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まさかずきゅーぶりっくさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 848
性別 男性
年齢 48歳
自己紹介 思春期の学生時代、何気なく見た水曜ロードショー「ローマの休日」でアン王女との運命的な出会いをしてからウン十年、ひたすら好きな映画を何十回観るような偏食家です。

ホラー&感動映画&難解映画大好き♪ホラー映画も好き!監督別にも観ます。キューブリック、リンチの2人は別格!スピルバーグも大好き!ホドロフスキーもナタリも好き!ハネケは苦手!

レビュー点は相対的に甘めです(ボーダーは6点)。期待に背き大ハズレ、虐待モノ、悪意を感じるバッドエンドな作品には低い点も付けますがよっぽどです。逆に最高点は9点に設定し、10点は人生観を変えられる程大好きな作品だけにしてます。人生であと何本10点の映画に出会えるか、ワクワクしてます♪

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161.  ネクロマンティック【特別版】
ネクロフィリア=死体嗜好家 + ロマンティックで「死体とのH大好き!」なんて常識人にはわからない、ドイツ映画。ユルグブットゲライトって監督は綺麗に撮影してるだけ余計に性質が悪い。  ビデオ屋にあると思います。「ネクロマンティック特別編」と。はい、パッケージからグロです。私はある番組紹介で釣られて18の時に観てしまいました・・・。ダクタリくんの音楽はいい線してます<なんてフォローだ 特にオープニングの音楽はカッチョイイ。  アルバトロスフィルムから、何とDVDまで出てる(@@; 「ネクロマンティックボックス」なんて限定品まで!?良くも悪くも今この映画が見れるのは、世界広しといえども日本だけ。他国では上映禁止&フィルム焼却処分なのだ。ウサギとか猫とか殺す動物虐待は絶対に許せないので2点がいいとこかな。 
2点(2004-09-22 18:58:50)
162.  星願 あなたにもういちど
私は基本的に恋愛映画はハッピーエンドじゃないと嫌なんですよ(笑)寂しがりな自分らしい意見なのですが、例外の映画が現在2作だけあります。1本は「ローマの休日」、そしてもう1本は1999年上映の香港映画「星願~あなたにもういちど~」です。香港版「ゴースト」とも言えるのですが、内容を簡単に書くと、主役のオニオンと言う青年がいまして子供の頃の怪我で病院にいるのです。そこで良くしてくれた看護婦さんがオータムと言う名前なのですが、ある時にオニオンは交通事故でこの世を去ります。彼の心残りは、彼女に告白出来なかった事。天国の計らいで、5日間だけ全然違う人の体を借りて地上に戻ってきます。そこで、彼は何とかして自分がオニオンでオータムを好きだった事を伝えようとするのですが、直接的に言葉や文で「自分がオニオンだ」と言う事は伝えられないのです。切ないまでの苦悩と葛藤と愛情が伝わってきます。ある意味「愛は形を越えられるか」と言うテーマに沿って進みます。時には物凄く残酷な展開もあるのですが、それが余計にリアルで感情移入して見れます。ヒロイン役のセシリアチャンと言う女優さんはこの作品でブレイクし、「少林サッカー」にも出演しています。  「恋人たちの予感」「めぐり逢えたら」「プリティウーマン」など好きな恋愛映画はありますが、その中の1本に堂々入ります。もしもまだご覧になられてない方で、切ない系がお好きな方、お奨めいたします。男の俺が見ても、切ないけど素敵な作品だと思いました。
