1861. ドラッグストア・カウボーイ
《ネタバレ》 ケチくさいドラッグ強奪グループのリーダーが、ヨメもひくくらいの迷信ヘタレかあ。M・ディロンが、至ってマジメに営業をこなす係長みたいでジャンキーから連想される破天荒という言葉からとても遠い。ヘザーが死んじゃった時も、生真面目に頭を悩ませて現状を処理しようとするのだった。まじめでヘタレ、そんな彼を魅力に感じるかどうか。私は今いち。 [ビデオ(字幕)] 4点(2012-08-14 13:40:04) |
1862. 愛と精霊の家
《ネタバレ》 ある家族の大河ドラマではあるんでしょうけど、うーん、M・ストリープが超能力者である、という設定の意義があるんだかないんだかで、むしろ只者ではないオーラを出しているのはG・クローズの方だったりして、つまりは何を言いたいのか最後までよくわかんない映画。捕らえられたウィノナ、酷い目にあうんだ・・酷い目に遭ってからぽわーっとかーちゃん登場、いや遅いでしょ遅すぎ。もっと前に出てきてユーレイ騒ぎのひとつもおこしてくれれば、こんなことには。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2012-07-22 01:31:32) |
1863. ボディ・ダブル
《ネタバレ》 いやあ、あはは。デ・パルマ。この人の、「お前さん、そりゃあちょっと頭悪いよ」という批判をモノともしない映画創りの姿勢にはちょっと感嘆するものがある。無理・無駄びっしりの脚本と、目が回るってーもういいってーのカメラ、趣味としか思えないエロシーンの多用。犯人のオヤジがマスク被ってたのには声をあげて笑ってしまった。そんなあ~。 [地上波(吹替)] 4点(2012-07-01 00:51:30)(笑:1票) |
1864. アパッチ(1990)
この映画で印象強かったことといえば、T・L・ジョーンズが夜中に眠れず起きてきて食べてるのがなんでチョコのアイスバーなのかなーと。台詞のたびに歯が黒くて、そういうどうでもいいことのみ気になったのでした。 [地上波(吹替)] 4点(2012-05-30 00:52:48) |
1865. コピーキャット
《ネタバレ》 はて、一体どこがダメなんだろうこの映画。猟奇殺人のおどろおどろしさも描写しているしシガニーの切迫した演技は上手いしハリーなんかあんなにルックス崩して熱演したるのに全く怖さが伝わらないのは何故なんだ。何度かTV等で観賞したけど、ホリー・ハンターのいい年して女学生みたいな厚ぼったい前髪のせいだ、と思うに至った。 [地上波(吹替)] 4点(2012-05-09 11:35:13) |
1866. ゾディアック(2007)
《ネタバレ》 知らなかったもんねゾディアック事件。うっかり事件解決のカタルシスを期待したがために大変つらい思いをした150分。ラストが面通しで終わった時は桂三枝みたく椅子ごと後ろにひっくり返りそうになった。未解決ものジャンルでは韓国映画にアウトラインもそっくりなのがあるけれど、あちらが手がかりひとつひとつに謎解きの緊張感を持続させ、ラストシーンにまで余韻を持たせたのと比べれば米国版のこちらはドラマとして数段劣っていると感じる。小難しい顔を延々並べられても客としてはついて行きづらい。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2012-04-25 01:49:53) |
1867. 勝手にしやがれ
《ネタバレ》 突き放したような乾いたタッチと小じゃれた男女間の会話。やたら紫煙を上げる煙草。セシルカットが世界一似合う首筋も美しいジーン・セバーグと縞模様のワンピース。おしゃれです。でも上辺だけです。人物も話も美しくない。男の反応を見るために妊娠をちらつかせる女と、“お前のせい”と冷淡な男。チャラ男とヒキョーな女がいちゃついているのを見せられてもなにも響いてこないのです。こういう斜に構えた雰囲気が当時はウケた、ということなのでしょうか。私はどうも。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2012-04-11 00:53:15) |
1868. スリーパーズ
《ネタバレ》 そうそうたる出演陣のわりに印象が薄い、全体通してなんか雑な映画だった。院での陰惨な体罰ばっかり念入りに描いてるけど、成人してからのはしょりっぷりが酷い。各人の人物描写が今いちでぺらっと薄いので4人でテーブル囲んで「いつまでも続いたあの夜」とか言われても伝わるものが無いんですわ。重厚な雰囲気のくせに何故にこんなに薄味なのか知りたい。 [地上波(吹替)] 4点(2012-04-11 00:16:51) |
1869. バニラ・スカイ
《ネタバレ》 やーん 夢オチかい。夢オチ嫌いなんだよなー。ペネロペとキャメロンがくるくる入れ替わる辺りがちょこっとサスペンス風味、でも全体的にあんま面白くない。ペネロペがコケティッシュな魅力全開。可愛いのはペネロペだけど、役者としておお、と思う仕事をしたのはキャメロン・ディアスの方。女の執念の怖さ、哀しさがよく出てた。怖い怖い。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2012-04-08 01:04:05) |
1870. マイ・プライベート・アイダホ
