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黒猫クックさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 791
性別
自己紹介 猫と一緒に映画を見ていると、ヤツらは私より先にコイツはクソ映画だというのを察知します。ストーリー展開や伏線回収が怪しくなってくると席を立ってしまうのです。だけどそんなおっちょこちょいな映画にだって良いところはいっぱいあるんですよ。
猫のヤツらは冷酷です。

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161.  地球が静止する日 《ネタバレ》 
 毒にも薬にもならない映画だった。既視感のあるテーマ、核心にある部分が既に体験済みの作品となるとやはり退屈に感じられる。とは言え、結構堅いストーリーともいえ、小品としてはそこそこの品質にあるのだと思う。  もうダメかなと思わせる瞬間のとらえ方が不自然で違和感を感じた。そこがスケールを小さくしてしまったのだろうか。もうこれだけ情報に溢れる世界では成立しにくい題材では無いだろうか。
[DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2012-11-20 04:57:53)
162.  ノウイング 《ネタバレ》 
 なんで・・・そんな事をするんだ、と男は端末が描写するドットの集合体に呻く。示された数値をもう一度呑み込もうとするが、どうやっても腑に落ちていかない。明日の夕食の献立位に色々がどうでも良くなると、席を立って洗面台に向かう。  墓標の様なパーティションの群を静かに抜けトイレのドアが見える壁に肩を支えてもらった。  生ぬるく感じたノブに手を掛け、ドアを開けるのまでの時間が永遠に感じられる。  ノウイングを見始めた二時間前、あの記憶が蘇った。新人の頃だ、同僚から聴いた話である。上司の不正経理の証拠が自分のデータの中にある。と言うか、自分がやった事になって居る。動揺を隠し、顔を洗うためにトイレに入ると電話中の上司が居たのだった。 「○○ちゃん?あの金額だけどマズイから部下の方と分割して発注しといたわ」  その現場に出くわした彼は、叱責を上司に抉りつけた。 「なんて事するんですか。あんな処理」   トーンを変えて、続けた。 「もっと上手くやって下さいよ~、あれじゃ芋蔓ですって。ばらけてなさ過ぎですよ」  ケケケと笑う二人であった。  それを僕はドアの前で立ち聞きしてしまった。上司がドアに手をかけるまで動けなかった。そうして出くわした彼はこう言った。 「あ、来週はキミに載っけとくね、悪い。今週はちょっとイレギュラー」 「載ってないから焦りましたって。一蓮托生っつったじゃないですか~今日は焼肉ですねこりゃ」  と、巻き込まれた人間が無力化と思ったら、なんかそこに居る全員いい加減だったみたいな二時間であった。  宇宙人とかパラレルゾーンの住人とか神様とか、そんなんで落ちてるし。これじゃせっかく死んだ人も宇宙人も作った人も等しく有罪である。  ニコラスデカの熱演が台無しであった。
[DVD(吹替)] 5点(2012-11-17 02:40:06)
163.  パトリオット 《ネタバレ》 
 Imdbで本作は6.9点という微妙な点数である。この生々しい点数はどのようなところから来るのだろうか。  この映画ははっきりとエメリッヒであり、僕らが大好きなエメリッヒが散りばめられている。え?そんな戦争だったっけ?ってな具合に脚色されたストーリーはバッチリ歴史ヒーロー物のテンプレートで有り、愛国復讐劇そのものだ。   横隊の正規兵に散兵戦術を採った大陸軍の活躍は、現代の陸上歩兵部隊のような躍動感がありその威力をまざまざと見せつけ、興奮をさせられる。虐殺(大事なことだが、同じ国民同士がツボ)を繰り返すロイヤリストが感情移入を高めて、最終決戦。  ツボを押さえすぎとすら言える鉄壁の作りにとうとうアメリカ人は「スゲー、俺アメリカ人で良かった」と言ったり「リアルじゃない。