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南浦和で笑う三波さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 210
性別 男性
年齢 62歳
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161.  ジョゼと虎と魚たち(2003)
どうも、某準国営放送の朝のドラマをよくみてしまっているわたしとしては、そこに出ている女優の絡みのシーンというのはかなり違和感を感じてしまいます。まあ、池脇千鶴ちゃんは「ほんまもん」はかなり昔の話ですし、濡れ場もできる女優になったのね、というか、いや、むしろ、結構脱皮をはかっているなー、意外に女優根性あるじゃん、あっぱれあっぱれということで許せるといたしましょう。しかし、「てるてる家族」の秋子はいけません。これは所属事務所か、監督がストップすべきものであったでしょう。この映画を観る人と、某準国営放送の朝ドラの視聴者は被らないというマーケッティングの仮説は絶対間違っています。しかしながら、それはそれとして、この作品は映画としては結構よかったのではないかと思っています。この監督、往年の向田メシ食いドラマにずいぶん影響をうけてますな。だってちゃぶ台に、だしまき玉子に、アジの干物に、筑前煮に、鮭の切り身ですもん。この辺が中年のドラマ・映画好きとしてはツボでありました。
7点(2004-02-23 22:32:07)
162.  第三の男
いわゆるひとつの、戦後のどさくさな状態にあったウィーンという場所を舞台にして展開される傑作サスペンス。モテない男とはどうい男かの教科書でもあった。正義感ばっかりが強くって、おせっかいやきで、素寒貧だったら、それはモテません。無一文なら無一文らしく、もっとうまいこと世渡りしたらどうなんだいと言ってやりたくもなるのだが、堅物なんだな、コレが。今の観覧車は、空中にいるときに扉を開けられるようにはなってないことと思うが、当時はちがっていたようで、その開け閉めするシーンが実に怖い。特にその時の会話と俳優の目がみどころ。ラストシーンは、私などが指摘するまでもなく、映画史上に残る名場面で、この国の"The Third Man"であったあの人も「永久に不滅」と評されているらしいです、ハイ。
9点(2004-02-22 22:50:57)
163.  ハリーの災難 《ネタバレ》 
ヒッチ・コックが、観客を怖がらせるでもなく、騙すでもなく、おとぼけに徹した作品。何ということもないアイデアだけで、100分近く見せてしまう技量は、やはり大した才能だと認めざるをえない。出演者が、例のものを、埋めたり、堀りおこしたり、また埋めたりをなんだか楽しそうに演じているので、現実にはありえない話が、ありえそうな感じの話として仕上がっているのがおかしく、私好みであった。ところで、IMDbなど細かくチェックしているわけではないが、この作品が、本作に先 駆けること6年前に製作された名画「第三の男」のパロディだという説を唱えているのは世界広しといえど、多分、私一人くらいのものであろう。ただし奇天烈な説と笑うことなかれ。至って私はマジメなのである。これからの説明をとくとご覧になってから、成否のほどを吟味していただこう。ご本家のストーリーをよく思い出していただきたい。ラストシーンがあまりにも有名な、男と女を描いた話として記憶されがちだが、そういう色っぽいところを捨象すると、ざっくりいって、埋めたり、掘りおこしたり、また埋めたりというストーリーではなかったか。だからこそ、この作品の主人公はトムでもなくジョンでもなく「ハリー」でなくてはならなったのである(本当はラストネームが別。でもこう考えたほうが楽しいではないですか)。
8点(2004-02-22 15:56:52)(笑:1票) (良:2票)
164.  トラ・トラ・トラ!