9点(2004-09-22 18:56:03)
163.  アイズ ワイド シャット 《ネタバレ》 
キューブリックと言う人は映画監督でありながら芸術家肌だと思います。とにかく映像を綺麗に撮りたがる。「アイズワイドシャット」もですね、NYの設定ながらこれロンドンで撮影してるのですが、ビルの住まいに差し込む光の色や角度から、舞踏会の屋敷の色調、謎の儀式の雰囲気そのものや、舞踏会に向かうビルの乗ったタクシーの撮影の仕方1つにしても全部が完璧に計算された構図なのです。音も素晴らしい。まるで、堕落した心、脳裏に釘を打ち付けるようなピアノの強い響き。主題歌にもなっている、ショスタコービッチの「ジャズ組曲ワルツ第2番」も名曲。この「♪ズンチャッチャ、ズンチャッチャ~」がテレビから流れるたび、私はキューちゃんの偉大なる最終章である「アイズワイドシャット」を思い出すのです。  159分、私は中だるみを感じず一気に観てしまいました。あまりに期待をした人は大いに落胆し、偉大なる監督の遺作を妥当に評価する人もいました。「精神世界への旅立ち」をモチーフに70年も前の原作の作品を、現代のNYに措き直し、最終編集を終えた数日後に亡くなった遺作。巨匠が最後に何を伝えたかったのか?今の私にはまだまだ分からない事だらけなのです。
8点(2004-09-22 18:49:04)(良:1票)
164.  初恋のきた道
チャンツィイーが素晴らしいんですよね。この後はグリーンデスティニーとか英雄とかラッシュアワー2とかどことなく気の強い役が続くのですが、それを知る前に最初にこれを観た方がグッとくると思います(=^^=)おすぎさんは大嫌いなんですよね、これ(笑)しかし、私は好きですね。映像も音楽も物語りも切なく美しい。こんな純粋な恋愛、今の世の中貴重すぎるんじゃないでしょうか??  色々好きな場面はあるのですが、先生が最初にチャンツィイー演じるチャオが、初めて先生を家に迎えるシーン(^^)そして、先生を追いかけてる最中に、先生に貰った髪どめを落としてやっと見つけるシーン、そして行ってしまった先生を待ち続けるシーン。どれもこれも「甘いお菓子」みたいなものですが、大人になってからも甘いものが欲しくなる時がありますよね!?   チャンツィイーの「きのこ餃子食べていかないの?」のがっかり顔の可愛さに8点。
[DVD(字幕)] 8点(2004-09-22 18:48:04)
165.  仮面の男(1998/ランドール・ウォレス監督)
17世紀のパリを舞台に権力と贅沢に酔うルイ14世と、忠誠を誓った四銃士の生き様。自分勝手なルイと、牢獄に閉じ込められている「仮面の男」の正体!そしてそれを知った四銃士の起こした反乱とは!?なんて映画記者みたいな触れ込みしてしまいましたが(笑)  音楽もカッコいいんですよ!すっごく(^^)あのロシアのフィギュアスケートの王者、ヤグディンがこの映画のサントラで見事な演技をこなし10点連発した冬季オリンピックを思い出します。映画も音楽の盛り上げ方が凄い!なんでこんなカッコいい音楽作れるのかな?  ディカプリオは実に損をしている!四銃士の映画ですね、特にダルタニアンの。オチは言えませんが「お~!」と思います。勿論ガブリエルバーンだけじゃなくマルコビッチもジェレミーアイアンズも素敵!やっぱり俺も同じ男として「シブイ」男に憧れるのかな(^^) 男も惚れる四銃士の話なのです!! ガブリエルバーンに6点!音楽に+1点!
