、彼の目の前に現れ、直接返事を伝えてもらうことにしよう。そうしたら彼も再び自らの人生と向かい合ってくれるかも知れない――。売れない舞台俳優を秘密裡に雇い、計画を着実に練っていく友人たちだったが、彼らもまた各々に問題を抱えていたのだった…。こういうハートウォーミング感を前面に押し出した作品は本来嫌いなのですが(明らかに狙い過ぎたタイトルにもげんなり!)、何気に豪華な役者陣が共演していたので今回鑑賞してみました。僕のそんな先入観を抜きにしても、脚本があまりにもとっ散らかりすぎじゃないですか、これ。短い時間の中にいろいろ詰め込み過ぎて、全く纏め切れていないように感じたのは僕だけ?友人たちが抱えた心の悩み――末期の病を患い余命幾ばくもない男、自らの不倫の過去が原因で娘との関係がギクシャクしている父親、キャリアウーマンとして忙しく生きてきたため出産適齢期を逃しててしまった女性、彼らの苦悩に対する掘り下げがどれも浅く全く説得力というものが感じられない。これで全員前向きに生きていけるようになりましたって言われても、ねえ。それに主人公にも全く共感できません。娘を亡くしたのは確かに悲劇だとは思いますが、それでも会社にしがみつき仕事もせずに日がな一日ドミノをして周りの社員に迷惑をかけまくっているなんて、「甘えんのもいい加減にしろ!!辛いのはお前だけじゃねー!!」って思いっきり説教したくなっちゃったし。最後のオチも容易に読める安易な代物。全体に漂うお涙頂戴な空気も鼻につくし、正直観るだけ時間の無駄の凡作としか思えませんでした。
[DVD(字幕)] 3点(2018-04-06 22:52:16)(良:1票)
1746.  LOW DOWN ロウダウン 《ネタバレ》 
70年代に活躍したものの麻薬で身を滅ぼした、実在のジャズシンガーの半生を娘の視線から描いた伝記ドラマ。このジョー・オーバニーというピアニストの存在は全く知らなかったのですが、人気女優エル・ファニングが出ているということで今回鑑賞してみました。とにかく雰囲気重視の作品で、この時代特有の気怠い空気感というのは伝わってきましたけど、肝心の内容の方は正直薄っぺらい。麻薬打ってピアノ弾いて喧嘩して仲直りしてまた麻薬打って…と、最初から最後まで似たようなことをだらだらだらだら。ほんと、この作品はいったい何がしたかったのでしょう。あの小人症の男のポルノ撮影のエピソードだとか、娘の癲癇持ちの彼氏の存在だとか、細かいエピソードを最後までほったらかしにして終わるのもいかがなものか。僕のお気に入りのエル・ファニングちゃんが出ているとは言え、最後まで観るのが苦痛でしかありませんでした。残念!
[DVD(字幕)] 3点(2018-03-30 22:16:34)
1747.  ナイスガイズ! 《ネタバレ》 
すんません、さっぱり面白くなかったんですけど、これ。豪華キャストに惹かれて今回鑑賞してみたんですけど、こういう軽ーいノリの映画がもともとあまり好きではないうえに脚本もいまいちのような気が…。僕のロリ心をビシバシ突いてくる、ヒロインの女の子の可愛さに3点!
[DVD(字幕)] 3点(2018-03-12 21:12:05)
1748.  サスペクツ・ダイアリー すり替えられた記憶 《ネタバレ》 
かつて父親に虐待されたという過去を持つ男がその経験を基に自伝を執筆、それがベストセラーになるものの内容の重要な部分に虚偽が含まれていたことが判明し、一転して追い詰められていくというお話。ジェームズ・フランコやエド・ハリスといったなかなか豪華な役者陣が名を連ね、製作総指揮にはなんとロバート・レッドフォードがクレジットされています。とはいうものの肝心の内容の方は、最後まで何がしたいのかさっぱり意味不明な作品でありました。題名にもなっている主人公の本当の過去を巡るミステリーなのかと思いきや、途中から全く関係のない妻殺しの男のお話が挿入され、それが一つに繋がっていくのか言うと最後までそうでもなかったりで、観ていてとてもイライラさせられます。はっきり言って観るだけ時間の無駄の凡作でした。無駄に豪華な役者陣(エド・ハリス、禿げたなぁ笑)に+1点!