子供に嘘を教えるな」と言ってみたり。なるほど中間のない映画だねと納得させられるのだった。   なるほど、似たような例に置き換えて考えてしまっては想像力が足りないのかもしれないが、新撰組なんかもどうとでも取りようがあって創作の上ではどちらにも転ばせることが出来る素材としては似たようなものだろうか。  どちらにも言えることはリアルさとか史実観とか、創作物には創作物としての意味合いを汲んでやれよと観る側が大人になることの大事さが要求されることだろうなと思う。   で、要するにこの映画がどうかというと、ネットがない時代の共産ぽい平和主義とか、反米意識とかヒッピー的歴史観とは水と油、Imdbでもそう言う人がめっためたに叩いている。  真っ向からエンタメで立ち向かうどころか、それを使ってざっくり無視する大人なエメリッヒさん半端ねえ。
[DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2012-11-14 17:54:54)
164.  トゥルース 闇の告発
 歯軋り。そして高まり続ける湿度をどうしようもなく感じながら、そうではないと無視し続けるには自身の人の良さを騙し続ける必要がある。しかし、そうするには遅すぎた。   中途入社で技術職に就いた彼は、直属の上司からの指示に困惑していた。「精査を」という指示に疑を抱き始めたのは一月も前だ。資料と現物の損傷から予測できるトラブルを、もう一度同じ物を作り直し、壊れるまで操業しもう一度報告するように、と言う。延々と何度も続いているのだった。  何重にも発生する経費と、指をくわえて眺める時間だけが過ぎていく。   しかし翌月、社内の報告会で「トラブルの解決を怠り同一不良製品の納入を繰り返して開発工程だけでなく、製造工程にまで損害を発生させている。部材購入に関する記録に不自然なところもある」と、突然上司が報告し始めたのである。業務懈怠と経費不正使用の疑いを掛けられてしまう。  この後、社長への直訴を試みたが、 「君は、普通であればこの様な事があったらただでは済まないはずだけれど、私に直接相談とはよほど覚悟があるのだろうね。処分はしないけれど彼の指示に従っておくべきだと思うよ」  と一蹴されてしまうのだった。しかし、彼の携帯電話はこの会話を記録していた。彼の上司の指示も、その上司への相談も、報告会で配られた資料も全て記録されているのだった。  この後少し落ち着いて彼は考えた。   数日の休暇を組み込んだ長い連休を挟んだ月曜日、彼は始業前に社長に呼び出されたのだった。 「いや、誰だってそう言う目で見られれば、怒るのも分かるよ。こういうことが無いように会社を良くしていこうな、ランチをご馳走させてくれ」などと言うのである。   彼は休暇前の数日を掛けて、「法律家に証拠を全て預けて、翌週刑事告訴を検討している」という噂をパート従業員の女性達に自ら流したのである。何カ所からも届くその噂に、社長は懐柔策をとったのであろう。  その後、直属の上司は一人しかいない部署を新設され隔離、不正経理はそこで行われるようになった。扱いに困るヤツとして彼も従来の業務から切り離され、数年経つが未だそこに戻れていないという。   っていう同級生のすんごいスケールの小さい話を思い出した。  本質的にはこんな事したら戻れないよな。自分がリークした汚職現場に復帰するだろうか。エンドロール前の数行は違和感があった。
[DVD(吹替)] 7点(2012-11-10 19:23:21)
165.  Mr.&Mrs. スミス 《ネタバレ》 