7点(2004-09-22 18:46:35)
166.  CUBE
屈抜きに語れる映画って少ないと思います。こんなに個性的で魅力的な作品は珍しいなと。ビデオもDVDも出ていますが、短編で「エレベーテッド」という20分そこそこの作品も入ってます。これもCUBEと同じく密室の、しかも心理的恐怖を描いた見事な作品。知ってる俳優がいないのも、誰が死んで誰が残るか分からないという意味で素晴らしい。ご覧になった事の無い方。是非「CUBE」ご覧になってください!類似品に注意!ヴィンチェンゾナタリ監督のカナダ映画の「CUBE」です(笑) パチモンは駄作ばっかり(涙) 
7点(2004-09-22 18:41:35)
167.  ジョー、満月の島へ行く
この映画で記念すべきラブコメ最強タッグが誕生しました!メグライアンは「恋人たちの予感」を彷彿とさせる見事な演技で、ジョーの会社の同僚のディーディー、ジョーに恋するハスッパのアンジェリカに、パトリシアの3役をこなしています!トムハンクスも不幸な男を見事に演じ、こういうノリの映画をもう1度見せてもらいたいな~と思いながら見返してしまうのです♪漂流しながらフラフラになってる姿と、10年後に作られた「キャストアウェイ」の漂流シーンが見事にダブります(笑)彼は漂流が似合うのでしょうか?  昔の映画はあまりメイキングが入っていないんですが、ワーナーから発売されているDVDには特典映像でメイキングが4分ですが入っています。やっぱり今よりかなり若い2人のインタビューも聞けてかなり嬉しいです!89年の「恋人たちの予感」でメグちゃんが、88年の「ビッグ」でトムハンクスが人気スター街道を駆けあがっている時に作られた記念すべき作品!是非一度ご覧になってください!最後にあっと言わせますよ!なんせラブコメですからね(笑)
[DVD(字幕)] 7点(2004-09-22 18:30:01)
168.  ゾンビドローム(1994) 《ネタバレ》 
でもこの作品知ってる人いるだろうか?もし知ってて内容語れる人いたら、ちょっと嬉しい(笑)「ゾンビ」とは言っても全然ゾンビじゃない!しかも原題は「オゾン」といって、新種の麻薬の名前。麻薬で人がおかしくなっちゃって次々人に襲い掛かるのだ。それを麻薬捜査官が捜査して、操っているその犯人は「ドラッグマスター」というデブの怪物なのだが(苦笑)こいつが動けない!置物なのか「セブン」のスパゲティ男と同じなのか知らないけど、くだらね~(@@;しかもネタバレだけどお腹にダイナマイト入れられて抵抗も出来なく吹っ飛んじゃっておしまい!さすがっドラッグマスター!ドラクエの土偶戦士風(意味不明)  特殊メイクは「パペットマスター」って映画の人がやってるみたいなんだけど(それも知らんし^^;)頭が爆発したり、麻薬を打ってから皮膚の膨張、顔面のケロイド状の豹変、体液の流れ方、全てが「まっ頑張ったね!」って感じですね(苦笑)ホラー映画とは言わないですよ、頑張った学生映画です(苦笑)結局やられる所だけ残酷に見せようとするんだけど(そこがメインぽいし)カット割りもベタなので、まぁ笑うに笑えない描写っすね。こんな映画、さすがにDVDにはしないだろうなあ(^^;1人も知ってる俳優がいない!万歳(^^;   主人公の黒人の恋人が薬やっちゃって「あなたの子よ」と出産に立ち会った時に、またぐらから、何だか悪魔の子みたいなネズミ色のモンスターみたいなのが出てきちゃって、それを見た時の黒人のため息の吐き方は実に自然で上手い(笑)あの黒人に2点。
[ビデオ(字幕)] 2点(2004-09-22 18:12:18)
169.  レオン(1994)
やっぱりジャン・レノはカッコいいですね。持ってる雰囲気もいいし、「レオン」の時の殺し屋のクールな部分と、マチルダに対する時の優しい表情との対照にグッときます(顔も素敵ですが)。前に来日した時に浴衣姿で寿司を食べてほろ酔いの表情も素敵だったように、渋いけどスキがある感じがいいのです。あの男くささや雰囲気は作ろうと思って出せるものではないですね。  「レオン」を観ているといつも親と論争が起きます。母親はゲイリー・オールドマンの大ファンで「ステートオブグレース」「デリアのどんづまり」「不滅の恋ベートーベン」とかなり観ているので思い入れが強いらしいのです。だから私が「レオンのジャン・レノは文句のつけようのない主役だ」というと「悪役がいたからこそ彼が光った」と言われます。確かにそうなんですけどね。でも主役3人は全員素晴らしい演技でしたが、1番自然に感じたのはジャン・レノの演技、ゆえに彼が凄いと思ったのです。  今日映画を見返して、改めて作品の完成度の高さを感じました。リュック・ベッソンの初期の作品に比べかなり「ドライ」な作品ですが、私はどちらも楽しく拝見しています。完全版よりレオンとマチルダの距離感に対して、観客に想像をさせる部分も強く、名作だと思います。