あまりキリ番とかを気にするほうではないのだが、これが自分の56本目のレビューだということに偶然気がつき、それならばこの映画だろうということで本日観なおした。製作が70年というと、安保の年。革新自治体も全国のあちこちにできて、ベトナムの反戦運動もひろがりつつあったころか。絶対に日本をソ連の側へやってはいけないというのが当時のアメリカの対日外交政策の基本であったはず。それが、アメリカ一辺倒の視点ではなく、日本人の監督も交え、今からみても考えられないほど公平な視点でこの映画を作らせた影の力なのではないかと想像している。真珠湾については様々な著作を読んでしまって頭でっかちになっているためか、映画自体は、私にとっては可もなく不可も なくというのが正直なところだった。ただ「十二人の怒れる男」の陪審員の1番と4番が出演しているのに気がついたのが今回の発見で、それは嬉しい体験だった。特に4番は、こちらでも"I'm convinced"という科白があり「十二人~」のときと同じ科白をいっているなと、おかしく感じてしまった。
6点(2004-02-21 21:21:05)
165.  ベン・ハー(1959) 《ネタバレ》 
文字通り大作。「序曲」の長さからしてまず圧巻。ガレー戦でたくさんの囚人が漕ぎをさせられる映像もその過酷さが手に取るように感じられ圧巻。誰もが指摘する競技場での戦車のレースは本当に圧巻。主人公とその家族につぎつぎとふりかかる出来事の悲惨さもこれまた圧巻と、4時間近くの長尺ながら圧巻、圧巻の連続で時間の経つのを忘れていた。これならばさぞかしラストも圧巻だろうと思っていたら、想像を超えて圧巻だった。ゆ、許し難い。最低。この結末だけは絶対にアッカーン(怒髪天)!! 
2点(2004-02-21 12:55:42)(笑:3票)
166.  駅馬車(1939)
「いつもきちんとやる人」と「普段はともかく、やるときはやる人」とでは、どちらのほうがポイントが高いでしょうか。私の場合は「やるときはやる人」です。だって、なんだかカッコよさそうじゃないですか。少なくとも自分の友達に選ぶなら、前者よりは後者だと思っています。この価値判断は結構いまどきの若い人でも頷いてくれるのではないかと思いますが、では「やるときはやる人」というのは今風な価値観なのかというとどうもそうではなく、60年以上も前の昔から、人々はそういうキャラクターに拍手喝采をおくっていたらしいことがこの映画を再見するとよくわかります。酔っ払ったときにコーヒーを飲むのが好きな、やるときはやってしまう飲んだくれの医者のカッコよさが、多分、こどものころの私の無意識の憧れでした。でなければ、いまごろわたしはきっと「やるときでもやらない」ただのカッコわるい飲んだくれになっていたことでしょう。
7点(2004-02-20 11:32:53)(良:2票)
167.  愛と青春の旅だち
生身の男にとって、身につまされる話だった。
8点(2004-02-16 09:11:01)
168.  ポセイドン・アドベンチャー(1972)
「結果オーライ」「勝てば官軍」を究極なまでに見せ付けた 20世紀の傑作。今世紀にはいり、ハリウッドではなくホワイトハウスが、大量破壊兵器パニックを使った翻案の「ユーフラテス・アドベンチャー」という作品に取り掛かっているようだが、監督が二世のボンボンで技量が足りないためなのか、スタッフ間に反目があるためなのかわからないが、ロケ地に関する事前の情報収集に失敗したとか、脚本も結末がオリジナルと反対になりそうになっているとか、今年の秋には監督交代もありうるとか、あまりいい噂が聞こえてこない。本当にクランク・アップするのかどうか、ひとごとながら心配になる。いえ、別にその、あの流域で起こっていることについてここでどうこう言いたいわけではありません。翻案がどんな結末になるかにかかわらず、この映画は多くの人がみるべき偉大な作品だということです。ただそれだけ。
9点(2004-02-15 19:38:16)
169.  慕情(1955)
アプローチをかけたとき「アタシ、クルマを持っていない人とはお付き合いしないの」と、手痛い断り文句を食らって地団駄を踏んだ経験がおありの方に強くオススメできる映画です。クルマにモノを言わせる男と、クルマに目がくらむ女の恋の結末なんて所詮はこんなものさと、大いに溜飲をさげられること必定と思いきや、結構泣ける結果になるかもしれません。 
6点(2004-02-14 18:01:18)
170.  カラー・オブ・ハート