[DVD(字幕)] 3点(2017-10-29 23:14:01)
1749.  モンスターズ/新種襲来 《ネタバレ》 
モンスターパニック+戦争アクションという組み合わせに興味を惹かれて今回鑑賞してみたのですが、びっくりするほど面白くなかったです。前作もそうでしたが、モンスターの存在意義がさっぱり分からない。
[DVD(字幕)] 3点(2017-08-13 23:09:51)
1750.  ヘイル、シーザー! 《ネタバレ》 
ちっっっとも面白くなかったです。
[DVD(字幕)] 3点(2017-07-28 14:00:28)
1751.  マギー 《ネタバレ》 
ゾンビ化ウイルスが蔓延するディストピア社会で、感染した娘が徐々にゾンビと化してゆくのを静かに見守る父親の話。それ以上でもそれ以下でもありません。正直、大して面白くない。だいたいかなりいい歳のシュワルツェネッガーが若い娘の父親役というのが違和感ありまくり。それにこれってゾンビという特異な状況を取り除いたら、後に残るのは平凡なそれこそ手垢にまみれたお涙頂戴の難病ものでしかありません。そもそもゾンビである必然性があったのか?映像も頑張ってアートな雰囲気を出そうとしていますが、はっきり言って凡庸そのもの。なんとも退屈な90分を過ごしてしまいました。3点。
[DVD(字幕)] 3点(2017-07-12 00:41:51)
1752.  砂上の法廷 《ネタバレ》 
公判の朝、廷吏が私に笑顔を向けたのは、私の負けが確実だからだ――。敏腕弁護士であるラムゼイはその日、不穏な気持ちで裁判所へと向かっていた。旧知の仲であった先輩弁護士が殺害された事件の初公判が開かれるからだ。容疑者は彼の一人息子である青年マイク。口論の末、父親をナイフで一突きにしたという第一級殺人罪。そう、ラムゼイは家族ぐるみで付き合いのあったその弁護士のためにも何としても息子の無罪を勝ち取らなければならなかった。だが、マイクは逮捕された直後から心を閉ざし、ラムゼイに対しても一言も口を利こうとしない。さらには召喚された証人たちの口から次々と明かされるのは、殺されたその父親が酷い家庭内暴力や派手な女性関係を繰り返していたこと。圧倒的に不利な状況の中、ラムゼイは不憫な境遇に追い込まれたマイクの母親のためにもと裁判を進めていくのだが…。果たして事件の真相とは?本当にマイクは父親を殺したのか?そして、ラムゼイは無事に彼の無罪を勝ち取ることが出来るのか?一人の少年の裁判を通して炙りだされる、そんなある家族の濃厚な愛憎劇をスリリングに描いた法廷ミステリー。キアヌ・リーブス&レネー・ゼルウィガー共演ということで今回鑑賞してみました。映画全編を通して描かれるのは法廷でのやり取りのみ、後はそれぞれの証人の発言から事件に至るまでの回想シーンを差し挟んでいくというスタイルの作品なのだけど、こういうタイプの映画ってほぼ会話中心になるのが常。なので主要人物を演じる役者陣がよっぽどの実力者でないと、とても見ていられないような冗長な作品になりがちです。対して本作。身も蓋もない言い方をしてしまえば、狂言回しとなるべきキアヌ・リーブスが圧倒的に大根なのです。ハリウッド・スターだけあって確かに華はあるのですが、それは頭空っぽにして観るべきアクション映画でこそ映える代物。こういう演技力を必要とする役に彼をキャスティングしたのは明らかな失敗だったと言わざるをえません。途中途中で挟まれるナレーションなんて棒読みもいいところ。おかげで退屈極まりない作品となってしまってます。また、脚本のお粗末さもそれに拍車をかけています。最後に明かされる衝撃の――というか無茶苦茶なこの真相なんて、突っ込みどころ満載。これに納得できる観客など果たしているのでしょうか?観るだけ時間の無駄の凡作というほかありません。
[DVD(字幕)] 3点(2017-06-21 23:17:50)(良:1票)
1753.  ピエロがお前を嘲笑う 《ネタバレ》 
超つまんなかったです。『ユージュアル・サスペクツ』と『ファイト・クラブ』を足して五十倍から七十倍ほどに薄めたような映画でした。とほほ。