[ビデオ(字幕)] 8点(2004-09-22 18:00:31)
170.  ライフ・イズ・ビューティフル 《ネタバレ》 
「プライベートライアン」でオスカーノミネートされていた、あのトムハンクスを破った男、ロベルトベニーニ。自身監督した「ライフイズビューティフル」で憎めないルックスと笑顔と、ポジティブで純粋に家族を愛する男の役で99年度アカデミー賞主演男優賞を獲りました。  戦火迫るイタリアで、ユダヤ系イタリア人のグイドはトスカーナのある町で、教諭のドーナに一目惚れ。必死の猛アタックの甲斐あって困難の末に結ばれた2人の間には、ジョズエという息子が生まれます。幸せな毎日をおくっていた3人の前に戦火が・・・。ジョズエが5歳の誕生日に、家族は強制収容所に送られてしまいます。自由がなく、ママにも会えない収容所生活に、家に帰りたいとぐずる息子に、グイドはある嘘をつきます。それは「今、皆がやっているのは戦争ゲームで、1番最初に千点取ったら戦車がもらえる」という嘘です。それは息子の命を守るための必死の嘘。辛い状況下でも息子の心配を取り払おうと笑顔を絶やさないグイド。絶望と死しかない収容所生活の末に、グイドはジョズエの為に、最後の最後に「奇跡」を起こすのです。「あ、パパは嘘を言ってなかったんだ!」と!  前半はもう、グイドがドーラに振り向いてもらおうと、手段を選ばずひたすら猛アタックの微笑ましいエピソード!そしてそれが報われて幸せを手にする一家でしたが、物語の雰囲気が突如変わります。戦火が市民にまで広まり、強制収容所に送られるあたりから、急に重いテーマになります。とても同じ映画だとは思えない位変わります。しかし、どんな状況下でも、ベニーニ演じるお父さんの明るさは変わらない!会えない妻を愛し続け、息子を励まし続ける。そしてあの結末・・・。そしてこの映画のタイトル「人生は美しい!」と言えてしまうあたりが見事としか言いようがありません。絶対に観て後悔しない1本ではないでしょうか!?僕が幾らトムハンクスを敬愛していても、これだけ素晴らしい映画を撮り、素晴らしい演技をされたら、オスカーも仕方ないよなってあきらめもつきますよ(^^)
9点(2004-09-22 17:58:32)(良:1票)
171.  白銀に燃えて
とにかく、親子愛、犬と人間の絆、負けない気持、信じる力。全ての前向きな心が全体を引っ張る作品です。最初犬たちも、中々父親には忠誠を誓っていたもののウィルにはそうでもなかったのが、ここぞという所で力になる。人間同士でもそうですが、動物の人間に対する愛情、忠誠心というのは、直接言葉で伝わるものではなく、心で伝わるので、観てて余計に感動を覚えてしまうのです。  ハラハラドキドキの展開に、本当に観てて一喜一憂します。動物モノが好きな方。しかもディズニー作品ですから、親子揃って楽しめる作品です(^^)
7点(2004-09-22 17:55:27)(良:1票)
172.  ライアー ライアー 《ネタバレ》 
「嘘も方便」と言いますが、純朴な子供はパパが嘘をついていると知ったらそれはショックな事です。でも仕事柄、弁護士だとそれも仕方ないのかも!?ってことで、ジムキャリーがやり手の弁護士を演じる「ライアーライアー」は「マスク」以上に大好きな主演作の1本です。  ジムキャリー演じるフレッチャーはやり手の弁護士で口先ひとつで勝訴を勝ち取る天才的なうそつきだったのですが、仕事仕事と嘘がたたって奥さんと息子と別れて暮らす事になってしまいます。息子マックスは誕生日パーティで「パパが嘘をつけなくなりますように」と願ったら、奇跡は起きて本当に嘘がつけなくなってしまう!裁判前に嘘がつけなくなったフレッチャーは悪戦苦闘するのです!  「マスク」はだいぶCGが入りましたが、彼のパフォーマンスはCG不要です(笑)顔面芸、意味不明の動き、発言に加えてあまりに凄いその1人芝居にひたすら笑ってしまいます!この映画でジムキャリー好きになった人も多いんですよ!?しかしそれだけでなく、最後は家族愛にほろっとさせられたりもします(^^)  そしてコメディ映画にはつきもののNG集!それを観ると本当に撮影現場の雰囲気の良さが窺えます♪カメラ越しに監督も爆笑してたり(笑)必見です!