面白い。発想のすばらしさに目を白黒させながら観た。何の予備知識もなく観始めて、最初、「これはアメリカの"Pleasantville"というTVドラマを見ていないとつらい映画なのか?」と心配になったが、全然そんなことはなかった。そのかわり、子供のころに読んだ「ハックルベリ・フィンの冒険」のストーリーを半ば忘れている自分には烈しく自己嫌悪した。色使いが目立つ映画であったが、忘れてならないのは、題名以外のページが白紙だった本の中身が蘇ってくるところ。色の変化だけでなく本の変化を並行的に見せたことで、ファンタジーながらも妙にリアルな説得力のあるストーリーになっていた気がする。一番のみどころは、やっぱり裁判のシーンで町長が主人公の挑発にのせられてしまい「色をなして」怒るところであろう。 
9点(2004-02-11 16:40:48)
171.  トム・ジョーンズの華麗な冒険 《ネタバレ》 
古きよき時代のイギリスの土地持ち階級の物語。イギリスのカン トリー生活がどんなものか垣間見せてくれるところや、美しい風景を見せてくれるのはよかった。が、乗馬に長け、会う女が皆一目惚れしてしまうほどの二枚目の主役が田舎からロンドンまで旅をしながら、本人はあまりそのつもりがなくてもとっかえひっかえ過ごせてしまい、しかも「金と力はなかりけり」だと思っていたら、実は金持ちだったという展開は、まるで若かりしころの私のことを映画にされているような気がして、とても気恥ずかしくて正視に耐えなかった。こんチクショー、羨ましすぎるぜ。男の嫉妬はこわいという思いを込めてこの点で。
4点(2004-02-10 11:36:12)
172.  華氏451
 本好きでないとこの映画はあまり面白く観ることができないだろうが、逆に、本好きには耐えられないような映像が頻出する映画であるのも事実。その意味ではMっ気があり、かつ、本好きな者向けの映画といえる。焚書を指揮する消防署の隊長が実は一番の読書家のようにみえてしまうのがエスプリという奴なのかもしれない。
7点(2004-02-09 20:32:56)
173.  恋愛日記
 恋愛日記の出版社の女性が主人公のことを「カサノバでなければ、ドンファンでもない」といっている。ならばこの主人公のことをどう評すればいいのか。読んでないけど好色一代男か。とにかくレビューしにくい男なのは確か。男と生まれたからにはかくありたいものだとは書きにくいし、羨ましいかといわれれば、そういう部分もあるとしか答えようがないし、ダメ男かと問われれば、そうなんだけど、かといって共感できるところがまったくないかというと、共感できるところが結構あったりするのである。どうにも歯切れが悪い感想しか残せないのだが、この主人公は多少病的に女好きではあるもののけっして変質者ではなく、普通の男とたいしてかわらない。ということは、すなわち、街にでるとき男から声を掛けられたくないときは、パンツルックにかぎることが、よくわかる映画なのである。
7点(2004-02-09 16:20:38)(良:2票)
174.  ミスタア・ロバーツ
今日ケーブルで恐らくはじめてみ観たがこんなに心の底から笑った映画は久しぶり。ヘンリー・フォンダ、ジャック・レモンが共演の、爆笑人情噺の大傑作。物語は第二次世界大戦のドイツが降伏する前後、戦場とは最も遠い、トイレットペーパーと練り歯磨きを安全な太平洋の戦場に送り届ける退屈な仕事に従事する、「バケツ」という渾名のついた輸送艦「リラクタント号」の中で展開する。戦闘シーンは全くなし。私は冒頭のリラクタント号という船名で噴き出してしまってこの作品に大いに期待を持って観ていたが、最後までその期待は裏切られなかった。なんといっても脚本が素晴らしすぎる。落語が好きな人なら間違いなくハマる。座布団10枚でも足りない。20枚、それも錦の座布団を差し上げたい。男とはどういうものか映画を通じて手がかりを得たいと思っている女の人には強くオススメです。もし私が邦題をつけるなら「アラン・ドロンがいっぱい」でキマリ。 
10点(2004-02-09 13:10:11)(良:1票)
175.  ドライビング Miss デイジー 《ネタバレ》 
今日はじめて観た。いろいろと思い出してしまってまとまらないので得点のみ。(以下2004/2/7追記)攻撃材料を与えることになるので奥さんには絶対に見せないほうがいい。なにしろこのストーリー、使用人を雇えるくらい裕福な男の妻になっていれば、自分は姑の面倒を全くみなくてもうまいこと回っていくという、この国のほとんどの嫁が憧れを抱く、まさに夢のような物語なのだから。
10点(2004-02-07 12:26:07)(笑:1票)
176.  サウンド・オブ・ミュージック