[DVD(字幕)] 3点(2017-05-23 22:02:27)
1754.  エージェント・ウルトラ 《ネタバレ》 
戦車は進む。マンデルブロ集合が動く。コーラスは破られ、ボールを受け止める――。アメリカの片田舎で平凡なコンビニ店員として働くマイクは、どこにでもいるような冴えないフリーター。自己主張が苦手で漫画を描くことが唯一の趣味、マリファナを愛好し多少のパニック障害も患う彼だったが、それでも長年付き合っている彼女フィービーとそれなりに毎日をやり過ごしている。そんなある日、サングラスを掛けた謎の女がコンビニで働くマイクの前に現れる。唐突に意味不明な言葉を投げかけると、何事もなかったかのように店から出ていく女。だが、その言葉を聞いた瞬間、マイクの中に眠っていた何かが目覚めるのだった。直後に現れた二人組の車泥棒を、なんと彼はスプーン一本であっという間に殺してしまう。どころか一度も握ったこともない銃や兵器を難なく使いこなせるようになっていた。そう、彼はかつてCIAが開発したトップ機密の凄腕エージェントだったのだ!動き出したCIAの激しい追跡が始まる中、マイクは唯一の理解者であるフィービーと共に決死の逃亡を図るのだったが……。覚醒したコンビニ店員と彼を追うCIAとの激しい攻防を小気味よく描いた青春スパイアクション。とにかく一言言わせてください。これ、むちゃくちゃテンポが悪かったんですけど!!こういう気楽に観るタイプのエンタメ映画には、サクサク進むノリの良さが最も必要なのにそれが一切ありません!!あまりにもだらだらした展開に何度も睡魔に襲われてしまいました。きっとマシュー・ボーンを思いっきり意識して撮られただろうアクションシーンも、本家に比べて圧倒的にセンスが不足しているせいで全くキレがないし。脚本もとにかく矛盾だらけ。結局あのタフガイと呼ばれてた人たちは何だったの?あの悪玉のボスはいったい何がしたかったん??主人公の彼女の目的も意味不明。90分がものすごく長く感じちゃいました。観るだけ時間の無駄の凡作です。3点!!
[DVD(字幕)] 3点(2017-04-23 00:12:49)(良:1票)
1755.  白い沈黙(2014) 《ネタバレ》 
深い雪に覆われたカナダのとある田舎町、造園業を営むレイン家の長女がある日、何者かに誘拐されるという事件が発生する。父親が9歳になる娘を車の後部座席に残したままパイを買いに行った僅か数分間の出来事だった。目撃者も物的証拠も何もなく、捜査は難航を極める。一時は父親であるマシューさえも疑いの目で見られ、レイン家は次第に崩壊してゆくのだった――。数年後、容疑者の目星すら立たないまま、事件はこのまま迷宮入りするものと思われていた。そんなある日、事態は予想外の展開を見せ始める。別居中のレイン夫婦の元に犯人からの挑発ともとれるメッセージが届き、ネット上に成長した娘と思しき画像が発見されるのだった。さらには事件を追ってきた担当刑事も謎の失踪を遂げてしまう…。果たして犯人の目的とは?何故娘は誘拐されねばならなかったのか?そして、少女は無事に両親の元へと帰ってくることが出来るのか?一人娘をさらわれた両親、彼女を決死の覚悟で追う刑事たち、そしてネット上で暗躍する児童虐待組織との攻防を淡々と追ったサスペンス・ドラマ。何の予備知識もないままに、ただ予告編がけっこう面白そうだったので今回鑑賞してみました。なんですけど、完全に騙されましたね、これ。びっくりするくらいつまらなかったんですけどー。この映画、結局何がしたいのか、何が言いたかったのか、最後まで観てもさっぱり分かりません。犯人捜しを目的とするミステリーにしては肝心の犯人が早々に登場するし、異常心理に鋭く迫る猟奇的事件を描いたサスペンスにしては犯人の目的がいまいち意味不明だし、娘を失った父親の哀しみを描くにしてはドラマが薄っぺらいし…。どれもこれもがとても中途半端というしかありません。さらには時間軸をバラバラにしてお話が進行していくのに、監督の力量がそれに全く追いついておらず、果たしてこれがいつの時代の話なのかすごく分かりづらい。おかげでとてもイライラさせられます。そもそも時間軸をバラバラにする意味が分からない。正直言って、この監督さん、まったく才能ないよ。3点っす。