[DVD(字幕)] 8点(2004-09-22 17:53:40)
173.  ユー・ガット・メール 《ネタバレ》 
いがみ合っていた2人が、実はEメール同士で心の繋がりから恋愛感情に発展していく様を、当時トム・ハンクス42歳、メグ・ライアン37歳の2人が大人のラブコメを見事に展開してくれました!これはもう、主演2人の魅力につきます!!カッコイイ、綺麗ではなく、庶民的なトム・ハンクスとメグ・ライアンだからこそ、感情移入が出来る素晴らしい映画です!物語こそありきたりな感じもしますが、大人になってからも、こんな純愛できたら素敵だなあと思える作品です!前に日記に取り上げた「ジョー、満月の島へ行く」で初共演した2人。この時2人はトム34歳、メグ29歳。8年越しで3度目の共演ですが、息がピッタリなのが観ててもよく伝わってくるので心地よいのです♪92年の2度目の共演作「めぐり逢えたら」が最も評価された共演作ですが、ほとんどすれ違いで共演部分を見たいファンは、「ユーガットメール」ですっきりしたのではないでしょうか(^^)出会い系サイトで、援助交際ばっかり蔓延ってるご時世、こんな素敵な出会いがあれば夢があっていいなぁと思うのです。「F・O・X♪」なんといっても最後の公園での出会いのシーン!キャスリーンが目を潤ませながら「あなたでよかった」のセリフがジーンときます!ハッピーエンドを分かっていながら、何度でも楽しめる、笑顔になれる映画ですね!!WOWOWで観返したのですが、何度観てもこの映画を楽しめます。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2004-09-22 17:52:57)
174.  いとこのビニー 《ネタバレ》 
無理矢理に笑わせるのでなく、自然な中に笑いがある映画であり、爽快な部分もあり、法廷モノの中では最も気楽に観られる映画の1本だと思います。主役のジョーペシはマーティンスコセッシの「グッドフェローズ」でオスカー助演男優賞を獲っている個性的な実力派俳優で、「ホームアローン」「リーサルウェポン」シリーズでも知られています。コメディはお手のものの俳優さんです。小柄で決して男前ではないけど、味のある素晴らしい演技です!その婚約者モナ・リサ役にマリサトメイという女優さんが出ています。ビニーとは反対にキュートでセクシーで魅力溢れる美人で、この凸凹感がたまりません(笑)しかもこの映画のこの演技でオスカー、助演女優賞を獲ってしまいましたから驚き!慣れない刑事裁判弁護にいらつくビニーの近くで助言をしたり、最後の最後では証言台で、一発逆転の凄い大活躍!これはもう本当に面白い展開なのです!まるでビニーの傍で何も力になれないような雰囲気だったのが一転、整備工ファミリーだったこともあり、車、タイヤに関してスペシャリストだろっ!って位の見事な知識で検察側を追い詰めます!「よくぞやってくれたっ!モナ・リサ♪」って気分です(笑)  アラバマ州のこの舞台では、ビニーとモナ・リサの泊まるホテル、場所いろいろな所で快眠の妨げがあり(笑)5時に汽笛がなるわ、電車が通るわ、飼っている動物の鳴き声がうるさかったり・・・。結局車の中で寝た時には、車が泥沼にはまって動けなくなり、いらついたビニーは外に出た途端ひっくりかえって転倒!洋服を汚してしまい、結局裁判にはトンデモナイ格好(お前は手品師か!笑)で登場(笑)その格好に怪訝な顔をする裁判官に対し、何が悪いんだとばかりに逆ギレする様の顔が可愛いので、観て欲しいです(^^)マリサトメイ、ホント綺麗だったなぁ~。
8点(2004-09-22 17:51:49)
175.  ブレードランナー/ディレクターズカット<最終版> 《ネタバレ》 