美形二人が出ていて、画はきれいですが話は退屈です。リバーのひりひり焼きつくような孤独が全編覆っていてそれはそれは切ないのでした。 [映画館(字幕)] 4点(2012-03-24 02:11:42) |
1871. ボイス・オブ・ムーン
《ネタバレ》 いやはや わかんなかった。筋ははっきり無い。月が地上に落っこちてきた場面で堪忍袋の緒が切れたというか、監督、これは一体??と問いただしたくなる前衛っぷり。わからないけど忘れられない、整理のつかない厄介な思い出みたいな映画。今観なおしてもわかんない自信あり。 [映画館(字幕)] 4点(2012-03-21 00:23:11) |
1872. グリーン・デスティニー
こういうのはワイヤー・アクションにノれないとどうしようもないので、こういう動きはアリなんだ、ハガレンみたいなもんなんだと自ら言い聞かせてついていったのにあの終わり方はないよな。怒ってばっかりのチャンにも魅力を感じない。竹林を白い人影がひらひら舞うシーンは綺麗。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2012-03-20 00:22:10) |
1873. 悪魔のような女(1996)
《ネタバレ》 なんかどっかで見たことあるような感じだし、ネタが割れてしまうとあー、なあんだあ、と腰砕けになる。S・ストーンは衣装とっかえひっかえでアジャーニは無意味にやたら裸になる。ラストシーン、プールで死に物狂いの沈め合い、やっとこ命からがら女2人上がったとこでベイツ刑事がちゃらーんと登場。木の陰から。もっと早く出て来いと思った。 [地上波(吹替)] 4点(2012-03-06 00:56:01) |
1874. 氷の微笑
たいてい映画は一人で観に行くのだけども、この映画に限っては友人とシャロンの脚の組み換えシーンが本当にパンツなしなのかモザイクかかってんのかなどという実に志の低い目的を共有して映画館へ出向いたのでした。だから結局犯人誰なんだよう!と怒る権利もないわけで。このすっきりしない感はまあ罰当たったんだな。 [映画館(字幕)] 4点(2012-02-19 16:49:35)(笑:1票) |
1875. ワーキング・ガール
どうも私はメラニー・グリフィスという女優が好きじゃなく、この映画でもガサツさを感じるメラニーより余力でやな女をこなしているシガニーの方に軍配を上げたくなるのです。なので、当然観てて楽しくはなかったなあ。 [地上波(吹替)] 4点(2012-02-15 23:57:22) |
1876. 裸のランチ
そもそも、ラリッた奴の頭の中が整合性が取れてるわけがないので、ストーリーを理解しようとするのはハナから意味が無い。もっと、てんで破綻しちゃってんのかなと思ったら、監督けっこう一生懸命話つなげて物語を作ってる。エライなあ。面白くはなかったけど。ジュディ・デイビスがこの作品から声がかかったことに当初軽い怒りを感じた、ってエピソードに笑った。なんで私がムカデなのよってムカついたのですね。もっともだ~。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2012-02-04 02:27:38) |
1877. クイック&デッド
つまんないし。眉間にしわよせっぱなしのS・ストーンが浮いてて下手だし。なんでいっつもこんなに小汚くしてんのかしら。R・クロウがアップに耐えられるハンサムだったのにはちょっと驚いた。 [地上波(吹替)] 4点(2012-01-28 01:43:28) |
1878. ボーン・コレクター
《ネタバレ》 なんかヘタクソな映画。主役二人の心情描写も唐突なら、プロファイリングの仕方も雑。なんかよく分かんないけど、とりあえずすげー頭いいんだなこの人と思うより仕方ない。事件もだんだん描き方がおざなりになってゆく・・面倒になったのか尺が足りないことに気付いたのか。演出も浅いぞ 最後に女の子は助かると思ったよ。作り手の「ほら子供は助かったぞ 良かったでしょ」的な思惑を感じる。中年夫婦だって学生だってじいさんだって亡くなっては気の毒だと思うんだが。この良かったでしょ?な傲慢ぶりはラストのパーティーにも。散々な事件の後にこうまであっけらかんとされるとは。犯人のとってつけ感といい、がっかりだ。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2012-01-22 17:24:07) |
1879. ビール・フェスタ
酔ってもないのに目が回りそうなクダラなさ。あ~あ~と脱力しつつ、でもなんかだらだら観ささっちゃいました。ビールとおネエちゃんとアメリカ大好きな向きには楽しめると思います。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2012-01-21 15:00:49) |
1880. ピアノ・レッスン
いわゆる『女性映画』と冠がつくとあまり相性が良くないのだが、これもまた然り。同僚(女性)が泣かんばかりに「すごく良かったー」と言っていた。私は今ひとつH・ハンターに共感できず。女が自らの意志を開放しようとしたら、どうして必ずセックスが伴うんだろう。海辺のピアノ、この画だけで期待がものすごく高かったぶん、なんだかなあと思わされた。前出の同僚はピアノを弾く人なのだけど、それって何か感受性の違いに関係してきますかね? [映画館(字幕)] 4点(2011-11-29 01:07:28) |