ベニー・グッドマンがよくかかる家庭で育ったためか中学・高 校とクラシック原理主義者の音楽の先生と相性がよかったため しがない。子供の頃見たときにはなるほど名作だと思ったもの の、その先生たちの一人に顔が似ている人がいたため、ジュリ ー・アンドリュースが好きになれず、何度も観ることなく過ぎ てきた映画。二十余年が過ぎ、音楽の先生との相性の悪さも思 い出に変わった今、本日のTV放映での久しぶりの再会が楽しみ だ。(再会後の感想)それまで規律を強いてきたが、家にはじめてやってきた男爵夫人を歌で歓迎する子供たちをみて、心を開く大佐のシーンは最高にグッときたし、三角関係の決着がつくまでは完璧なミュージカル。そこで終わっていれば文句なしに満点。その後の召集の電報が来てからラストまではどう考えても同じひとつの作品の流れとは考えられない。というわけで、8点のまま変わらず。余談をひとつ。パブロフの犬ではないが、紅葉の名所というと京都であると日本人がすぐ思い浮かべてしまうのは、この映画が世に出たおかげであるのは、ミュージカルファンか、JRの関係者であれば、周知のことですネ。
8点(2004-02-03 23:23:33)
177.  第七天国(1927)
涙もろさでは人後に落ちない自負があるが、これについては泣けなかった者の感想をば。神を信じるの信じないのという話が出てくるのにはどうもはいりこみにくい。ただ、ジャネット・ゲイナーの表情の変化を見ているだけでとても満ち足りた気分になったのは事実。原題は7階の天国という意味だろうけれど、11時のシーンが7回だったりもするのかな? TV放映で数え損なったのが悔やまれる。
6点(2004-02-03 09:15:55)
178.  戦場にかける橋
 最後の見せ場のシーンは英軍の特殊部隊のゴールと収容所捕虜 のゴールが通信手段がないためすりあわせができず衝突をしてい たために起きた皮肉な結果を描いている。これは戦争の愚かさを あぶりだしたともいえるが、もっと大きなものを暗示しているの ではないかと思う。軍隊の本質は官僚制だということを思い起こ せば、同様な総合調整が効いていないゴールの衝突による非効率、悲劇は今の日本のあちこちで散見されることに気がつく。すなわち、1957年の時点で現在の官僚制の問題点を示唆していたというのがこの映画の現代的解釈だと私は考える。もちろん、橋の納期という弱みを持つ収容所長とプリンシプルしか武器がない英軍大佐とのブラフ合戦、会議で示された英軍側の橋梁建築カウンタープロポーザルの圧倒的な説得力、なぜかひとりだけ現地にいて英軍兵士との態度の違いを際立たせながらユニークな働きをした米軍兵士、戦時国際法の原則で突っ張っていた英軍大佐がなぜか妥協して士官肉体労働どころか傷病兵の投入まで行う心の変化など、何も考えずに観てもみどころがいっぱいの戦争娯楽映画であったことはいうまでもない。
8点(2004-02-03 09:03:12)(良:1票)
179.  尼僧物語
オードリーを広告塔として使ってさんざんいい思いをしてきたジバンシーと美容院業界が、劇場公開時にこれを観たオードリーファンの女性がみんな尼さんになってしまい、それまで築きあげてきた顧客基盤を失った痛い経験があるために、裏から手を回してあまりテレビ放映されてこなかった映画。かわりに日本でテレビに映る尼というと瀬戸内寂聴であるため、あまり、尼になろうという女性が増えている傾向はみられない。という冗談はさておき、尼を演じているオードリー、美しいですなァ。ジバンシーを着れば、ロングからショートへのイメージチェンジをすれば、アタシもオードリーになれるという、どちらかというと根拠が薄いと思われる幻想を見事に打ち砕いてくれます。ジバンシーを着なくとも、スタイリングをキメなくとも、オードリーはオードリーだから美しい。(こんなのがトップバッターで申し訳ありません。でもオードリーの「演技」が満喫できるこの作品大好きなのでアリマス。)
9点(2004-02-01 12:45:12)(笑:1票)
180.  大脱走
小学生のとき野球少年だった私は、これ大好きでした。父親にはじめてグローブを買ってもらったときのあの嬉しさを思い出します。野茂も、松井も、イチローも子供の頃にこの映画をみて胸躍らせたのに違いないと勝手に想像してひとり悦に入っています。だから彼らはメジャーへ「大脱走」してしまった、と考えるのはさすがに飛躍のしすぎでしょうか。ただ、この作品のテレビ放映の回数が昔に比べ減るにつれて、サッカー少年が増えるようになったとは感じています。
9点(2004-01-31 15:19:49)(良:1票)
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