161. なんちゃって家族
《ネタバレ》 コメディはこうでなくっちゃ!な一本。 このどっかで観たことのある少年は、リトル・ランボーズの悪ガキじゃないか! 大きくなったなー。すげえいい味だしてた。 とにかくスワッピングネタ、チンコネタ、童貞ネタが最高!!って、全部下ネタじゃねーか!! ファミリーコメディと思いきやそんなんばっかりだった。 とは言えストーリーは、寄せ集めのメンバーを集めて麻薬の密売のバイトをして、命を狙われるというものなので、ドタバタには全く事欠かないし、見ていてハラハラドキドキちゃんとできてしまうのだ。 下ネタだらけでありながら、スピード感はあるし、キャラも立ちまくってるし、話もしっかりとまとまっていて、バランスのイイ作品でもあるのだ。嫌いなところが見当たらない。 ゲラゲラ笑いました。 大好き!! [映画館(字幕)] 8点(2014-02-23 12:09:19) |
162. ウルフ・オブ・ウォールストリート
《ネタバレ》 見る前は、3時間も退屈しないで見れるか心配だったんだが、まるで心配無用。 あんまり内容おぼえてないんだけど、デカプリオが吠える!ラリる!!ヤりまくってプッツン!!!ってのに、ひたすら魅了されていた。 デカプリオがまるでゴリラのようで、いつか血管キレてしまうんじゃないかって心配だった。彼の一挙手一投足が面白すぎる。本当にすごい役者になったもんだ。 キマりまくって、這いずりまわって痙攣するシーンは 映画史に残る怪演だったじゃなかろうか。 最後にこれだけは言わせてくれ。3時間おしっこ我慢できません! 長い映画には、インターミッション入れてください!! [映画館(字幕)] 8点(2014-02-23 12:05:32) |
163. キック・アス ジャスティス・フォーエバー
《ネタバレ》 テンポの良さも引き継がれているし、成長したクロエちゃんもカッコイイバイクを乗り回して大活躍。全体的に前作よりエグみが増していて、より下品により陰惨になっている。レッドミストが主人公に復讐するという2作目としての流れはスパイダーマンのそれではあるが、彼のブチ切れっぷりは清々しくて楽しくなってしまった。悪者軍団もバカバカしくって、こういう頭の悪さは好きだ。 ただ、前作に比べて、音楽の使い方とか細かいセンスの部分が足りていなくて、キック・アスならではの持ち味を削いじゃっている部分は多かったか。 ところで、現代のヒーロー物では、ヒーローが自身のアイデンティティで悩む描写は避けて通れなくなっている。キック・アス君は軽い気持ちでヒーローになっただけなので、その辺りは描写してもいいが、ヒット・ガールにその描写はほしくなかった。殺人マシーンとして育てられているのに哀愁がなく、精神的にもぶれずに最強である彼女に我々は惚れたのではなかったか。苦悩したら、それはただの普通の戦士だ。ヒット・ガールだけの最高の持ち味を一つむざむざ削ってしまうとは…。 ジム・キャリーは仮面しているシーンも多いし、ほぼ見せ場なく退場。これをジム・キャリーにやらせる意味なくない? 終わり方もまとまってはいるんだけど、暴力(私刑)を肯定し続けておいて、「最後にそれ?」っていう。 などなど文句をつけたいところも多いけど、とてもおもしろかったよ!! 前作のキック・アスに思いればある人ほど、2を好きになれないかも? [映画館(字幕)] 8点(2014-02-23 12:03:48)(良:1票) |
164. ベルリンファイル
《ネタバレ》 開始早々、次から次へと登場人物が出てきて、陰謀だの何だので脳の処理速度を超え、一時停止(睡眠)に陥ってしまったことは内緒。話はよくわからないが、とにかくアクションがスゴイ。陰謀系のサスペンスアクションというとボーンシリーズが有名だが、あっちより全然好き。アクションのスピードがめっちゃ速くて、本気で殴っているように見える。いちいち痛そうで迫力がある。ザ・レイドに匹敵する迫力があるかも?銃撃戦の迫力も凄まじい。韓国映画の場合、主役級のキャラやヒロインがいつ死んでもおかしくないから油断できない。追っかけたり追っかけまわされたり忙しい展開で、とりあえず喰らいつくだけで精一杯。 個々のシーンがイチイチ決まっていてかっちょいい。ハードボイルドなのである。 [映画館(字幕)] 8点(2014-02-10 23:46:47) |
165. モンスターズ・ユニバーシティ
《ネタバレ》 期待に充分応えてくれる安心品質。 とにかくテンポが良く、様々なシーンやキャラクターをサクサクと魅力的にみせてくれる。特訓を通じて、徐々に信頼関係ができあがっていき、モチベーションが上がっていく様子をセリフをほとんど用いず、軽快なBGMと楽しい映像でみせていく手法はまさに名人芸。 クライマックスのホラー演出も、最高にテンションを上げてくれる。 ピクサーのアニメでは「努力だけではどうにもならない」問題を主人公にぶち当てる。「がむしゃらな努力だけでなく、工夫したり考えながら、自分の道(役割)を見つけていくことが大切なんだ」と言うメッセージは、暑苦しくなくて大人にも響く。 ここが、ピクサーアニメの面白いところである。 序盤のサリー登場シーンで場内の子供が本気で怯えていたのが微笑ましかった。 [映画館(吹替)] 8点(2014-02-10 23:44:19)(良:1票) |