デッカードが何故、あんなにレイチェルを庇い、守り、恋愛感情を持ったのか?やはりそこには自分に足らない人生の何かを埋めようと思った事もあるだろうが、「デッカード自身がレプリカントではないのか?」という意見を様々な文献で読んで見て、自分の末を投影して守ったという考え方になるほどなぁと思ってしまった。  説明の少ないあの映画の世界で、誰が人間で誰がレプリカントかなんてよく分からない。そこで、やはりタイレル社で雇われてきたレイチェルをレプリと見抜き、そこに哀れみと共通の何かを感じ取ったからこそ、あそこまで愛し合い、最後一緒に旅立ったのではないか?と思う。  ロイがデッカードを終盤の対決で命を救った部分も、ひょっとしたらデッカードに対し、自分と同じ何か感じ取ったのかもしれないし、そう思って見返すと、映画の世界が全然違って見えるから不思議だ。  どこまでも興味深い「ブレードランナー」の世界。フィリップ・K・ディックの世界を映画にするのはすこぶる難しいと言われているが、「トータルリコール」「マイノリティリポート」が説明しすぎてるのに比べ、映像で語る「ブレードランナー」は観てて飽きないのだ。もう20年以上経つのに、この映画の不思議な魅力は決して色褪せない。劇場予告編もムーディーで最高。ヴァンゲリスもエンディングテーマはずっと着メロにしてます(笑)ハードボイルドSFの代名詞。「2つで十分ですよ」と言わずに3枚はストックしておきたい映画。名作です。
[DVD(字幕)] 9点(2004-09-22 17:42:44)
176.  アポロ13
ての電源を切られ、宇宙に取り残された乗組員3人の不安と緊張感がリアリティーがあるけれど、そのクルーを何とか地球に無事帰還させようと奮闘する地上組の映画かなとも思いますが、当時オスカー2連覇の大快挙を果たしたばかりのトムハンクス主演という触れ込みが、この映画のヒットに拍車をかけたのは紛れも無い事実なのです。  トムハンクス、ビルパクストン、ケビンベーコンと並ぶとちょっとベーコンの影が薄く可哀想な気もしました。土壇場で宇宙に行けなくなり、地上組に残ったゲイリーシニーズの知識無くしてはあの奇跡の帰還もなく、本当に運命って不思議な巡り合わせだなあと思うのです(ゲイリーシニーズの演じたあの人も自分が宇宙にいたら、あの帰還策は考えられなかったでしょう)。  事実は小説より奇なり。事実という前提があるからこそ、この壮大な映画がますます大きく感じるのだと思います。
8点(2004-09-22 17:33:06)
177.  ノック・オフ
ジャンクロードヴァンダムと言うと「あぁ、あのアクション映画ばかりの人ね」とちょっと小ばかに返される事があって可哀想だ。テレビでも何度放映してるんだ?と言うほど放送している「ノックオフ」。舞台は香港。監督はツイハーク、ツイハークはかなり有名な方であのジョンウー監督の「男たちの挽歌」の製作をやってた方。アクションもすごく、武術指導はサモハンキンポー!「だったら主演はヴァンダムじゃなくジャッキーでいいんじゃないの?」と突っ込みどころ満載の内容なのです!  向こうのアクション映画は車の壊し方とか、爆発のシーンとか本当に当たってる格闘シーンは昔から凄いなあと思う。ヴァンダムははっきり言って演技なんてちっとも上手くない(苦笑)そんな彼がちょっとひょうきんでコミカルな演技も頑張ってやっているところも愛嬌に感じてしまう。しかしアクションになると「よしきた!」と言わんばかりの別人ぶりでカッコいい。そういえば一時期引田天功と結婚の噂も出たが、もし実現してたら、史上最高のミスマッチカップルだっただろうなぁと余計なお世話の突込みをしたくなる(笑)
[地上波(吹替)] 4点(2004-09-22 17:30:50)