[DVD(字幕)] 3点(2017-03-30 23:22:11)
1756.  マジカル・ガール 《ネタバレ》 
魔法少女ユキコ――。スペインの地で、重い白血病を患い余命幾ばくもない少女は、遠く離れたそんな日本のアニメを夢見ている。失業中の彼女の父親は、娘のせめてもの願いを叶えて逝かせてやりたいと思うのだが、明日の生活すらままならず、とても彼女が夢見る特注のドレスを買い与えてやることが出来ないでいた。自暴自棄に陥った父親は、宝石店に強盗に入ることを決意する。近くに落ちていた石を拾い、今まさにショーウィンドウを割ろうとしたその時、誰が吐いたのか空から嘔吐物が降ってくるのだった。そしてそれは、新たな悲劇の始まりとなるのだった…。様々な困難に直面した人々の偶然の出会いがさらなる悲劇を引き起こす様を終始淡々と見つめたヒューマン・ドラマ。スペインが制作した日本のオタク文化である萌え系アニメをフューチャーした作品ということで今回鑑賞してみたのだけど、これが近年稀に見るほどのつまらなさでびっくりいたしました。何が駄目かって、まずタイトルにもなっている魔法少女ユキコという、この物語の要が一切活かされていないこと。白血病の少女が日本語のポップソングをバックに踊ったり部屋にポスターが貼られているくらいで、このアニメがどんな内容なのか一切触れられていないのです。なのでこの少女がどうしてこのアニメにここまで心酔しているのかがまったく分からず作品としてのテーマがかなりぼやけてしまっている。せっかく夢のような萌え系アニメと辛く息苦しい現実との対比といういくらでも拡がりそうな魅力的なテーマを扱っているのに、これでは勿体ないと言わざるを得ません。また、魅力的なキャラクターが一切登場しないのもいただけない。というより、登場人物が皆揃いも揃って根暗で常に眉間に皺を寄せてぼそぼそと喋るような人たちばかりで、誰にも感情移入できませんでした。そして無駄なシーンが圧倒的に多い。「ここ、本当にいるの?」と思えるような退屈なシーンのオンパレードで、自分は途中から眠気と戦いながらの鑑賞となってしまいました。無駄を削っていけばきっと三分の一くらいで収まったんじゃないでしょうか。冒頭へと強引にループする、あまりにも無理やりなラストなどもはや目も当てられない。残念ながら、自分には観るだけ時間の無駄の駄作としか思えませんでした。
[DVD(字幕)] 3点(2017-02-19 22:51:41)
1757.  虹蛇と眠る女 《ネタバレ》 
オーストラリア郊外にある荒廃した砂漠の街を舞台に、突然失踪した二人の幼い子供を巡って次第に追い詰められていくとある夫婦を描いたネイティブ・ミステリー。ニコール・キッドマン主演ということで今回鑑賞してみたんですが、とにかくこれが驚くほど演出が稚拙でびっくりいたしました。もうほとんど素人レベルと言っても過言ではありません。ただ小汚いだけで一切センスを感じさせない映像が延々と続き、場面場面の繋がりもいちいち悪いし、あってなきが如しの退屈なストーリー等々、最後まで観るのが苦痛で苦痛で仕方なかったです。ところどころで差し挟まれる、さして意味のない砂漠の空撮映像がますます睡魔を誘発させ、最後まで観た自分を誉めてあげたいくらい(笑)。原題とは全く関係ない邦題の〝虹蛇〟も配給会社が客を呼ぶために無理やりひねり出した感が半端なく、後味が悪いだけで何も解決しないラストなどもはや目も当てられません。美熟女ニコール・キッドマンのフルヌード露出プレイに+1点。
[DVD(字幕)] 3点(2017-01-30 02:15:17)
1758.  スーサイド・スクワッド 《ネタバレ》 
近年稀にみるくちょ映画。特に脚本がダメダメ子ちゃん。ハーレクインのハミ尻に+1点!