166. パニック・マーケット3D
《ネタバレ》 サメは全然リアルじゃないけど、あっという間に人を食いちぎる恐ろしさに、思わず悲鳴を上げてしまったよ。ちょっと生き残りすぎだけど、トレマーズリスペクタブルな感じのする工夫の多い力作。アジア系の勇敢な青年の死に様が泣ける。 泣ける映画を聞かれたらこれをすすめよう。 [DVD(吹替)] 8点(2014-02-10 23:31:39) |
167. プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命
《ネタバレ》 二組の親子の腐れ縁。そして、罪と罰。彼らの行動に、善悪をつけることなどできない。 ゴズりん親父は、やっぱり誰がどうみてもクソ野郎だと思うんだけど、残された子供にとってはたったひとりの父親。彼が父性に目覚めてしまったばかりに悲劇は起きる。彼の悪行が多くの人間を負のスパイラルに巻き込んでいくのだ。 勢いあまった警察官も、周りに責められるような行動をとったわけでなかったのに、それを発端に良心、家族、保身、野心と様々な葛藤を抱え続けることになる。 彼は、人の何倍も努力したのに、息子や自分の罪とまっすぐに向き合うことができなかった。 そして、それがまた新たな悲劇の火種となる。業の重いこと重いこと。 正しく生きるとは何と難しいことなのだろう。 [映画館(字幕)] 8点(2014-02-05 00:44:49) |
168. 殺人の告白
《ネタバレ》 面白い! 必要以上に面白い!! ストーリーがとにかく面白い。動き出したら止まらない。一歩先も読めず、「そう来たか!」と唸らされる。 韓国ムービーお得意の復讐劇のバリエーションは無限なのか! シリアスなサスペンス映画でありながら、チェイスシーンがやたらしつこい。 車の上から車の上へ飛び移りながらのアクションシーンはあり得なさすぎるし、オチがバシっと決まってほとんど終わっているのにもかかわらず、性懲りもなくカーチェイスシーンに入ったリするところは笑うしかない。 お前ら、いつまでやってるのか、と。 シリアスな作品でありながらバカ映画でもあって、ちょっとグっときたりもするのだ。 こういう落ち着きがなくってサービス精神旺盛な映画は大好きだ。 [映画館(字幕)] 8点(2014-02-05 00:36:54)(良:2票) |
169. きっと、うまくいく
《ネタバレ》 こういう映画が作られるようになるってことは、インドも競争化社会が加速しているんだな。 さて、本作は「ロボット」みたいに金をワーっとかけて、ひたすらド派手にして、めちゃくちゃな勢いで、ゴージャスに踊りまくる「ザ・インド映画」ではない。 まっとうな人情喜劇になっている。歌って踊るシーンもかなり少ない。長さも、3時間超えないし(インド映画では短い方かな)。 とはいえ、やっぱり長いその上映時間を勢いだけで駆け抜けるのではなく、ストーリーの面白さでもたせているのは見事。 伏線の散らせ方や、音楽の使い方がインド映画としてはかなり洗練されていて、「泣かせ」まで仕掛けてきたのは予想外だった。 憎まれ役の学長がかなり良い味出している。彼は、そこまで悪いことはしていないものの底意地の悪さで恨まれ、色々カワイソウ。 ま、余計なことを考えずにひたすら楽しめばいいと思います。 [映画館(字幕)] 8点(2014-02-05 00:23:24)(良:1票) |
170. 舟を編む
《ネタバレ》 辞書作りの映画なんて地味で退屈に違いない。 なんて、観る前は思っていたが、地味ではあるものの決して退屈な作品ではなかった。 龍平演じる馬締(マジメ)君と、オダジョー演ずる西岡くんのコンビが微笑ましい。 人々の愛嬌に加え、1シーン1シーンが丁寧に編み込まれているようで、見入ってしまう。 導入部分は、知的好奇心が刺激され、言葉の海を航海する なんて、ロマンがあるなーなんて思った。 スピード感が重視される現代で、10年以上もかけて、ひとつのプロジェクトを遂行する経験なんて、なかなかできないよな…。 [映画館(邦画)] 8点(2014-02-05 00:13:45) |
171. ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~