 この妙な安心感はなんだろう。微妙に違うんだけど、たぶんあれか。   南の方から空気に季節の変わり目の匂いがほんの少し交じり始めて、男女共にときめいたりそうじゃなかったり。もう少し待っていると気温が鬱陶しくなって来る。  縄張りの中に居るつがいのメスも子供を産んでしまうと旦那だったオスの顔に獰猛な唸り声をなすり付けている。  あんたが立っているその座標から一ミリでもこちらに近づいたら噛み殺すからそのつもりで、と言う意味なのははたから眺めている僕にも伝わってくる。 旦那としても、イヤイヤちょっとそばで昼寝でも、位のつもりだったのだろうがのっぴきならない。  子育てとプライドの激突、彼らの中ではあくまでも。眺めてる僕からはなんてかわいい奴らなんだの風景である。本気で殺り合ってもまあ死なない。   そう言う平和な雰囲気。似たような温さ。本人は必死。それが何と無く似て感じてしまった原因なんだろう。でもボロ雑巾になってフラフラと帰ってきた彼を見ると、マヌケさが何とも言えないのと、セリフもなく射殺されたキャラのことを思い出して複雑な気持ちになる。   これと比べたら明らかに米製歴史ドラマの合戦とかの方が残酷だったりするけど、そのドラマもこの映画もなんでか猫の喧嘩みたいにアハハで済んでしまう。
[DVD(吹替)] 6点(2012-11-10 00:59:06)
166.  アモーレス・ペロス 《ネタバレ》 
 メキシコらしいすさんで危険で、もう後戻りできない感覚がたまらない。もう戻れない道筋を選んでしまった主人公の生き様を理解しようとしても、その主人公の生き方が実は常人では無いと言うことに気づくともう後戻りは出来ないのだと無理矢理に納得するしかない。   こうすれば良かったのにだとか、こんな事をしてはいけないだとかの言い訳が一切通用しない。彼らは本物のその筋の人間だから。この国の現状を検索すると恐ろしさで足元がぐらぐらになるような錯覚を覚えるほどだけど、そういう今いるこの国から見える現実とはまた違う恐怖感が垣間見える。   本当のメキシコという物は、渡航に際して政府が厳重に注意を呼びかけるほどの有様にあるんだろうけど、この映画の主張する危なさも相当な物だ。ありきたりな日常を享受できるありがたさに本の少し気がついた。
[DVD(吹替)] 8点(2012-11-08 04:38:23)
167.  スパイキッズ 《ネタバレ》 
 子供がいないと逆に切ないんじゃないだろうか。無念だ。
[DVD(吹替)] 7点(2012-11-08 04:05:03)
168.  ハイティーン・ブギ 《ネタバレ》 
 どう言うわけか小さい頃家族で観た覚えがある。その時の家族の情景を浮かべると様々に良い思い出がよぎるのだけど、何故かッこの映画に良い印象がない。アイドル映画全開だからなんだろうな。
[地上波(邦画)] 3点(2012-11-08 03:55:13)
169.  トッツィー 《ネタバレ》 
 職能とはいったい何だろう。そう言うことに気づいた人も多いのでは無いだろうか。トッツィーの職能は果たして本人にマッチしていたのだろうか。そう言うことを考えるとなんだか何故か憂鬱になってしまう。そう言うことがよぎるというはやっぱりこの映画の出来が良かったと言うことなんだろうと思う。
[地上波(吹替)] 7点(2012-11-08 03:47:57)
170.  ジュマンジ 《ネタバレ》 
 優しさと楽しさに溢れていて、子供と一緒にみたいなと切に思わせる。残念なことはその子供が私にはいないということだ。
[DVD(吹替)] 7点(2012-11-08 03:43:57)
171.  陰謀のセオリー 《ネタバレ》 
 手足を縛られた脚本、定型的な演出、そしてどこかでみたことが有るストーリー。これだけの制約がありながらもメジャーがその手法を捨てずに作り上げている。何となく嫌悪感を感じる要素かもしれないけど、実際はそうではない側面もあるのかなとも思う。  90年代はマーケティングの時代とも言える。限られた情報をマーケティングでミックスして、ほんの少しだけ新しい物を作り出す。それが相乗効果を生む時代がこの10年間を彩っていた様に見える。そんな中で、この映画のようにどこかで観たような錯覚が見える映画も悪くは無い面も見えてくる。  元ネタになったと思しき作品達は、メジャーで出すには少し味が濃いかなと感じられるがこうやってメジャーで作られてみると万人に観てもらえる物になっていて、敷居を低くかつ高品質なものに仕上げられている。  そうやって作られて、色々な人に様々に感じてもらってもう少し深い世界観画を探してもらえる間口として機能するのであれば、大勢の作り手の懐の深さが感じられる。こう言った優しさのある作品がどぎつい世界観の作品への橋渡しになるのだと思うとちょっとした敬意が湧いてくる。