[DVD(字幕)] 3点(2017-01-02 02:35:36)
1759.  ディーパンの闘い 《ネタバレ》 
戦火を逃れ、故郷であるバングラディシュから難民としてフランスへとやってきたディーパン一家。郊外のマンションの管理人となり貧しいながらも家族水入らずの平穏な暮らしを手に入れた彼ら。だがその正体は、出国寸前に難民として認めてもらうため即席で一緒になった疑似家族だった。そう、彼らはそれまで口を利いたこともない全くの他人同士だったのだ――。イギリスに住む従妹の元へと向かいたい〝妻〟と何も知らずにただ連れてこられた9歳の〝娘〟とともに、ディーパンは強制送還させられないために偽りの家族生活を続けていた。そんな折、同じマンションに住む麻薬密売人たちの間で抗争が勃発する。平穏な暮らしの中で微かな絆のようなものを感じ始めていたディーパンたちの生活に再び、暴力の影が差してくるのだった……。難民問題に揺れるフランスを舞台に、そんな過酷な運命に翻弄されるとある疑似家族を淡々と描いたヒューマン・ドラマ。カンヌでパルムドールを取ったということで今回鑑賞してみたのだが、残念ながら、自分には何がいいのかさっぱり分からない作品だった。とにかく演出が一本調子で、主人公であるディーパンも魅力に乏しく、一本の映画として退屈極まりない。ドラマがようやく動き出すことになる終盤まで、僕は終始眠気と戦いながらの鑑賞となってしまった。映像もとても計算されて撮られたとは思えないほど粗悪なもので、これは本当にプロの仕事なのかと疑ってしまうくらいだ。無駄としか思えないシーンが幾つもあるのに、僕が本当に観たいと思ったシーンはバッサリとカット。編集もいちいち繋がりが悪く、場面場面がぶつ切りにされるので終始イライラさせられる。最近、カンヌがらみの作品を何作か観てきたのだが、どれもこれも残念なものばかりで、一時に比べ相当レベルが落ちていると言わざるを得ない。同じくヨーロッパの難民問題を扱った、巨匠ベルナルド・ベルトルッチの佳品『シャンドライの恋』における芸術性の高さを少しは見習ってほしい。
[DVD(字幕)] 3点(2016-11-27 22:40:51)
1760.  レフト・ビハインド 《ネタバレ》 
突然、何の予告もなく、世界中から数百万の人々が消える。目の前にいた人が、たった今会話を交わしていた友達が、手に抱いていた我が子が。ただ着ていた服だけを遺して――。そんな衝撃的な現象により世界中が大パニックに陥る中、高度1万フィートを飛行中の旅客機内部も例外ではなかった。正義感の強いジャーナリスト、横柄な夫から子供と共に逃げてきた女性、宇宙人の存在を信じて疑わない若者、異郷の神を信じるターバンを巻いた男、そして宗教にかぶれた妻から逃れCAと浮気に走るレイ・スティール機長…。機内が一触即発の危機に陥る中、機長は努めて冷静に問題解決への道を探ろうとする。一方、彼の娘であるクローイは大混乱に陥る地上で居なくなってしまった弟を求めて彷徨っていた。様々な人々の話を聞くうちに、次第にこの現象は〝あの方〟が深く関わっていることを知った父と娘は…。いまやすっかりB級映画の顔となってしまったニコラス・ケイジが主演を務めた、一風変わった設定のスピリチュアル・フライト・パニックものとも呼ぶべき作品。予告編を見て、その大上段に構えた規模の大きい設定にちょっぴり興味を惹かれてこの度鑑賞してみました。感想は、「は、ははは…。なんだこれ(笑)」。最初こそ、アホほど大風呂敷を拡げたこけおどし系の愛すべきB級フライトパニックものだと思っていたのですが、途中からやたらと神や聖書の話が出てきて、「こ、これはもしかして、そっち系なのか…」と懸念を抱いていたら、案の定、思いっきりそっち系へと突っ走って行っちゃいましたね、これ。原作はベストセラーらしいですけどこれって何処かの宗教団体のプロパガンダか何かなんですかねー。だって、人々を連れ去ったと思しき神様や救世主こそ出てこなかったからまだ良かったものの、一歩間違うとこれって色んな人々を霊界から降霊出来る何とかの科学の何とか代表が作った某映画とほとんど変わらないじゃないですか。例えるなら、ヨガ教室だと思って通っていたらいつの間にか教祖様のお話を聴かされてた感じ?とにかく、胡散臭さぷんぷん映画でした。さすがにこれ系の映画に出るようになったらニコラスももう終わりだよね~。まあトンデモ映画であることは間違いないので、ネタとして観るのも悪くないかもです。時間に余裕がない人、有意義な映画ライフを送りたい人、色々あって最近精神的に余裕がなくちょっとした言葉にコロッといっちゃいそうな人、は観ない方が得策です(笑)。
[DVD(字幕)] 3点(2016-10-15 22:23:53)
010.05%
190.48%
2492.61%
31266.72%
424713.18%
532917.56%
648425.83%
732917.56%
821511.47%
9713.79%
10140.75%

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