《ネタバレ》 一言で表すなら「動物的生命力」の映画。生き方に正しいも間違っているもない。 バスタブ島に残った人々は、そこで生きる事こそが重要であり、安全である事なんかは全くどうでもよいことなのである。ハッシュパピーもそこで生きることを望み、父親から生きる すべを教わることを望む。そこでは、獣のように全力でぶつかりあう事こそが親子の最上の愛情表現なのである。最強のケモノとして生きる彼女の姿に、生命の輝きを強く感じさせられた。 [DVD(字幕)] 8点(2014-01-07 01:32:45) |
172. バレット(2012)
シンプルで面白かった! アクションも衰えナシ! 躊躇なくバシバシ殺す豪快なスタローンさんかっこ良すぎる!真顔で笑えない冗談をいうところが憎めない。ラストバトルの武器対決も◎! 古臭いしベタだけど、今のスタローンでなければ、この味の映画は作れない。 [DVD(吹替)] 8点(2013-12-28 19:25:31) |
173. シェフ! ~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~
《ネタバレ》 気取ったオシャレな作品かと思ったら、かなりバカバカしくて楽しいコメディだった 。日本コスプレのシーンは、明らかに悪ノリなんだけど、ジャン・レノだから許せる。というか、かなり笑った。かなり面白かった。掘り出し物! [DVD(字幕)] 8点(2013-11-21 14:21:55) |
174. 世界にひとつのプレイブック
《ネタバレ》 どいつもこいつもろくでもない奴ばかり。 そんな奴らのトークバトルロイヤルが見られる後半のシーンは圧巻。 一番酷いと思っていた主人公が一番マトモな事を言うようになってるのに、みんな好き勝手言ってるのがおかしくてたまらない。 もっと抑えた作品かとおもいきやパワーのある、とても楽しいコメディだった。笑えます。 [ブルーレイ(字幕)] 8点(2013-09-25 03:52:07) |
175. パラノーマン ブライス・ホローの謎
《ネタバレ》 ゾンビ映画好きには嬉しい楽しいアニメ。 脳天気なだけでなく、ゾンビだからっていうだけでイジメちゃそれは魔女狩りになっちゃうんだよ、ってことも描いています。一般的なゾンビは人間の脳みそ食い散らかすからしょうがないけどね。お話もビジュアルも好みでした。 [DVD(吹替)] 8点(2013-09-17 23:06:58) |
176. 奇跡の旅
《ネタバレ》 面白い!動物の演技がすごすぎる!! 人間なしでも成り立つ、動物同士の友情が熱い。 人間の言葉はほとんど通じないってところも巧い。 今だったら、動物愛護団体が黙っていないかもしれない。役者(動物)達が撮影後も怪我なく元気でいるかどうかが心配。 [DVD(字幕)] 8点(2013-09-14 09:31:40) |
177. 魔法にかけられて
ディズニープリンセスアニメをそのまま実写にもってくると、こんなに滑稽に見えてしまうというのをディズニー自身がやってしまうとは。頭のおかしい人にしか見えないプリンセスや、やたらカワイイ実写リスに笑わされた。 ゴキブリと掃除するシーンは、ディズニー史上もっともおぞましい…。 [DVD(字幕)] 8点(2013-09-14 09:27:01)(良:1票) |
178. トガニ 幼き瞳の告発
《ネタバレ》 腸が煮えくり返りそうな作品。ここまで踏み込んでシリアスに描きながらも、テンポも良く話は進む。子供がなかなか真実を話してくれない…みたいなじれったい展開もないのに、なかなか巧くいかない社会の歪んだ構造。もう嫌だっ! けれど、後に救いがあって本当に良かった。 [DVD(字幕)] 8点(2013-09-06 00:07:42) |
179. マーリー/世界一おバカな犬が教えてくれたこと
《ネタバレ》 マーリー愛くるしい!絶対、飼いたくないけど。 マーリーの振る舞いには、何度も笑わせれたが、犬中心の物語でなく、夫婦の10年をまじめに描いた人間ドラマ。 バカな犬が最後まで株を上げるようなチャンスを与えられず、バカのままで終わるのは潔い。そんな特別なことがなくても、愛し、愛されことができるのが家族なのではなかろうか(言ってて恥ずかしい)。 仕事の不調を好転させたのも、子供を作る前の準備をしたのも、そういえばマーリーだった。子供がポンポンできてるのに、マーリーが大暴れ。大変さが加速して、家族崩壊寸前まで言ったときは、どうなることだろうと心配したが、最終的に子どもたちとマーリーと戯れているシーンは幸福感そのものだった。 [DVD(吹替)] 8点(2013-08-25 10:14:41) |
180. エイリアン バスターズ
《ネタバレ》 エイリアンそっちのけでバカやってるシーンがほとんど。かなり低予算で通すのかとおもい 後半にはワラワラ出てきて、ちゃんとアクションシーンもあった。 一番面白いのはマトリョーシカとの遭遇。 [DVD(字幕)] 8点(2013-06-23 11:49:16) |