[DVD(吹替)] 6点(2012-11-08 03:42:11)
172.  ワイルドシングス 《ネタバレ》 
 普通に面白かったけど、空白のプロットが気になってしょうが無い。正直どんでん返ってないない。でも、サスペンス入門としては有りだと思う。
[DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2012-11-08 03:39:38)
173.  ブラックサイト 《ネタバレ》 
 こう言う映画は結構好きなんだけど、突っ込みどころが多すぎて何とも言えない。SAWを味付けして、メジャーらしい感覚で仕上げているんだけど。  なんて言うか、停電させろとか、ドメインを強制的に停止したらとか、志村後ろ誘拐されるぞとか。そう言う腋の甘さはいかんともしがたい。
[DVD(吹替)] 6点(2012-11-08 03:35:07)
174.  ゲーム(1997) 《ネタバレ》 
 あの夜、大学から帰る電車の中で5年ぶりに再会した同級生とたまたまその夜飲みに行くことになったのだが、「奢ってやるよ」の一言に期待を込めて鵜呑みにした自分の浅はかさに気付くべきだった。    都内から湘南に向かう電車に乗ってぼんやりと町の風景が流れていくのを眺めると、だんだんと東京の匂いは薄れて神奈川特有の雰囲気が濃くなってくる。都内とは違ううるささが窓の外に漂ってくると、その時「あ、久しぶりじゃん」などと声を掛けられ、そのまま昔話に突入した。  懐かしさとともに、色々思い出す。学区内でもあまり評判の良くない荒れた高校に進学して就職したと聞いてから完全に疎遠になっていたのだが、こうして会ってみるとそう言った事よりも懐かしさと興味でそれまでの事など吹き飛んでしまう。その流れで社会人の彼は「今日夜車で迎えに行くからさ、学生じゃ味わえない物を奢ってやるから楽しみにしてな」と、期待に溢れる言葉を残してとりあえず地元の駅前で別れた。   この夜、気質の人が全然居ないその筋のバーに連れて行かれて、ジャブジャブ高いお酒を飲まされて叙々苑をごちそうになった。そこから合流した白いスーツのお兄さんにつれられて集金のようなお使いのようなイベントに同行させられ「手強かった」等と車に帰ってくるお兄さんがしゃべってる瞬間、頭は真っ白である。しかし背徳感が面白いのも事実だった。   そのまま仄明るいころまでこの恐ろしい飲み会に付き合い、帰りの車の中で「どうだった?」と聞かれ、何とか気の利いたことを言おうとしたが「いや、怖くてコメント不能」と口を滑らしてしまった。しかし彼が発した意外な言葉に失禁しそうになる。 「実はちょっとしたゲームで、まじめな奴とこう言う遊びをしたかったんだ、アレは兄貴だよ」アハハと笑う。が、どう見ても二人ともに堅気では無い。 「来週大きな仕事があってさ、その前にちょっと仲の良かったお前と思い切り遊びたかったってのもある」などと意味深なことを言われもするが、本当に怖い面白い思いをしたものだ。   そんな恐ろしい昔の記憶がよみがえって、この映画の威力は二倍増し位だったと思う。 この映画に悪人は居なかった。このフィクションの安堵感はありがたい。もうどうにもならないんじゃないかって思える瞬間の恐怖感はエンディングまで続いてもらわなくて結構、あまりリアルだとお断りである。
[DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2012-11-08 03:23:09)(笑:1票)
175.  ロボコップ(1987) 《ネタバレ》 