178.  RONIN
ジョンフランケンハイマーという監督さんは、この作品が遺作となりましたが6,70年代に大活躍された名匠との事です。この映画の公開は98年ですからCGも全盛(同年公開作品にアルマゲドンなどもある通り)でしたが、全編CGを使っていない映像は圧巻の大迫力です(@@;CGも絡んでるアクションに見慣れた我々にとって、新鮮な驚きがありました!そう思って見返すからこそ余計に楽しく感じるのでしょうね!?  「西部警察」ってドラマを小さい時に見てた世代なのですが、やはり炎や爆発やカーアクションが「リアル」なモノはCGモノとは違うなぁと再認識しながら拝見してしまいました(^^)
6点(2004-09-22 17:29:36)
179.  デスペラード 《ネタバレ》 
傷を手当てするサルマハエック演じるカロリーナというヒロインの女性も交え、マリアッチの仲間であるスティーブブシェミ演じるブシェミ(そのまま!)や、最後の対決で共に戦う為に現われる2人の仲間も含め、非常に出演者が迫力があります!集金人として前半に現われるタランティーノだけは何だかすぐに死んじゃって勿体無い気もしましたが(^^;  この映画といえば銃撃戦!低予算といわれながら8000発とも言われる銃弾の応酬は迫力満点で、DVD特典にも見られる監督の描いた絵コンテそのままに展開される計算しつくしたカメラワークは見事としかいいようがありません!  所々交えるユニークな場面もまたいい味です!例えば右肩に銃弾を受けたマリアッチがカロリーナにピンセットで銃を取ってもらうシーンで、鎮痛剤を飲むように言われてコップを取り飲むのですが、その瞬間「あ、それ熱湯よ(消毒用の)」と言われ、ブハーっと吐き出す様なんかドリフみたいでいいです(笑)カッコイイアクションとの対比もあって余計に魅力的に映るのです!
8点(2004-09-22 17:23:00)
180.  ブレア・ウィッチ・プロジェクト 《ネタバレ》 
まず、私は「結末を見せない」というホラーの形として1つ評価したい。賛否両論分かれる部分ですが、怖いモノ全てに必ずしも理由も結論も不要だと思うので、きっとあの終わらせ方は、それこそホウキにまたがった魔女が映るよりずっと怖い。観た者1人1人が創造する恐怖は、形で見せ付けられる恐怖より上をゆくと思うのです。もう1つ気の毒だったのは、日本では「魔女」はなじみが薄い。よっぽど「幽霊」の方が身近に恐怖を感じたと思う。  もう1つは徐々に冷静さを失ってゆく者同士の恐怖。「CUBE」や「エレベーテッド」のように閉ざされた空間で冷静さを失ってゆく様は非常にリアルだし、誰でもああなりかねないと思う。仲間が地図を投げ捨てて、それを後で知ったら「俺を殺す気か」と激怒するだろう。  客観的に観て「魔女伝説」「樹海潜入」「想像を超える何かの恐怖」を期待して観てしまうと思うので、あの結論は消化不良に感じるのであって、いざ自分が例えば富士の樹海に仲間と潜入して、帰り道が分からなくなってしまう恐怖を想像すると、あのVTRの学生の気持も投影して分かる気がするのである。  「サイン」や「ドリームキャッチャー」で中盤まで「何かが起こる・・・」と引っ張っている部分まで「すげぇ面白い!」と思ってたら、いざクリーチャー登場で、やれモンスターだエイリアンだとなったら急に萎える人にとっては(俺もだが)、「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」のあのしめ方は「アリ」なのです。
6点(2004-09-22 17:14:17)
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