 20年前とは思えないヒーロー像。現実感のある世界に、荒唐無稽な主人公を引っ張り出して観客をその脇に立たせてその顛末を眺めてしまうというスタンスは実に現代的。   ロボコップの立ち位置が法的に死体で、それを再利用した企業の固定資産でしかない。という所に妙な説得力があり、倫理観がガタガタになった世の中を冒頭の荒れきった警察署内や殺害シーン以上に暗示させる。このあたりの世界観構築の巧さは同年他SFB級作品を圧倒しているし、未だに色褪せない。   架空の都市、それも完全に倫理観や治安意識が破綻しつつもインフラだけは無機質に機能している社会に対する虞れと、それに対するささやかな反抗というテーマは普遍的だがそれをこういう妙なヒーローと合体させたという所に痺れる。  バーホーベン監督の神懸かり的な手腕によるグチャッとした奇妙な雰囲気も手伝い、ファンだけではなく従来のヒーローモノがそれほど好きではない人にもかなりオススメできる。当時の特撮を堪能することも出来、内容だけではとどまらないいろいろな面から一気に楽める。
[映画館(字幕)] 9点(2012-11-08 02:48:50)
176.  エイリアン 《ネタバレ》 
結構ハードSFしている。設定そのものは映画然とした物なのだが、この監督はそう見せるのが非常に巧い。 この映画を子供の頃洋画劇場で観たとき、未来はこうなるんじゃないかという確信めいた物を感じた。当たり前だが、そんなわけはない。けど、リアリティがある。宇宙にはこういう生き物がいるかもしれない、それで人間をこうやって襲ってくるかもしれない。で、助けてもらえる方法はない。  閉鎖された空間で説明不能な恐怖に追われるというのは結構セオリーではあるけど、それを感じさせない斬新さは本筋以外のところにつぎ込まれた工夫の数々で成り立っている。その無数の技巧が文字通りエイリアンに喰われているあたり、演出が冴えまくっている。
[地上波(吹替)] 8点(2012-11-07 07:43:41)(良:1票)
177.  ロード・オブ・ウォー 《ネタバレ》 
 作中に垣間見える事実が真実かどうかは別として、このような世界が構築されてはいけないと言う道理という物の大切さに揺るぎなさがある。  行為に魅力を感じてさえいる自分の浅はかさに気づき、行為の是非を眺める別の自分は後半の展開を戒めと取るか落胆を感じるのかを選べと迫る。   もし、このような才が自分に有ったとしたら、飛び込まずに自制できるだろうか。世の中の道から外れて殺されるまで続く累卵の脇道に、魅力を感じずにいられるだろうか。要するにその根源が金だけでは無いと言うところに、人の煩瑣と言う物がある。   それはさておき、ニコラスケイジさんの生き様マジカッケー。
[DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2012-11-05 17:41:36)
178.  新ポリス・ストーリー(1993) 《ネタバレ》 
 確かに相当面白い映画に仕上がっているし、雰囲気も良いし見終わった後の余韻もある。  けど、これは僕らのジャッキーじゃない。新天地を切り開こうとしていたジャッキーには大変申し訳ないけど、   これは僕らのジャッキーじゃないんだ。
[DVD(吹替)] 7点(2012-11-03 03:28:06)
179.  S.W.A.T. 《ネタバレ》 
 町中でバズーカと機関銃をぶっ放す集団が出てきたらそれはSWATどころの話じゃねえんじゃねえのか?  ドンパチが始まってから軍隊はよ出せと念じたけれど、陸軍もデルタフォースも当然出てこず、警官が殴り合いで解決してしまいました。   こっちじゃなくて、ノリス様のデルタフォースをリメイクすれば良かったのにね。大変無念であります。
[DVD(吹替)] 5点(2012-11-02 17:07:34)
180.  戦国自衛隊
 SFに文芸調の雰囲気を乗せるとか、難しいことをやろうとする。根本的に角川映画は文芸に対する引け目のような物が感じられて、何でもかんでも文芸作品的な手法を混ぜてくる。  どうしてこうなるのかよく分からないが、その割に考証や心情表現は画面上に見える範囲でしか行われないため別の場面で何で?ってなることが多い。実に多い。  グッとくる表現の継ぎ接ぎ的な手法なんだろうけど、巧くいっていない。    ようするにあれだ。普通に作れ。
[DVD(邦画)] 3点(2012-11-02 17:04:28)
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